2019年12月22日 クリスマス礼拝 ー人となられた神ー

ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
ヨハネ1:14


ヨハネ1:14-18

偉大な人物の誕生を記念することはあるでしょう。しかし、どの時代においても、全世界的に祝われるのはイエスキリストだけです。理由があります。「神が人となられた」特別な誕生だからです。クリスマスの本質であるこのことを知ることが大切です。「ことばは人となって…」の「ことば(ロゴス)」は、当時の聞き手人にとって「宇宙的、絶対的な存在」つまり神であると伝わりました。
マタイ福音書では「この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方」と伝えています。そうすると、私たち人間を罪から救うために、神が人となられて、お生まれになったことがクリスマスです。「…私たちの間に住まわれた」という表現は、旧約時代の幕屋に基づいたものと言うことが出来るでしょう。「彼らがわたしのために聖所(幕屋)を造るなら、わたしは彼らの中に住む」(出エジプト25:8)罪に満ちている人間は、栄光に満ちた神を見ることも、会うことも出来ません。
もし神を見るなら、それは死を意味します。ですから、神の側から人に近づいてくださったのです。それが幕屋であり、人としてお生まれになった神です。私たちを罪から救うためです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世(私たち)を愛された…」(ヨハネ3:16)のです。それは私たちの罪のためにキリストという代価を支払ったことを意味しています。それが十字架の死です。聖書のたとえ話の中に、畑の中に隠されている宝の教えがあります。その宝を見つけた人は、急いで帰って、自分の全財産を売り払って畑を買うのです(畑の所有者が宝の所有者)。父なる神が、ひとり子イエスキリストを、この世に人として遣わされたのは、このたとえのようです。私たちを価値あるものとして愛し、神の全財産であるひとり子イエスキリストを代価として払い、私たちをご自分の宝とされたのです。なんとしても罪から救いたいという思いで。

2019年12月22日 週報より報告

【来会】
☆12月8日(日)近隣在住の方が礼拝に出席されました。
☆12月15日(日)田村成幸宣教師が礼拝に出席されました。同日田村明子宣教師が立川病院に入院されたために急遽おいでになりました。

【ジュニアクリスマス集会の祝福】
☆12月15日午後、ジュニアクリスマス集会が行われました。賛美を中心とした集会が行われ、集会後にはオリジナルで作るタピオカパーティーで楽しみました。

【教会カレンダー】
☆来年の教会カレンダーを、ご自宅用、贈呈用としてお持ちください。

【クリスマスカード】
☆宣教師から、及び諸教会からクリスマスカードが届いています(ホワイトボードに掲示中)。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は、クリスマス礼拝です。私たちを罪から救うために、神が人となられたことを喜び、記念する日です。
☆本日の昼食は、クリスマス祝会です。食費は大人400円、子ども200円です。ビンゴ景品のご協力をありがとうございました。
☆本日午後礼拝はありません。

【今後の予定】
☆12月24日(火)19時30分からイヴ礼拝を行います。
☆12月28日(土)10時から青年会を行います。
☆12月29日(日)の礼拝は、田村成幸宣教師が説教奉仕されます。昼食後、年末感謝会を1階多目的室で行います。

【新年の予定】
・1月1日(水)11時~元旦礼拝(食事なし)
*1日の祈り会はお休みです。
・1月5日(日)11時~新年礼拝

【宣教カンファレンス&合同会議】
☆1月9日(木)、10日(金)富士宮市朝霧野外活動センターで、宣教カンファレンス&合同会議が行われます。集会のほかにJBBFの各機関である神学校、海外宣教委員会、国内宣教委員会、理事会の合同会議が行われます。

【祈りの要請】
☆12月17日(火)田村明子宣教師の手術が無事行われました。引き続き癒しのためにお祈りください。

2019年12月15日 コリント人への手紙第一 -主に喜ばれるために-

ですが、私がこう言っているのは、あなたがた自身の益のためであって、あなたがたを束縛しようとしているのではありません。むしろあなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるためなのです。 
Ⅰコリント7:35


講解説教№34
Ⅰコリント7章32-40

 結婚を含めた世の有様に心を奪われて、世の終わりを見つめることができなくなるため、独身でいる方が良い、というのが前回までの教えです。更にパウロは、「思い煩わないこと」を気にかけます。独身者は主に喜ばれるかと心を使いますが、既婚者はどうすれば配偶者に喜ばれるかと心を使います。どちらもなすべき大切なことです。だからこそ心が二つに分かれて思い煩うのです。だから、パウロの意見としては独身を勧めているのです。ただ、結論としては「あなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるため」(35)となります。「秩序(品位)ある生活」とは、神が求めている信仰者の「美しい姿」のことです。それは、思い煩いがない姿のことを言っています。余念なく、まわりのものに何ら妨げられることがない姿です。問題ばかりを抱えているコリント教会に、パウロは信仰の質を求めています。それは終末との深いかかわりにおいて、信仰者の必須かもしれません。ここで求められている「奉仕」はいわゆる熱心に奉仕作業に打ち込むことではありません。ここで使われている「奉仕する」という言葉は、「美しく傍らに座る」という二語で作られている重要な言葉です。つまり、主の傍らに座り、みことばを一心に聞き入る姿を言うのです。ルカ10:39-41では、マリヤがその姿を保ち、マルタが一生懸命の立ち振舞いでしたが、イエスの目から見て、それは思い煩いでしかなかったのです。マルコ3:13、14にも、十二弟子がイエスの傍らにいて、みことばを聞く姿が描かれています。現在の私たちの奉仕する姿を、自ら確認してみましょう。主の傍らでみことばを求める姿はどこかへ行き、熱心ではあるが、いつも心が分かれてしまう状態か、主のみそばにいて、御言葉のある生活か。後者は宣教に従事できるようになります。

2019年12月15日 週報より報告

【ドルカスクリスマス会の祝福】
☆12月12日(木)ドルカスクリスマス会が行われました。ピリピ2:3-8から「クリスマスの意義」について語られました(牧師)。その後、桧葉を使ったリースを作り、また昼食を楽しみました。20名のご婦人たちと、メンバー10名、計30名でご降誕を祝いました。

【子どもクリスマス会の祝福】
☆12月14日(土)子どもクリスマス会が行われました。子どもたちとゲームを楽しんだ後、クリスマスメッセージが語られ(歩師)、決心者も与えられました。後半はクリスマス工作を行い、帰りにお菓子入りの巾着袋が配られました。13名の子どもたちと保護者2名、メンバー10名、計25名でご降誕を祝いました。

【本日の予定】
☆礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆昼食後、トラクト配布を行います。教会周辺の一番町2丁目に配布します。
☆14時からジュニアクリスマス集会を行います。午後礼拝はありません。
☆ジュニアクリスマス集会後、集会参加者でトラクト配布を行います。残りの枚数を確認してから配布地を決めます。

【今後の予定】
☆12月22日(日)11時から、クリスマス礼拝を行います。礼拝後の昼食はクリスマス祝会です。➀食費は大人400円、子ども200円です。②プレゼント交換参加者は500円程度のものをご用意ください。③ビンゴ大会用の景品をご提供ください。
☆12月24日(火)19時30からクリスマスイヴ礼拝を行います。

【年末年始の予定】
☆年末年始の予定は以下の通りです。
・12月29日(日)昼食後、年末感謝会
・1月1日(水)11時~元旦礼拝(食事なし)
*1日の祈り会はお休みです。
・1月5日(日)11時~新年礼拝

【祈りの要請】
☆田村明子宣教師の手術のためにお祈りください。詳しくは滝山教会からの報告からお伝えします。

2019年12月1日 コリント人への手紙第一 -与えられた召しのまま従うとは-

ただ、おのおのが、主からいただいた分に応じ、また神がおのおのをお召しになったときのままの状態で歩むべきです。私は、すべての教会で、このように指導しています。
Ⅰコリント7:17


講解説教№32
Ⅰコリント7章17-24

「神がおのおのお召しになったとき」とは、救われて信じる信仰が与えられたときのことです。「おのおの主からいただいた分に応じ」とは、神からの割り当てがおのおのにあるということです。私たちは、おのおのに具体的な生活をし、家族を持ち、或いは社会の中で具体的な立場を負っています。そういう状況の中で私たちをお召しくださったのです。例えば聖書に登場するザアカイは、たまたま背が低かったのかもしれませんが、彼にとっては重要な状況の一つです。そのことにより木に登らなくてはならなくなり、イエスに見出されるのです。召された時の状態とはそういうことであり、そこに留まって歩むことが教えられているのです。私たちの救われた時のすべての状況を、ご自身の救いのご計画の中で、神は生かされるのです。皆さんは自分自身の状況を悲観してはいませんか。その人は他でもない、神はあなたを呼び、キリストのいのちをもって買い取られたあなたそのものを用いようとされているのです。当時は割礼のある、なしが問題でしたが、パウロは割礼のある者も、ない者も、今あるがままの姿で神は招いておられる…ですから現状のまま歩みなさいと教えているのです。また奴隷制度が存在していた当時は、奴隷の身分のクリスチャンがいたようです。その身分を恥じるクリスチャンに、主にあって召された者は主にぞする自由人であると言ったのです。ペテロの手紙の中で、奴隷のクリスチャンに対して「…横暴な主人に対しても従いなさい」(Ⅰペテロ2:18)とあります。これは主に属する自由人でなければできないことです。奴隷であるか、自由であるかという身分は重要ではありません。その置かれたところで神の命令を守ることの方がはるかに重要なのです。ですから、おのおの召されたときのままの状態で、神の御前にいようではありませんか。

2019年12月1日 週報より報告

【報告】
☆11月24日(日)新来者の方が来会し、礼拝に出席されました。
☆11月24日(日)年末大掃除とクリスマスの飾りつけが行われました。
☆11月30日(土)青年会の新メンバー歓迎会が行われ、昭島の施設でボルダリングを楽しみました。

【本日の予定】
☆昼食後、青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時から伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆12月5日(木)ドルカス会で聖書の学びを行います。
☆12月7日(土)10時から青年会で聖書の学びと青年キャンプの打合せを行います。

【クリスマスの予定】
☆クリスマスの予定は以下のとおりです。
・12月12日(木)10時~ドルカスクリスマス会
・12月14日(土)14時~子どもクリスマス会
・12月15日(日)14時~ジュニアクリスマス集会
・12月22日(日)11時~クリスマス礼拝
・12月24日(火)19時30分~イヴ礼拝

【結婚式】
☆結婚式の出席確認は本日までです。ホワイトボードにご記入ください。

【フェローシップ】
☆柏聖書集会(三澤隆男師)、カンボジア(芝山直路宣教師)、ロシア(佐藤葉子宣教師)から宣教レポートが届いています。
☆若葉教会(スミス師)より諮問会の案内が届いています。鈴木しのぶ姉の婦人宣教師としての諮問です。

2019年11月24日 コリント人への手紙第一 -神に喜ばれる生活 2-

それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。
創世記2:24


講解説教№31
Ⅰコリント7章10-16


 クリスチャンとして結婚をどのように考えたらよいかという問いに、パウロが答えているのが7章です。結婚観はその時代によっても違い、個々でも違います。タブー要素の多いと思われる性の理解となるとなおさらです。10節以降パウロは、離婚してはいけないことを命じています。なぜいけないのか、聖書に、その根拠があります。「ふたり(夫婦)は一体となる」(創世記2:24)とは結婚の奥義です。結婚は、それまで無関係であった二人が、出会って結ばれるのではなく、本来一体であった者たちが、その本来の姿を取り戻すために結び合わされるというのが聖書の結婚観です。男が先に創造され、「人(男)が、ひとりでいるのは良くない」と神が判断され、「ふさわしい助け手」としての女が造られました。助け手とは、自分のできることを代わってやってくれる援助者ではありません。男にはない、欠けたところを助けるパートナーが助け手です。神が結婚を奥義として定められたことは、男と女のふたりが、ふたりなのではなく、「ひとり」である(一体)ということです。一枚岩です。このことから、離婚は禁止事項というよりも、「ひとり」を引き裂くという成り立たないことなのです。この奥義に基づいて、パウロは、既に結婚しているクリスチャンに離婚してはいけないと命じました(10)。万が一離婚してしまった場合には、再婚せずにいることを教えました。離婚したとは言え、一度一体となった者が、別のところで新たな「一体」を築くことは、本来起り得ないことだからです。ですから、もう一つの選択は和解することです。次に夫婦のどちらかがクリスチャンでない場合に対しては、一体という奥義に立つクリスチャンの側から離婚を提案してはならないと教えます(12,13)。もしクリスチャンではない側が離婚を切り出した場合は、安易に同意すべきではありませんが、どうしても離れていくというなら、そうさせなさいと教えます。その理由は、離れていく側に聖書の結婚観がないこと、また「…神は、平和を得させようと」とあるように、一緒にいることで理不尽さが増すことを避けるため、また、結婚関係に縛り付けておいて、相手を救い得るかどうかは、こちらが判断できないためです。結婚において神に喜ばれる生活がどういうことか、「自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい」(6:20)ということがどういうことか、じっくり吟味しましょう。

2019年11月24日 週報より報告

【ドルカス会】
☆11月21日(木)ドルカス会で礼拝が行われ、マルコ3章より、「主が望まれる弟子」についてメッセージが語られました。

【本日の予定】
☆礼拝後、聖歌隊の練習を短く行います。
☆昼食後、青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時15分から年末大掃除を行います。物品施設委員会より、役割分担と参加者割振りが提示されます。それに従って行ってください。雑巾等の提供ありがとうございました。
☆本日の午後礼拝は大掃除のためお休みです。

【今後の予定】
☆11月30日(土)青年会で新メンバー歓迎会を行います。集合時間等は決まり次第お知らせします。
☆12月1日(日)13時から伝道委員会を行います。

【クリスマスの予定】
☆クリスマスの予定は以下のとおりです。
・12月12日(木)10時~ドルカスクリスマス
・12月14日(土)14時~キッズクリスマス
・12月15日(日)14時~ジュニアクリスマス
・12月22日(日)11時~クリスマス礼拝
・12月24日(火)19時30分~イヴ礼拝

【年末年始の予定】
☆年末年始の予定は以下の通りです。
・12月29日(日)昼食後、年末感謝会
・1月1日(水)11時~元旦礼拝(昼食なし)、同日の祈り会はなし
・1月5日(日)11時~新年礼拝

【結婚式】
☆2020年2月22日(土)に行われる結婚式の出席確認を、12月1日(日)までにホワイトボードにご記入ください。

2019年11月17日 コリント人への手紙第一 -神に喜ばれる生活-

あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現わしなさい。
Ⅰコリント6:20
 

講解説教№30
Ⅰコリント6章1-7節

 7章では、コリント教会の兄姉たちからの質問に答えます。「男が女に触れないのは良いこと」というのは兄姉たちの認識で、夫婦に与えられた性的関係についてのことです。不品行の罪を犯す者がいて、それを黙認する教会の存在は、クリスチャンたちに悪影響を与えました。彼らは「性関係そのものが汚れであり、結婚することも罪である」と考え、それに対してどう思うかパウロに訪ねたのです。パウロの答えは「不品行を避けるために…(結婚しなさい)」(2)です。これは既に不品行の罪を犯し、それを良しとする偽りの教理の影響を受けているコリント教会への容認です。間違った禁欲生活はサタンの誘惑に自ら陥るものです。そうであるなら、不品行を避けるために結婚するほうが主に喜ばれるのです。自分のからだをもって神の栄光を現すことがどういうことなのか、今の信仰の状態から考えるべきです。次にパウロは、自分の権利よりも相手に対する義務を果たすことを容認として命じています(3,4)。この義務と権利も、夫婦の性的関係のことを指しています。夫婦の性生活において、自分の権利よりも相手に対する義務すなわち思いやりを優先するということです。「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」(マタイ7:12)すなわち、愛しなさいというイエスの教えを、夫婦関係においても実践しているのです。私たちのからだはキリストの尊いいのちをもって買い取られました。だから、私たちは自分のからだをもって神の栄光を現していくのです。これを問題の山積しているコリント教会に求めていくこと自体驚きです。愚かで、神の御前にふさわしくない私たちをどうして神は用いようとされるのでしょう。それは、神が私たちをただ愛しておられから、あわれんで用いてくださるのです。この愛に応えていきましょう。

2019年11月17日 週報より報告

【婚約式】
☆11月10日(日)礼拝後、婚約式が行われました。親族の方々が礼拝から出席され、神の祝福に共に与ることが出来ました。

【教会会議】
☆11月10日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。各部、委員会報告、会計報告等は、議事録でご確認ください。

【本日の予定】
☆13時から教師会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊練習を行います。
☆聖歌隊後、結婚式の打合せを行います。

【今後の予定】
☆11月21日(木)10時30分からドルカス会で礼拝を行います。
☆11月24日(日)昼食後、青年キャンプ実行委員会を行います。同日13時15分から年末大掃除を行います。雑巾、古新聞の提供をお願いします。午後礼拝はお休みです。

【結婚式】
☆2020年2月22日(土)14時から結婚式を行います。出席する方はホワイトボードに名前をご記入ください。準備の関係上お早めにお願いします。

【トイレの照明】
☆一階のトイレの照明が人感センサ―でON・OFFができるようになりました。スイッチは現状のまま、動かさないでください。

【プリンター】
☆牧師室で使用のプリンターが故障のため、新しいプリンターを購入しました。

2019年11月10日 ー聖書が語る、『自分の弱さを誇る』とはー

しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
Ⅱコリント12:9



Ⅱコリント12章9節

人は普通、自分の強さを誇ります。競争社会で勝ち抜くためには当然の生き方でしょう。しかし、イエスキリストを信じてクリスチャンになると、生き方が変わります。弱さを誇るようになります。パウロはそれを繰り返し語り、しかも堂々と語ります。「…弱さ以外には誇りません」(12:5)「喜んで弱さを…」(12:9)その理由は、キリストの力が弱さのうちに完全に現れるからです。キリストの力が最も現れたところが十字架です。「十字架のことばは…神の力です」(1:8)キリストの十字架が何ゆえに力なのか?だから、教会は十字架を掲げるようになったということになるわけですが、ただ、十字架は死刑判決を受けた者のローマの特別な処刑法です。イザヤ53章3-12節には、イエスの十字架の預言が記されています。「さげすまれ、のけ者にされ、刺し通され、口を開かない、激しい苦しみ」など、十字架上のイエスは弱さでしかありません。当時無罪判決が言い渡されたにもかかわらず、イエスをねたむ者たちの執念で無惨にも十字架刑となってしまったのです。この処刑が特別なのは、人権を完全に無視した処刑だからです。本来死刑は死刑囚といえども、人間なので、人権を尊重して、誰も見ていない所で、なるべく苦しまずに息絶えさせるというものです。しかし、十字架刑は、手首、足首に釘を撃ち抜かれて木に掲げられます。すぐに死亡させないために麻酔効果のある酸いぶどう酒を飲ませられます。その目的は、町のだれもが見物できるためです。通りがかった人たちが「顔をそむけるほどさげすんだ」と預言されたとおりのことが起こったのです。「激しい苦しみ」というのも、肉体以上に、人格を破壊するほどの恥と侮辱を受けるのです。それでも、何一つ無罪の弁解をすることなく、「口を開かない」のがイエスだったのです。
なぜ、罪のないイエスが、激しい苦しみを伴って十字架を負わなければならなかったのでしょう?それは「多くの人の罪を負った」からです。これがキリストの弱さです。徹底的に弱くなられたことで私たちの罪を負うことが出来たのです。罪を負われたので、私たちの罪をお赦しになったのです。キリストだけが罪を赦すことが出来ます。これがキリストの力です。死んで葬られたキリストは、三日目に死者の中からよみがえられました。更なるキリストの力です。救いと赦しと永遠の祝福を与えることのできる力です。私たちも、自分の弱さのうちにこそ、キリストの力が現されます。弱さゆえに低くなり罪を赦すことができたキリストの力が現されるのです。

2019年11月10日 週報より報告

【来会】
☆11月3日(日)沖縄教会の兄弟が久しぶりに礼拝に出席されました。沖縄教会に牧会者が就任するようにお祈りください。

【ドルカス会】
☆11月7日(木)ドルカス会で箴言の学びが行われました。その後、クリスマスカード作りが行われました。

【ピアノ】
☆11月8日(金)ご近所の方よりアップライトピアノを譲って頂きました。多目的室に設置しました。

【青年会】
☆11月9日(土)青年会及び青年キャンプ実行委員会が行われました。聖書のメッセージの後、青年キャンプ各担当のこれまでの報告と今後の予定を確認しました。青年以外の担当者も参加しました。

【祈り会】
☆11月6日(水)の祈り会より、ヨブ記のメッセージに入りました。「人は目に見える利益なしに、純粋に神を信じることができるのだろうか?」という問題提起がヨブ記全体に貫かれています。

【本日の予定】
☆礼拝後、婚約式を行います。
☆昼食後、聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。

【今後の予定】
☆11月17日(日)13時から日曜学校教師会を行います。
☆11月24日(日)昼食後、年末大掃除を行います。動きやすい服装をご用意ください。雑巾、古新聞の提供をお願いします。
この日の午後礼拝はお休みです。

2019年11月3日 コリント人への手紙第一 -神の栄光を現しなさい-

あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。
Ⅰコリント6:20
 

講解説教№29
Ⅰコリント6章19-20節

 クリスチャンのからだは、聖霊の宮であり、自分自身のものではないとパウロは重要なことを語ります。「宮」は神殿の聖所で、神の臨在される神聖な場所を指します。私たちのからだが宮であるとするのは、神から受けた聖霊のゆえです。なぜ自分のからだが自分自身のものではないのかは、「代価を払って買い取られたからだ」と説明しています。買い取られたのであれば、それはその方の所有になるのは当然のことです。ここで私たちが知らなければならない聖書の真理は、自分のからだが自分のものではないことと、何の代価をもって払われたかということです。その代価はイエスキリストです。「この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています…」とパウロはローマ1章7節で語っています。十字架の赦しです。故意にも不意にも罪を犯し、あるべき姿になることが出来ず、果たすべき義務を果たせない罪を犯し続ける者を、神はどうして赦すことが出来るのでしょうか?ダビデも「不法を赦され…主が罪を認めない人」の幸いを歌っています(詩篇32)。その神の「赦す」は「神の記憶から消し去られる」ことを意味します。消し去るのですから思い出して責めることができないのです。一点の罪も見逃すことの出来ないお方が、赦すことができたのは、ご自分のひとり子に人類のすべての罪を負わせたからです。それが十字架刑であり、ただ死ねば良かったわけではありません。肉体苦痛と精神的苦痛を必要以上に味合わせ、恥をさらしながら死んでいくことが十字架刑の目的です。その十字架から、私たちが負わせた罪がどれほど重く赦し難いものであったかがわかります。そして、こんな罪人なのに、「どうしても救いたい」という神の愛がわかります。このようにして買い取られた自分のからだをもって、喜んで神の栄光を現したいのです。

2019年11月3日 週報より報告

【先主日】
☆10月27日(日)鹿毛愛喜先生ご家族をお招きしました。礼拝及び午後礼拝で説教の奉仕をしてくださり、午後には青年キャンプ主催に向けての交わりの時を持ちました。
☆10月26日(土)、27日(日)井口牧師夫妻とかのん姉は歌の森教会に招かれました。婦人修養会では「子育てについて」、伝道集会では、「キリストの赦し」とのテーマで説教奉仕をしました。お祈りを感謝します。

【本日の予定】
☆13時から伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。ガラテヤ人への手紙の講解説教、5回目です。
☆午後礼拝後、クリスマスに向けての聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆11月7日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆11月9日(土)10時から青年キャンプ実行委員会を行います。青年以外の担当者もご参加ください。最初の30分は礼拝を行います。10時30分から打合せとなります。
☆11月10日(日)礼拝後、有本悟兄と小宮山歩師の婚約式を行います。
☆11月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。各部・委員会の代表者は9日(土)までに、必要に応じ報告事項、予定事項を牧師までお知らせください。
☆11月17日(日)13時から日曜学校教師会を行います。
☆11月24日(日)昼食後、年末大掃除を行います。この日の午後礼拝はお休みです。

【フェローシップ】
☆香港の吉田正治宣教師、バングラデシュの富岡昌宣教師より、宣教レポートが届いています。

2019年10月27日 ダビデの確信

ついで、ダビデは言った。「獅子や、熊の爪から私を救い出してくださった主は、あのペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。」サウルはダビデに言った。「行きなさい。主があなたとともにおられるように。」
                   
Ⅰサムエル17:37
 

サムエル記第一17章31-40節

「私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。」
(マタイ6:12)「主の祈り」の5番目の祈りです。この祈りで考えなければならないことは、前半と後半の関係です。主に罪を赦していただくことと、誰かの罪を赦すことがどういう関係にあるのかということです。このみことばを読むとき、或いは実際にこのことばを引用して祈る時に、気になるのは「赦しました」と過去形で言い切っている所です。その部分は正直なところ、少し躊躇します。文語訳だと、「我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ」となり、誰かの罪を赦すことが、自分の罪が赦される条件のように聞こえます。イエスのたとえ話の中にも「…私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか」 また、「あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天の私の父も、あなたがたに、このようになさるのです」(マタイ18:33,35)とやはり、赦すことが赦されるための条件のように聞こえます。もしそうだとすると、信じる信仰のみの、神の無条件の赦しの教えに反します。この祈りの真意は、キリストの赦しと人を赦すことは必ず調和しているということです。キリストの赦しを受け入れる人は、必ず人を赦すことが出来るのです。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは自分で何をしているのかわからないのです」(ルカ23:34)との十字架上の至高の赦しをもって、私たちの罪は完全に赦されているのです。それを信じて受け入れている者に、必ず他者への赦しが伴うのです。人を赦すとき、特に信仰を共にする兄弟を赦すときに苦しむことがあるかもしれません。苦しみながらもキリストに向かっているならば、その人は十字架の赦しを本心から知る尊い訓練の時となります。

2019年10月27日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆10月27日(日)キッズクラス・ジュニアクラス合同の聖書講演会が近隣の公園で行われました。近所の方々が参加しました。
☆26日(土)に引き続き、27日(日)の二回の聖書講演会に新来者の方が参加されました。
☆特別献金は2万7千円(4件)が献げられました。

【本日の説教者】
☆本日の説教者は港北ニュータウン聖書バプテスト教会副牧師の鹿毛愛喜先生です。2020年青年キャンプの説教を引き受けてくださり、本日もキャンプテーマである「確信」に関連する説教をしてくださいます。ご家族は奥様のちひろ先生、みわざちゃん5歳、栄臣(えいじ)君3歳、みふみちゃん1歳です。詳しい紹介は別紙をご覧ください。

【牧師夫妻】
☆昨日から井口牧師夫妻は歌の森聖書バプテスト教会で伝道集会及び修養会の説教奉仕です。25日(金)北陸新幹線が運転を再開し、昨日、無事富山駅まで向かうことが出来ました。かのん姉が同行しています。帰宅は28日(月)です。

【本日の予定】
☆13時から、青年キャンプに向けて愛喜と交わりの時を持ちます。青年以外の兄姉もご参加ください。礼拝堂で行います。
☆14時から午後礼拝を行います。午前に引き続き、愛喜先生に語って頂きます。
☆本日の聖歌隊はありません。

【今後の予定】
☆11月10日(日)礼拝後、婚約式を行います。
☆11月9日(土)10時から青年キャンプ実行委員会を行います。青年以外の担当者もご参加ください。最初の30分は礼拝を行います。10時30分から打合せとなります。
☆11月10日(日)13:30から聖餐式及び教会会議を行います。

【フェローシップ】
☆宣教クォータリー、ボイスが届いています。

2019年10月20日 聖書講演会(第二回)ー大丈夫ー

そして人々に言われた。「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」       
ルカ12:15
 

ルカ12章13-21節

 イエスのたとえ話から、ある金持ちの安心プランが語られました。金持ちである上に畑が豊作、貯蓄スペースを拡大し、自分のすべての財産をしまっておこうと。ところがある夜、彼のいのちが神から取り去られました。このたとえのポイントは「いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではない」ということです。聖書が「いのち」というとき、2種類あります。神のいのち(ゾーエー)と人間的いのち(プシュケー)です。神のいのちは霊的ないのち、生きる力を与える根源的ないのちです(15節で使用)。人間的いのちは人の肉体的、精神的な意味でのいのちです(19,20節の「たましい」がそれ)。人間的いのちのために、食事をし、睡眠をとり、運動したり、楽しんだり、学んだりします。財産はこのいのちのために使うわけです。その財産が人の安心を保障すると思うので、多くの人は必要以上にこれを求めるのです。それを貪欲と言います。神のいのちは、この世の財産によって豊かにすることはできません。財産を蓄えても死んでしまえば、その財産はその人にとって何の関係もなくなります。金持ちの問題はプランそのものではなく、いのちを自分の所有と勘違いしたことです。いのちの所有は、突如として取り去った神にあるのです。自らの安心と確かさのために生活を営んでも、神のいのちを認めないなら、何の備えにもなりません。肉のいのちを取り去られて終わりです。神のいのちがあるから、人は愛するかかわりを求めて生きるのです。或いは生きる意味といった永遠を思いながら生きるのです。神のいのちを持つ人は失われるものは何一つありません。より豊かに生きるのです。神のいのちがなければ全世界を手に入れても安心は得られません(マタイ16:26)。神のいのちはイエスキリストを信じることで与えられます(ヨハネ3:16)。

2019年10月20日 週報より報告

【報告】
☆10月17日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。礼拝後、武蔵砂川駅周辺にトラクトを配布しました。
☆花の苗が献品されました。玄関周辺に綺麗に植えられました。

【聖書講演会】
☆10月19日(土)聖書講演会の第一回目が行われました。詩篇23篇から、罪の弱さを認めた者に与えられる神の保護について語られました。配布された案内をご覧になり、水野さん親子、大槻さんが来会されました。祝福をお祈りください。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は聖書講演会の第二回目です。テーマ「大丈夫」について聖書から語られます。
☆13時から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆14時から聖書講演会の第三回目が行われます。

【今後の予定】
☆10月26日(土)27日(日)牧師夫妻は富山県の歌の森聖書バプテスト教会の伝道集会及び修養会の説教奉仕です。台風の影響を受けた北陸新幹線の運転が再開された場合は、26日(土)朝に出発しますが、運転見合わせの場合は25日(金)夕刻に出発します。帰宅は28日(月)です。
☆10月27日(日)礼拝及び午後礼拝の説教は、港北ニュータウン聖書バプテスト教会の鹿毛愛喜先生がご奉仕くださいます。テーマは「ダビデの確信」(午前)、「パウロの確信」(午後)です。同日13時から青年キャンプに向けて、愛喜先生と交わりの時を持ちます。青年以外の兄姉もご参加ください。
☆11月10日(日)礼拝後、有本悟兄と小宮山歩師の婚約式を行います。

【フェローシップ】
☆2020年ジュニアキャンプの第一報が届いています。
☆台風19号の災害支援ボランティアのために宿泊提供をしてくださる教会があります。長野聖書バプテスト教会とグレースキャンプ場です。詳細は牧師まで。

2019年10月13日 コリント人への手紙第一 -あなたは神のもの-

あなたがたのからだはキリストのからだの一部であることを、知らないのですか。キリストのからだを取って遊女のからだとするのですか。そんなことは絶対に許されません。
                     
Ⅰコリント6:15


講解説教№28
Ⅰコリント6章12-18節


教会は、神の栄光を現すという目的で存在していることは聖書が示す事実です。高慢の罪に埋もれて、その目的を失ったコリント教会に対して、パウロは現状を理解させます。その上でクリスチャンが神とどのような関係にあるのかを教えていきます。第一にクリスチャンは、神のために生かされている存在です。そのためにクリスチャンには自由な選択が与えられています。神の救いに与っていない人には自由はありません。罪を犯すしかないからです。「すべてのことが私には許されたことです」とパウロが言ったのは、コリント教会の不品行を犯した人の立場を代弁しています。不品行まで正当化した自分中心の見方です。「しかし、すべてが益になるわけではありません」、「…どんなことにも支配されはしません」は神を中心としたパウロの立場です。皆さんはどちらの発言ですか?さて13節でパウロは食物と腹の切っても切れない関係から、コリント教会の人たちもからだと不品行は切り離せないと考えていることを指摘しました。食物も腹も、その役目を終えるときが来ます。なぜならクリスチャンは栄光のからだに変えられるので、それらは不要となります。それらは役目を終えますが、からだと不品行はそうではありません。からだは不品行を犯すためにあるのではなく、神のためにあるからです。キリストがよみがえられたのは、私たち自身のよみがえりのための重大な保障です。ですから私たちは必ず神と永遠の過ごすのです。この神の栄光のために私たちは生かされているのです。罪を犯すためでも、欲望を満たすためのからでもありません。救われた私たちは神の所有です。ですから神に喜ばれたいと願いながら生活するのです。またクリスチャンはキリストのからだの一部で(15)であることから、私たちが罪を犯す時は、キリストのからだに罪を犯させているのです。

2019年10月13日 週報より報告

【召天】
☆10月7日(月)北国分キリスト教会(千葉県市川市)の白根喜代志牧師が召天されました。10月10日(木)、11日(金)に市川市内の葬儀場で前夜式、告別式が行われました。司式、説教は三澤隆男師が担当されました。牧師が出席しました。白根師はJBBFの信仰箇条作成に着手されたお一人で、フェローシップの働きに貢献されて来られました。ご家族と教会に主の慰めがあるようにお祈りください。

【台風】
☆昨日予定されていたスタッフ奉仕、清掃奉仕、青年会は、台風のため休みとなりました。

【本日の予定】
☆礼拝後、短く聖歌隊の練習を行います。聖歌隊は礼拝堂にお残りください。
☆13時から日曜学校教師会及びトラクト配布を行います。

【今後の予定】
☆10月19日(土)15時から「大丈夫」のテーマで、聖書講演会の第一回目を行います。新来者、再来者が集うようにお祈りください。また牧師のメッセージ奉仕のためにお祈りください。
☆10月20日(日)10時から、日曜学校のキッズクラス、ジュニアクラス合同の聖書講演会を行います。ライオンズガーデン近くのどんぐり公園で青空礼拝を予定しています(立川市の許可済)。メッセージの歩師のため、天候が守られ、子どもたちが集うようにお祈りください。
☆10月20日(日)11時から聖書講演会の第二回目を、14時から第三回目を行います。キリストの福音が大胆に語られるようにお祈りください。
☆10月26日(土)27日(日)牧師夫妻は歌の森教会の伝道集会及び修養会の説教奉仕です。「キリストの赦し」のテーマで牧師が3回のメッセージ、「子育てについて」と日曜学校で奈保美師がそれぞれメッセージを担当します。28日(月)に帰宅予定です。
☆10月27日(日)礼拝及び午後礼拝の説教は、港北ニュータウン教会の鹿毛愛喜師がご奉仕くださいます。テーマが「ダビデの確信」(午前)、「パウロの確信」(午後)です。
☆11月10日(日)礼拝後、婚約式を行います。

【聖書講演会 奉仕、特別献金】
☆聖書講演会の特別賛美、証奉仕を募集していましたが、引き受けてくださった兄姉に感謝します。
☆特別献金は20日(日)まで受け付けています。

【JBBF】
☆流山、柏、千本浜の各伝道所から宣教報告が届いています。

2019年10月6日 コリント人への手紙第一 -不正をも甘んじて受ける-

そもそも、互いに訴え合うことが、すでにあなたがたの敗北です。なぜ、むしろ不正をも甘んじて受けないのですか。なぜ、むしろだまされていないのですか。
Ⅰコリント6:7 


講解説教№27
Ⅰコリント6章1-11節


 6章に記されている、恐らく教会員同士の金銭が絡んだ問題を通して、教会にはどのような責任が与えられているのかということを学ぶことが出来ます。第一に教会は権威を用いて治めなければなりません。パウロが問題視したのは金銭問題を教会の外にある裁判に任せたことです。コリントの兄姉たちが問題にしたのは、彼らの自己中心的な罪から来る不正(不利益)であり、だまし取られた被害でした。しかし問題にすべきは罪そのものです。第二に教会は、教会の中で正しくさばくべきです。教会にはさばく権威が与えられています。だから不品行の罪を対処する時も「取り除きなさい」(7)とさばきを行う権威があるのを確認することができるのです。
第三に教会はさばきに必要な知恵が与えられています。パウロは「兄弟の間の争いを仲裁することのできるような賢い者が、ひとりもいないのですか」と言いました。いないことを責めているのではなく、いるはずだと責めているのです。教会にはひとりひとりに神が賜物を必ず与えておられるからです。教会は自分の好みや都合で治めてはなりません。正しく治めるために、御言葉の知恵がどうしても必要です。
このことを教えた上でパウロは、一段と深く踏み込んだところを教会の人たちに語ります。信仰者同士が訴え合うこと自体が敗北であることを突き付けたあとに、むしろ不正をも甘んじて受けないのですかと責めたのです。不正をあえて受け入れると不正をした相手はどうなるのでしょう?恥を見て真っ赤になるのです。(ロマ12:19-21)過ちに気づき、教会が何であるかを恐れをもって知るのです。ですから善をもって悪に打ち勝つのです。私たちは教会に対して無知であってはなりません。教会を軽んじてはなりません。

2019年10月6日 週報より報告

【報告】
☆9月29日(日)教会の草刈りを行いました。
☆9月29日(日)日曜学校ジュニアクラス教師たちは滝山教会の午後の礼拝(アクセス礼拝)に出席しました。

【ドルカス会の祝福】
☆10月3日(木)ドルカス会で「聖書のお話とお菓子づくりの会」が行われました。メッセージは聖書講演会に先立ち「大丈夫」のテーマでイザヤ書43章から語られました。お菓子づくりは滝山教会の横田姉がご指導くださいました。姉たちのご友人らが来会し、28名が集いました。

【本日の予定】
☆13時から短く伝道委員会を行います。
☆13時から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習、トラクト配布を行います。先発グループは西武立川駅周辺へ、聖歌隊は練習後に教会周辺へ配布します。

【今後の予定】
☆10月12日(土)10時から青年会及び青年キャンプ実行委員会を行います。
☆10月13日(日)昼食後、SS教師会を行います。
☆27日(日)牧師夫妻は歌の森教会の伝道集会及び修養会の説教奉仕です。
☆10月27日(日)礼拝及び午後礼拝の説教は、港北ニュータウン教会の鹿毛愛喜師がご奉仕くださいます。
☆11月10日(日)礼拝後、婚約式を行います。

2019年9月29日 コリント人への手紙第一 -必要な悲しみ その2 -

私が書いたことのほんとうの意味は、もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、ということです。
Ⅰコリント5:2
 

講解説教№26
Ⅰコリント5章9-13節

コリント教会の兄姉たちは「不品行な者たちと交際しないように」とのパウロの指示を誤解し、教会外の一般の人との交際を禁じられたと思っていました。ところが教会内の人たちの中で不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者と交際しないようにとの指示だったのです。教会内のクリスチャンの中にそういう人がいるのか、という疑問を抱きますが、これは聖書が示すことです。そういう人は一時的、瞬間的な罪ではなく、その罪の犯し続けて止めようとしないこと、罪の生活がその人の生き方になってしまっていることを言っています。「貪欲な者」は決して満足しない人のことです。クリスチャンは、「鳥をも神が養い、鳥よりもはるかに優れた人間を神は必ず養う」と信頼するように成長していくはずなのですが。「酒に酔う者」は単に飲む以上に、我を忘れて、冷静な判断ができなくなるほど酒に支配される人のことです。成長したクリスチャンは、何が神の前に正しく、何が喜ばれるかを考えながら行動します(Ⅰコリント6:12)。「人をそしる者」は他人を非難したり、悪く言ったりすることです。成長すると、人の徳を養うのに役立つ言葉を話すようになりますが、いつまでも陰口をたたいていることを楽しんでいる人はどうしてなのでしょう?「略奪する者」は泥棒のことです。成長したクリスチャンは、「自らのための仕事ではなく、相手の利益のための仕事」に至るまで成長するのですが。これらは一般的には罪とされないものです。しかし教会は重要視します。というのは、その人の行いを見ることによって、その人の救いの有無が分かるからです。教会内におけるさばきは、生ぬるい信仰で満足している者に警告を与え、救いを確かなものとすることができます。信仰に生きる私たちも、より正しく神の御前を歩むことが出来ます。

2019年9月29日 週報より報告

【2020青年キャンプ主催準備】
☆9月28日(土)滝山教会で青年キャンプのレクレーションの打合せが行われました。レクレーションの一つの企画を滝山教会に依頼しています。
☆青年キャンプ第一報を諸教会に近日郵送する予定です。

【トラクト】
☆秋の聖書講演会「大丈夫」のトラクトが完成しました。8千枚を配布します。本日から配布を開始します。ご協力ください。

【本日の予定】
☆日曜学校ジュニアクラスの教師たちは、13時30分から始まる滝山教会の礼拝に出席します。
☆昼食後、トラクト配布を行います。参加人数により配布場所を決めます。
☆本日、トラクト配布と並行して、清掃と草刈りを行います。

【今後の予定】
☆10月3日(木)10時からドルカス会で、「聖書のお話とお菓子づくりの会」を行います。30名近く参加予定となっています。祝福をお祈りください。
☆10月26日(土)27日(日)牧師夫妻は富山県の歌の森教会(秋山牧師)の伝道集会及び修養会の説教奉仕です。「キリストの赦し」というテーマで牧師が3回、「子育てについて」というテーマと、日曜学校で奈保美師がそれぞれ1回行います。
☆10月27日(日)礼拝及び午後礼拝の説教は、港北ニュータウン教会の鹿毛愛喜師がご奉仕くださいます。
☆11月10日(日)礼拝後、有本悟兄と小宮山歩師の婚約式を行います。

【聖書講演会 特別献金】
☆10月の聖書講演会のための特別献金を募ります。目的は「献金を通して伝道に参加すること」です。ささげられた献金は、トラクト等の伝道費用に用います。

2019年9月22日 コリント人への手紙第一 -必要な悲しみ-

それなのに、あなたがたは誇り高ぶっています。そればかりか、そのような行ないをしている者をあなたがたの中から取り除こうとして悲しむこともなかったのです。         
Ⅰコリント5:2 
 

講解説教№25
Ⅰコリント5章1-8節


 5章から不品行の問題についてです。この問題を通してパウロは、教会が罪に対してどのように振る舞うべきかを教えます。第一に教会は罪を正しく憎むことです。それを怠ると、教会のなすべき愛の実践を勘違いして、「かわいそう」と罪をも受け入れてしまいます。コリント教会は不品行の罪を黙認していたのです。だからパウロは厳しく、その罪の行為をしている者を取り除こうとして悲しむこともなかったと言ったのです。特にコリント教会の問題は、罪ある者を愛して受け入れたと誇っていることです。罪を裁かないことを、自分たちを誇る理由にしているのです。高ぶることをやめれば、罪を悲しむことをしなければなりません。彼らはその部分で戦わなければならないのです(ヤコブ4:9,10)。第二に教会は罪を正しくさばくことです。パウロがエペソにいながらにして、不品行の罪を犯した者をすでにさばいたとは、教会から除名したということです。除名の目的はその人が本当の救いを自分のものとすることです。本当に救われていたとすると、神を愛し、神に従うはずです。その信仰の行為が見えないとすると、その人の信仰をもう一度吟味する必要があるのです。その手段が除名です。教会が聖書に基づく除名の目的を共有していれば、「厳しい、かわいそう、かえって証しにならない」などという人間的な判断から守られることになるのです。第三に教会をきよく保つことです。「古いパン種を取り除きなさい」とパウロが言ったのは、高慢を取り除けということです。高慢はイースト菌のように少ないものでも全体に及ぼす影響が大きいので取り除けと命じるのです。
イエスは罪人を愛し、罪を憎まれました。教会も罪はどこまでも憎み、罪人を愛するのです。除名は愛があって初めて可能な行為です。

2019年9月22日 週報より報告

【報告事項】
☆9月15日(日)調布教会の所悠先生をお招きし、礼拝及び午後礼拝でメッセージを語って頂きました。
☆9月15日(日)牧師はセントラルバプテスト教会の伝道集会でメッセージ奉仕でした。
☆9月19日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。
☆9月21日(土)青年会で学びが行われました。

【本日の予定】
☆本日の日曜学校で、キッズクラス、ジュニアクラス、成人クラス合同の暗唱聖句大会を行いました(メッセージ:小宮山歩師)。
☆13時から礼拝堂で兄弟会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆9月28日(土)10時から滝山教会で青年キャンプのレクレーションの打合せを行います。
☆9月29日(日)日曜学校ジュニアクラスの教師たちは滝山教会で行われる午後の礼拝に出席します。
☆10月3日(木)10時からドルカス会で、「聖書のお話とデザートつくりの会」を行います。
☆11月10日(日)礼拝後、婚約式を行います。

【聖書講演会 特別献金】
☆10月の聖書講演会のための特別献金を募ります。目的は「献金を通して伝道に参加すること」です。ささげられた献金は、トラクト等の伝道費用に用います。

【その他】
☆インドネシア(広瀬宣教師)、流山伝道所(青島師)より宣教報告が届いています。

2019年9月15日 従い通し、輝き通す信仰~カレブに学ぶ~

私は私の神、主に従い通しました。
  ヨシュア14:8



ヨシュア記14章6-14節


9/11祈り会説教 「エステル記1章 ~王妃の交代に始まる神の働き~」

エステル記には神名がいっさい出て来ません(1~10章)。この時代、民がことのほか不信仰で、神が怒って出て来ないわけではありません。むしろ、ペルシャの支配下の日常の中で、神が摂理的に働かれていることを、より明確に示そうとした意図的な書き方です。1章にエステルは登場しません。主が彼女を用いるためのプロローグが記されています。ペルシャのアハシュエロス王の権威と力を示すために国家規模のパーティーが開かれました(3)。身分の高い人たちを招待して富と栄誉を示すために180日間も続けました。それでは足らず、身分の低い人たち、つまりだれでも庭に招待して7日間酒を振る舞いました。酒で心が陽気になった王は、最後に自分の王妃を自慢しようとしました。ところが王妃がこれを拒否。怒り心頭の王は、王妃の処分の仕方を検討させ、最終的には法令を変更させてまでして、王妃を交代させることにしたのです。この出来事があったのでエステルが王妃として選ばれるのです。聖書は王妃が王の命令を拒否した理由に触れていません。日頃から強情さがあったのでしょう。王にしても、法律を変える大事になりましたが、もとはと言えば、王の自分勝手さという日常がそこにあるのです。神の名はそこに出て来ませんが、その日常的な営みの中に、神が確かに介入していることを見るのです。私たちの日常にも、神の働きが目に見えなくても、一つ一つの出来事の背後に、神の配列が隠されているのです。あなたの学校生活に神は入って来られない、と思っていませんか?あなたの職場になかなか神は働いてくださらない、と思っていませんか?目に見えなくても、神の間違いのないご計画を信じ、神が働いてくださることを信じて祈りましょう。


2019年9月15日 週報より報告

【本日の説教者】
☆本日の説教者である所悠先生をご紹介します。
「東京都出身。東京大学卒業後、NHKに勤務(番組制作・編成に従事)。1975年2月調布教会にて救いの決心、翌年3月にバプテスマ受浸。1982年執事に就任。1998年9月神学校入学、2001年卒業。2002年2月に按手礼、同年4月に協力牧師に就任、こひつじ幼稚園園長兼務。現在名誉協力牧師として調布教会で仕える。」

【報告事項】
☆9月8日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。
9月14日(土)青年会で、箴言7章の学びと青年キャンプ実行委員会が行われました。

【本日の予定】
☆本日の礼拝、及び午後礼拝の説教者は調布聖書バプテスト教会の所悠師です。
☆本日牧師はセントラルバプテスト教会の伝道集会で説教奉仕です。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆9月22日(日)10時から日曜学校で暗唱聖句大会を行います。
☆9月29日(日)日曜学校ジュニアクラスの教師たちは滝山教会で行われる午後の礼拝に出席する予定です。
☆10月3日(木)10時からドルカス会で、「聖書のお話とデザート作りの会」を行います。
☆11月10日(日)礼拝後、有本悟兄と小宮山歩師の婚約式を行います。

2019年9月8日 コリント人への手紙第一 -私にならう者となってください-

私がこう書くのは、あなたがたをはずかしめるためではなく、愛する私の子どもとして、さとすためです。  Ⅰコリント4:14

講解説教№24
Ⅰコリント4章14-21節

「(コリント教会に)争いがあるようで」(1:11)と始まった、手紙の最初の主題のクライマックスの部分です。父親としてのパウロが愛する子どもとしての兄姉たちをさとすために、これまでのことを書いていると伝えました。その内容は結果として彼らがはずかしめられるほど鋭いものでした。その上でパウロは「どうか、私にならう者となってください」と切に願うのです。父の正しさ、立派さにならえとは言っていません。むしろ、キリストのために愚かで、弱く、卑しめられていることを(10)ならうように言っているのです。力強い伝道者としてではなく、自分の中に何の豊かさも持てず、弱さの中にひたすらキリストの力に拠り頼む者としてのパウロ、この世の人々からは愚かと侮辱を受けても、仕えることを止めないパウロの姿にならうのです。このためにパウロはコリントにテモテを送りました。自分自身が行くことの出来ない事情があったからです。テモテは「忠実な子」でパウロにならう生き方が出来ている人でした。それは「ことばではなく、力を見せ」ることが出来るということです。コリントの兄姉たちは言葉巧みに語りますが、その生き方は争い、ねたみがあるのですから変えられていないのです。力とは、キリストの十字架における神の力のことです。人の知恵による言葉は争いを生むものでしかありませんが、十字架のことばは新しい現実を生み出します。「主を喜ぶことは、あなたがたの力です」(ネヘミヤ8:10)とあります。主を喜ぶことが力、つまり力の源は自分の中にないのです。キリストの十字架による救いを喜ぶことにこそ、本当の力の源があるのです。『信仰によって、自分が強くなれば何かが変わる』と思わないように気をつけなければなりません。それこそコリントの兄姉たちが陥ったところです。この聖書の教えを自分のさとしとしてしっかり聞きましょう。

2019年9月8日 週報より報告

【報告事項】
☆9月2日(月)神学校の第65回入学式が行われ、4年課程に1名が入学されました。校長代行の斎藤秀文師より奨励、安藤修司師(船橋教会)よりメッセージが語られました。「神学校だより」新刊に、斉藤校長代行の文面と兄の証等が掲載されています。
☆牧師は入学式後、国内宣教委員会に出席、来年1月開催予定のJBBF全体拡大会議について話し合いました。
☆9月5日(木)ドルカス会で箴言の学びが行われました。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式および教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆会議後、日曜学校教師会を行います。

【今後の予定】
☆9月14日(土)10時から青年会を行います。
☆9月15日(日)の礼拝及び午後礼拝の説教は、調布聖書バプテスト教会の所悠師です。
☆9月15日(日)牧師は前橋のセントラルバプテスト教会の伝道集会で説教奉仕です(2回)。テーマが「Gate Keeper 命の門番」です。お祈りください。
☆9月22日(日)10時から日曜学校の暗唱聖句大会を行います。

【青年キャンプ実行委員会】
☆2020年青年キャンプに備えて、現在実行委員会は係ごとに準備を進めています。本日の会議においても進捗状況の報告があります。各係ごとの議事録が紺色のファイルにまとめて、教会図書棚に置いてあります。

【その他のお知らせ】
☆インドネシア宣教の「メダン便り」が入江一義宣教師から届いています。
☆10月27日(日)に行われる京葉地区合同青年会の案内が届いています。

【台風】
☆今夜台風15号が関東に上陸するおそれがあるとの予報が出ています。教会の駐車場、駐輪場と裏手に風で飛ぶようなものがないかを確認しましょう。

2019年8月25日 コリント人への手紙第一 -神の奥義の管理者-

こういうわけで、私たちを、キリストのしもべ、また神の奥義の管理者だと考えなさい。                                           
Ⅰコリント4:1


講解説教№22
Ⅰコリント4章1-5節


 パウロは、コリントの兄姉たちの霊的成長のために、教会のリーダーたちを「キリストのしもべ」と考えるように指示しました(4:1)。ここで語られている「しもべ」は奴隷船の中でも最下層の奴隷に当たります。奴隷は当然のように犠牲が伴います。船が沈没しかけると、船を軽くするために最下層の奴隷たちが真っ先に海に投げ捨てられます。パウロはここで、教会のリーダーたちはキリストに仕える者の中で最も仕えることを実践している身であることを主張したのです。それはイエスの教えを実践しているに過ぎないことです(ルカ22:24-27)。教会のリーダーたちは兄姉たちの必要を覚えて最も低く仕えているのですから、争いの材料になり得ないはずです。しかしそうなってしまったのは、救われた者たちが神に仕える者に変えられたことをわかっていないからです。パウロは兄姉たちにも「私にならう者となってください」(4:16)と願います。第二に、パウロは自分たちが「神の奥義の管理者」であることを教えました。仕える使用人的立場でありながら、家の管理的な大きな責任を任せられる人のことです。しもべでありながら、重要な神からのメッセージを預かっていたのがパウロたちです。この立場の人に求められていることは、語る雄弁さでも、威厳でもありません。忠実さです。これも主の教えに従っているに過ぎない事柄です(マタイ25:20-23)。人間的に見るならアポロは雄弁(使徒18:24)、パウロはおとなしい(Ⅱコリント10:1,10)と比較しかないでしょう。事実コリントの兄姉たちはそのようにしか見ていませんでした。見るべきは彼らが忠実であるかです。人からの評価は不要です。最終的に私たち自身を評価されるのは神です。それはキリストのさばきの座で、キリストによって必ず各人が評価されるのです。

2019年8月25日 週報より報告

【青年会】
☆8月24日(土)青年会で、箴言の学びと青年キャンプの打合せが行われました。

【名古屋教会SSキャンプ】
☆8月23日(金)、24日(土)小宮山歩師は名古屋教会の日曜学校キャンプ(岐阜県の宿泊施設)の説教者として参加されました。本日は名古屋教会の日曜学校で説教、礼拝で証し、特別賛美の奉仕です。

【本日の予定】
☆礼拝後、短く青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時から兄弟会を行います。礼拝堂に集まってください。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆8月31日(土)14時からジュニアクラス合同交わり会を行います(開催時間を変更しています)。
☆9月2日(月)神学校の入学式が行われます。1名が入学予定です(掲示中)。牧師は式と式後に行われる国内宣教委員会に出席します。
☆9月15日(日)牧師は前橋のセントラルバプテスト教会の伝道集会で説教奉仕です(トラクトを掲示中)。立川教会での説教者は調布聖書バプテスト教会の所悠師です。

【午後礼拝説教】
☆先週でコロサイ人への手紙を終え、本日よりガラテヤ人への手紙です。礼拝でのコリント人への手紙と合わせて、パウロ書簡に詰まった主の教えを集中的に学びます。

【その他】
☆滝山聖書バプテスト教会より、滝山教会員の高木拓哉兄を伝道師として招聘したとのお知らせが届いています(掲示中)。
☆東アジア宣教(孫師)の報告が届いています。回覧しますので、読まれた方は回覧に記名してください。

2019年8月18日 コリント人への手紙第一 -人間を誇ってはいけない-

あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。                                         

Ⅰコリント3:16



講解説教№21
Ⅰコリント3章16-23節


 据えられた土台(霊的指導者からの教え)にどのように建てるかは各クリスチャンの責任です。「金、銀、宝石」か「木、草、わら」のいずれかで建てるとは、主の教えを実践するか、しないかということです。その真価はキリストのさばきによって問われます。金属は火で溶かすことで不純物を取り分けます。同じように、クリスチャンも主のさばきの前に各人の働きが明瞭になるのです。そのさばきの結果は建物が残って報いを受けるか、焼けて報いを逃すかです。クリスチャンの果たすべき責任(みことばの実践)が必ず評価されるということです。クリスチャンとしての責任が問われるのは、「あなたがたが神の神殿」であるという神聖な事実があるからです。神殿には至聖所という神の臨在される場所があります。つまり、救われたクリスチャンと、その集まりである教会のうちには神が臨在されているということです。その神殿を壊すなら神がその人を滅ぼすと厳しいさばきが語られています。壊すとは、偽りの教えにより、教会に分裂を起こし、主の望まれる建て方をさせないことです。つまり主の教えを実践させず、主の再臨に対する希望を抱かせないなら、主は必ずさばくのです。パウロは今一度、知恵を誇る人たちに、自分を欺いてはならないこと、誇ってはいけないことを教えます。クリスチャン自身が、教会が神の臨在する聖なる場所であることを知り得ない知恵は愚かであり、無益です。その知恵でどんなに教会を高めようとしても、争いが生じ、教会を壊すことしかできないのです。
教会或いはクリスチャン一人一人に神が住んでくださっている聖なる場所であることを、ほんとうに知らないのか、その事実を忘れているのか、それとも、わかっているのに自堕落な教会生活を送っているのか、自問して対処しようではありませんか。

2019年8月18日 週報より報告

【受浸】
☆8月11日(日)バプテスマ式が行われました。信仰生活の祝福をお祈りください。

【オープンカレッジ】
☆8月11日(日)成人クラスのオープンカレッジが行われました。イエス・キリスト(贖い主)の唯一性、神性、人性について教理的に学びました。

【全国聖会の祝福】
☆8月13日(火)14日(水)浜松で全国聖会及びJBBF70周年記念式典が行われました。聖書信仰に立つJBBFがこれからの時代に、何を守り、何を実行しなければならないかチャレンジを頂きました。メッセージは、理事会代表石川安義師、神学校代表石川実師、在日宣教師代表朴点得師、国内宣教委員会代表加治佐聖也師、そしてメインスピーカーのジョンカナラップ師(米BBFI宣教委員長)が語られました。立川教会から18名が参加しました(67教会758名参加)。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆8月23日(金)~25日(日)小宮山師は名古屋教会の日曜学校キャンプの説教奉仕です。祝福をお祈りください。
☆8月24日(土)13時から青年会を行います。
☆8月25日(日)13時から兄弟会を行います。
☆8月31日(土)10時30分からジュニアクラス合同交わり会を行います。ホワイトボードに交わり会に必要な食品の一覧が掲示しています。ご提供くださる方は名前をご記入ください。ご協力よろしくお願いします。

【神学校入学式】
☆9月2日(月)神学校の入学式が行われます。牧師は式と式後に行われる国内宣教委員会に出席します。

【説教奉仕】
☆9月15日(日)牧師は前橋のセントラルバプテスト教会の伝道集会で説教奉仕です。立川教会での説教者は所悠師(調布)です。

2019年8月11日 コリント人への手紙第一 ークリスチャンとしての責任ー

与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。                                   
Ⅰコリント3:10


講解説教№20
Ⅰコリント3章10-15節


 霊的幼子が成長するためには、まず教会の霊的リーダーの存在が必要です。パウロ自身、その責任を「…土台を据えました」と表現しました。彼の行った伝道、救われた人に聖書の真理、を教えたことで土台を据えました。この働きは「賢く」しなければなりません。その賢さは自らの知恵と力ではなく、与えられた神の恵みによるものです。霊的リーダーは神の恵みにいかに依存できるかで、その責任を果たすことが可能となります。この事実は、クリスチャンのだれでも神の働きに用いられるということです。「私には出来ない」と言う必要もなければ、言ってはならないのです。また、この働きはリーダーひとりでは出来ません。他のリーダーたちが必要です。アポロはその一人です。これらの霊的リーダーたちの働きがあって、次にクリスチャンたちの責任が来るのです。「それぞれが注意しなければなりません」の部分です。神のことばを正確に語るというリーダーたちの責任に対して、そのみことばを実践して行くというのがクリスチャンたちの責任です。それはイエスキリストという土台、つまり救いがスタートラインです。その土台の上にどのような建物を建てて行くかが、実践としての責任です。一つは、金、銀、宝石にたとえられている、イエスという土台にふさわしい生活、もう一つは、木、草、わらにたとえられている土台にふさわしくない生活です。みことばを実践し(マタイ7:24,25)、福音の望みであるキリストの再臨を待ち望めるか(コロサイ1:23)が、土台にふさわしい生活です。みことばを実践しないというのが、土台にふさわしくない生活です。私たちはすでにイエスという土台を据えています。その土台の上で霊的幼子で居続けることは不自然です。成長を神に願うならば、必ず成長します。成長すなわち、みことばの実践です。

2019年8月11日 週報より報告

【教会車】
8月5日(月)教会車(マツダAZワゴン)の車検が行われました。基本整備のほかに、車検基準を満たすために、ファンベルトとタイヤが交換されました。

【部会】
☆8月10日(土)青年会で箴言5章の学びを行いました。その後、青年キャンプ実行委員会の打合せを行いました。

【本日の予定】
☆礼拝後、有本悟兄のバプテスマ式を行います。
☆13時から成人クラス・オープンカレッジを行います。礼拝堂で、「イエスキリスト」について教理的に学びます。その後、多目的室で交わりの時を持ちます(お菓子とお茶を用意します)。
☆本日の聖歌隊練習はお休みです。

【今後の予定】
☆8月13日(火)、14日(水)アクトシティ浜松でJBBF全国聖会が行われます(主催:掛川教会)。また聖会中にJBBF70周年記念式典が行われます(主催:JBBF理事会)。参加者は、配車された車ごとに出発してください。受付が12時30分開始、第一集会が14時からです。全国聖会用の名札を受け取ってください。
☆8月23日(金)~25日(日)小宮山師は名古屋教会の日曜学校キャンプの説教奉仕です。
☆8月31日(土)10時30分からジュニアクラス合同交わり会を行います。滝山教会のジュニアたちを招待します。ホワイトボードに交わり会に必要な食品の一覧が掲示しています。
ご提供くださる方は名前をご記入ください。ご協力よろしくお願いします。

【秋の聖書講演会】
☆秋の聖書講演会の詳細が決まりました。
日時:10月19日(土)、20日(日)
説教者:井口拓志師
テーマ:「大丈夫」
大丈夫、と言い切ることのできるものがない世の中にあって、クリスチャンが「大丈夫」と確信することを聖書から伝えます。

【JBBF70周年記念誌】
☆個人注文用の70周年記念誌が届きました。一冊150円です。

【その他】
☆タイ宣教(泉宣教師)の宣教レポートが届いています。

2019年8月4日 コリント人への手紙第一 -霊的幼子からの脱却-

私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
Ⅰコリント3:6


講解説教№19
Ⅰコリント3章5-9節

 教会の中でねたみや争いがあり、派閥を作ってしまったコリント教会に対して、パウロは霊的幼子と診断しました。そこから脱却するための第一の方法は、人ではなく神を見上げることです。そのことを「アポロとは何でしょう。パウロとは何でしょう…」とコリントの兄姉たちが派閥のリーダーに仕立てている人たちの名をあげて考えさえています。パウロは、私たちは「しもべ」、神に用いられた、ただの給仕するしもべに過ぎないと言いました。給仕する者を褒める人はいません。給仕する人を遣わした主人が褒められるべきです。確かにパウロは福音の種を蒔き、伝道の成果を上げた「植える」働きをしました。アポロは救われた人を育成する「水を注ぐ」働きをしました。しかし、いずれも成長させたのは彼らではなく神ご自身です。そのようにパウロは神を見上げさせることにより、霊的幼子から脱却させようとしたのです。第二の方法は、神に対して忠実であることです。パウロは植える者、水を注ぐ者は「一つ」と強調しています。救いの働きに対して、同じ目的を持ち、同じ動機を持って主に仕えているしもべとして一つと言うことです。「どれだけの人を救おうか、いかに成長に導くか」と私たちは願いますが、それらをすべて行う神に対して忠実に働きたいという願いで取り組むかが大切なのです。8節の言葉から、この働きの責任は一人一人にあることがわかります。神が一人一人に与えてくださった賜物を用いることによる責任です。「自分の労苦に応じて報酬を受ける」のですが、何を達成したとか、何人の人を救ったということではありません。自分の労苦に応じて、つまり頂いた賜物を用いて忠実に、主の命じられたことを行ったかどうかによる報いです。私たちは「神の協力者」とされました。神と共に働く特権を頂いているのです。神を見上げ、忠実になることで霊的成長を。

2019年8月4日 週報より報告

【本日の予定】
☆13時から日曜学校教師会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。パウロの働きを助けた協力者たちから信仰生活の秘訣を学びます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆8月5日(月)教会車(マツダAZワゴン)の車検が行われます。2017年に購入後、最初の車検となります。
☆8月10日(土)13時から青年会を行います。
☆8月11日(日)礼拝後、有本悟兄のバプテスマ式を行います。
☆8月11日(日)13時から日曜学校成人クラスのオープンカレッジを行います。「神の選びの民の贖い主とはだれですか」との問いから、「イエスキリスト」について教理的に学びます。参加希望者はホワイトボードに名前を記入してください。
☆8月13日(火)、14日(水)浜松でJBBF全国聖会が行われます(主催:掛川教会)。また聖会中にJBBF70周年記念式典も行われます(主催:JBBF理事会)。祝福をお祈りください。
☆8月23日(金)~25日(日)小宮山師は名古屋教会の日曜学校キャンプの説教奉仕です。
☆8月31日(土)10時30分からジュニアクラス合同交わり会を行います。滝山教会のジュニアたちを招待します。

【秋の聖書講演会】
☆秋の聖書講演会の詳細が決まりました。
日時:10月19日(土)、20日(日)
説教者:井口拓志師
テーマ:「大丈夫」
大丈夫、と言い切ることのできるものがない世の中にあって、クリスチャンが「大丈夫」と確信することを聖書から伝えます。

【その他】
☆千本浜教会(道下義嗣師)の伝道レポートが届いています。

2019年7月28日 コリント人への手紙第一 -信仰を吟味せよ-

さて、兄弟たちよ。私は、あなたがたに向かって、御霊に属する人に対するようには話すことができないで、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話しました。          
Ⅰコリント3:1


講解説教 №18
Ⅰコリント3章1-4節


 3章に入り、パウロはコリントの兄姉の内面に深く突っ込んでいきます。彼らを「肉に属する人、キリストにある幼子」と言いました。「いつまで、子どもでいるのか」というお叱りの言葉です。彼らの歩みは救われていない人のようです。ただ、与えられた救いは確かなものです。彼らの生活は、習慣的に罪を犯し続け、神に逆らい続けても構わないというものではないということははっきりしています。神に喜ばれたいという思いがどこかにあったのです。それが救われた人の特徴だからです。ところが彼らは正しい選択をしないで肉的な人としての歩みを選んでしまったのです。何が神に喜ばれ、みこころなのかを正確に見極めて、従って行くことの出来ない道を進んでしまったのです。コリントの兄姉たちの信仰が成長しない一つの原因は、みことばを聞くだけの者だったことが挙げられます。みことばを聞くということは、そのみこころに従っていくという責任が伴います。聞くことが目的になってしまうと成長は望めません。みことばを聞くと恵まれますが、聞いただけなら力にはなりません。力がなければ罪の生活からの変革はないのです。コリントの兄姉の現状は、ねたみでした。自分以外の人が注目を浴び、評価されるとき、ねたみの罪は黙っていることが出来ません。さらには争いでした。特にことばの争い。互いに「教会のため」と思って言い争うのです。しかし主が言われる教会のためというのは、赦し合う中で、賜物を用い合って仕えることです。そういう愛の実践ではなく、罪の実践が行われていたのです。「あの手紙(Ⅰコリント)によってあなたがたを悲しませたけれども」と、パウロは第二の手紙で語っています(Ⅱコリント7:8)。実に厳しい言葉ですが、信仰を吟味するには必要なのです。信仰の変革のチャンスです。痛みが伴いますが、必ず成長します。

2019年7月28日 週報より報告

【来会】
☆7月21日(日)新来者の方が来会し、礼拝に出席されました。祝福をお祈りください。

【キッズお楽しみ会の祝福】
☆7月27日(土)日曜学校のキッズお楽しみ会が行われました。ルカ15章の「見出された一匹の羊」をモチーフに劇、ゲームが組み立てられ、小宮山師を通してメッセージが語られました。通常よりも少人数でしたが、参加したお友だちと親密にかかわることができました。救いのためにお祈りください。

【本日の予定】
☆13時から礼拝堂で伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆8月4日(日)13時から日曜学校教師会を行います。
☆8月13日(火)、14日(水)アクトシティ浜松でJBBF全国聖会が行われます。現在伝道委員会で配車を調整中です。14日(水)の祈り会はお休みとなります。
☆8月23日(金)~25日(日)小宮山師は名古屋教会の日曜学校キャンプの説教奉仕です。

【日曜学校の夏季イベント】
☆日曜学校は夏休み期間、以下のイベントを計画しています。
○8月11日(日)13時成人クラスオープンカレッジ
掲示板に講義内容と参加者の声が掲載されています。
○8月31日(土)10時30分ジュニアクラス合同交わり会(滝山教会のジュニアを招待)
【JBBF70周年記念誌】
☆JBBF70周年記念誌を申し込まれる方は、本日中に申し込み用紙に名前を記入してください。一冊150円です。
【めぐみバプテストテンプル】
☆めぐみバプテストテンプルから、伝道師就任のお知らせが届いています。先月神学校を卒業した香川盛治兄が就任されました。

2019年7月21日 コリント人への手紙第一 -キリストの心-

生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。        
Ⅰコリント2:14


講解説教 №17
Ⅰコリント2章10-16節
 
 神の救いのご計画を、人間自らが決して悟ることがないのが神の知恵です。信じようがないこの状態をどうしたらいいのかということを10節以降で説明します。第一に、聖霊によって神の知恵が与えられたことを教えています。神がどういうお方か、神の救いはどういうものか、人の存在はどういうものか、それらがわかるのは聖霊によります。聖霊は聖書を手段としてわからせます。聖霊は神のご計画を含むすべての事を知り尽くしておられるお方です。私たちが神の知恵を理解するために、神の御霊を頂く者となりました(聖霊の内住)。だからこそ、主の働きが出来るのです。内住の目的は、第一に救いのためです。第二に神の祝福を知るため、第三に神の祝福を宣べ伝えるためです。「御霊のことばをもって御霊のことを解く」の「解く」は「説明する」という意味があります。私たちが神のことばを人々に説明するためには必ず神のことばが必要です。なぜなら神が与えてくださった聖書を私たちが人々に伝えるときに、聖霊は聖書のことばを用いて人々に神のみこころを教えるからです。私たちは聖霊の助けがあって初めて神の知恵が真実かどうか判断がつきます。自らの力で聖書を調べても限界があるのです。
しかし救われた人はすべてのことをわきまえ、判断できます。神の前に何が正しく、何が間違っているのか判断がつくのです。また聖霊を受けた私たちは、神の評価だけに関心が行きます。周囲の人たちが何を言おうと無関係です。「私をさばく方は主」(Ⅰコリント4:4)だけなのですから。最後にパウロは、クリスチャンの心にはキリストの心があると言われました。「心」は「判断」です。キリストの思い、キリストの判断が私たちの判断です。これまで自分勝手な判断をしてきましたが、キリストの判断へと変えられて行きます。


2019年7月21日 週報より報告

【教会会議】
☆7月14日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。5、6月の会計報告、各部委員会の活動報告と活動予定が報告されました。救いの証があり、バプテスマが承認されました。バプテスマ式の日程が決まり次第お知らせします。

【台湾ミーティング】
☆7月15日(月)~19日(金)牧師は台湾ミーティングに参加しました。宣教の働きにおけるメンタルケアの必要性を、スミス師の説教を通して参加者全員が覚えました。また各国の宣教師、牧師の報告から、宣教が急務であることを示されました。

【本日の予定】
☆13時から礼拝堂で兄弟会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆7月28日(日)13時から伝道委員会を行います。
【日曜学校の夏季イベント】
☆日曜学校は夏休み期間、以下のイベントを計画しています。
○7月27日(土)14時キッズクラスお楽しみ会
○8月11日(日)13時成人クラスオープンカレッジ
○8月31日(土)10時30分ジュニアクラス合同交わり会(滝山教会のジュニアを招待)

【JBBF70周年記念誌】
☆来月行われるJBBF全国聖会及び70周年記念式典に合わせて、JBBF70周年記念誌「JBBFアーカイブス 1949-2019」が作成されました。2冊届いています。

【その他】
☆国内宣教委員会発行JBBF機関誌「かいたく」の最新号が届いています。
☆柏伝道所(三澤隆男師)より「柏聖書集会通信」が届いています。

2019年7月14日 コリント人への手紙第一 ー神の知恵ー

私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです。
1コリント2:7


講解説教 №16
Ⅰコリント2章6-9節


パウロは自分が語った神の知恵と人々の知恵との違いを示します。それはこの世の知恵ではありません。「世」とは「時代」とも訳しますが、神の知恵はどの時代であっても、その時代時代に住む人間の知恵を語ったものではありません。また、この世の過ぎ去って行く支配者たちの知恵でもありません。どんな強い権力者でも永遠に存在することは出来ず、必ず滅びます。そのような人たちの知恵ではなく、永遠のお方の知恵を語るのです。次に、神の知恵は隠された奥義であると教えます。かつて私たちに隠されていて、決して知ることがなかったことを神は明らかにしてくださいました。隠されていたものは神の救いのご計画です。神の豊かなあわれみにより、イエスキリストと聖書によって明らかにされました。これを啓示と言います。また、神の知恵は神が定めたものだと教えます。私たちに与えられた救いは、私たちが一生懸命努力したから救いを頂いたというものではありません。神の一方的な恵みです。救いが与えられただけではなく、それに基づく豊かな生き方をも与えてくださいました。その豊かさの究極は栄光のイエスキリストと共に永遠を過ごすという、私たちのための栄光です。それを世界の創造の前からご計画されていたのです。最後に、神の知恵は人知をはるかに超えたものであると教えます。神の知恵を誰一人として悟ることは出来ません。なぜイエスが人となられたのか、なぜ何の罪もないのに処刑されたのか、決して分からないのです。旧約時代に神は罪の赦しのために「いけにえ」をささげるように命じました。しかしいくらささげても完全な罪の赦しはありません。それは完全ないけにえとしてのイエスキリストと出会うための神の計画です。赦され難い罪の重さを知り、完全な罪の赦しを与えるイエスキリストを信じるための神の知恵なのです。

2019年7月14日 週報より報告

【先主日】
☆7月7日(日)礼拝及び午後礼拝で片山大輔師が説教奉仕をされました。

【牧師の他教会奉仕】
☆7月7日(日)検見川教会特別集会(3回)、7月11日(木)横浜教会婦人特別集会で牧師が説教奉仕されました。

【部会】
☆7月13日(土)青年会で箴言の学びと打合せが行われました。

【本日の予定】
☆礼拝後に短く青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆教会会議後、日曜学校教師会を行います。

【今後の予定】
☆7月15日(月)~19日(金)牧師は台湾ミーティングに参加します。東アジア、台湾、香港、インドネシア、日本の各宣教師、牧師らが互いの宣教事情を報告します。また今回は、「牧師のメンタルケア」というテーマで若葉教会のジェームス・スミス師が説教奉仕をされます。スケジュールを掲示しました。
☆7月17日(水)祈り会、18日(木)ドルカス会は牧師不在のためお休みとなります。
☆7月21日(日)13時から兄弟会を行います。
☆7月28日(日)13時から伝道委員会を行います。

【日曜学校の夏季イベント】
☆日曜学校は夏休み期間、以下のイベントを計画しています。
○7月27日(土)14時キッズクラスお楽しみ会
○8月11日(日)13時成人クラスオープンカレッジ
○8月31日(土)10時30分ジュニアクラス合同交わり会(滝山教会のジュニアを招待)

【全国聖会】
☆全国聖会のスケジュールと参加者の名札が届いています。

【青年キャンプ実行委員会】
☆船橋教会から主催に関する資料や物品を引き継ぎました。

【ごみ置き場】
☆ゴミ置き場が新しく制作され、設置されました。

【聖書】
☆柏聖書バプテスト教会の三澤師より、聖書(新改訳第三版)を3冊献品されました。

【機関誌】
☆海外宣教委員会発行の「宣教クォータリー」が届いています。

2019年7月7日 ー永遠のいのちへの水ー 片山大輔師

しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。
ヨハネ4:14


ヨハネ4章5-19節

【祈り会説教 ネヘミヤ記6章から「城壁の完成」】
「こうして、城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。」(15)神のみこころを遂行する者には必ず試練があることを、城壁再建のヴィジョンを頂いたネヘミヤから教えられます。6章に至るまでに何度も敵の妨害を受けて来ました。その度に「天の神に祈って」乗り越えて来ました。城壁完成間近、ネヘミヤは二つの試練を受けました。これまでのあざけりや暴挙といった攻撃ではなく、「会見しよう」と正当な対応をしてきました。ネヘミヤは何度も言い寄られましたが、「私は大工事をしているから、下って行けない…」と断りました。彼が再建という主のみこころを最優先にしているのがわかるでしょう。優先順位を狂わす誘惑は今の多忙なクリスチャンにこそ向けられます。これは常日頃から神に祈っていたのでネヘミヤは守られました(1:4、2:4、4:4、6:9)。祈りは誘惑に勝利する大切な武具です。最後の試練は仲間の裏切りです。彼は祈ってもらおうと預言者の家に行ったところ、家には入れてくれず、宮の本堂に入るように言われました。そこで敵がネヘミヤを殺す手はずになっていたのです。この時ネヘミヤは本堂に入ることを拒みました。なぜなら、そこは聖所と呼ばれる所であり、祭司以外の者が入ってはいけない聖書の教えがあるのです。これはイエスがサタンの誘惑に会った時に、「(聖書には)~と書いてある」と、神のことばによって対処したのと同じです。信仰者は神のことばに従い、みこころを遂行すればするほど、試練に会います。しかし、祈りと神のことばの武具を身に着けているならば、サタンに策略を見抜くことが出来るのです。ただ見抜くだけではなく、神は私たちを通して、主の救いのご計画(みこころ)を成し遂げようとされます。

2019年7月7日 週報より報告

【各部会】
☆7月4日(木)ドルカス会で聖書の学びが行われました。
☆7月6日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【本日のメッセージ】
☆本日の説教者は片山大輔師です。同師は今年2月に按手礼を受けられ、調布聖書バプテスト教会(4月に改名)の「伝道牧師」に就任されました。

【本日の予定】
☆本日牧師は検見川聖書バプテスト教会で説教奉仕です。以下のテーマで語られます。
①午前「人生の拠り所」(伝道集会)
②午後Ⅰ「地域に根差す教会」(修養会)
③午後Ⅱ「本当の友だち」(青年伝道集会)
☆礼拝後に短く青年キャンプ実行委員会を行います。礼拝堂の前に集まってください。
☆14時から午後礼拝を行います。礼拝に引き続き、片山大輔師がメッセージされます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆7月11日(木)牧師は横浜聖書バプテスト教会の婦人特別伝道集会で説教奉仕です。
テーマ「生きる力」
☆7月14日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。各部・委員会の代表者は報告、予定を箇条書きにして牧師までメールしてください。
☆7月15日(月)~19日(金)牧師は台湾ミーティングに参加します。17日(水)祈り会、18日(木)ドルカス会はお休みとなります。
☆7月21日(日)13時から兄弟会を行います。

【日曜学校夏休み期間】
☆日曜学校は夏休み期間、以下の内容を計画しています。
○7月27日(土)14時 キッズお楽しみ会
○8月11日(日)13時 成人クラスオープンカレッジ
○8月31日(土)10時30分 立川・滝山ジュニア交わり会(主催立川教会ジュニアクラス)

2019年6月23日 聖書講演会 -不寛容な時代にどう生きる?-

…婦人よ。あの人たちは今どこにいますか。あなたを罪に定める者はなかったのですか。
彼女は言った。「だれもいません。」そこで、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。
   ヨハネ8:10,11


「愛は…礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず…」(Ⅰコリント13:4,5)
小学校の卒業式の時に、祝辞として、上記の内容をお話したことがあります。「皆さんは、体育館のトイレを使う時に、トイレ用のサンダルに履き替えます。サンダルがきちんとそろって置いてあると気持ちよく使うことが出来ますね。ところで、そのサンダルをどうしてそろえるのか?本当の理由を知っていますか?学校の決まりだからではありません。正しく良いことだからでもありません。次に使う人が気持ちよく使えるからです…」 
実はそれが礼儀に反しないことであり、他の人の利益を心がけること、つまり愛することなのです。『急いでいるから…汚いから触りたくない…」サンダルをそろえない言い訳はいくらでも出て来ます。愛がないとサンダルすらそろえることが出来ません。まして他人を平気で傷つけ、侮辱するような不寛容な言動が愛の欠如であることは明らかです。では、どうしたら他の人の利益を心がけるようになれるのでしょうか?自分の愛の欠如を心から認め、真の愛を求めることです。求める愛はキリストの愛でなければなりません。キリストはご自分をののしる敵のためにさえいのちを捨てられた寛容なお方です。実に私たちひとりひとりの罪のために死なれたのです。そのことを信じるなら、キリストの愛がその人のうちに注がれるのです。この社会から不寛容な言動が減るための様々な働きかけがありますが、キリストの愛が注がれたクリスチャンの生きた証が何よりも影響を与えるでしょう。愛を動機として、まずはサンダルをそろえるところから始めてみてはどうでしょうか。

2019年6月23日 週報より報告

【来会】
☆6月16日(日)新来者の方が礼拝に出席されました。

【ドルカス会】
☆6月20日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。

【聖書講演会】
☆白井清之牧師(福井県希望の丘聖書バプテスト教会)を説教者として迎え、聖書講演会が行われています。昨日、第一集会が行われ、使徒21章27‐36節から語られました。

【本日の予定】
☆15時から聖書講演会の第三集会が行われます。ご出席ください。

【今後の予定】
☆6月27日(木)~28日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。テーマは「伝道宣教と牧会説教~現代日本人の心に届く説教とは」(全4回)、講師はケネスボード師です。28日(金)14時30分から卒業式が行われます(掲示板をご覧ください)。小宮山歩師が出席します。
☆7月14日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。各部、委員会のリーダーは5,6月分の報告と今後の予定を箇条書きにまとめて牧師までメールしてください。会議プログラムに記載します。

【牧師の予定】
☆7月の予定は以下のとおりです。お祈りください。
①7月7日(日)検見川教会:伝道集会(午前)、修養会(午後1)、青年集会(午後2)。
(立川教会の礼拝、午後礼拝説教:片山師)
②7月11日(木)横浜教会婦人伝道集会
③7月15日(月)~19日(金)台湾ミーティング〈20日(土)午前に帰国 / 17日(水)祈り会はお休み〉
【全国聖会】
☆6月23日~30日の期間、追加申込みとキャンセルが可能となります。7月1日を過ぎるとキャンセルはできません。

2019年6月16日 コリント人への手紙第一 -十字架につけられた方を宣べ伝える‐

さて兄弟たち。私があなたがたのところへ行ったとき、私は、すぐれたことば、すぐれた知恵を用いて、神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。
    Ⅰコリント2:1


講解説教 №14
Ⅰコリント2章1-2節


 パウロが宣教において、決して譲らず大切にしたことの一つは、「神のあかしを宣べ伝える」ことです。「あかし(ミステリオン)」は、神の奥義であり、神が明らかにしてくださることで(啓示)、人が初めて知り得るものです。具体的にはキリストを通して人類を救う神のご計画のことです。この地上で私たちが宣べ伝える神のあかしとはそのことです。「宣べ伝える」とは告知や宣伝のことです。分かりにくかったら宣伝にはなりません。私たちは神の救いのご計画を明確に宣伝するのです。罪を贖うためのキリストの十字架を含む、神の救いのご計画を宣べ伝えるのに対して、私たちの考えや思いは不要です。二つ目に、パウロが大切にしたことは、すぐれたことば、知恵を用いて神のあかしをしなかったことです。巧みな話術や言葉遣いで神のあかしを宣べ伝えることは人為的だとパウロは言いたいのです。弁舌とともに神の愛だけを強調し、人の罪を語らないとしたら、それは「信じます」という言葉を引き出させたいのであって、神によって心から信じるものにはなり得ません。神が語れと言われた福音を、そのまま語ったら、そのメッセージをだれが信じるだろうか?!と私たちは思ってしまうのではないでしょうか。そもそも、これらのことを私たちが心配する事なのでしょうか。人を救い得るのは神です。神の救いのみわざに私たちの助けや工夫は必要ありません。パウロは「十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心したから」と、神のあかしを宣べ伝える理由を述べています。これは十字架のイエスキリスト以外は価値を認められないということです。ですから、福音を拒み続けている人であっても、その人に最も大切なのはイエスの十字架なのです。これまで以上にイエスの十字架の重要性に気づくなら、何をどう語るのか変わるでしょう。

2019年6月16日 週報より報告

【トラクト配布】
☆聖書講演会のトラクトが配布されています。先週までに、一番町2丁目周辺、西武立川駅周辺、昭島市武蔵野の集合住宅、西砂町2丁目と美堀町1丁目の一部に配布されました。

【本日の予定】
☆13時から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時から兄弟会で箴言の学びと近況報告を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。☆午後礼拝後、トラクト配布を行います。第一グループ(聖歌隊以外)が大山団地とその周辺の戸建てに、第二グループ(聖歌隊)がつつじヶ丘団地に配布します。

【今後の予定】
☆6月22日(土)15時から聖書講演会の第一集会が行われます。
☆6月23日(日)11時から第二集会、15時から第三集会が行われます。新来者が集うように、講師の白井先生のためにお祈りください。
☆6月27日(木)~28日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。テーマは「伝道宣教と牧会説教~現代日本人の心に届く説教とは」(全4回)、講師はケネスボード師です。28日(金)14時30分から卒業式が行われます(掲示板をご覧ください)。

【牧師の予定】
☆牧師の7月の予定は以下のとおりです。
・7月7日(日)検見川教会の伝道集会
(立川教会の礼拝、午後礼拝説教:片山師)
・7月11日(木)横浜教会婦人伝道集会
・7月15日(月)~19日(金)台湾ミーティング〈20日(土)午前に帰国 / 17日(水)祈り会はお休み〉

【聖書講演会奉仕者】
☆6月22日(土)15時の第一集会、23日(日)15時の第三集会の証し及び特別賛美奉仕の希望者は本日までにお申し出ください。

2019年6月9日 コリント人への手紙第一 -選びによる救い-

しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
Ⅰコリント1:27


講解説教 №13
Ⅰコリント1章26-31節

 救いにおいて人の知恵を重んじる人たちがコリント教会の中に起こって来たために、パウロは「召しのことを考えてごらんなさい」と信仰の軌道修正をしています。召しとは神が私たちを招く救いのことで、私たちの働きによるものではありません(Ⅱテモテ1:9)。この世の知者、権力者、身分の高い者をパウロは認めているし、多くの人から評価される人たちです。しかし、だからと言って彼らが救いに与ることにはならないと言いたいのです。私たちが救いに与るのは、「神は…選ばれた」からです。しかも神がお選びになった人は、知恵ある者ではなく愚かな者であり、権力者ではなく弱い者、身分の高い者ではなくこの世の取るに足りない者、軽んじられている者たちでした。神がそれらの人たちを選んだ目的は、世の知恵ある者、強い者をはずかしめるためです。知恵ゆえに人々から賞賛され、その知恵こそが人を救い得ると思っていたことが、実は間違いであったと気づかされることが一番の恥です。神は彼らをそのように恥ずかしめることで、神に立ち返らせるチャンスを与えておられます。神が選ばない限り決して救われないことを教えておられます。私たちも彼らと同じ存在でした。そのことを認めなければなりません。しかし、今神は私たちをお選びになったのです。いたずらに選んだのではなく、選んだからには、選ぶ責任があるのです。その責任とは十字架におけるイエスの苦しみです。神の子なら自分を救えと、世の力を見せてみろと言わんばかりに侮辱し、むちで痛めつけ、際限のない十字架の痛みを負わせたのです。私たちの代償としての十字架がなければ無責任に選べないのです。神がその人に働かれると、その人の抱く思いは一つ、「なぜ、そこまでしてくれるのですか。」 そこまでして神が選んだのは、「愛されたから」です(申命記7:7,8)。

2019年6月9日 週報より報告

【墓前礼拝】
☆6月2日(日)奥多摩霊園で墓前礼拝を行いました。22名が参加しました。

【ドルカス会】
☆6月6日(木)ドルカス会で聖書の学びを行いました。

【青年会】
☆6月8日(土)青年会で聖書の学びを行いました。その後、青年キャンプの打合せを行いました。

【本日の予定】
☆礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆昼食後、青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時15分から教師会を行います。
☆13時15分から第1グループ(SS教師以外)がトラクト配布を行います。西武立川駅周辺を配布します。
☆教師会後、第2グループ(SS教師)がトラクト配布を行います。一番町二丁目(教会周辺)を中心に配布します。
☆会堂清掃は配布奉仕者以外の兄姉が行います。

【今後の予定】
☆6月16日(日)13時から青年キャンプ実行委員会を行います。同日同時刻に兄弟会を行います。

【全国聖会】
☆6月23日~30日の期間、追加申込みとキャンセルが可能です(7/1からキャンセル不可)。

【聖書講演会】
☆6月22日(土)15時の第一集会と、23日(日)15時の第三集会の証し奉仕者及び特別賛美奉仕者を募ります。希望される方は牧師まで。
☆新来者が集うようにお祈りください。
日時:6月22日(土)15時~
23日(日)11時~
23日(日)15時~
講師:白井清之師(希望の丘聖書バプテスト教会牧師)
テーマ:「不寛容な時代にどう生きる?」

【神学校】
☆6月27日(木)~28日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。テーマは「伝道宣教と牧会説教~現代日本人の心に届く説教とは」(全4回)、講師はケネスボード師です。
2019年6月16(日)礼拝説教テーマ:
コリント人への手紙第一講解説教№14 
「十字架につけられた方を宣べ伝える」
Ⅰコリント2:1~5

2019年6月2日 コリント人への手紙第一 -救いはキリストのみ-

しかし、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。ユダヤ人にとってはつまずき、異邦人にとっては愚かでしょうが、しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であっても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。  Ⅰコリント1:23、24

講解説教 №12
Ⅰコリント1章22-25節

ユダヤ人はしるし(奇跡)を求めました。「見たら、信じる」ことが出来るのでしょうか?イエスはカナの婚礼に始まり、ご自身の神としての栄光を現すためのしるしの数々を示されました。それを見て多くの人が「御名を信じた」(ヨハネ2:23)とあるのですが、イエスはそういう彼らを信じませんでした(2:24)。ギリシャ人は知恵を求めました。「知恵を持った人」のことを「ソフィスト」と言い、もともとは賢い人を意味していましたが、やがて議論を楽しむ人、話の上手い人を意味するようになりました。彼らの目的は人々からの賞賛です。そんな知恵に希望も救いもありません。しるしや知恵を求められても、それに応えるのではなく、ただ十字架につけられたキリストを宣べ伝えるとパウロは力強く宣言するのです。なぜなら、それは彼が考え出したものではなく、神のメッセージだからです。聖書を見ると、なぜユダヤ人が福音につまずいたのかがわかります。十字架はただのろい、そんな者に人を救うことはできない(申命記21:22,23)と理解したからです。しかし、イザヤ53章5節には「私たちのそむきの罪のために刺し通され」とキリストの受難がはっきり示されているのです。彼らのイメージからはずれた聖書のことばは都合が悪いので無視します。申命記21章のところを良く見ると、処刑されたあとに木に吊るされているのがわかります。死に値する罪を神に犯したことが呪われた者であり、木に吊るされたためではありません。木に吊る目的は、周囲の人がそれを見て、同じ罪を犯さないようにと戒められるためです。ですから、十字架のキリストを見たなら、自分こそ十字架で処刑されるに値する罪人だと戒められるためです。それが聖書の正しい理解の仕方です。その戒められた人の罪を赦すことができることを神の力と言います。その力が働き、赦しに基づく平安と自由を今喜んでいます。

2019年6月2日 週報より報告

【結婚式の祝福】
☆6月1日(土)結婚式が行われました。神の奥義としての結婚がどのようなものかを式全体から教えられました。神によって結ばれた新しい夫婦を通して、主の素晴らしさがあらわされるように祈ります。

【祈りのカレンダー6月号】
☆祈りのカレンダー6月号が出来ています。日々のデボーションにご活用ください。

【本日の予定】
☆午後は奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。教会を13時15分に出発します。昼食準備、後片付けにご協力ください。用意された配車に従い移動してください。小雨の場合は決行します。墓前礼拝の説教テーマは「御国が来ますように~必須的祈り~」です。
☆墓前礼拝のため、通常の午後礼拝はありません。

【今後の予定】
☆6月6日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆6月8日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。打合せとトラクト配布も予定しています。b
☆6月9日(日)13時からSS教師会を行います。

【祈り会の説教】
☆祈り会の説教では、旧約聖書を1章ごとに語られています。創世記から始まり、先週からネヘミヤ記に入りました。

【全国聖会】
☆既に申込みの受付を終了していますが、6月23日~30日の期間、追加申込みとキャンセルが可能となります。7月1日を過ぎるとキャンセルはできません。

【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福をお祈りください。6月8日(土)トラクト完成予定
日時:6月22日(土)15時~
23日(日)11時~
23日(日)15時~
講師:白井清之師(希望の丘聖書バプテスト教会牧師)
テーマ:「不寛容な時代にどう生きる?」

【牧師の予定】
☆牧師の7月の予定は以下のとおりです。
・7月7日(日)検見川教会の伝道集会(立川教会の礼拝、午後礼拝説教:片山師)
・7月11日(木)横浜教会婦人伝道集会
・7月15日(月)~19日(金)台湾ミーティング〈20日(土)午前に帰国 / 17日(水)祈り会はお休み〉

2019年5月26日 コリント人への手紙第一 -宣教のことばの愚かさ-

事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです。
Ⅰコリント1:21


講解説教 №11
Ⅰコリント1章19-21節

 イエスキリストの十字架と復活という福音を聞く人はどう思うのだろう?と考えた末に、福音そのものでは馬鹿にするので、人間的知恵をそこに加えなければとしたのがコリントの兄姉たちでした。聞く人がどう思うかという視点で進めると、聖書が軽んじられます。「新正統主義」の立場は、聖書は誤り得る人の言葉とします。しかしある人が聖書を読むとき、神が何らか働かれて、その言葉を用いてある人の心の中に働いてくださる、それが神のことばとなるという信じ方です。人の知性を優先させる都合のいい聖書理解です。どの時代にも福音を変えてしまおうと、教会をかき乱す者たちがいるのです(ガラテヤ1:6,7)。私たちは福音の真理に立ち返らなければなりません。パウロはイザヤ書を引用して信仰の矯正を行います(イザヤ29:13,14)。そこで神は人の知恵も賢さも消し去ると言われました。神が人の知恵を愚か(無価値)としたことには理由があります。人の知恵は罪の中から救いへと導くことが出来ないからです。もう一つは人の知恵は真理を見分けることが出来ないからです(ローマ1:22,23)。
福音の働きにおいて神が定められたことは、神のみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して信じる者を救おうと定められたことです。神が定められ、大変満足されたことは、福音を聞く人が興味を抱き、喜ぶようにすることではありません。神が用意された「十字架の死と葬り、復活を信じる者に罪の赦しと永遠のいのちを与える」という、そのままの福音によって信じる者を救おうとされることに満足されたのです。それが神のご計画です。もし人が罪を悔い改めて、キリストが十字架によって備えられた救いを信じるなら、神はその人を必ず救ってくださいます。人がどう思うかではない、神がどう思うかです。

2019年5月26日 週報より報告

【青年キャンプ開催地下見】
☆5月25日(土)、2020年青年キャンプ開催地の天城山荘に下見に行きました。施設の内外を順に案内して頂き、事前に用意していた各担当のチェック項目を確認することが出来ました。12名が参加しました。

【駐輪スペース整備】
☆5月25日(土)駐輪スペースの土部分に防草シート、砂利を敷きました。

【本日の予定】
☆昼食時に青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時15分から伝道委員会を行います。聖書講演会の奉仕担当と屋外掲示板の扱い方について検討します。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆6月1日(土)14時30分(受付14時)から結婚式を行います。祝福をお祈りください。
☆6月2日(日)奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。13時15分に教会を出発します。配車準備を行いますので、参加希望者は本日中にご記名ください。

【全国聖会】
☆本日、参加申し込みの締切りとなります。

【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福をお祈りください。
日時:6月22日(土)15時~
23日(日)11時~
23日(日)15時~
講師:白井清之師(希望の丘聖書バプテスト教会牧師)
テーマ:「不寛容な時代にどう生きる?」

【神学校】
☆4月15日(月)神学校管理委員会が行われました。今年度の校長代行を投票により、斉藤秀文師(金沢教会)に決まりました。

2019年5月12日 コリント人への手紙第一 -神に目を向け、過ちに気づけ-

キリストが分割されたのですか。あなたがたのために十字架につけられたのはパウロでしょうか。あなたがたがバプテスマを受けたのはパウロの名によるのでしょうか。                        
Ⅰコリント1:13


講解説教 №9
Ⅰコリント1章11-17節


 コリント教会の中にある争い(複数のグループ間での争い)の問題を、パウロは具体的に対処していきます。最初の対処は、コリントの兄姉への3つの問いかけです。①「キリストが分割されたのですか」との問いかけに対してNOと答えるでしょう。キリストは一つであるならキリストのからだである教会も当然一つです。そのようにキリストご自身を覚えることで間違いに気づかせています。②「あなたがたのために十字架につけられたのはパウロでしょうか」答えはNOで正解はイエスだと答えたはずです。そのイエスのために生きるのがクリスチャンではないかとチャレンジを与えています。一致するために十字架を語る所にパウロの素晴らしさがあります。単に倫理的一致を目指しているのではありません。一致の原則は救いの事実に基づきます(Ⅱコリント5:15)。自分のために生きるなら教会の一致は不可能です。しかし私たちはキリストのために生きるものとして新しく生まれたのです。だから一致できます。③「あなたがたがバプテスマを受けたのはパウロの名によるのでしょうか」NOです。主の御名によります。それは主への絶対服従という厳密な結びつきを示し、主と一体ということです。パウロの名によるとなれば、パウロと一体という恐ろしい過ちを犯すことになります。それに気づくなら「私はだれだれにつく」という愚かな争いが減るでしょう。パウロは最後の部分で神からの使命について語ります。それはバプテスマを授けさせるためではなく、福音を宣べ伝えさせるために神が遣わしたと。ここでも聖書の原則を伝えることで彼らの過ちに気づかせようとしています。一致解決のために語ったことはキリスト、十字架、主の御名という福音の事実です。これらを思い出すことで神に目が向きます。そうすれば必ず過ちに気づきます。気づくなら直すことが出来ます。

2019年5月12日 週報より報告

【本日の予定】
☆昼食時に青年キャンプ実行委員会を行います。
☆13時30分から聖餐式および教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆教会会議後、結婚式のリハーサル等を行います。奉仕者は礼拝堂に集まってください。
☆リハーサル後、日曜学校教師会を行います。
☆本日、午後礼拝、聖歌隊の練習はありません。

【今後の予定】
☆5月16日(木)10時から聖書のお話とフラワーアレンジメントの会(ドルカス会)が行われます。
☆5月19日(日)13時から兄弟会を行います(互いの賜物について)。
☆5月19日(日)13時から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆5月25日(土)2020年青年キャンプ会場の天城山荘(伊豆)の下見に行きます。参加希望者は5月19日(日)までにホワイトボードに記名してください。
☆6月1日(土)14時30分から岡田謙児兄、和田ゆかり姉の結婚式が行われます。出席希望者はホワイトボードに記名してください。
☆6月2日(日)奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。13時15分に教会を出発します。参加者はホワイトボードに記名してください。

【全国聖会】
☆本日、全国聖会申し込みの仮締切です。荒井陸兄まで。レンタカー等の交通手段を検討します。
【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福をお祈りください。
日時:6月22日(土)15時~、
23日(日)11時~
23日(日)15時~
講師:白井清之師
(希望の丘聖書バプテスト教会牧師)
テーマ:「不寛容な時代にどう生きる?」

【JBBF】
☆青少年宣教キャンプ、バプテスト手話キャンプの案内が届いています。
☆インドネシア・メダン(入江一義宣教師)、バングラデシュ(富岡昌宣教師)から宣教レポートが届いています。

【その他】
☆カルバリの丘教会へ今週中に独立祝いの色紙を送ります。メッセージを本日中にお書きください。
☆草取りにご協力を(駐車場、駐輪場、裏側)。

2019年5月5日 コリント人への手紙第一 -同じ心、同じ判断-

さて、兄弟たち。私は、私たちの主イエス・キリストの御名によって、あなたがたにお願いします。どうか、みなが一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完全に保ってください。
Ⅰコリント1:10


講解説教 №8
Ⅰコリント1章10節


10節には一致への懇願が4つ記されています。(1)「一致すること」 これは神の前における一致です。初代教会は「心を一つにして宮に集ま」っていました。彼らは神を崇めること、神を礼拝し喜ぶことにおいて心一つになっていました。神の栄光を現すことを目的とした集まりでした。(2)仲間割れしないこと 教会が分裂する原因は二つあります。第一に霊的未熟さです。問題は未熟さそのものよりも、未熟な人たちが、教会の中で好き嫌いが明確になっていくなど、そういう声を上げると、同調する人たちが出始めることが問題です。第二に、思い通りにしたいという自分中心の罪です。せっかく与えられた賜物もこの罪により、互いに競い合うものとしかなりません。私たちは自分中心から神に喜ばれる生き方へと変えられました。ですから、教会においても他の兄弟の益のために奉仕する者へと変えられているのです。(3)同じ心 パウロは同じ心を…完全に保ってくださいとお願いしています。これは「正しい状態に戻す」という意味があり、パウロはコリントの兄姉たちが主のみこころに従いたいという思いに戻ってほしいことを願っているのです。(4)同じ判断 これは何が神の前に正しいのか、何が喜ばれるのかを見極めて判断して行くことです。大切なのは、判断材料が聖書のことばであるということです。一つの課題に対して、「自分がどう思うのか、経験からどう言えるのか?」と言うことではありません。聖書が何を言っているのかという所に立つのです。それが同じ判断です。
一致してくださいとの懇願は、神から与えられた救いに基づいて必ずできるからお願いしているのです。私たちの教会も聖書に忠実に従って一致して行きたいと願います。

2019年5月5日 週報より報告

【青年キャンプの祝福】
☆4月2日(木)~4日(土)箱根で青年フェローシップキャンプが行われました。石川実師から「知りたい」とのテーマで聖書から3回のメッセージが語られました。
☆3回目の集会終了後、主催教会として、2020年青年キャンプのアピールを行いました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆5月12日(日)13時30分から聖餐式および教会会議を行います。
☆5月16日(木)10時から聖書のお話とフラワーアレンジメントの会(ドルカス会)が行われます。
☆5月25日(土)2020年青年キャンプ地の天城山荘(伊豆)の下見に行きます。参加予定者は佐藤新也兄までお申し出ください。
☆6月2日(日)奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。13時15分に教会を出発します。参加者はホワイトボードに掲示してある表に記名してください。

【全国聖会】
☆全国聖会に参加希望の兄姉は仮締切として5月12日(日)までにお申し込み下さい。レンタカー等の交通手段を検討します。窓口は伝道委員の荒井陸兄です。

【結婚式】
☆6月1日(土)14時30分から岡田謙児兄、和田ゆかり姉の結婚式が行われます。出席希望者はホワイトボードに記名してください。

【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福をお祈りください。
日時:6月22日(土)15時~、
23日(日)11時~
23日(日)15時~
講師:白井清之師
(希望の丘聖書バプテスト教会牧師)
テーマ:「不寛容な時代にどう生きる?」
「不寛容」…「心がせまく、人の言動を受け入れないこと」

2019年4月28日 コリント人への手紙第一 -主イエスキリストとの交わり-

神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。
Ⅰコリント1:9


講解説教 №7
Ⅰコリント1章9節


「交わり(コイノニア)」とは、「共有」することです(使徒2:44)。貧しかったエルサレム教会は自分の持ち物を売って、それを皆と共有して助け合っていました。そのような互いの益となるように共有するのが交わりです。益となるために喜びや悲しみも共有します(ローマ12:15)。これらはすべてキリストの愛から出ていて、この交わりの結果、キリストのからだである教会が建て上げられていきます。教会で「楽しい、良かった」という集まりが必ずしも交わりとして成立するとも限りません。自分本位なものもあるからです。パウロは手紙の後半でコリントの兄弟たちに「そのすべてのことを、徳を高めるためにしなさい」と勧めました。神から与えられた賜物を自慢するために使っていたからです。「徳を高める」は「家を建てる」という意味の言葉ですが、クリスチャンは霊的に建て上げられて行くことが神に求められています。さて、パウロは、救いに与った人は主イエスキリストとの交わりに入れられたと教えました。イエスと私たちが何かを共有していると言っても、私たちのうちから何一つ提供したものはありません。この交わり(共有)はイエスが一方的に私たちに良いものを提供し続けてくださっているのです。無尽蔵の神の愛が注がれ(ローマ5:5)、永遠のいのちが提供されました(ヨハネ10:28)。さらに喜び(ヨハネ15:11)、平安も(ヨハネ14:2)。イエスがこれらを今もなお提供し続けてくださっています。その目的はイエスが提供されたもので生きるためです。もし私たちがそのように生きていないとしたら、それはなぜなのでしょうか?なんとなく神のことばを聞いているだけで満足してしまっているからかもしれません。イエスを見てください。イエスほどその生涯において、孤独、迫害、裏切りを経験した方はいません。しかしイエスほど平安に満ちた方はいません。私たちもそう生きることができます。

2019年4月28日 週報より報告

【復活記念礼拝の祝福】
☆4月21日(日)復活記念礼拝が行われました。聖書で語られたことは必ず成就することから、キリストの復活の確かさと必然性が語られました。求道中の方々に救いがあるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆礼拝後および13時から、青年キャンプアピールのための準備を行います。
☆昼食後、結婚式の打合せを行います。
☆13時から兄弟会を行います。近況報告と今後のスケジュールについて打合せをします。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆5月2日(木)~4日(土)富士箱根ランドで青年キャンプが行われます。テーマは「知りたい」、説教者は石川実師(調布BBC)です。初日からの参加者は、教会に9時30分集合です。
☆5月2日(木)のドルカス会は、牧師が青年キャンプ参加のためお休みとなります。
☆5月16日(木)10時から聖書のお話とフラワーアレンジメントの会(ドルカス会)が行われます。
☆5月25日(土)2020年青年キャンプ地の下見に行きます。
☆5月28日(日)午後、奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。13時15分に教会を出発します。参加者はホワイトボードに掲示してある表に記名してください。

【全国聖会】
☆全国聖会に参加希望の兄姉は仮締切として5月12日(日)までにお申し込み下さい。レンタカー等の交通手段を検討します。
☆全国聖会聖歌隊の楽譜が届いています。

【結婚式】
☆6月1日(土)14時30分から結婚式が行われます。出席希望者はホワイトボードに記名してください。

2019年4月21日 復活記念礼拝 -復活の必然性-

さて、そこでイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」 
ルカ24:44


ルカの福音書24章36-49節

 24章の記事を見ると、イエスの復活の出来事を信じることが出来なかった弟子たちの姿が半分以上記されています。復活の出来事は信じがたいことなのです。聖書はイエスの死の確実性もはっきりと告げています。既に死亡していることが確認できたから、イエスのすねを折らなかったのに、兵士のひとりがイエスのわき腹を槍で突き刺したのです。そうしたら血と水が直ちに出て来ました(ヨハネ19:31-33)。ですからなおさら弟子たちは復活を信じられなかったのです。そんな彼らにイエスはまず、釘で打ち付けられた手足をお見せになりました。確かに死んだが、肉体のままよみがえったことを示されたのです。なおも信じられない弟子たちに、焼き魚を召し上がることで、やはりからだをもってよみがえったことを証明されました。肉体のままよみがえったことの意義は、罪と死からの完全勝利です。罪から来る報酬が死であることを聖書は告げています(ローマ6:23)。罪ある者は必ず死を受け取るのです。しかしイエスが死からよみがえったのは、報酬としての死を受け取る必要がないということです。イエスはこの完全勝利を信じる者にも与えてくださったのです(ローマ4:25)。イエスが復活されることは、すでに神によって定められていたことです。イエスは前もって聖書が語って来たことが成就した必然的な出来事だということを、聖書を用いて解き明かされました。ですからイエスは最後に、神が語ったことは必ず成就する、その聖書を信じるように心を開いてくださいました。イエスを信じたいけれど、よくわからないという人がいたら、その人は「聖書を信じることができるように」と祈れば良いのです。

2019年4月21日 週報より報告

【日曜学校】
☆4月14日(日)ジュニア・イースター集会が行われました。

【部会】
☆4月18日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。
☆4月20日(土)鹿毛愛喜先生を迎えて青年の交わり会が行われました。

【復活記念】
☆本日は主イエスキリストの復活を記念する礼拝です。みことばから復活の意義を確認し、その信仰に生きる幸いを得ましょう。

【本日の予定】
☆礼拝後、青年キャンプアピールのための賛美練習を行います。
☆13時から教師会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆会堂清掃後、短く伝道委員会を行います。

【今後の予定】
☆5月2日(木)~4日(土)富士箱根ランドで青年キャンプが行われます。初日からの参加者は、教会に9時30分集合です。
☆5月2日(木)のドルカス会は、牧師が青年キャンプ参加のためお休みとなります。
☆5月16日(木)10時から聖書のお話とフラワーアレンジメントの会(ドルカス会)が行われます。

【各部・委員会スケジュール】
☆各部、委員会の打合せスケジュールを確認できるようになりました。多目的室のカレンダーに記入してあります。

【全国聖会】
☆全国聖会に参加希望の兄姉は5月26日(日)までにお申し込みください。窓口は伝道委員会です。宿泊は各自で予約してください。

【結婚式】
☆6月1日(土)14時30分(受付14時)から礼拝堂にて結婚式が行われます。

2019年4月14日 コリント人への手紙第一 -永遠の保証-

主も、あなたがたを、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところのない者として、最後まで堅く保ってくださいます。
Ⅰコリント1:8


講解説教 №6
Ⅰコリント1章8節

 パウロはこの手紙の挨拶を含む冒頭で、神の恵み、救いによる祝福を覚えよと語っています。本日見て行く祝福は、救いの保証です。救いを頂いたのならば、その人は絶対にその救いを失わないという祝福です。その救いの保証は「主イエスキリストの日」に保証されます。この日は、聖書で「主の日」と呼んでいる日と区別しなければなりません。ピリピ2:16を見ると、キリストの日が褒美を頂く日であることがわかります。その内容から見ても、その日に褒美を頂くのは救われた人たち、及び教会です。彼らはキリストの素晴らしさを世に証しする責任があります。その責任を果たした結果、労苦したことが無駄ではないとキリストの日に誇ることが出来るのです。またその日は待望の日です(Ⅱテモテ4:8)。テモテの手紙において死期の近いパウロは、褒美を頂くことを待望しています。イエスにお会いすることを心に刻み準備している人は、一つも疑うことなく待つことが出来るのです。そういう人はその日その日を無駄にしません。常に罪から離れようと生活します。主がおいでになるのを心に刻んで準備をしていない人が、罪から離れようと生活すると、律法的になり喜びのない生活になってしまいます。本来主を待つことはわくわくするものです。このようなキリストの日に対して、主の日とは、神の前に犯し続けて来た罪に相応しい報いを受ける日、さばきの日です(イザヤ2:12、Ⅰテサロニケ5:2-3)。これは恐れながら待つほかないものですが(へブル10:27)、私たちがキリストの日を心待ちに出来る幸いを、まず感謝しましょう。その日に私たちは神の守り、永遠の保証、つまり救われた者は神がその救いを最後まで守ってくださいます。救いの働きを始められたお方は(ピリピ1:6)、キリストの日、すなわちキリストと直接お会いするその日まで堅持してくださるのです。

2019年4月14日 週報より報告

【按手礼式の祝福】
☆4月8日(月)カルバリの丘バプテスト教会で藤沢幸人師の按手礼式(説教者:山宮利忠師)及び牧師就任式、教会独立式(説教者:上田晃師)が行われました。立川教会に感謝状と記念品が贈られました。

【イースター子ども会の祝福】
☆4月13日(土)イースター子ども会が行われました。ゲームやイースターハンティングの楽しいプログラムが行われ、聖書から復活のメッセージが語られました(奈保美師)。キッズ15名、保護者3名、奉仕者15名(SSジュニア5名+教師、成人10名)計33名で主の復活を喜びました。

【屋外掲示板】
☆手作りの屋外掲示板が完成しました。説教題や他の案内を掲示します。

【本日の予定】
☆礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆13時から青年キャンプアピールのための賛美練習を行います。
☆13時30分からジュニア・イースター集会を行います。

【今後の予定】
☆4月15日(月)神学校管理委員会が行われます。この会合において2019年度の神学校校長代行を選出します。牧師が出席します。
☆4月18日(木)10時30分からドルカス会で礼拝を行います。
☆4月20日(土)午後に青年会を行います。鹿毛愛喜師を迎えて交わりの時を持ちます。
☆4月21日(日)13時から教師会を行います。

【復活記念礼拝】
☆4月21日(日)11時から復活記念礼拝を行います。

【青年キャンプ】
☆5月2日(木)~4日(土)青年キャンプ(船橋教会主催)が行われます。
☆5月25日(土)青年キャンプ主催にあたり、キャンプ地の下見に行きます。

【日曜学校】
☆本日から日曜学校は、キッズクラス、ジュニアクラス、成人クラスと別れて、新体制で行われます。祝福をお祈りください。

【結婚式】
☆6月1日(土)14時30分(受付14時)から礼拝堂にて結婚式が行われます。

【受難週】
☆今週は受難週です。キリストの痛み、苦しみが私たちに救いといやしをもたらしたことを覚えましょう。

2019年4月7日 コリント人への手紙第一 -再臨待望-

その結果、あなたがたはどんな賜物にも欠けるところがなく、また、熱心に私たちの主イエス・キリストの現れを待っています。
Ⅰコリント1:7


講解説教 №5
Ⅰコリント1章7節


 神の恵みによって救われた私たちは、神からの祝福をしっかりと覚えて歩むことが大切です。私たちの現状、生じた問題に取り組む前に、主に贖われて神に属する者、或いは神に属する教会とされたこと、聖徒されたこと、聖なるものとされたこと、或いは賜物が与えられたことという祝福に目を留めるのです。それらの祝福に続いて、「主イエスキリストの現れを待つ」という再臨待望という祝福を覚えることを教えます。これは主の再臨が必ず起こる出来事として心待ちにして待つ状態です。そのように待つのは旧約、新約聖書の一貫した神の約束だからです。聖書のことばを確認してください。イエスキリストは確実に来られます。だから待つのです。この手紙で教えている大事なことは、救いに与った人たちはみな、キリストの再臨を待ち望むのだと教えていることです。誰かから言われて待つのではなく、救いに与ったなら、その人への祝福として再臨を待つと教えているのです。救われた人は生き方が変わります。不敬虔さ、世の欲を捨てます。自制心をもって悪を避ける慎み深い生活に変わります。神に忠実になります。その変えられた生き方の中に、イエスキリストを待つという生き方が含まれているのです(テトス2:11-13)。救いに与った人とはキリストがおいでになるのを待ち望む人なのです。再臨待望は「祝福された望み」です。第一に主に直接お会いするという祝福です(Ⅰヨハネ3:2)。第二にキリストに似た者となるという祝福です(ピリピ3:21)。第三に主からの報いを受けるという祝福です(マタイ25:21)。この地上で神の民として生活することには必ず困難が伴います。だからこそ、祝福された望みである再臨待望が信仰生活を送り続ける十分な動機となるのです。

2019年4月7日 週報より報告

【日曜学校】
☆3月31日(日)日曜学校の卒業式が行われ、本日、進級式が行われました。新体制の日曜学校の祝福をお祈りください。

【司会奉仕者】
☆3月31日(日)司会奉仕者の準備会が行われました。

【本日の予定】
☆礼拝後、青年キャンプアピールのための賛美練習を行います。
☆13時から青年キャンプアピールのための劇の練習を行います。礼拝堂に集合してください。
☆13時から伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
聖書が示す通りの信仰者の生き方を本当に行っていくための大切な教えが語られます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆4月8日(月)カルバリの丘バプテスト教会(静岡)の藤沢幸人師の按手礼及び牧師就任式、教会独立式が行われます。牧師が出席します。
☆4月15日(月)神学校管理委員会が行われます。この会合において2019年度の神学校校長代行を選出します。牧師が出席します。

【イースター】
☆主イエスの復活を記念するイースターの祝福をお祈りください。行事は以下の通りです。
・イースター子ども会:4/13(土)14時
・ジュニアイースター集会:4/14(日)13時30分
・復活記念礼拝:4/21(日)11時

【青年キャンプ】
☆5月2日(木)~4日(土)に行われる青年キャンプ(船橋教会主催)の申し込みは本日で締切りです。参加費を添えてお申込みください(小宮山師まで)。

【フェローシップ】
☆東アジアより宣教報告が届いています。教会員は回覧にてお読みください。
☆4月1日より「調布バプテスト・テンプル」の教会名が「調布聖書バプテスト教会」に変更されました。住所、電話番号は変わりません。

3月31日 コリント人への手紙第一 -賜物-

その結果、あなたがたはどんな賜物にも欠けるところがなく、また、熱心に私たちの主イエス・キリストの現われを待っています。
Ⅰコリント1:7


講解説教 №4
Ⅰコリント1章7節

 神の恵みによって救われた私たちは、神からの祝福をしっかりと覚えて歩むことが大切です。パウロはこれまでに、「神の教会」「聖徒」「聖なるものとされた」という神の祝福に目を留めることができるように語ってきました。次の祝福として、「賜物」を挙げています。①この賜物は救いに伴う当然の結果として与えられるものだと教えています。「救われたばかりなので、まだ賜物は早い」とか、「これからちゃんと教会に集う」から賜物を頂くのでもないのです。救われているなら神から賜物を頂いているのです。ですから、「賜物などまだ早い」ではなく、「頂いている賜物が何か」を明確にすることを望んで頂きたいのです。②この賜物は必ず獲得するものです。そのことを「欠けるところがなく」という言葉で表しています。その人の信仰の状態がどんなに貧弱であろうと、賜物を得ることに失敗することはないと聖書は教えます。「自分の信仰の状態から、それは考えにくい」と考える人がいたとすると、その情報がどこから来たのか、その根拠は何かを聞きたいものです。③救われた人は、一つ以上の賜物を必ず持っています。そのことを「どんな」という言葉で表しています。信仰の成熟度に関係なく、救われた人は一つ以上の賜物を持っていると聖書は断言するのです。賜物は神からのギフトであることがⅠコリント12:11でわかります。また「御霊が~なさる」とあることから、賜物は聖霊の神のみわざであり働きです。ご自分の意志のままに判断し、決定されるのです。他の兄姉を見て、「自分もあのようになりたい」と言うのは見当違いです。賜物は他の兄姉たちの益のために使います。自分のためではありません。賜物は他の兄弟を愛することを実践するための道具です。教会の目的は、外の人々に対しては神の素晴らしさを伝え、内(教会)には、互いの賜物で奉仕し合っていくのです。

3月31日 週報より報告

【暗唱聖句大会】
☆3月24日(日)日曜学校で暗唱聖句大会が行われました。兄姉も力ある生けるみことばを記憶にとどめましょう。

【ジュニアキャンプの祝福】
☆3月28日(木)~30日(土)ジュニアキャンプが行われました。「Remember The愛」というテーマで佐藤一彦師より3回のメッセージが語られました。また親子関係、教会生活、学校生活、恋愛、献身など具体的なテーマについて各分科会で学びました。日中と夜との2回に分けたレクリエーションをグループで楽しみました。

【本日の予定】
☆礼拝後、ジュニアキャンプの報告を行います。その後短く聖歌隊の練習を行います。
☆昼食時に臨時の教師会を行います。
☆13時から礼拝堂で司会奉仕者のための準備会を行います。同時刻に多目的室で青年キャンプ実行委員会を行います。
☆本日の午後礼拝はありません。

【今後の予定】
☆4月7日(日)10時から日曜学校の進級式を行います。同日13時から伝道委員会を行います。
☆4月20日(土)13時から行われる青年会に鹿毛愛喜先生(港北ニュータウン聖書バプテスト教会伝道師)を迎えて交わり会を行います。

【イースター】
☆主イエスの復活を記念する行事は以下の通りです。
・イースター子ども会:4/13(土)14時
・ジュニアイースター集会:4/14(日)13時30分
・復活記念礼拝:4/21(日)11時

【青年キャンプ】
☆5月2日(木)~4日(土)に行われる青年キャンプ(船橋教会主催)にご参加ください。4月7日(日)までに参加費を添えてお申込みください(小宮山師まで)。キャンセル料発生が12日(金)からとなっています。

【成人クラス】
☆4月7日(日)は進級式のため、成人クラスは4月14日(日)10時から開始となります。

【フェローシップ】
☆滝山教会より大木愛師の伝道師就任のお知らせが届いています。
☆名古屋教会より「岐阜聖書バプテスト集会」開所のお知らせが届いています。
☆精神障がい者フェローシップの案内が届いています。

3月24日 コリント人への手紙第一 -豊かな者とされた人たち-

というのは、あなたがたは、ことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされたからです。
Ⅰコリント1:5


講解説教 №3
Ⅰコリント1章5、6節

 ことばにおいて豊なものとされたとパウロは語ります。救われると会話することばが豊かに変わります。それまでは決して口にすることはなかった福音のことばを語ります。また真実なことばを語るものとして豊かにされます(エペソ4:25)。もう一つは、信仰の益となることばを語ることにおいて豊かなものとされます。また、兄弟の信仰成長に有益なもの、成長を助けるものであるように、と教えています。第二に知識において豊かなものとされます。知識とは神のみこころを知るためのものです。コロサイ1:9では「神のみこころに関する真の知識」とあります。みこころとは、神がこうすると言ったご意志のことです。どんなときにも神のみこころを見分けて判断して行くためには①聖霊の助け、②聖書のみことば、③みことばを解き明かす者がいる教会、の3つが必要です。私たちがどんなに弱く、愚かでも、ことばにおいて、聖書の実践において神が喜ばれる者として歩むことができます。
「…豊かな者とされたからです。それは、キリストについてのあかしが、あなたがたの中で確かになったから」と。キリストについてのあかしとは、救いのメッセージのことで、それを聞いた彼らの心の中に根付いたことが語られています。つまり救いを受け入れたということです。パウロが教えたいことは、その救いによって私たちが豊かさを頂いたということです。救いに与った人は、神が喜ばれるように生きて行くことが必ずできるということです。
ことばが豊かな者とされるとは具体的にどういうことかというと、単に悪い言葉をいわなくなるのではなく、キリストを指し示すことばを語ることとして悪い言葉が減っていくのです。自分が満足するような発言がなくなり、キリストが満足することば、すなわち福音のことばを口にするのです。

3月24日 週報より報告

【総会の祝福】
☆3月17日(日)総会が行われました。
①姉のバプテスマが承認されました。②2018年度の教会全体、各部、委員会の活動報告が行われました。③2018年度教会会計の祝福が報告され、2019年度予算が承認されました。④ヴィジョンの「賜物を用いて互いに仕え合う」ことの実践方法が牧師より報告されました。

【召天】
☆3月18日(月)教会員のお父様が召天されました。21日(木)お別れの会が取り行われました。主の慰めをお祈り下さい。

【本日の予定】
☆礼拝後、バプテスマ式を行います。
☆昼食後、結婚式のミーティングを行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆3月31日(日)日曜学校の卒業式を行います。
☆3月31日(日)13時から司会奉仕者のための準備会を行います。
☆4月7日(日)日曜学校の進級式を行います。同日13時から伝道委員会を行います。
☆3月28日(木)~30日(土)群馬県赤城高原の青少年施設で全国ジュニアキャンプが行われます。参加者は当日10時30分に立川教会に集合してください。

【イースター】
☆主イエスの復活を記念する行事は以下の通りです。
・イースター子ども会:4/13(土)14時
・ジュニアイースター集会:4/14(日)13時30分
・復活記念礼拝:4/21(日)11時

【青年キャンプ】
☆5月2日(木)~4日(土)に行われる青年キャンプ(船橋教会主催)にご参加ください。4月7日(日)までに参加費19,500円を添えてお申込みください(小宮山師まで)。キャンセル料発生が12日(金)からとなっています。

3月17日 コリント人への手紙第一 -神の恵み-

私は、キリスト・イエスによってあなたがたに与えられた神の恵みのゆえに、あなたがたのことをいつも神に感謝しています。
Ⅰコリント1:4



講解説教 №2
Ⅰコリント1章4節


 手紙を読み進めていくとわかるのですが、コリント教会のクリスチャンたちは確かな神の救いに与ったにもかかわらず、その祝福を忘れてしまいました。その上で教会生活を進めて行ってしまったのです。ですからパウロはまず救いの祝福を思い起こさせようと努めます。そこでパウロは彼らに与えられた神の恵みのゆえに、彼らのことを感謝していると言いました。この恵みは主の救いのことです。「恵み」は手に入れるものではなく、与えられるものです。罪人に全く値しない神の祝福を受けることです。救いはすべて神がくださったものです。救いのために私たちが努力して得たものは一つもありません。そのことから救われた理由を考えると、第一に、まず神が愛してくださったから救われました(Ⅰヨハネ4:10)。第二に神が私を選んでくださったから救いに与りました。私が神を選ぶことはありません。第三に神が罪の代価を払って救いを用意してくださったから救われました(Ⅰペテロ2:24)。この神の恵みを忘れ、互いに感謝できない現実が、争いごとです(11)。私たちはどうでしょうか?立川教会の兄姉のことを神に感謝できているでしょうか?もし出来ていないとすれば、何が問題でしょうか。相手ですか?それとも神の恵みを忘れた自分自身でしょうか?パウロこそコリントの人たちに叱責や要求が出来ました。しかしまず感謝しました。神の恵みを知っていたからです。すべては神の恵みです。教会は神の恵みによって建てられた神の教会です。その本質を見失って、ただ自分の考えに沿って行うことを神は決して評価されません。まず神の恵みを起こい起こそうではありませんか。次に兄姉のことを感謝できなかったことがあれば悔い改めましょう。神の恵みの事実は絶対に変わりませんから、そこに立てばすべて益となります。

3月17日 週報より報告

【インドネシア宣教報告の祝福】
☆3月10日(日)田村成幸宣教師、田村明子宣教師をお迎えし、インドネシア宣教報告が行われました。メッセージと証し、映像を通して、主ご自身の宣教の切実さを覚えました。インドネシア・スラバヤに既に戻られている田村宣教師ご夫妻のために引き続きお祈りください。お礼状が届いています(掲示)。

【部会報告】
☆3月16日(土)青年会で聖書の学びを行いました(箴言2章から)。その後、新年度活動計画の役割分担を決めました。

【本日の予定】
☆礼拝後、短く聖歌隊を行います。聖歌隊メンバーは会堂前方へ集合してください。
☆昼食後、印刷された総会資料の製本を行います。ご協力ください。
☆13時30分から聖餐式及び総会を行います。教会員はご出席ください。欠席の場合は委任状を提出してください。
☆本日の午後礼拝はありません。

【日曜学校の予定】
☆3月24日(日)暗唱聖句大会を行います。☆3月31日(日)卒業式を行います。
☆4月7日(日)進級式を行います。

【今後の予定】
☆3月28日(木)~30日(土)群馬県赤城高原の青少年施設で全国ジュニアキャンプが行われます。説教者の佐藤一彦師のために、主催の滝山教会のために、参加者のために、牧師の分科会奉仕のためにお祈りください。当日10時30分に立川教会に集合してください。
☆4月8日(月)カルバリの丘バプテスト教会(静岡市)で藤沢幸人師の按手礼式、牧師就任式及び教会独立式が行われます。牧師が出席します。
☆4月15日(月)牧師は神学校で行われる神学校管理委員会に出席します。2019年度の校長代行を決議する会合となります。祝福をお祈りください。

【成人クラスの案内】
☆新年度から牧師が担当する成人クラスは、「教理と信仰生活」について学びます。聖書の基礎となる教理を生活に適用できるようにするための学びです。日曜学校枠以外で学びを希望される方もご参加ください。4月7日(日)10時から開始です。

【その他】
☆JBBF海外宣教委員会から「宣教クォータリー」の最新号が届いています。
☆バプテスト手話キャンプの案内が届いています。

3月10日 インドネシア宣教 ー主の御業に励めー ヨハネ4章31-38節

あなたがたは、『刈り入れ時が来るまでに、まだ四か月ある』と言ってはいませんか。さあ、わたしの言うことを聞きなさい。目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。 
ヨハネ4:35


(3月7日ドルカス会 箴言2:1-12の学びから)

この聖書テキストで強調されているのは、「捜し」「探り出す」(4)です。似た表現として「受け入れ」「たくわえ」(1)、「耳を…傾け」「心を…向け」(2)、「呼び求め」(3)があります。これらを「わが子(或いは弟子)」に求めていることから、彼らを、自らをして求めさせようとするイスラエルの伝統的な教育法であることがわかります。その教育法に基づいてイエスは、「(聞く)耳のある者は聞きなさい」(マタイ13:43、マルコ4:9)と教えました。「聞く気(聞く意志)のある者は自ら聞け」ということです。求めて得るべきは「知恵、英知、悟り」です。しかしここでの教えでは(原文)、それらは「これ」としか記されておらず、「捜し」「探り出す」ことに重点が置かれています。ザアカイがイエスを見ようと木に登った福音書の出来事は有名です。「彼は、イエスがどんな方か見ようとしたが…」(ルカ19:3)という部分ですが、これは興味本位な行動ではなく、熱心に探り出そうとしている行為です。またエレミヤ29:13に「もし、あなたがたが心を尽くして私を捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう」とあります。神はその大切な霊的作業を民自らが行うことができるように、ユダ王国をバビロンに引き渡す(捕囚の民)という「わざわい」を与えました。しかし、最終的に「それはわざわいではなくて、平安を与える計画」(エレミヤ29:11)でした。私たちのうちにないからこそ、神の知恵であるみことばを捜し求める熱意が必要であることが教えられます。捜し求めた結果、知恵が心に入ります。それはたましいを楽しませるものとなります。その楽しさはイエスがまことの救い主キリストであることの確信から来る喜びとしての楽しさです。それまで周囲に遠慮し、躊躇していたイエスへの思いを、大胆に証しする楽しさを味わうことが出来ます。

3月10日 週報より報告

【信仰告白】
☆2月25日(月)イエス・キリストを救い主として信じて救われた方がいらっしゃいました。おめでとうございます。信仰の成長のためにお祈りください。

【来会】
☆3月3日(日)新来会者が与えられ、各礼拝に出席されました。

【JBBF総会】
☆3月4日(月)-6日(水)岡崎市でJBBF総会が行われました。新年度の理事長に石川安義師が再選されました。牧師は理事会の任期を終え、国内宣教委員会に再選出となりました。神学校校長代行は神学校管理委員会によって現教師の中から選ばれます。

【部会、委員会報告】
☆3月7日(木)ドルカス会で聖書の学びが行われました。箴言2章から知恵を探り出すことについて学びました。
☆3月9日(土)運営委員会が行われました。

【本日の礼拝】
☆本日の礼拝にインドネシア宣教の田村成幸宣教師、田村明子宣教師をお迎えしています。祝福をお祈りください。

【本日の予定】
☆13時45分から臨時教会会議を行います。新年度の予算案について検討します。
☆午後礼拝、聖歌隊の練習はありません。
☆会議後、日曜学校教師会を行います。

【今後の予定】
☆3月11日(月)教会車(AXワゴン)の6カ月点検です。8月には車検が行われます。
☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会の活動報告、新年度計画をご提出ください。
☆3月17日(日)の午後礼拝はありません。

【全国聖会奉仕者】
☆2019年全国聖会の奉仕を希望される方は本日中に小宮山師にお申し出ください。以下の奉仕です。聖歌隊、オーケストラ、外国語通訳、看護師、手話通訳、障がい者介助、ビデオ撮影、スナップ写真撮影。そのほか「こういう奉仕が出来ます」というものがあればご記入ください。

【その他】
☆国内宣教委員会から機関誌「かいたく」の新号が届いています。
☆清水聖書バプテスト教会「恵みと軌跡の展望」と名古屋聖書バプテスト教会「主への聖なるささげもの」(記念誌)が届いています。

2019年3月3日 コリント人への手紙第一 -聖なるものとされた方々-

コリントにある神の教会へ。すなわち、私たちの主イエス・キリストの御名を、至る所で呼び求めているすべての人々とともに、聖徒として召され、キリスト・イエスにあって聖なるものとされた方々へ…。 
Ⅰコリント1:2


講解説教 №1
Ⅰコリントロ3章1-3節

 コリント教会には様々な問題があったようで、その対処のために手紙が書かれました。ただ手紙を書いたパウロとしては、単に対処法を記したのではなく、彼の願いはコリントのクリスチャンたちが神の祝福にまず目を留めるようになることでした。それは冒頭の挨拶からもわかります。パウロは「コリント教会へ」としないで「神の教会へ」としました。滅びの中から神に呼び出された人たちの集まりが教会です。それは神のものです。その教会を自分のしたいようにすると問題が増えるでしょう。しかし神のご意志を尊重するなら問題は減ります。また、神の教会は「主の御名を呼び求めている人々」です。これは継続して御名を呼び求め続けている礼拝者であるという意味です。教会を終えて平日の生活を送ると、忙しさもあり、神様のことを忘れることがあります。それでも心の内には神に対する思いがずっとあるのです。問題を抱えていても礼拝者です。二つ目、神の教会は「聖徒として召されている人々」です。神に属する人と世に属する人は違うということが言わんとしていることです。多々問題があっても救いに与った人はみな聖徒です。その祝福に目を留めさせて、彼らを正しい道へ戻そうとしているのです。三つ目、神の教会は聖なるものとされた人々です。キリストの犠牲によって罪が完全に赦された人のことです。素晴らしい祝福です。どんなに多くの問題を抱えていても、罪の中にあったとしても、神の教会に属する人は、完全に罪が赦されています。世に属する人とは本質的に違います。どんな状況でもずっと礼拝者であり続けることが出来ます。これらの事実に立って、初めて問題の対処に移ることが出来るのです。

2019年3月3日 週報より報告

【部会】
☆3月2日(土)青年会が行われました。使徒6章1-6節からみことばが語られ、賜物について分かち合いました。

【賜物について】
☆賜物を見分ける目安となるチェックリストを行った方は、最後のページの報告書を牧師に提出してください。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー3月号が出来ています。日々のデボーションにご活用ください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。偽りの教えに対する批判を通して聖書信仰が語られます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆3月4日(月)~6日(水)愛知県青年の家でJBBF総会が行われます。総会ではBBF機関の理事会、国内宣教委員会、海外宣教委員会、神学校から1年間の事業報告、次年度計画案が報告されます。また、「伝道者の霊性」というテーマでメッセージが語られます。説教者は大原徹雄師(甲子園教会)、ロバートバーリー師(稲毛教会)、鹿毛独歩師(港北NT教会)です。牧師が出席します。
☆3月6日(水)の祈り会は予定通りに行います。
☆3月10日(日)11時から田村成幸宣教師を迎え、メッセージとインドネシア宣教報告が行われます。また田村明子宣教師が証しされます。祝福をお祈りください。
☆3月10日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。
☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は活動報告及び新年度計画をご提出ください。

【全国聖会】
☆2019年全国聖会の奉仕者を募集しています(聖歌隊、特別賛美、手話通訳)。申し込まれる方は、3月10日(日)までに小宮山師までお知らせください。
☆全国聖会に参加される方は早めに宿泊施設をご予約ください。

2019年2月24日 宣教大会 -神の導きを確信して-

パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。  
使徒16:10


使徒16章6-10節

 神の導きを確信しながら宣教を進めるにはどうしたらいいかを、パウロの経験を通して学びます。16章に記されているパウロの伝道の旅は、初めてヨーロッパに福音が宣べ伝えられる大きな進展の部分です。宣教の大きな進展の時というのは困難が伴います。それは宣教の主導が神であることを念押しするかのようです。パウロは計画を立てて進めた伝道の旅が、聖霊によって禁じられるという思いがけない困難に遭遇しました。彼は主の働きを犠牲を払って行っているので何とか進もうと試みるのですが、何度も阻止されてしまいます。そのためガラテヤ地方に追いやられた時に彼は大きな病になったようです(ガラテヤ4:13,14)。コリントへ宛てた手紙にはその病のことを「高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられ」た(Ⅱコリント12:7)と言っています。神が阻止しているのはパウロの行く道ではなく、高ぶりを阻止しているのです。「この道でも、あの道でもなかった」とパウロの足取りは着実に神の導きに近づいています。このような消去法も神の導きを知る手立てと言えるでしょう。自分の限界が大きくなったタイミングで神はパウロにご自分の心を知らせます。「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」
彼は一切の迷いと疑問なしにただちにマケドニヤへ向かいます。これまでの歩みにおいて、自分が計画したことが上手く行かず、病を負い、変更に変更を重ねなければならなかったことの意味を悟りました。ここで語られている「確信する」という言葉は、これまでの様々な材料を組み合わせ、検討し、論証しながら、最終的な結論を導き出すというようなニュアンスです。この作業は私たちには面白くないものです。しかし総合的な判断から動かぬ確信を得て宣教することが出来るのです。宣教の主導は神、福音を語るのは私たちです。確信を頂いて語りましょう。

2019年2月24日 週報より報告

【来会】
☆2月10日(日)新来会者の方がいらっしゃいました。祝福をお祈りください。

【部会】
☆2月21日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。使徒6:1-6から「教会内改革 ~神の思惑~」と題してメッセージが語られました。【賜物について】
☆賜物を見分ける目安となるチェックリストを行った方は、最後のページの報告書を牧師に提出してください。

【信仰約束献金】
☆本日、信仰約束献金の更新日です。更新用紙を献金かごに入れるか、直接牧師にお渡しください。

【本日の予定】
☆本日、宣教大会の3回目です。聖書から宣教メッセージが語られます。聞くだけに終わらず実際に宣教する者となりましょう。
☆礼拝後に「礼拝風景」の撮影をさせて頂きます。2020年に主催する青年キャンプのアピール動画として使用します。ご協力下さい。
☆13時から日曜学校教師会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、伝道委員会を行います。

【今後の予定】
☆3月4日(月)~6日(水)愛知県青年の家(岡崎市)でJBBF総会が行われます。牧師が出席します。
☆3月10日(日)の礼拝は田村成幸宣教師の説教及びインドネシア宣教報告です。
☆3月10日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。
☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【国内開拓】
☆上田聖書バプテスト教会(小川淳司師)から宣教報告が届いています。
☆カルバリの丘バプテスト教会から按手礼式、独立式、並びに牧師就任式の案内が届いています。

2019年2月17日 宣教大会 -出て行って福音を宣べ伝えよ-

遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
  ローマ10:15


ローマ10章13-17節

 パウロはここで救いに至る宣教の論理を語っています。救われるために、①信じることが不可欠です。信じるためには、②福音を聞くことが不可欠です。福音を聞くためには、③だれかが福音を宣べ伝えることが不可欠です。福音を宣べ伝えるためには、④宣べ伝える人を派遣することが不可欠です。結論としてパウロは、だれでも救われるためには神の真理を知らなければならないこと、その真理は「キリストについてのみことば」であること、それを聞き、信じるためには語る人がいなければならないことを述べています(17節)。さて、イエスの宣教大命令から(マルコ16:15)、救われた人は誰もが語る人です。救われて間もなくても、聖書や神学的なことを知らなくても、イエスがその人にしてくださった救いのわざをお知らせすればいいのです(マルコ5:19、20)。救われたことで変えられた振舞い、生活態度は良い証しとなり、人々に影響を与えるでしょう。しかし聖書は「(信じる)信仰は聞くことから始まる」と言っているので、やはりどうしても語らなければなりません。救われた人はだれでも語る人ですが、賜物として特別に語る(伝道者、牧師)者も神はお選びになります。「良いことの知らせを伝える人の足は、なんと立派」なのは、伝える人よりも伝えるメッセージが立派なのです。そのメッセージ源は神であり、遣わすのも神です。語る者が心を使わなければならないことは、忠実に語ることです。「キリストについてのみことば」を忠実に語ります。すなわち、「イエスキリストはだれなのか?」ということと、「イエスキリストは何をしたのか?」ということを忠実に語るのです。それはイエスキリストの十字架の死と葬り、そして復活をそのまま語るのです。イエスキリストが神であられることを語るのです。

2019年2月17日 週報より報告

【中高生特別集会】
☆2月10日(日)中高生特別集会が行われました。信仰約束献金について語られました。

【青年会】
☆2月16日(土)青年会が行われました。賜物についてのチェックリストを行い、自分の賜物を知る目安としました。

【宣教大会】
☆先主日より宣教大会が行われています。本日第二回目でローマ10章より宣教メッセージが語られます。

【本日の予定】
☆礼拝後、兄弟会のメンバーは会堂前方へお集まりください。賜物を知るためのチェックリストの説明を短く行います。昨日行われた青年会を欠席した青年たちもお集まりください。
☆12時50分から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月21日(木)10時30分からドルカス会で礼拝を行います。
☆2月24日(日)11時からの礼拝は、宣教大会の3回目で使徒16:6—10から宣教メッセージが語られます。同日、信仰約束献金の締切りとなります。
☆3月4日(月)~6日(水)愛知県青年の家(岡崎市)でJBBF総会が行われます。牧師が出席します。
☆3月10日(日)礼拝にインドネシア宣教の田村成幸宣教師を説教者としてお招きします。同日、13時30分から臨時教会会議を行います。新年度の予算案についての検討です。☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【全国聖会】
☆JBBF全国聖会(8/13火~8/14水)にお申し込みください。今回の聖会ではJBBF創立70周年記念式典も行います。

2019年2月10日 宣教大会 -主があなたにしてくださった 大きなことを知らせよ-

そこで、彼は立ち去り、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを、デカポリスの地方で言い広め始めた。人々はみな驚いた。
  マルコ5:20



マルコ5章1-20節

 汚れた霊につかれた人が墓場を住み家としなければならないのは、人と同じ生活ができなくなっているからです。なぜできないかというと、人を傷つけ、人間関係を破壊しているからです。人との関りを断ち、孤立している人は今でも多くいます。人は神と人と交わるように造られていることから見ると、孤立した人間というのは真に生きていないと言っていいでしょう。「いったい私に何をしようと…(私とあなたに何の関係があるのですか。)」(2017年版訳)と言っていることからも、悪霊の目的は人をキリストとかかわりを持たせないことだと分かります。そうすると、人の救いとは破壊された関係の回復と言うことができます。まずキリストとの関係、その回復により人との壊された関係も回復します。キリストは関係を壊し続ける悪霊に「出て行け」と言われただけで、この人に救いをもたらしました。キリストには悪霊の破壊的力よりもはるかに強い権威と力をお持ちなのです。この人は主の救いによって正気に返って座っていました。人間としての生活の秩序に戻って来たのです。彼がどこに座っているかが重要です。「イエスの足もと」(ルカ8:35)です。それはイエスに聞き従う姿です。どうりで平安を頂くわけです。あなたはイエスの足もとから離れていませんか?「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか…知らせよ」との言葉に聞き従った彼は、イエスのなさったことを「言い広め始め」たのです。この言葉は宣教を意味します。彼はこれまで傷つけて来た人たちの中へ帰されます。破壊されていた人との関係の中へ帰されるのです。イエスは彼がその人間関係をもう一度回復することを願って、新たに派遣されるのです。主はあなたを派遣したいと願っておられます。

2019年2月10日 週報より報告

【部会報告】
☆2月7日(木)ドルカス会でヴィジョン・メッセージの分ち合いが行われました。その中で賜物を知るためのチェックリストを行いました。

【宣教大会】
☆本日は宣教大会です。イエスキリストの福音を宣べ伝え、教えることが宣教です。救われたすべての人に求められていることです。本日から3週に渡り、宣教メッセージが語られます。実際に宣教する者となりましょう。

【信仰約束献金】
☆信仰約束献金の更新用紙を配布します。おささげする兄姉は、2月24日(日)までにご提出ください。

【本日の予定】
☆昼食時に青年キャンプ実行委員会のミーティングを行います。
☆13時から中高生特別集会を行います。「信仰約束献金」について、Ⅱコリント8章1~6節からメッセージが語られます。
☆本日、午後礼拝はありません。

【今後の予定】
☆2月11日(月)牧師は調布バプテストテンプルで行われる片山大輔師の按手礼式に出席します。
☆2月16日(土)13時から青年会でヴィジョン・メッセージの分ち合いを行います。
☆2月17日(日)11時からの礼拝は宣教メッセージの2回目です。
☆3月10日(日)礼拝にインドネシア宣教の田村成幸宣教師を説教者としてお招きします。同日、13時30分から臨時教会会議を行います。新年度の予算案についての検討です。☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【フェローシップ】
☆神学校から入学考査の案内が届いています。入学者が与えられるようにお祈りください。
☆海外宣教委員会より、海外宣教事務局への献金要請が届いています。同委員会の主な働きとして、諸教会から派遣されている各宣教師に献金を送金するというのがあります。送金費用は諸教会の献金によって賄われています。この費用が満たされるようにお祈りください。当教会は信仰約束献金の中から海外宣教事務局へささげています。
☆JBBF全国聖会(8/13火~8/14水)のスケジュール(パンフレット)と申込用紙が届いています。

2019年2月3日 ペテロの手紙第二 -成長しなさい-

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。
Ⅱペテロ3:18


講解説教No.23
Ⅱペテロ3章17、18節

手紙の終わりにペテロは「…成長しなさい」と勧めます。その成長のためにまず勧めていることは、「よく気をつけ」との誘惑への備えです。この手紙によって読者の兄姉たちは、偽りの教師が現れること、彼らが欲望に従って神のことばを曲解し、教会の人たちを誤りに導き混乱させていることを知りました。「前もって分かっているのですから~よく気をつけ」(新改訳2017年版)ることが出来ます。イエスも弟子たちに世の終わりの前兆を知らせました。それを知ったからこそ備えをせよと命じました(マルコ13:22,23)信仰者はあらかじめ知っている人たちです。正しい道とそこに進むことの報いを知っています。悪い道とそこに進むことの不幸を知っています。ですからよく気をつけて信仰生活を送らなければなりません。気をつけるべきは堅実さを失わないことです。間違った教え、情報が入って来ても、動揺することなく、聖書が何といっているのか、そこに立つということです。堅実さを「失う」ことは無くなることではなく、落ちたり、遠のくことです。罪の弱さを持つ私たちは時に落ちます。それは聖書が言っていることなのか迷い込ませる誘惑に落ちます。大事なことはどこから落ちたかを思い出して、必ず聖書に帰ることです(黙示録2:4,5)。その上で、イエスキリストの恵みにおいて成長します。主の力によって強くされ、忍耐し、寛容さを保ちというふうに、人格、行動がイエスキリストのようになっていく(似る)意味での成長のことです。またイエスキリストの知識において成長します。聖書のことばを通して益々キリストを知って行く意味での成長です。この両者において成長します。まずは成長を願うところから始めましょう。それも聖書的根拠のあることです。パウロがピリピ人への手紙で、既に得てもいない、完全にされてもいない自分が貪欲に成長したいと願っています(ピリピ3:12-14)。私たちも!

2019年2月3日 週報より報告

【部会報告】
☆2月2日日(土)青年会で聖書の学びが行われました。ヴィジョン・メッセージの分かち合いは2月16日(土)13時からに変更となります。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー2月号が出来ています。日々のデボーションにおいて、聖書に記されていることの意味を理解することが難しいと思われる方も、まず読むことから始めましょう。週報に折り込んだものは、参考までに聖書を読むときの助けとなるものです。

【本日の予定】
☆礼拝後、日曜学校教師のミーティングを短く行います。次年度のクラス配属と今後の予定についてです。礼拝堂前方に集合してください。
☆14時から午後礼拝を行います。キリストそのものを語るパウロの熱い思いに注目です。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月7日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆2月10日(日)11時から(礼拝時)、宣教大会を行います。右記のとおり、宣教メッセージが語られます。主が私たちにお与えくださった救いの素晴らしさを覚えて、それを知らせる者となりましょう。
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。「信仰約束献金」についてメッセージが語られます。
☆2月16日(土)13時から青年会でヴィジョン・メッセージの分かち合いを行います。
☆3月10日(日)礼拝で田村成幸宣教師(インドネシア)が説教と宣教報告を行います。

【神学校次期校長】
☆神学校校長推薦委員会は次年度からの校長について、推薦者なしとの結論に至りました。2019年度は現教師から校長代行を立てます。今後の神学校のためにお祈りください。

2019年1月27日 ペテロの手紙第二 -神のことばに忠実に従う-

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。
  Ⅰペテロ3:16


講解説教No.22
Ⅱペテロ3章15、16節

 キリストの再臨の事実にふさわしく生きることが求められています。第一に主の忍耐が救いであると考えることです。主は忍耐深く、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられます。これを心で考えることが求められているのは行動するためです。ひとりでも多くの人が救われるために行動するのです。つまりふさわしく生きるとは、イエスキリストの救いを宣べ伝えて生きるということです。これは「主の祈り」とも合致しています(マタイ6:10)。「御国が来ますように」との再臨を待望するためには、地でみこころが行われなければなりません。それが宣教です。再臨の事実にふさわしく生きる人は熱心に福音宣教に取り組んでいる人です。さて、ペテロは自分が語っている再臨が事実であるということ、それにふさわしい生き方をせよというメッセージが真実であることをパウロ書簡を用いて証明しようとしています。単に「パウロも私と同じことを言っているではないか」と主張しているのではなく、それが「与えられた知恵に従って」書き送られたものだということです。パウロの手紙もペテロの手紙も神からのものです。それを真理から逸脱して曲解する人たちがいます。書かれていることが難しいからと言って自分勝手に解釈するなら神のさばきから免れることはできません。曲解する人は「無知な、心の定まらない人」です。この人は正しい情報に欠けており、心が土台にしっかり打ち付けられていないのでふらふらしています。学んでいないのではありません。学んでいるにもかかわらず情報に欠けるのです。聖書は神のことばです。絶対的な権威あることばがキリストの再臨の事実を語っているのです。ですから、私たちは人間に従うのではなく、この神に従うことが必要です。

2019年1月27日 週報より報告

【先週の説教】
☆1月20日(日)及び1月23日(水)の各説教は、牧師がインフルエンザのため、急きょ自宅から電話で行われました。今後、このようなケースに対応できるように準備を進めます。

【運営委員会】
☆1月26日(土)運営委員会が行われました。来年度に向けての教会運営について検討されました。

【衛生】
☆インフルエンザの流行に伴い、教会においても手洗い、消毒を心がけましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。コロサイ人への手紙の9回目、パウロが信仰の実践を勧めます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月2日(土)青年会でヴィジョンメッセージの分かち合いを行います。開始時間を12時に変更します。
☆2月10日(日)11時から(礼拝時)、宣教大会を行います。宣教月間として10日(日)から24日(日)の3週にわたり、宣教についてメッセージが語られます。救われた者が地上に生かされる目的はイエスに倣っての宣教です(Ⅰペテロ2:9)
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。テーマは「信仰約束献金」です。

【信仰約束献金】
☆海外の宣教師、国内開拓教会などにささげる献金を「信仰約束献金」と呼んでいます。
与えられた救いの喜びを他の人に献金を通しても伝えることができます。2月10日(日)に更新用紙を配布します。

【礼拝説教】
☆次週をもってペテロの手紙第二の説教が終了します。宣教月間を挟んで3月3日(日)からの礼拝説教は、コリント人への手紙第一です。

【フェローシップ】
☆2月11日(月)調布バプテストテンプルの片山大輔師の按手礼式(諮問含む)が行われます。牧師が出席予定です(掲示板)。

2019年1月20日 ペテロの手紙第二 -神の御前に出るとき-

そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい。
Ⅰペテロ3:14



講解説教No.21
Ⅱペテロ3章14節

 とりわけ3章は銘記すべきメッセージです。なぜならキリストの再臨は紛れもない事実だからです。聖書は繰り返し再臨のメッセージを伝えています。十二弟子たちにもイエスは何度も教えました。聞いてもすぐに忘れるからです。世の中は再臨の事実とは全く反対の方向に向いています。そんな世の中だけを見ていたら、再臨の事実は薄れるでしょう。だからこそ銘記しておかなければなりません。また再臨の事実は生き方を変えます。この手紙の著者であるペテロは「私は漁に行く」(ヨハネ21:3)と、救われる前の生活に戻りかけたことがありました。しかし復活のイエス(再臨を保証するもの)を確信してから彼の生き方は大きく変わりました。今私たちがしなければならないことは、再臨の事実にふさわしい生き方をすることです。そのためには、主の約束を信じて待ち続けることです。この思いを保つ秘訣は教会の集まりを止めないことです。賜物をもって互いに仕える集まりにとどまっていてこそ可能です。二つ目に、最善を尽くすことです。これには忠実さが求められます。最善を尽くし「しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように」するのです。終末のさばきが迫るほど人々の抱く恐れは大きくなり、自分本位さが露呈します。クリスチャンも「愛は冷たくなる」(マタイ24:12)のです。その時に道徳的にも非難されるところがない者として生きることが求められています。神の御前に立ったなら「隠れおおせるものは何一つ」ありません。その時平安でいられることは幸いです。実際にキリストが来られたときに、自分の生き方に後悔していないことを望みます。失敗した生活が後悔ではありません。主の再臨を期待して待っていなかったことが後悔です。「そういうわけで、愛する人たち。このようなこと(再臨)を待ち望んでいるあなたがたですから…」

2019年1月20日 週報より報告

【教会会議】
☆1月13日(日)聖餐式、教会会議が行われました。昨年11、12月分の各部、委員会、会計の報告がされました。会計については総括表の推移から祝福されていることが報告されました。牧師から(牧会報告)ヴィジョンについての説明がされました。

【ヴィジョンの分かち合い】
☆各部会において、Ⅰペテロ4章10、11節のヴィジョンメッセージの分かち合いを行ってください。与えられた賜物を知ることが目的です。「その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」とあるように、お互いの賜物を組み合わせて教会が建て上げられて行きます。自分で気づきにくい賜物も、相手の視点から気づく場合があります。そういう意味から分かち合いが必要です。

【本日のメッセージ】
☆牧師がインフルエンザのため、本日の礼拝、午後礼拝のメッセージは、自宅から電話で語ります。尚、24日(木)復帰のため、23日(水)祈り会も同様の形を取ります。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。パウロの祈りを通してイエスキリストを知ることの重要性が語られます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。宣教大会に備えます。

【今後の予定】
☆2月10日(日)11時から宣教大会を行います(礼拝時)。宣教月間として10日(日)から24日(日)の3週にわたり、宣教についてメッセージが語られます。「…宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。」(ローマ10:14)
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。テーマは「信仰約束献金」です。

【信仰約束献金】
☆海外の宣教師、国内開拓教会などにささげる献金を「信仰約束献金」と呼んでいます。
与えられた救いの喜びを他の人に献金を通しても伝えることができます。2月10日(日)に更新用紙を配布します。

2019年1月13日 2019年教会ヴィジョン・メッセージ -神があがめられるため-

語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。  
Ⅰペテロ4:11



 教会における全員の働きとして、それぞれ違う賜物が与えられています。おのおの与えられた賜物が違うがゆえに互いに補い合い、いたわり合うことができます。それぞれにどのような賜物が与えられているのかを知り、生かすなら調和します。知らなければ違いを受け入れることが難しくなります。聖書は賜物の種類を大きく二つに分けています。語る賜物と奉仕の賜物です。種類については配布した一覧を参考にしてください。語る賜物だけで5つもあります。神のことばに関する賜物の重要性がわかります。語る賜物の人が教会にもっと必要です。祈り求めなければなりません。主のみこころですから必ず与えられます。次に奉仕の賜物ですが、これを二つに分けると、管理運営する(リーダーシップ)賜物と仕える賜物です。初代教会で問題が生じたときに、リーダーシップを取る7人の人たちが選ばれました(使徒6章)。全体を管理し、責任を持つ人たちです。これにより語る賜物の人たちが助けられました。このようにして互いに仕え合っています。管理運営の賜物が管理することに関心が向くのに対し、仕える賜物は人そのものに関心が向く傾向があります。兄弟の重荷を負うこと、人の必要を満たすこと、人に寄り添うことなどがその賜物の特徴です。これらの賜物に優劣はありません。賜物の取り扱い注意として、語る賜物は、自分の考えや意見を述べるのではなく、神からのメッセージをそのまま伝えます。奉仕の賜物は、奉仕のために神が力を与えてくださっているという謙遜な思いで仕えます。いずれも与えられた賜物で高慢の罪に陥らないためです。
このような聖書の指示通りに賜物を用いて仕え合うなら、その教会を通して神があがめられます。まず、ひとりひとりが自分に与えられた賜物を知るところから始めましょう。

2019年1月13日 週報より報告

【2019年ヴィジョン】
☆1月6日(日)新年礼拝が行われました。2019年の教会ヴィジョンが語られました。その内容は本日の配布物の、【Ⅰペテロ4章10節から】の項目にまとめられています。
また、【Ⅰペテロ4章11節から】の項目が本日の礼拝メッセージで語られる内容です。

【ヴィジョンの分かち合い】
☆Ⅰペテロ4章10、11節のメッセージに基づいて、各部会で分かち合いの時を持ちます。目的は自分に与えられた賜物を知るためです。それぞれ日程を設定してください。

【本日の予定】
☆礼拝後、賛美練習を行います。聖歌コンサートグループの兄姉は礼拝堂前に集まってください。
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆教会会議後、日曜学校教師会を行います。

【今後の予定】
☆1月14日(月)12時から横浜教会主催の聖歌コンサートが神奈川県立青少年センターで行われます。説教者は吉田正治宣教師です(香港コーナーストーンバプテスト教会)。出演者はリハーサルの時間までに会場にお集まりください。
☆1月17日(木)10時30分からドルカス会を行います。
☆1月19日(土)10時~15時30分、池袋(会議室)で、ジュニアキャンプのグループ・リーダー・ミーティングが行われます。小宮山歩師と井口あかり姉が参加します。
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。今回のテーマは宣教大会に合わせて、「信仰約束献金」としました。祝福をお祈りください。

【宣教大会】
☆2月10日(日)11時から宣教大会を行います(礼拝時)。キリストの福音が宣べ伝えられるという宣教の恵みに与った私たちは、宣べ伝える側になりました。10日(日)から24日(日)の3週にわたり、宣教についてメッセージが語られます。実際に福音を携えて行く者となりましょう。「…宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。」(ローマ10:14)

【フェローシップ】
☆1月29日(火)~30日(水)に行われる神学校冬期講座の案内が届いています(掲示板)。
☆2月11日(月)片山大輔伝道師(調布バプテストテンプル)の按手礼式(諮問及び式)が行われます(掲示板)。

2019年1月9日 2019年教会ヴィジョン・メッセージー賜物を用いて互いに仕え合うー

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
Ⅰペテロ3:11


Ⅰペテロ4章7-10節

 今年のヴィジョンは「賜物を用いて互いに仕え合う」です。賜物は教会の働きにおいて正しい交わりを保つために与えられた神からの贈り物です。聖書は賜物を受けた人は「管理者」であり、所有者ではありません。所有者は神です(詩篇24:1)。私たちの存在も、所有物も、無条件に愛し、与えてくださる神からのプレゼントです。この聖書的な真理を知ることで、神が私たちに託しておられるものを管理する責任感が起こされます。賜物はキリストに従うすべてのクリスチャンに与えられています(Ⅰコリント12:11)。賜物は「これがほしい」とこちらが希望して与えられるものではありません。私たちが救われた時に神から与えられるものが賜物です。神から賜物を頂いた人の自覚は「働き人」です。所有者の主人に代わって働くのです。求められることは、任せられたものを忠実に責任を果たすことです(良い管理者)。賜物は「おのおの」違った賜物が与えられます(ローマ12:6)。からだのパーツもそれぞれ違います。その違いは互いを補い合っていることに気づきます。全員の働きが必要なのです。自分はいてもいなくてもよいというような存在は一つもありません。必ずみなの益となっており、みなの成長のためになっています。もし互いに益となっていない状態があるとしたら何が原因なのかを考えましょう。教会の働きにおいて正しい交わりを保つことは「私が何かをする」ことではありません。「私が何者であるか」ということです。神が大所有者であることを心から認め、私は管理者であること、その与えられた賜物で仕え合う者であることを自覚しましょう。これは努力して獲得するものではありません。救われた時に、このように用いられる存在なのです。

2019年1月6日 週報より報告

【元旦礼拝】
☆1月1日(火)元旦礼拝が行われました。詩篇119:9-16から、聖書のことばを心に秘め置き、楽しむという積極的な取り組みが語られました。昨年以上にみことばを喜び楽しみましょう。

【国内宣教カンファレンス】
☆1月4日(金)、5日(土)国内宣教カンファレンスが行われました。講師の川島真理師より、伝道者の祈りの重要性が語られました。

【ヴィジョン】
☆2019年の教会ヴィジョンは「賜物を用いて互いに仕え合う」です(別紙参照)。「幻(ヴィジョン)がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである」(箴言29:18)とあるように、神から与えられたヴィジョンが教会成長に欠かせないものです。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。キリストの苦しみの欠けとは何か?について語られます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆1月12日(土)9時30分から運営委員会を行います。
☆1月13日(日)13時30分から聖餐式および教会会議を行います。
☆1月14日(月)12時から横浜教会主催の聖歌コンサートが神奈川県立青少年センターで行われます。当教会の聖歌隊が参加します。当日の詳しい案内が届いています。

【フェローシップ】
☆1月29日(火)、30日(水) 神学校の冬期講座が行われます。
テーマ:『JBBF信仰箇条の歴史と理解~序文と第1項聖書を中心として』
講師:白根喜代志(バイブルバプテスト北国分キリスト教会牧師)
☆香港の吉田正治宣教師から宣教報告が届いています。

2018年12月30日 ペテロの手紙第二 -聖い生き方ー

このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。
Ⅰペテロ3:11



講解説教No.20
Ⅱペテロ3章11-13節


 ペテロはクリスチャンたちに真理のみことばを思い起こさせるだけではなく、それを知った者としてふさわしい生き方が出来るように期待しました。彼は今の天と地は必ず滅びることを繰り返し教えています(7,10,12節)。その事実を信じた者としてのふさわしい生き方が求められています。それは第一に聖い生き方です。道徳的に聖く、正しいライフスタイルのことを言っています。神の救いに与っているのなら必ず聖い生活が出来ます。なぜなら神があなたを救ったのはこの地上で聖い生活をさせるためだからです。また、天地が滅びるという事実を忘れないように注意しなければなりません。人は信じたとおりに生きるからです。第二に天地が滅びると信じる人は敬虔に生きます。聖い生き方は生活、行動であるのに対して、敬虔な生き方は心の態度を意味しています。良い心は良い行動を生み出します。ペテロは第一の手紙で「妻の無言のふるまい」(3:1)、「心の中の隠れた人がら」(3:4)を証しの手立てとしました。また聖い生き方には神への恐れが必要です。「…心のうちで罪人をねたんではならない。ただ主をいつも恐れていよ」(箴言23:17)とあるように、天地を滅ぼす主への恐れを抱く者には聖い心と行動とが伴います。聖い生活をするクリスチャンが備えるべきは、神の日(永遠の新天新地)の来るのを待ち望むこと、その日が来るのを早めることです。その理由は「天が燃え崩れて、天の万象が焼け溶けてしまうから」です。「主の日」はさばきですが、「神の日」は神の勝利による永遠の状態(天国)のことを示します。その日が来るのを心待ちにすることは出来ますが、その日を早める、つまり神のご計画を変えることは出来ません。そうではなく、私たちがひとりでも多くの人に福音を宣べ伝えることによって、神の日の来るのを促進することは出来るのです。

2018年12月30日 週報より報告

【クリスマス礼拝の祝福】
☆12月23日(日)クリスマス礼拝が行われました。「飼葉おけに隠されたメッセージ」とのテーマで降誕メッセージが語られました。午後に祝会が行われ多くの参加者と主のご降誕を祝いました。初来会の方々がいらっしゃいました。

【イヴ礼拝の祝福】
☆12月24日(月)イヴ礼拝が行われました。「羊飼いたちに見るクリスマス」とのテーマで降誕メッセージが語られました。聖歌隊の賛美がクリスマス礼拝に続いてささげられました。またキャンドルを灯して主をたたえました。

【年末感謝会の祝福】
☆12月26日(水)年末感謝会が行われました。14名が参加し2018年の主への感謝を証しし合いました。

【本日の予定】
☆礼拝後に短く聖歌隊の練習を行います。
☆本日は昼食、午後礼拝はありません。
☆クリスマスの装飾品を収納します。ご協力ください。

【今後の予定】
☆1月1日(火)11時から元旦礼拝を行います。詩篇119篇9—16節から「みことばを心に蓄える」とのテーマでメッセージが語られます。新年を礼拝から始めましょう。昼食はありません。
☆1月2日(水)の祈り会はありません。
☆1月4日(金)-5日(土)国内宣教委員会主催の国内宣教カンファレンスが、朝霧野外活動センター(静岡県)で行われます。
テーマ:「祈りによる福音宣教と教会形成」
講師:川島真理師(浦和教会協力牧師)
牧師、小宮山師が参加します。
☆1月14日(月)12時から横浜教会主催の聖歌コンサートが神奈川県立青少年センターで行われます。当教会の聖歌隊が参加します。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー1月号が出来ています。デボーションにご活用ください。

【2019年ヴィジョン】
☆1月6日(日)、13日(日)の礼拝において、2019年の教会ヴィジョンである「賜物を用いて仕え合う」についてメッセージが語られます。

【フェローシップ】
☆バングラデシュ(富岡宣教師)、東アジアの宣教レポートが届いています。
☆「神学校だより」が届いています。