2019年1月9日 2019年教会ヴィジョン・メッセージー賜物を用いて互いに仕え合うー

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
Ⅰペテロ3:11


Ⅰペテロ4章7-10節

 今年のヴィジョンは「賜物を用いて互いに仕え合う」です。賜物は教会の働きにおいて正しい交わりを保つために与えられた神からの贈り物です。聖書は賜物を受けた人は「管理者」であり、所有者ではありません。所有者は神です(詩篇24:1)。私たちの存在も、所有物も、無条件に愛し、与えてくださる神からのプレゼントです。この聖書的な真理を知ることで、神が私たちに託しておられるものを管理する責任感が起こされます。賜物はキリストに従うすべてのクリスチャンに与えられています(Ⅰコリント12:11)。賜物は「これがほしい」とこちらが希望して与えられるものではありません。私たちが救われた時に神から与えられるものが賜物です。神から賜物を頂いた人の自覚は「働き人」です。所有者の主人に代わって働くのです。求められることは、任せられたものを忠実に責任を果たすことです(良い管理者)。賜物は「おのおの」違った賜物が与えられます(ローマ12:6)。からだのパーツもそれぞれ違います。その違いは互いを補い合っていることに気づきます。全員の働きが必要なのです。自分はいてもいなくてもよいというような存在は一つもありません。必ずみなの益となっており、みなの成長のためになっています。もし互いに益となっていない状態があるとしたら何が原因なのかを考えましょう。教会の働きにおいて正しい交わりを保つことは「私が何かをする」ことではありません。「私が何者であるか」ということです。神が大所有者であることを心から認め、私は管理者であること、その与えられた賜物で仕え合う者であることを自覚しましょう。これは努力して獲得するものではありません。救われた時に、このように用いられる存在なのです。