2018年9月23日 ペテロの手紙第二 ー暗い所を照らすともしびー

また、私たちは、さらに確かな預言のみことばを持っています。夜明けとなって、明けの明星があなたがたの心の中に上るまでは、暗い所を照らすともしびとして、それに目を留めているとよいのです。
Ⅱペテロ1:19


講解説教No.9
Ⅱペテロ1章19節

 これまでペテロは、キリストの力と来臨が真実であることを、目で見たこと、聞いたこと、その場に居合わせたこととして証ししました。なぜその証言が真実と言えるのか?それが神のことばだからです。「さらに確かな預言のみことばを持っています」と言って、ペテロの3つの体験と比較しています。『自分たちが見聞きした体験よりも、もっと確かな証拠がある』と言っています。確かな証拠とは「預言のみことば」(聖書)です。ペテロはここで聖書の信憑性を語っているのです。聖書の信頼の度合いが高いのは神のことばだからです(黙示録22:18,19 Ⅰペテロ1:23-25)。また聖書が真実だからです(詩篇119:160 ヨハネ17:17)。一番の問題は神のことば、真実の聖書にふさわしい敬意を私たちが払っているかどうかです。敬意を払い方として大切なのは神のメッセージに従うことです。この神のことばの力は、「暗い所を照らすともしび」として働きます。汚れ切った闇の世界を照らす力がみことばにはあります。これは私たちがみことばを語り続けなければならない理由にもなっています。ともしびとしての働きには期間があります。明けの明星が心の中に上るまでです。これは、再臨されたキリストが心の中に上る、すなわち、私たちの救いの完成のことです。罪のからだが完全に贖われることです。その時が来たら、もう神のことばに目を留める必要はなくなります。しかし今はしっかりと目を留め続ける必要があるのです。その神のことばは一番信頼におけるものです。いろいろな惑わしが入って来ても、みことばに立つなら大丈夫です。本日も神のことばである聖書の素晴らしさを知ることが出来ました。聖書に敬意を払い直して、従って行きましょう。

2018年9月23日 週報より報告

【バプテスマ式】
☆9月16日(日)礼拝後、バプテスマ式を行いました。おめでとうございます。

【ドルカス会】
☆9月20日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。ルカ11:1、2の主の祈りから、「父よ」と呼びかけることのできる幸いについて語られました。

【本日の予定】
☆13時から日曜学校教師の勉強会を行います。次週行われる中高生特別集会の「異教習慣とどうかかわる」かについての学びです。
☆14時からの午後礼拝はヤコブの手紙の最終です。信仰の成熟について教えて来た手紙の結びから学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆9月30(日)13時から日曜学校で中高生特別集会を行います。テーマは「異教習慣とどうかかわる?」です(牧師担当)。聖書の原則と適用を語ります。適用部分は日曜学校のアンケートをもとに、「ハロウィン、お葬式、お墓参り」について考えます。

【聖書講演会】
☆秋の聖書講演会のためのトラクトを作成中です。今回は伝道実習で来られる11名の神学生がトラクト配布(平日)に参加します。通常よりも増刷して地域に配布します。

【青年会】
☆10月27日(土)青年会は調布教会で行われる青年交わり会に招待されています。

2108年9月16日 ペテロの手紙第二 ーキリストの力と来臨ー

私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。 
Ⅱペテロ1:16



講解説教No.8
Ⅱペテロ1章16—18節


 クリスチャンたちが偽教師によって惑わされている問題について、ペテロはここで、聖書がいかに信頼に値するものであることを教えます。まず偽教師たちの教えと聖書の教えを比較し違いを示します。「うまく考え出した作り話」が彼らの教えです。「キリストの来臨の約束」(3:4)はないと教えます。彼らの目的は、クリスチャンを真理から遠ざけること、信仰の成長を妨げることです。私たちは真理のことばに従おうと当然のように日々励むのですが、当然のことが当然でなくなっている中で生活しています(Ⅱテモテ4:3,4)。悪い時代だからこそ、みことばを宣べ伝え続けなければなりません(Ⅱテモテ4:2)。次にペテロは、再臨を否定する教えに対して、「主イエスキリストの力と来臨」ということばを使って聖書の教えがどうかということを教えます。その強調点は「事実である」ということです。キリストの御姿が変わった、あの変貌の山の出来事(マタイ17:1-9)により、神としてのキリストを見たと証言します(16)。さらにそこで神としてのキリストを喜び、満足される栄光の神の御声を聞いたと証言します(17)。さらにまた、御姿が変わった偉大な神であられるキリストがその場にともにおられたと証言します(18)。しかも、この変貌の山での出来事は、キリストが全知を治めるために再臨することを前もって示したものでした。再臨される時の御姿を、山上で少し見させてもらったのです。このように、彼らは見たこと、聞いたことを証言しないわけには行きません。私たちもキリストの威光の目撃者です。その方に会い、深くかかわったからこそ、キリストに似るように生活が変えられているのです。そうであるなら、信頼に十分値するこの聖書とキリストの証言者として証しして行きましょう。偽りの教えが今以上にはびこって来るので、私たちの証言は貴重です。



2018年9月16日 週報より報告

【教会会議】
☆9月9日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。転籍、バプテスマが承認されました。また7,8月の教会会計が承認されました。各部、委員会の報告は議事録にてご確認ください。

【青年会】
☆9月15日(土)青年会が行われました。
箴言から「知恵の叫び」について学びました。また青年キャンプ実行委員会を行い、テーマについて検討しました。

【本日の予定】
☆礼拝後、バプテスマ式を行います。
☆昼食後、2020年青年キャンプ実行委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。聖書から病人のいやしについて語られます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆9月20日(木)ドルカス会を行います。
☆9月23日(日)日曜学校で暗唱聖句大会を行います。
☆9月30(日)13時から日曜学校で中高生特別集会を行います。説教テーマは「異教習慣とどうかかわる?」です(牧師担当)。

【伝道実習】
☆10月9日(火)~12日(金)に行われる神学校の伝道実習のスケジュールを掲示しています。

【フェローシップ】
☆流山伝道所より宣教レポートが届いています。
☆仁戸名教会主催の青少年スポーツ交わり会の案内が届いています。
☆横浜教会より著書「わかりやすい説教の30のポイント」(山宮利忠師著)が届いています。

2018年9月9日 ペテロの手紙第二 -聖書の大切さ-

ですから、すでにこれらのことを知っており、現に持っている真理に堅く立っているあなたがたであるとはいえ、私はいつもこれらのことを、あなたがたに思い起こさせようとするのです。 
Ⅱペテロ1:12



講解説教No.7
Ⅱペテロ1章12—15節

 聖書の教えを毎日の生活で実践していくために、ペテロはみことばを思い起こさせることに努めました。思い起こさせると言っても、すでに兄弟たちはみことばの真理に堅く立っている、すなわち、みことばを実践できている人たちです。その彼らになおも思い起こさせるのはどうしてでしょうか。それでもみことばを忘れてしまうからです。モーセは主の教えを「心に刻みなさい」と民に教えました(申命記6:6)みことばを心に刻むのは、心が信仰者の行動を生み出していくからです。行動を生み出していくところにしっかりと神のことばを刻むことによって、みことばを実践して行く者となるのです。繰り返し、繰り返し教えられることで心に刻まれます。本日聖餐式が行われますが、この意義は「わたし(キリスト)を覚えて」です(Ⅰコリント11:24,25)。祝福にあずかり、霊性が向上するために聖餐式をするのではありません。イエスキリストが私のために何をしてくださったかを覚えるために行うのです。さてペテロは「地上の幕屋にいる間」に思い起こす必要性を言っています。私たちの真のホームである天国に行ったら思い起こす必要はないのです。忘れることが決してないからです。仮住まいの今は、常にみことばを思い起こさなければなりません。忘れるからです。さらにペテロは、みことばを思い起こさせることによって「奮い立たせること」すなわち、彼らの信仰を励まし続けることがなすべきことだと言っています。それがペテロの使命だと言うことです。まとめると、①私たちの信仰は必ず成長します。同時に霊的盲目になって救いの意義さえわからなくなることもあります。②ですから真理のみことばを常に思い起こす必要があるのです。みことばを思い起こすために、具体的にどうしたらよいか、各自考え、祈り求めましょう。

2018年9月9日 週報より報告

【礼拝の祝福】
☆9月2日(日)鄭永健(テイ・エイケン)師を説教者としてお招きし、礼拝及び午後礼拝でみことばを語っていただきました。
☆9月2日(日)牧師はめぐみバプテストテンプルの礼拝でみことばを語りました。澤寿子師よりお手紙を頂いています(掲示板)。

【神学校】
☆9月3日(月)牧師は神学校で行われた神学校管理委員会及び第64回入学式に出席しました。

【ドルカス会】
☆9月6日(木)ドルカス会で箴言の学びを行いました。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。会議の承認事項として、転籍、バプテスマの証があります。教会員はご出席ください。
☆本日、午後礼拝および聖歌隊の練習はありません。
☆教会会議後、日曜学校教師会を行います。

【今後の予定】
☆9月15日(土)13時から青年会を行います。
☆9月23日(日)日曜学校で暗唱聖句大会を行います。
☆9月30(日)13時から日曜学校で中高生特別集会を行います。説教テーマは「異教習慣とどうかかわる?」です(牧師担当)。
☆10月6日(土)15時から田村成幸宣教師を迎え、スラバヤ宣教の報告と集会を行います。
☆10月9日(火)~12日(金)立川教会で神学校の伝道実習が行われます。実地訓練を通して、立川教会が行う「地域に根差した宣教」を体験して頂きます。11名の学生たちが来られます。

【台風・地震】
☆台風21号、北海道地震と自然災害が続きます。関西の諸教会から台風の影響を受けたとの連絡は入っていません。北海道の諸教会からは物が落ちた程度で皆無事との連絡がありました。各地の復興作業のために、また福音宣教のために祈りましょう。

2018年9月2日 「みことばの力」鄭永健(テイ・エイケン)師

イエスは「来なさい」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。       
マタイ14:29


マタイの福音書14章28—29節

(祈り会説教 Ⅱ歴代誌11章より 「神がそうしむけられた」)
 
 ソロモン王から息子レハブアムを王にしようとの動きがイスラエルにありました。この時民は労働の軽減を要望しました。ソロモンは宮殿をはじめ軍事的施設の建設に没頭し、民に厳しい労働を強いていたからです。レハベアムが労働の軽減に成功すれば民の信頼を勝ち取り、イスラエル全体の王に就任することが容易となります。ところが、どういうわけか彼はソロモンの時よりも更に重い労働を強いるようにしてしまったのです。聖書はそれを「神がそうしむけられた」と記しています(10:15)。不利になったレハベアムは民の不満によって、彼の部下を殺害されてしまいます。彼はイスラエルを自分のものへと取り戻すために戦おうとします(これがイスラエル分裂の起源です)。レハベアムのもとに預言者が遣わされ、「戦ってはならない」と神から示されます。戦わないということはイスラエルを一つにまとめることをせずに二分したままということです。実はこれも「わたし(神)がこうなるようにしむけた」ことでした(11:4)。イスラエルが一つになるのは今ではありません。メシア王国が実現したときに一つとなるのです。壮大な神のご計画の一つにイスラエルの分裂があります。分裂をしたときの出来事だけを見ていたら神への疑問が残るだけです。では、「神のご計画全部を先に教えてください。」としたら納得して従うことが出来る…?いいえ。むしろ私たちは混乱します。神がイスラエルを分裂するようにしむけられたことは、この先も見越して見えて来ることです。1分先もわからない私たちは聖書に示された範囲で満足することです。その私たちにできる最善は「聞き従うこと」です。神のお考えを一生かけても解明できないのですから、お任せして服従することです。

2018年9月2日 週報より報告

【青年会】
☆9月1日(土)青年会が行われました。箴言1:7~19を学びました。その後青年キャンプ実行委員会のミーティングを行いました。

【本日の説教者】
☆本日説教者に鄭永健(テイ・エイケン)師をお招きしています。以下鄭師をご紹介します。中国吉林省出身、1968年無宗教家庭で生まれる。2000年に来日、2009年に救われ、滝山教会に導かれバブテスマを受ける。2016年4月に副牧師を経て、同年9月に滝山教会の牧師に就任、現在に至る。趣味は散歩と読書、ご家族は奥様と二人家族、東久留米市在住。鄭師はビザの関係で自営の仕事をしながら牧会しています。牧会に専念できるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆本日、牧師はめぐみバプテストテンプル(群馬県大泉)で礼拝説教奉仕です。みことばと交わりによってめぐみ教会の兄弟たちが励まされるようにお祈りください。
☆14時から午後礼拝を行います。礼拝に引き続き、鄭師がヨブ記から取り次ぎます。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆9月3日(月)牧師は神学校管理委員会に理事として出席します。委員会後、入学式に出席します。
☆9月6日(木)10時30分からドルカス会で箴言の学びを行います。
☆9月9日(日)13時30分から聖餐式、教会会議を行います。教会員はご出席ください。会議後、日曜学校教師会を行います。
☆9月23日(日)日曜学校で暗唱聖句大会を行います。
☆9月30(日)13時から日曜学校で中高生特別集会を行います。説教テーマは「異教習慣とどうかかわる?」です(牧師担当)。

【岡山被災地支援報告】
☆岡山教会の澤清嗣師から、岡山被災地支援の報告が届いています。復興が進んでいる所もあれば、二階天井付近まで浸水した家屋など多くの作業工程を強いられている所もあります。続けてお祈りください。(掲示板)