2014年12月21日 クリスマス礼拝 -恵みの上にさらに恵みを-

しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
ヨハネ1:12

ヨハネ1章1-18節

 「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(14節)と、イエス誕生の最初のクリスマスが示されています。『なぜひとり子の神が人となって、この世に来なければならなかったのでしょうか?』それはイエスが光として人々を照らすためです。この世界はすべて闇だからです。人間の罪によって闇がもたらされました。まことの神を信じ受入れないことが罪です。イエスキリストは永遠から存在されていて、始まりがあったわけではありません。この方が神であられ、この世界のいっさいを創造された創造者です。言い表すこの出来ない偉大さを持つこの方を受入れないことは大きな罪です。万物の創造者であるということは、いのちの根源者であり、人が生きることそのものの主権者であられるということです。生きることを提供してくださった方を拒むのだから、その人はどうして生きているのか分かりません。「自分の命なのだから、生きたいように生きればいい」と思われる人は勘違いをされています。命も、生き方も神によります。的外しの人生は、難破した船と同じで、自由とは言わず、失われている状態です。神が人々を罪の闇から救う方法は、「イエスを受け入れること、信じること(信頼すること)によって、神の子どもとされる特権をお与えになってお救いになります。方法以上のもので「神は…ご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられた」(エペソ1:5)のです。そういうわけで、神は愛です。人を救うために神が人になられたことが、どれほどの愛と力と犠牲であったことか。この方は恵みとまことに満ちておられました。不適格な者、闇の中に失われてしかるべき者に天の最高のもの、すなわち神が与えられました。これを恵みと言います。満ちあふれたキリストの恵み、その救いを、ただ信じて受け取ってください。