2013年11月24日  わたしはあなたといっしょにいる

主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」
士師記6:12


士師記6章11―24節

 ギデオンは特別な人でもなんでもない、むしろ臆病で弱い人でした。そんな彼に主の使いは「勇士よ。主があなたといっしょにおられる」と語りかけて来たのですが、到底そのことばを信じられません。『主がいっしょにおられるなら、なぜこれらのことが起こるのか?(おられないから起こったのではないですか!)」というようなニュアンスで反論しました。彼は主がおられないことを固く信じていました。語りかけておられる方が主であられることに全く気づかずに!です。

 ~あなたは今、主がいっしょにいると信じることができますか?それは確かですか?もし確信が持てないとしたら、何が原因だと思いますか?主がいっしょにいると信じていないことが原因だと思いますか?~「神に近づく者は、神がおられることを…信じなければならない」(ヘブル11:6)臆病で弱く、不信仰なギデオンに神は「あなたのその力で行き、イスラエルをミデヤンの手から救え。わたしがあなたを遣わすのではないか。」と。自分なりにやればいいのではなく、『わずかな力、わずかな信仰でいいから、信じて主に従いなさい。そうするなら、無限の支配と力の神が、あなたをいかようにも用いる!』 それでもまだ恐れを抱くギデオンでしたが、いっしょにいるのが主であることがわかり始めました。彼は主であることを知りたいと願い(17)、その主に「ここを離れないでください」(18)と自らいっしょにいてくださいと求めたのです。

 主は、主を心から求める者に必ずこたえてくださいます。「これで、この方が主の使い(主)であったことがわかった」(22)。今必要なことは、主があなたといっしょにいるということを確かなものにすることです。そうすれば、あなたのわずかな力でも、主が用いてくださいます。