2016年7月31日 ルカの福音書 ー失われた息子のたとえー

しかし、我に返ったとき彼は、こう言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。
ルカ15:17


ルカ15章11-24節
講解説教No.82

 神様はすべての人が罪人であることを自覚して悔い改めることを望んでおられます。15章はその神の愛の偉大さを教えています。3つ目のたとえの話し出しは、弟息子が独立生活をしたいから身代を前もってくれ!と。神から離れたいと望む人間の強い思いを表しています。アダムは神の豊かな支配のもとにあるエデンの園で、神の恵みを疑い、神から離れて欲に身を任せました。彼が神に従うことをやめたのは自分が主となったため、自分の考えのほうを正しいとし、神を自分の考えから遠ざけたのです。神から離れた結果はアダムにも弟息子にも見られるように、堕落と貧困の生活への転落です。豚のたべる餌を欲しがるとは落ちるところまで落ちたということです。そのとき彼は我に返りました。「お父さん…罪を犯しました」と心の中で。悔い改めたとはいえ、この時の彼の思いは父のもとに帰れば食料にありつけるという自分本位な思いです。以前とそう変わりありません。しかし悔い改めの第一歩であることは間違いありません。動機が不十分であれ父のほうに向きを変えたのですから。人が教会に通い始める動機も、苦しさから解放されたいとか、安らぎを得たいという自分本位なものです。父のほうに向きを変えたのですが、見つけたのは父が先でした。ずっと息子の帰りを待っていたからです。ただ待っているのではなく、父に思いを向ける息子を待っていたのです。つまり息子の意志を尊重して待ち続けてくださったのです。黙示録3:19,20に戸の外に立って待ち続けているイエスの姿を見ます。私たちの人格を尊重し、提供されている救いを受け入れるかどうかの自由をあくまで重んじてくださっておられます。実に待つことは愛と忍耐という限りないエネルギーが必要です。それが他でもないこの私に向けられているのです。たとえが教えていることはシンプルに神の愛です。私たちは神に見いだされました。雇い人としてではなく息子としてです。神の子ども、その大事な関係一点に神は招いておられます。他に望んではおられません。私たちがその関係を心から望むまで神は待ち続けてくださいます。

2016年7月31日 週報より報告

【献堂5周年記念礼拝の祝福】
☆7月24日(日)献堂5周年記念礼拝が行われました。映像や証しを通して会堂建設の経緯を振り返り、その働きが主のための主のみわざであることを確認しました。Ⅱ歴代誌6章から「礼拝と祈りの絶えない教会」と題してメッセージが語られました。
☆記念礼拝に初来会者が与えられました。久しぶりに来会された姉妹も与えられました。主の恵みが益々ありますように。

【本日の予定】
☆本日第5週のため午後礼拝はありません。
☆昼食後、日曜学校キャンプの会場として使用する教会の1階と2階を宿泊できるようにセッティングします。兄弟会中心に作業にあたってください。14時30分から日曜学校キャンププログラムが開始されます。

【日曜学校キャンプ】
☆本日から8月2日(火)まで教会で日曜学校キャンプが行われます。祝福をお祈りください。「ささげよう」をメインテーマに、第一集会で「イエスさまとお会いしよう」(ルカ24:27-35)、第二集会で「聖霊の力で」(使徒1:3-14)、第三集会で「他の人のために」(ピリピ2:19-24)とメッセージが語られます(牧師)。キャンプ中、奉仕や作業を子どもたちが率先して行い信仰の自立を養います。

【青年会】
☆8月6日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。小山先生ご家族とサウスサイドの青年たちが26日(金)夕方から28日(日)まで滞在されます。28日礼拝では小山師がメッセージされます。祝福をお祈りください。

【推薦図書】
☆著書「私は教会のメンバーです」(トム・Sレイナー著 地引網出版)をお勧めします。キリストのからだである教会を建て上げるために、教会員ひとりひとりに有用なものです。

2016年7月24日 献堂5周年記念礼拝 -礼拝と祈りの絶えない教会-

そして、この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所に、昼も夜も御目を開いていてくださって、あなたのしもべがこの所に向かってささげる祈りを聞いてください。
Ⅱ歴代誌6:20


Ⅱ歴代誌6章4-21節

 ソロモンが神殿を完成させたときに語ったことば(祈り)から二つのことを学びます。第一に主を礼拝したいという思いを高めることです。彼は父ダビデのことを語り始めました。「私の父ダビデは、イスラエルの名のために宮を建てることを、いつも心がけていた」(7)ダビデには王としての大切な仕事が山ほどあったことと思いますが、彼の心は神殿を建てることでいつもいっぱいでした。それは、ダビデは主を礼拝することが最高の望みとして抱いていたからです。彼は多才でありながら、とにかく、主の家である神殿に住まうこと、命の限り主の麗しさを眺めることを願っていました。詩篇23篇でも「…私は、いつまでも、主の家に住まいましょう」(6)と歌っています。私たちは世における責任ある仕事を持ちながら、なおいつまでも主を崇めたいという強い願いを持っているでしょうか?学生としての責任を日々負いながら、何よりも神を礼拝したいという願いを持っているでしょうか?結局ダビデは神殿を建てることを赦されなかったにもかかわらず(9)、その心はしぼむことはありませんでした。それもまたキリストを表しているのであって、父ではなく、御子が宮を建て、御子が国を治められるのです。私たちも主がお与えくださった会堂で、主を心から礼拝しましょう。第二に神殿で祈りをささげることです。天も、天の天も主なる神をお入れすることはできない、神殿などなおさらと理解していたソロモンが神殿を建てた理由は、祈りです。「この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所…に向かってささげる祈りを聞いてください」主の御名によって祈り、その祈りが聞かれるという神との交わりを神殿(教会)で持つことができます。教会は地上にある限り、天への祈りを絶やすことのない所です。もっと祈りがささげられるべきです。この祈りの奉仕は信仰者であれば、どなたでもできます。祈りに参加しただちに祈りましょう。

2016年7月24日 週報より報告

【献堂5周年記念礼拝】
☆本日は献堂5周年記念礼拝です。会堂建設は霊的教会を建て上げていくにあたっての大切な成長手段です。この節目に成長させてくださった神の働きのみわざを回顧し、感謝をささげましょう。また、新たな5年に向かって福音宣教の進展を主に期待しましょう。

【聖書講座】
☆7月18日(月)滝山教会で「福音の本質」についての聖書講座が行われました(講師、ジェフアダムス師)。「罪か潔白か」の欧米文化からではなく、「恥か名誉か」のアジア文化をいかに尊重して福音を伝えることができるか?について講師の中東での宣教の証しを交えて講義を頂きました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。社会(国、政治)に対するクリスチャンの責任について聖書から学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、SSキャンプの最終打合せを行います。

【日曜学校キャンプ】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプ(上級クラス以上)を行います。会場は立川教会です。「ささげよう!!」のテーマで自立した信仰に成長することを目標とします。
☆キャンプに必要な食品の提供をお願いします(献品)。ホワイトボードに必要リストを貼っておきますので、献品される方はご記入ください。

【青年交わり会】
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。小山先生ご家族とサウスサイドの青年たちが26日(金)夕方から28日(日)まで滞在されます。28日礼拝では小山師がメッセージされます。祝福をお祈りください。

2016年7月17日 講解説教No.81 ―神の大切なもの―

なたがたのうちに羊を百匹持っている人がいて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。
ルカ15:4



ルカ15章1-10節

 14章の流れからイエスはパリサイ人、律法学者たちに失われた一匹の羊のたとえと、なくなった一枚の銀貨のたとえを話されました。100匹いた羊のうち1匹がいなくなったら見つかるまで捜し歩かないだろうか?というものです。このたとえで大事な点は「あなたがたも」です。つまり、自分の大切なものがなくなったら当然、必死に探し回るだろうということです。なくした一枚の銀貨も同様です。彼らがそれらを捜すのは、その人が特別慈悲深いからではありません。自分の大事なものだから捜すのです。こうしてイエスはだれの中にも当然あるこの思いに目を向けさせ、「神のもの」、「神の大切なもの」を伝えようとしました。神はご自分の大切なものが失われていくのを、黙って見ていることの出来ないお方です。捜しに来られ、見つけ出し、ご自分のもとに取り戻そうとされるのです。イエスが取税人、罪人たちと食事をし迎え入れるのは神のみこころに従ってのことなのです。イエスの招きに応えず、主の教えに聞く耳を持たない指導者たちもまた失われた人たちです。神にとっては彼らも自分のものであって、取り戻そうとされるのです。神がご自分の御子を送られたのは、他でもないそのためです。キリストは失われて迷子になっている私たちを捜し出し、神のもとに連れ帰ってくださるまことの羊飼いとしてこの世に生まれたのです。では、私たちはあの取税人、罪人たちのように、イエスのもとに話を聞こうとして集まってくるのか?それともパリサイ人、律法学者たちのように、自分の罪を認めようとせず、イエスの招きを拒むのか?この問いが突きつけられています。きょう、このたとえ話からシンプルにイエスキリストの救いを考えましょう。あなたは神の大切なものです。神はあなたを見出して喜びたいのです。神の招きに応じましょう。

2016年7月17日 週報より報告

【教会会議】
☆7月10日(日)聖餐式と教会会議が行われました。運営委員会から提案の伝道師招聘について討議され、小宮山歩姉を立川聖書バプテスト教会の伝道師として招聘することを決議しました。主が働き人を送ってくださったことを感謝します。会計より5、6月の会計報告(承認)の後、教会会計の現状について同委員会より報告されました。また牧師より牧会報告にてみことばの勧めがありました。教会会計の祝福をお祈りください。伝道委員会より秋の聖書講演会(講師:小川淳司師)の日程が11月5日、6日に変更になったことが報告されました。

【青年会】
☆7月16日(土)調布教会の青年会を招き、主にある交わりの時を持ちました。Ⅱコリント8章から教会間の交わりについて語られ、交わり以前に自分自身を主にささげることが求められました。午後には昼食とレクレーションの楽しい時を過ごしました。25名が参加しました。お祈りを感謝します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。伝道を行うに当たってまずすべきことが何かを学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、SSキャンプの打合せを行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から献堂5周年記念礼拝を行います。映像を通して主の恵みを回顧し、メッセージを通して宣教の働きに新たな決意をして行きます。教会員はご出席ください。

【日曜学校キャンプ】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプ(上級クラス以上)を行います。会場は立川教会です。「ささげよう!!」のテーマで自立した信仰に成長することを目標とします。

2016年7月10日 ルカの福音書 -キリストの弟子の歩む道-

「わたしのもとに来て、自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、そのうえ自分のいのちまでも憎まない者は、わたしの弟子になることができません。
ルカ14:26


講解説教No.80
ルカ14章25-35節

 本日はイエスの教えから「弟子とされた私たちが信仰にしっかり留まり、最後まで弟子として歩むために必要なこと」について学びます。必要なことを教えられたら歩み出しましょう。このテーマを教える為に二つのたとえが語られています(28-32)。塔を建てようとする人のたとえと、他の国と戦いに赴こうとする王のたとえです。塔完成の費用計算、戦いに勝ち目があるかの戦略会議…そういうことをしっかり準備しないで建て始めると中途で物笑いの種になり、戦いでは悲惨な結末を迎えることになると教えておられます。いずれのたとえも「まずすわって(腰を据えて)」と、最後までやり遂げるための準備が教えられています。イエスの弟子として歩むことにおいても、腰を据え全力を集中させて準備しなければなりません。何かをしながらは出来ません。その準備とは、「父、母、妻、子ども、兄弟、姉妹を憎むこと、自分のいのちまでも憎むこと」です。マタイ10章37節のイエスのことばを合わせて考えると、「イエスキリストをより愛し、より大切にする」と教えていることがわかります。この教えは33節の「自分の財産全部を捨てる」につながります。文字通り捨てることではなく、自分の持っている物、蓄え、それが金銭的、物質的なものだけではなく、見えない精神的なものも含めてですが…そういうものを拠り所とすることを止めなさい!との教えです。捨てないことは、それに頼り、安心を得ようとしていることであって、イエスの弟子として生きてはいません。準備ができていないのです。イエスは最後まで弟子として歩んできて欲しいと心底願っておられます。ですから、自分に問いましょう。「ほんとうに愛し、拠り頼んでいる相手はだれか?自分の持ち物?人?仕事?学ぶこと?…それともイエスか?」 塩が塩けをなくしたら何によっても味付けが出来なくなりますから大変です。クリスチャンが失ってはならない塩けは、イエスを愛し、拠り頼んで生きることです。もし途中でイエスよりも他のものを拠り頼むようになれば、塩けをなくし、外に投げ捨てられます。神が捨てるとは書いていません。クリスチャンを見ている未信者が捨てるのです。中途半端だからです。この世のはかない罪の行いにも向かわず、とはいえキリストの示す弟子の道を歩もうとしない中途半端さです。味のない塩なので捨てられるのです。これは警告です。自分の十字架を負ってイエスについて行きましょう。すでにイエスが背負って歩み抜いてくださっていますから。十字架を背負った先に復活の希望があります。

2016年7月10日 週報より報告

【部会】
☆7月7日(木)ドルカス会の聖書の学びが行われました。「罪」についてローマ8章を中心に学びました。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から献堂5周年記念礼拝を行います。主の恵みのわざに感謝し、会堂が用いられて宣教することができるように祈って行きましょう。教会員はご出席ください。

【予定】
☆7月16日(土)11~15時、立川教会で調布教会青年会との合同青年交わり会を行います。メッセージでは他教会との交わりの意義についてⅡコリント8章から語られます。立川教会の青年たちの準備が守られ、従事できるようにお祈りください。
☆7月18日(月・祝)10-12時、滝山教会で聖書の特別講座が開催されます。テーマ:「福音の本質 ~聖書的、実践的な伝道のために~」、講師:ジェフ・アダムス先生(Graway教会主任牧師)申込みなしの無料。

【諸教会】
☆習志野教会主催の夏期キャンプのご案内が来ています。井口師と奈保美師(子ども集会担当)が講師に招かれています。参加希望者は牧師まで。日時:8月14日(日)~16日(火)メッセージ準備のためにお祈りを(大人集会6回、子ども集会3回)。詳しくは掲示板をご覧ください。
☆7月31日(日)14時30分から船橋聖書バプテスト教会の牧師交代式が行われます。49年間の開拓と牧会に従事した三澤隆男師から、安藤修司師(現副牧師)に引き継がれます。

2016年7月3日 ルカの福音書 -神からの招待状-

主人は言った。『街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになるように、無理にでも人々を連れて来なさい。言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』
ルカ14:23,24


講解説教No.79
ルカ14章15-24節

14章全体のテーマは「誰が天国へ入ることができるのか?或いは入ることができないのか?」神からの招待状をどう扱うかということです。食卓に着いていた一人が「神の国で食事をする人は、何と幸いなことでしょう」と言いました。実はこれ、自分たちのことを「幸せ者!」と言っているのであって、食卓に着いていたラビたちのほとんどがそう信じて疑いませんでした。これに対してイエスはたとえ話を展開されました。その内容からすると、そこにいる多くの幸せ者たち!?のほとんどが神の食卓に着かない、すなわち天国に入れないというものでした。神の招待状は心のこもった丁寧なものです。前もってご招待をお伝えし、当日出向いて行ってもう一度招くというものです。この招きを断ったのがユダヤの霊的指導者たちです。最初のバプテスマのヨハネを通しての神の招きも断りました。畑、牛、結婚生活・・・神の招待のほうがはるかに重要で、前もって招かれたものですから、断る理由にならない実に失礼な言い訳です。怒った主人は町の大通りや路地(小道)に行って一般庶民を招きなさいと指示しました。まだ空席があるので今度は、街道や垣根のところに「出かけて行って」無理にでも招いて来なさいと…私たち異邦人のことです。神の国へ招く、神の愛と熱心さが伝わってきます。このたとえは、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるというモチーフと密接に関係しています。イエスは神の国に入るための霊的原則を示されたのです(イザヤ2:12、エゼキエル17:24)。神の招きを拒否する理由は高ぶりと自己充足です。この人は自分に自信をもち、自分に夢中です。一方神の国に入る人は、自分を神の支配に明け渡して、完全に神により頼む人です。神の助け無しにはいられないどうしようもない罪人が入るのです。このような人を聖書は謙遜な人と見なし、神からの招待状を素直に受けるのです。

2016年7月3日 週報より報告

【部会、委員会】
☆7月2日(土)青年会で聖書の学びが行われました。
☆7月2日(土)運営委員会が行われました。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー7月号が出来ています。日々のデボーションに活用してください。

【本日の予定】
☆午後2時から午後礼拝を行います。与えられた試練とその苦しみは、自分の霊的必要よりももっと先に素晴らしい目的があることを学びます。
☆午後礼拝後、会堂清掃にご協力ください。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から(通常の礼拝時)、献堂5周年記念礼拝を行います。新会堂が与えられて5年が経とうとしています。映像や報告で新会堂建設の経緯を思い起こし、主の大きなみわざを感謝します。また、この会堂に主の民があふれるように、宣教への思いを新たにする時としましょう。

【予定】
☆7月7日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆7月16日(土)11~15時、立川教会で調布教会青年会との合同青年交わり会を行います。「Team(チーム)」をテーマにみことばが語られ教会間の交わりを深めます(説教者:井口師)。調布教会から十数名の青年たちが参加予定です。準備(集会、昼食、レク)のためにお祈りください。

【諸教会】
☆習志野教会主催の夏期キャンプのご案内が来ています。井口師と奈保美師(子ども集会担当)が講師に招かれています。参加希望者は牧師まで。日時:8月14日(日)~16日(火)*立川教会の主の日の一日が終わり次第出発
詳しくは掲示板をご覧ください。
☆京都聖書バプテスト教会から松江伝道所支援と柳谷徹伝道師の派遣についてのお知らせが来ています。

2016年6月26日 ルカの福音書 -高くする者は低くされ、低くする者は高くされる-

その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」
ローマ14:14


講解説教No.78
ルカ14章1-14節

 イエスは安息日に18年間病の霊につかれて病気の人(13:10-13)と、水腫の病気の人(14:1-4)を癒されました。これに対して、安息日に仕事をしてはいけないと厳しく守っていたユダヤ人たちはイエスを責めました。安息日であっても命を救うことは律法でも認められているにもかかわらず、安息日の本来の意味と目的を見失っている彼らに対して、イエスはたとえを話されました。パリサイ人の食事の席に招かれたイエスは、他の招待客ができるだけ上座の席を選んで座っているのをヒントに話されたたとえのポイントが「上座に着いた人は、後で末席へ移動させられ、末席に着いた人は、後で上座へと移動させられる」というものでした。この結論が11節の「自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」となります。高くする者とは、「友人、兄弟、親族、近所の金持ち」で(12)、低くする者とは「貧しい者、からだの不自由な者、足のなえた者、盲人たち」813)です。両者の違いはお返しができるかできないかです(お返しに自分の主催する宴会に招待できるか)。イエスは貧しくてお返しのできない人をこそ招きなさいと教えます。そうすることによって「義人の復活のとき、お返し(報い)を受けるからです」世の終わりにおける神のさばき(報い)のことです。報いてくださるのは神であって、貧しい人こそ招くことを神は喜ばれます。自分を低くする者とは、神の恵みをただで受けるだけで、何のお返しもできない、神に貢献するものを何も持っていない人のことです。あの18年間病気の人、水腫の人にあらわされています。どちらも助けないと死んでしまうという事態なのです。その人自身、救いを必要としていることを自覚し、救い無しには生きることができない、神はこの人たちこそ招き、救ってくださるのです。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである。」イザヤ57:15

2016年6月26日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆6月18日(土)、19日(日)聖書講演会が祝福のうちに行われました。19日(日)の礼拝では「失われない希望」(ローマ5:1-11)、午後礼拝では「心は燃えていた」(ルカ24:13-32)と題してみことばが語られました。説教者の白石先生からお礼状が届いています(掲示板)。

【卒業式】
☆6月24日(金)神学校の卒業式が行われました。説教者のマーク・ミリオニ師(米国バプテストバイブルカレッジ学長)から、卒業生に向けて、①賢くあれ、②価値ある者であれ、③働き手であれ、④勇士であれとのメッセージが語られました(申命記11:26-32)。2年課程修了2名、4年課程卒業2名、小宮山歩姉が4年課程を祝福のうちに卒業されました。おめでとうございます。

【本日の予定】
☆午後2時から午後礼拝を行います。神の導きを知り、確信をもって前進できる秘訣を学びます。
☆午後礼拝後、会堂清掃にご協力ください。

【予定】
☆7月2日(土)9時15分から運営委員会を行います。
☆7月2日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆7月18日(月・祝)10時~12時、滝山教会で特別講座「福音の本質~聖書的、実践的な伝道のために」が行われます(無料)。講師はGraceway教会のジェフ・アダムス先生です。掲示板の案内をご覧ください。

2016年6月19日 聖書講演会 失望に終わらない希望~力強く生きるために~

この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
ローマ5:5


ローマ人への手紙5章1-11節

「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい…あなたの子孫はこのようになる。彼は主を信じた。」(創世記15:5,6)アブラハムが神の約束を信じたとき、およそ80歳でした。妻も高齢の上、不妊症でした。希望がない状況であることは明らかですが、聖書は「彼(アブラハム)は望みえないときに望みを抱いて信じた」、と記しています。ぶどうの木であるまことの神、イエスキリストにつながっていると、アブラハムように希望に満ちた生き方ができます。私たちの人生にも、どうしても希望が持てない時があります。人間的に見るなら望みえない状態にもかかわらず神から希望が与えられるのです。希望がないと判断を下すのは私たちの五感です。目で見、耳で聞き、手で触り、舌で味わい、鼻で嗅ぐ限りにおいて可能性はないという結論を心に出すのです。しかし、たとえ私たちがそのように感じる時でさえ、神の約束は希望を持つことができます。クリスチャンは神のみことばを大切にします。アブラハムも神の約束のみことばをどのような時も捨てませんでした。クリスチャンにとって神のみことば(約束)は食べ物であり、エネルギー源です。みことばを食べながら生きている人は、まわりの状況に左右されず元気でいることができます。不況が長引こうと、世の中全体が閉塞感に包まれようと、その人の目にはいつも希望が見えているからです。これからの人間社会は五感だけで生きている人はどんどん元気を失っていくでしょう。しかし、私たちは神のみことばによって希望を抱いて生きることができます。人は神のみことばなしでは、真の意味で肯定的な生き方はできません。神のみことば、それは約束(真実)の世界です。神のみことばによって可能性が開かれるのです。神のみことばが私たちの人生を導きます。神のみことばは絶対にあなたを裏切りません。
「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」 (イザヤ55:10,11)

2016年6月19日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆本日は聖書講演会です。白石公章先生を説教者としてお招きしています(千葉県八千代聖書バプテスト教会牧師)。昨日、第一回目の聖書講演会が行われました。「最悪な状況でも」と題して、「平安を与える計画…あなたがに将来と希望を与えるためのもの」というエレミヤ書から語られました。新来者が与えられました。主の救いがありますように。

【部会報告】
☆6月16日(木)ドルカス会の礼拝が行われ、伝道に備えてⅡコリント4章から学びました。宣教は私たちの知恵や力によらず、弱さによって行われること、宣教は神のあわれみを受けての務めであることを確認しました。

【本日の予定】
☆午後2時から聖書講演会の第三回目として、白石先生からみことばが語られます。午前に引き続き、ご参加ください。

【予定】
☆7月2日(土)9時15分から運営委員会を行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

【神学校卒業式】
☆6月24日(金)14時30分から16時30分(式後のレセプションの時間を含む)神学校の卒業式が行われます。神学生が卒業します。この日、甲府のご両親も出席される予定です。出席者は教会を11時に出発します。