2020年1月19日 コリント人への手紙第一 -唯一の神、唯一のキリスト-

私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。
Ⅰコリント8:5


講解説教№36
Ⅰコリント8章4-6


 パウロは聖書の正しい知識の内容を確認しています。それは信仰における知識です。偶像の神は存在しないという知識は、唯一の神との出会いの中でこそ与えられます。この知識は、私たちに自由を与えてくれます。偶像の神のことを「多くの主」(5)と言っているのは、多くの人たちの生活を支配する主人と言いたいからです。朝番組の占いを確認し、カーテンの色、家具の配置を変えというふうに、日常が多くの主の支配下に置かれるのです。聖書が教える自由は、偶像の神は存在しないという消極的な知識によってもたらされるのではなく、生けるまことの神であることを知ってのことです。「私たちには、父なる唯一の神がおられる」(6)と、自分自身がその神を信じ、神の配下に立つことで、唯一の神がわかり、偽りの神々の束縛から解放されるのです。聖書が神を「父」と呼ぶのは、私たちを愛し、育み、導き、常に関心を抱いてくださる人格的な意味合いからです。多くの神々と決定的に違うところです。また私たちは「唯一の主なるイエスキリスト」の支配下に置かれています。専制君主のような力の支配ではありません。ひとりの人間となられて世に来られ、貧しくお生まれになり、身代わりとしての十字架の死に従われ、私たちを愛し、赦してくださる恵みの支配のもとに置かれるのです。「すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在する」ことから、私たちを本当に生かす主は誰なのか、明確な答えを持たなければなりません。今後、苦難を受けるようなときに、そのことがはっきりします。もしあなたが苦難の原因を探すなら、それは諸々のものを主としていることになります。諸々の主人は「この不幸の原因を取り除け」と苦しみの原因だけは指摘します。しかしキリストという主は苦しみの意味と、耐える力、保つことのできる平安を与えます。

2020年1月19日 週報より報告

【教会会議】
☆1月12日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。

【聖歌コンサート】
☆1月13日(月)横須賀市文化会館で聖歌コンサートが行われました。

【ドルカス会】
☆1月16日(木)ドルカス会が行われました。ヴィジョンに基づき、礼拝説教(先週分)の分ち合いが行われました。

【本日の予定】
☆昼食後、青年キャンプ主催生活係のミーティングを行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、宣教大会に向けて聖歌隊の練習を行います。

【本日以降の予定】
☆1月25日(土)13時から青年会、13時30分から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆1月26日(日)、2月2日(日)、2月9日(日)は宣教月間として、日曜学校、礼拝で宣教メッセージが語られます。9日(日)にマイケルバーゲット師をお招きします。
☆2月16日(日)結婚式のリハーサルを行います。
☆2月22日(土)結婚式を行います。

【教会会計のために】
☆教会会計の祝福をお祈りください。「収穫は多い…」(マタイ9:38)と、教会の働きは多くあります。そのための献金が必要です。主からの信仰チャレンジを受けています。

【青年キャンプ特別献金】
☆青年キャンプ主催活動として、交通費の必要が与えられるように、特別献金を募ります。本日から4月末まで受け付けています。目標額は10万円です。

2020年1月12日 コリント人への手紙第一 -愛は人の徳を建てるー

次に、偶像にささげた肉についてですが、私たちはみな知識を持っているということなら、わかっています。しかし、知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。
Ⅰコリント8:1


講解説教№35
Ⅰコリント8章1-3

 コリント教会には、町で売っている偶像にささげた肉を、どのように扱ったらよいか戸惑っている信仰の弱い人たちがいました。一方で「神は唯一、偶像の神は偽物」と聖書の正しい知識を持っている人たちがいました。後者が前者を「それはクリスチャンとしてどうなの?」と問題視していたのです。しかしパウロが問題視していたのは、後者の正しい知識を持っている人たちのことです。そこに「知識は人を高ぶらせる」という根本的な問題を見ています。その解決として「愛は人の徳を建てる」ことを教えているのです。知識か愛かの二者択一ではなく、愛を伴った正しい知識が必要です。愛の中で知識が用いられます。そこでパウロは、自分が何かを知っているということの他に、知らなければならない重要なことがあると教えます(2,3節)。神を愛することです。と言っても、まず神が私たちを知り、私たちを愛してくださったという事実が先にあります。これなくして、神を知ることも、愛することも出来ません。私たちが本当に知らなければならないことは、そのことです(Ⅰヨハネ4:10)。一番大切なことは、自分が何を知っているということではありません。神が私を知っていてくださり、愛してくださることです。そこに救いと平安があります。知識が人を高ぶらせるものではなく、愛を伴って働くものとなることが実現するのも、真に知らなければならない「まず神が愛してくださった」ことによるのです。私たちの拠り所が聖書の知識ではなく、神に愛されていることが拠り所となる時、人と比べて高ぶったり、「教える」と言って知識を振りかざすような思いから解放されます。兄弟姉妹を見る目が変わります。相手がどうであれ、相手の徳の建つ見方、考え方、かかわり方をするようになります。教会に起こった問題を通して、問題そのものの対処ではなく、教会を大切にします。そこにいる神の人たちを大切にするようになります。

2020年1月12日 週報より報告

【新年礼拝】
☆1月5日(日)新年礼拝が行われました。2020年のヴィジョン「聖書を真に知る」について語られました。

【宣教カンファレンス】
☆1月9日(木)、10日(金)JBBF宣教カンファレンス&合同ミーティングが行われました。今後の各機関(理事会、神学校、海外宣教委員会、国内宣教委員会)に望むことを意見交換しました。

【委員会・部会報告】
☆1月11日(土)運営委員会(午前)及び青年キャンプ実行委員会(午後)が行われました。

【本日の予定】
☆礼拝後聖歌コンサートの練習を行います。
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆会議後、教師会を行います。

【本日以降の予定】
☆1月13日(月)横須賀市文化会館で聖歌コンサートが行われます。
・説教者:石川実師(調布聖書バプテスト教会)
・開場12時、開始12時30分
コンサート半ばに成人式が行われ、荒井乃葉奈姉、井口知輝兄が参加します。
☆1月18日(土)滝山教会で行われる「奉仕、賜物について」のセミナーに参加される方は本日までにホワイトボードに名前を記入してください。

【宣教大会】
☆2月9日(日)宣教大会が行われます。講師はアガペー教会(長岡市)のマイケルバーゲット師です。日曜学校、礼拝でメッセージを語って頂き、午後礼拝時に、宣教の現状と展望についてセミナーを行います。
☆1月26日(日)、2月2日(日)の日曜学校及び礼拝は宣教月間として、宣教メッセージが語られます。

【結婚式】
☆2月22日(土)結婚式を行います。13時30分受付、14時式開始です。

2020年1月5日 新年礼拝 ー聖書を真に知るー

あなたがたのからだはキリストのからだの一部であることを、知らないのですか…
Ⅰコリント6:15前半


コリント人への手紙第一6:15-20


 パウロは、コリントの兄姉たちに「あなたがたは…知らないのですか」と繰り返し問い尋ねています。「これほどわかりきった大事な真理を、知らないのか」というニュアンスです。パウロは彼らのことを「キリストにある幼子」と言いましたが(3:1)、その原因は聖書を知らないことにあるようです。とは言っても、救われてからしばらく経過している彼らは聖書を学んでいました。「キリストのからだの一部」であることも(6:15)、不品行のことで言及した「ふたりは一体となる」という結婚の奥義についても(6:16)、救われた者が聖霊の宮であり、神のものであることも(6:19)知っていました。しかし、彼らが成長するようには知らなかったということです。「いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たち」(Ⅱテモテ3:7)と聖書は言っているので、信仰が成長しない聖書の知り方というものがあるということです。聖書を真に知るための二つの注意点は、御霊を消さないことと預言をないがしろにしないことです(Ⅰテサロニケ5:18-20)。この二つの注意点の前に、「喜びなさい、祈りなさい、感謝しなさい」との信仰の基本的な教えがあります。聖書は、私たちの中に感謝する事柄があるから感謝しなさいとは教えていません。感謝して生きることが神の望みであり、ご意志であるから、私たちは感謝するのです。この真の教えを守り、保つために、まず御霊を消さないことです。御霊が感謝して生きるという聖書の真の教えを教えてくださり、そうできるように力を与えてくださるのです。また、御霊の働きが保たれるために、預言をないがしろにしません。語られた神のことばである説教を大切にすることです。また、教えの実践という結実に直結する知り方をします。自分の内にあるものが聖書を真に知ったものかどうかの見極めは、御言葉の実践があるかどうかです。

2020年1月5日 週報より報告

【報告】
☆12月22日(日)クリスマス礼拝に新来者の方が出席されました。
☆12月29日(日)礼拝で田村成幸宣教師がメッセージされました。午後に年末感謝会が行われました。
☆1月1日(水)元旦礼拝が行われました。新来者の方が出席されました。

【ヴィジョン3年計画】
☆2020年~2022年のヴィジョン3年計画が示されました。Ⅰコリント6:15-20から全体ヴィジョンを「神の栄光を現す教会」として、2020年の年間ヴィジョンは「聖書を真に知る」です。配布した表をご参照ください。

【本日の予定】
☆本日は新年礼拝です。2020年のヴィジョンが語られます。
☆礼拝後聖歌コンサートの練習を行います。
☆13時から伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、結婚式の打合せを行います。

【本日以降の予定】
☆1月9日(木)、10日(金)朝霧野外活動センターでJBBF宣教カンファレンス&合同ミーティングが行われます。
☆1月11日(土)10時から運営委員会、同日13時から青年会が行われます。
☆1月12日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議が行われます。
☆1月13日(月)横須賀市文化会館で聖歌コンサートが行われます。

【修養会】
☆1月18日(土)10時から、滝山教会で「奉仕、賜物について」の修養会が行われます(講師:井口師)。立川教会からも自由にご参加ください。

2019年12月29日 主の働きとの関わり

使徒の働き13:13-26


(12月28日(土)青年会メッセージ「感謝」Ⅰテサロニケ5:18-20から)
一年の締めくくりとして、主への「感謝」をささげたいです。ということで、上記のみことばから、聖書が語る「感謝」が、自分の抱く感謝と同じかどうか確認しましょう。「すべての事について、感謝しなさい」ということは、良いことも望まないことも、となりましょう。テサロニケの手紙でパウロが、テサロニケ教会の兄姉たちに主にあって感謝しているのが伝わります(1:2、2:13、3:9)。ただ教会の事情を見ると、偽りの教えの脅威、生まれて間もない教会、なおかつ動揺しやすい成長の初期にいる信徒たちなど、感謝できる状況が見当たりません。パウロは、感謝することがキリストにあって神が望んでおられることだと大事なことを語っています。クリスチャンが感謝して生きることが、神のご意志だから感謝するのだと。私たちの中に感謝出来る事柄があるから感謝するのではありません。言い換えれば、私たちの中に感謝する根拠はないということです。その神のご意志は「キリストイエスにおいて」のご意志です。キリストにおいての私たちに対する神のご意志は、まず私たち人間が救われることです。そのための御子の十字架の死と復活。これが神の望み、ご意志です。「神を信じる」とは、私に向けられたこの神のご意志を信じるのです。信じたら従うのです。私たちがどんなに罪深く、またどのような苦しみに陥っていても、ひとり子の十字架と復活によって、私たちを愛してくださる神のご意志は決して揺らぐことはないのです。この神のご意志ゆえに、信仰者はすべてのことについて感謝できるのです。感謝を保つために、「御霊を消さない」こと、その御霊を保つために「預言をないがしろにしない」つまり聖書のメッセージを、いつも大切に聞くことです。

2019年12月29日 週報より報告

【クリスマス礼拝、イヴ礼拝の祝福】
☆12月22日(日)クリスマス礼拝が行われました。ヨハネ1章から「人となられた神」について語られました。
☆12月24日(水)クリスマスイヴ礼拝が行われました。ルカ2章から「真の平和」について語られました。

【青年会】
☆12月28日(土)青年会が行われました。Ⅰテサロニケ5章18節から、聖書が教える「感謝すること」についてメッセージが語られました。その後、青年キャンプの打合せが行われました。

【本日の説教者】
☆本日の礼拝説教者はインドネシア宣教の田村成幸宣教師です。説教奉仕のために、今後の宣教の働きのために、術後の田村明子宣教師の完治のためにお祈りください。

【本日の予定】
☆礼拝後、聖歌コンサートの賛美練習を行います。
☆昼食後、多目的室で年末感謝会を行います。今年一年の恵みを分ち合います。
☆本日の掃除の際に、クリスマスの装飾品を収納します。ご協力ください。

【新年の予定】
☆1月1日(水)11時から元旦礼拝を行います。説教テーマは「ただ一つのことを求めます」詩篇27篇4-6から語られます。この日の昼食はありません。
☆1日の祈り会はお休みです。

【教会ヴィジョン】
☆1月5日(日)の礼拝は「新年礼拝」として、立川教会のヴィジョン3年計画が語られます。牧師のためにお祈りください。

【修養会】
☆1月18日(土)10時から、滝山教会で「奉仕、賜物について」の修養会が行われます(講師:井口師)。立川教会からも自由にご参加ください。