2019年2月24日 宣教大会 -神の導きを確信して-

パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。  
使徒16:10


使徒16章6-10節

 神の導きを確信しながら宣教を進めるにはどうしたらいいかを、パウロの経験を通して学びます。16章に記されているパウロの伝道の旅は、初めてヨーロッパに福音が宣べ伝えられる大きな進展の部分です。宣教の大きな進展の時というのは困難が伴います。それは宣教の主導が神であることを念押しするかのようです。パウロは計画を立てて進めた伝道の旅が、聖霊によって禁じられるという思いがけない困難に遭遇しました。彼は主の働きを犠牲を払って行っているので何とか進もうと試みるのですが、何度も阻止されてしまいます。そのためガラテヤ地方に追いやられた時に彼は大きな病になったようです(ガラテヤ4:13,14)。コリントへ宛てた手紙にはその病のことを「高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられ」た(Ⅱコリント12:7)と言っています。神が阻止しているのはパウロの行く道ではなく、高ぶりを阻止しているのです。「この道でも、あの道でもなかった」とパウロの足取りは着実に神の導きに近づいています。このような消去法も神の導きを知る手立てと言えるでしょう。自分の限界が大きくなったタイミングで神はパウロにご自分の心を知らせます。「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」
彼は一切の迷いと疑問なしにただちにマケドニヤへ向かいます。これまでの歩みにおいて、自分が計画したことが上手く行かず、病を負い、変更に変更を重ねなければならなかったことの意味を悟りました。ここで語られている「確信する」という言葉は、これまでの様々な材料を組み合わせ、検討し、論証しながら、最終的な結論を導き出すというようなニュアンスです。この作業は私たちには面白くないものです。しかし総合的な判断から動かぬ確信を得て宣教することが出来るのです。宣教の主導は神、福音を語るのは私たちです。確信を頂いて語りましょう。

2019年2月24日 週報より報告

【来会】
☆2月10日(日)新来会者の方がいらっしゃいました。祝福をお祈りください。

【部会】
☆2月21日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。使徒6:1-6から「教会内改革 ~神の思惑~」と題してメッセージが語られました。【賜物について】
☆賜物を見分ける目安となるチェックリストを行った方は、最後のページの報告書を牧師に提出してください。

【信仰約束献金】
☆本日、信仰約束献金の更新日です。更新用紙を献金かごに入れるか、直接牧師にお渡しください。

【本日の予定】
☆本日、宣教大会の3回目です。聖書から宣教メッセージが語られます。聞くだけに終わらず実際に宣教する者となりましょう。
☆礼拝後に「礼拝風景」の撮影をさせて頂きます。2020年に主催する青年キャンプのアピール動画として使用します。ご協力下さい。
☆13時から日曜学校教師会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、伝道委員会を行います。

【今後の予定】
☆3月4日(月)~6日(水)愛知県青年の家(岡崎市)でJBBF総会が行われます。牧師が出席します。
☆3月10日(日)の礼拝は田村成幸宣教師の説教及びインドネシア宣教報告です。
☆3月10日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。
☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【国内開拓】
☆上田聖書バプテスト教会(小川淳司師)から宣教報告が届いています。
☆カルバリの丘バプテスト教会から按手礼式、独立式、並びに牧師就任式の案内が届いています。

2019年2月17日 宣教大会 -出て行って福音を宣べ伝えよ-

遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
  ローマ10:15


ローマ10章13-17節

 パウロはここで救いに至る宣教の論理を語っています。救われるために、①信じることが不可欠です。信じるためには、②福音を聞くことが不可欠です。福音を聞くためには、③だれかが福音を宣べ伝えることが不可欠です。福音を宣べ伝えるためには、④宣べ伝える人を派遣することが不可欠です。結論としてパウロは、だれでも救われるためには神の真理を知らなければならないこと、その真理は「キリストについてのみことば」であること、それを聞き、信じるためには語る人がいなければならないことを述べています(17節)。さて、イエスの宣教大命令から(マルコ16:15)、救われた人は誰もが語る人です。救われて間もなくても、聖書や神学的なことを知らなくても、イエスがその人にしてくださった救いのわざをお知らせすればいいのです(マルコ5:19、20)。救われたことで変えられた振舞い、生活態度は良い証しとなり、人々に影響を与えるでしょう。しかし聖書は「(信じる)信仰は聞くことから始まる」と言っているので、やはりどうしても語らなければなりません。救われた人はだれでも語る人ですが、賜物として特別に語る(伝道者、牧師)者も神はお選びになります。「良いことの知らせを伝える人の足は、なんと立派」なのは、伝える人よりも伝えるメッセージが立派なのです。そのメッセージ源は神であり、遣わすのも神です。語る者が心を使わなければならないことは、忠実に語ることです。「キリストについてのみことば」を忠実に語ります。すなわち、「イエスキリストはだれなのか?」ということと、「イエスキリストは何をしたのか?」ということを忠実に語るのです。それはイエスキリストの十字架の死と葬り、そして復活をそのまま語るのです。イエスキリストが神であられることを語るのです。

2019年2月17日 週報より報告

【中高生特別集会】
☆2月10日(日)中高生特別集会が行われました。信仰約束献金について語られました。

【青年会】
☆2月16日(土)青年会が行われました。賜物についてのチェックリストを行い、自分の賜物を知る目安としました。

【宣教大会】
☆先主日より宣教大会が行われています。本日第二回目でローマ10章より宣教メッセージが語られます。

【本日の予定】
☆礼拝後、兄弟会のメンバーは会堂前方へお集まりください。賜物を知るためのチェックリストの説明を短く行います。昨日行われた青年会を欠席した青年たちもお集まりください。
☆12時50分から青年キャンプ実行委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月21日(木)10時30分からドルカス会で礼拝を行います。
☆2月24日(日)11時からの礼拝は、宣教大会の3回目で使徒16:6—10から宣教メッセージが語られます。同日、信仰約束献金の締切りとなります。
☆3月4日(月)~6日(水)愛知県青年の家(岡崎市)でJBBF総会が行われます。牧師が出席します。
☆3月10日(日)礼拝にインドネシア宣教の田村成幸宣教師を説教者としてお招きします。同日、13時30分から臨時教会会議を行います。新年度の予算案についての検討です。☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【全国聖会】
☆JBBF全国聖会(8/13火~8/14水)にお申し込みください。今回の聖会ではJBBF創立70周年記念式典も行います。

2019年2月10日 宣教大会 -主があなたにしてくださった 大きなことを知らせよ-

そこで、彼は立ち去り、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを、デカポリスの地方で言い広め始めた。人々はみな驚いた。
  マルコ5:20



マルコ5章1-20節

 汚れた霊につかれた人が墓場を住み家としなければならないのは、人と同じ生活ができなくなっているからです。なぜできないかというと、人を傷つけ、人間関係を破壊しているからです。人との関りを断ち、孤立している人は今でも多くいます。人は神と人と交わるように造られていることから見ると、孤立した人間というのは真に生きていないと言っていいでしょう。「いったい私に何をしようと…(私とあなたに何の関係があるのですか。)」(2017年版訳)と言っていることからも、悪霊の目的は人をキリストとかかわりを持たせないことだと分かります。そうすると、人の救いとは破壊された関係の回復と言うことができます。まずキリストとの関係、その回復により人との壊された関係も回復します。キリストは関係を壊し続ける悪霊に「出て行け」と言われただけで、この人に救いをもたらしました。キリストには悪霊の破壊的力よりもはるかに強い権威と力をお持ちなのです。この人は主の救いによって正気に返って座っていました。人間としての生活の秩序に戻って来たのです。彼がどこに座っているかが重要です。「イエスの足もと」(ルカ8:35)です。それはイエスに聞き従う姿です。どうりで平安を頂くわけです。あなたはイエスの足もとから離れていませんか?「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか…知らせよ」との言葉に聞き従った彼は、イエスのなさったことを「言い広め始め」たのです。この言葉は宣教を意味します。彼はこれまで傷つけて来た人たちの中へ帰されます。破壊されていた人との関係の中へ帰されるのです。イエスは彼がその人間関係をもう一度回復することを願って、新たに派遣されるのです。主はあなたを派遣したいと願っておられます。

2019年2月10日 週報より報告

【部会報告】
☆2月7日(木)ドルカス会でヴィジョン・メッセージの分ち合いが行われました。その中で賜物を知るためのチェックリストを行いました。

【宣教大会】
☆本日は宣教大会です。イエスキリストの福音を宣べ伝え、教えることが宣教です。救われたすべての人に求められていることです。本日から3週に渡り、宣教メッセージが語られます。実際に宣教する者となりましょう。

【信仰約束献金】
☆信仰約束献金の更新用紙を配布します。おささげする兄姉は、2月24日(日)までにご提出ください。

【本日の予定】
☆昼食時に青年キャンプ実行委員会のミーティングを行います。
☆13時から中高生特別集会を行います。「信仰約束献金」について、Ⅱコリント8章1~6節からメッセージが語られます。
☆本日、午後礼拝はありません。

【今後の予定】
☆2月11日(月)牧師は調布バプテストテンプルで行われる片山大輔師の按手礼式に出席します。
☆2月16日(土)13時から青年会でヴィジョン・メッセージの分ち合いを行います。
☆2月17日(日)11時からの礼拝は宣教メッセージの2回目です。
☆3月10日(日)礼拝にインドネシア宣教の田村成幸宣教師を説教者としてお招きします。同日、13時30分から臨時教会会議を行います。新年度の予算案についての検討です。☆3月17日(日)13時30分から年次総会を行います。各部・委員会は3月3日(日)までに今年度報告及び新年度計画をご提出ください。

【フェローシップ】
☆神学校から入学考査の案内が届いています。入学者が与えられるようにお祈りください。
☆海外宣教委員会より、海外宣教事務局への献金要請が届いています。同委員会の主な働きとして、諸教会から派遣されている各宣教師に献金を送金するというのがあります。送金費用は諸教会の献金によって賄われています。この費用が満たされるようにお祈りください。当教会は信仰約束献金の中から海外宣教事務局へささげています。
☆JBBF全国聖会(8/13火~8/14水)のスケジュール(パンフレット)と申込用紙が届いています。

2019年2月3日 ペテロの手紙第二 -成長しなさい-

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。
Ⅱペテロ3:18


講解説教No.23
Ⅱペテロ3章17、18節

手紙の終わりにペテロは「…成長しなさい」と勧めます。その成長のためにまず勧めていることは、「よく気をつけ」との誘惑への備えです。この手紙によって読者の兄姉たちは、偽りの教師が現れること、彼らが欲望に従って神のことばを曲解し、教会の人たちを誤りに導き混乱させていることを知りました。「前もって分かっているのですから~よく気をつけ」(新改訳2017年版)ることが出来ます。イエスも弟子たちに世の終わりの前兆を知らせました。それを知ったからこそ備えをせよと命じました(マルコ13:22,23)信仰者はあらかじめ知っている人たちです。正しい道とそこに進むことの報いを知っています。悪い道とそこに進むことの不幸を知っています。ですからよく気をつけて信仰生活を送らなければなりません。気をつけるべきは堅実さを失わないことです。間違った教え、情報が入って来ても、動揺することなく、聖書が何といっているのか、そこに立つということです。堅実さを「失う」ことは無くなることではなく、落ちたり、遠のくことです。罪の弱さを持つ私たちは時に落ちます。それは聖書が言っていることなのか迷い込ませる誘惑に落ちます。大事なことはどこから落ちたかを思い出して、必ず聖書に帰ることです(黙示録2:4,5)。その上で、イエスキリストの恵みにおいて成長します。主の力によって強くされ、忍耐し、寛容さを保ちというふうに、人格、行動がイエスキリストのようになっていく(似る)意味での成長のことです。またイエスキリストの知識において成長します。聖書のことばを通して益々キリストを知って行く意味での成長です。この両者において成長します。まずは成長を願うところから始めましょう。それも聖書的根拠のあることです。パウロがピリピ人への手紙で、既に得てもいない、完全にされてもいない自分が貪欲に成長したいと願っています(ピリピ3:12-14)。私たちも!

2019年2月3日 週報より報告

【部会報告】
☆2月2日日(土)青年会で聖書の学びが行われました。ヴィジョン・メッセージの分かち合いは2月16日(土)13時からに変更となります。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー2月号が出来ています。日々のデボーションにおいて、聖書に記されていることの意味を理解することが難しいと思われる方も、まず読むことから始めましょう。週報に折り込んだものは、参考までに聖書を読むときの助けとなるものです。

【本日の予定】
☆礼拝後、日曜学校教師のミーティングを短く行います。次年度のクラス配属と今後の予定についてです。礼拝堂前方に集合してください。
☆14時から午後礼拝を行います。キリストそのものを語るパウロの熱い思いに注目です。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月7日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆2月10日(日)11時から(礼拝時)、宣教大会を行います。右記のとおり、宣教メッセージが語られます。主が私たちにお与えくださった救いの素晴らしさを覚えて、それを知らせる者となりましょう。
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。「信仰約束献金」についてメッセージが語られます。
☆2月16日(土)13時から青年会でヴィジョン・メッセージの分かち合いを行います。
☆3月10日(日)礼拝で田村成幸宣教師(インドネシア)が説教と宣教報告を行います。

【神学校次期校長】
☆神学校校長推薦委員会は次年度からの校長について、推薦者なしとの結論に至りました。2019年度は現教師から校長代行を立てます。今後の神学校のためにお祈りください。

2019年1月27日 ペテロの手紙第二 -神のことばに忠実に従う-

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。
  Ⅰペテロ3:16


講解説教No.22
Ⅱペテロ3章15、16節

 キリストの再臨の事実にふさわしく生きることが求められています。第一に主の忍耐が救いであると考えることです。主は忍耐深く、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられます。これを心で考えることが求められているのは行動するためです。ひとりでも多くの人が救われるために行動するのです。つまりふさわしく生きるとは、イエスキリストの救いを宣べ伝えて生きるということです。これは「主の祈り」とも合致しています(マタイ6:10)。「御国が来ますように」との再臨を待望するためには、地でみこころが行われなければなりません。それが宣教です。再臨の事実にふさわしく生きる人は熱心に福音宣教に取り組んでいる人です。さて、ペテロは自分が語っている再臨が事実であるということ、それにふさわしい生き方をせよというメッセージが真実であることをパウロ書簡を用いて証明しようとしています。単に「パウロも私と同じことを言っているではないか」と主張しているのではなく、それが「与えられた知恵に従って」書き送られたものだということです。パウロの手紙もペテロの手紙も神からのものです。それを真理から逸脱して曲解する人たちがいます。書かれていることが難しいからと言って自分勝手に解釈するなら神のさばきから免れることはできません。曲解する人は「無知な、心の定まらない人」です。この人は正しい情報に欠けており、心が土台にしっかり打ち付けられていないのでふらふらしています。学んでいないのではありません。学んでいるにもかかわらず情報に欠けるのです。聖書は神のことばです。絶対的な権威あることばがキリストの再臨の事実を語っているのです。ですから、私たちは人間に従うのではなく、この神に従うことが必要です。

2019年1月27日 週報より報告

【先週の説教】
☆1月20日(日)及び1月23日(水)の各説教は、牧師がインフルエンザのため、急きょ自宅から電話で行われました。今後、このようなケースに対応できるように準備を進めます。

【運営委員会】
☆1月26日(土)運営委員会が行われました。来年度に向けての教会運営について検討されました。

【衛生】
☆インフルエンザの流行に伴い、教会においても手洗い、消毒を心がけましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。コロサイ人への手紙の9回目、パウロが信仰の実践を勧めます。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。

【今後の予定】
☆2月2日(土)青年会でヴィジョンメッセージの分かち合いを行います。開始時間を12時に変更します。
☆2月10日(日)11時から(礼拝時)、宣教大会を行います。宣教月間として10日(日)から24日(日)の3週にわたり、宣教についてメッセージが語られます。救われた者が地上に生かされる目的はイエスに倣っての宣教です(Ⅰペテロ2:9)
☆2月10日(日)13時から中高生特別集会を行います。テーマは「信仰約束献金」です。

【信仰約束献金】
☆海外の宣教師、国内開拓教会などにささげる献金を「信仰約束献金」と呼んでいます。
与えられた救いの喜びを他の人に献金を通しても伝えることができます。2月10日(日)に更新用紙を配布します。

【礼拝説教】
☆次週をもってペテロの手紙第二の説教が終了します。宣教月間を挟んで3月3日(日)からの礼拝説教は、コリント人への手紙第一です。

【フェローシップ】
☆2月11日(月)調布バプテストテンプルの片山大輔師の按手礼式(諮問含む)が行われます。牧師が出席予定です(掲示板)。