2015年7月5日 ルカの福音書 -光を人々の前で輝かせよ-

あかりをつけてから、それを器で隠したり、寝台の下に置いたりする者はありません。燭台の上に置きます。はいって来る人々に、その光が見えるためです
ルカ8:16

講解説教No.35
ルカ8章16-18節

 上記のみことばから、「あかり(光)」は、すべての人を照らすまことの光、イエスキリストのことです。イエスは人間の罪の問題と、罪に伴う死の問題を完全に解決される方として、唯一の救いの光です。その光をクリスチャンたちにともしてくださいました。御国の民はキリストを受け入れたとき、キリストの光を内に入れられるのです。クリスチャン自ら光ることはありません。キリストの光を反映させているのです。クリスチャンは光を人々に示し、みことばを宣べ伝える器です。この教えの前に、イエスは「聞く耳のある者は聞きなさい」とみことばの聞き方をおしえられました。今回はそれに基づいて、聞くことのみにとどめてはいけないことを教えています。聞くだけであったら、それはあかりをベッドの下に置くのと同じです。みことばを聞いたならば、必ず、他の人にみことばを宣べ伝えるという行為を伴います。それはあかりを燭台の上或いは天上に当然設置するように、当然のこととして証をしみことばを宣べ伝えるのです。もし証をしないなら、「隠れているもので、あらわにならないものはない」とあるように、証ししない生活が明るみに出されるとイエスは言われます。ですから、イエスは「聞き方に注意しなさい」と命じられます。その聞き方とはただみことばを聞くだけで終わらず、証しするという行動が伴うようにするのです。その証しは、その人の言葉づかい、生活態度、クリスチャンとしての品性など、全生活を含めての証しです。イエスの要求は難しいと考えてはなりません。もし自ら光を放つとなれば大変ですが、イエスの光輝きをもらい受けて反映させるのですから簡単です。ただ注意すべきは、キリストが私たちの内から輝こうとしているのを妨げないことです。私たちの内に住んでおられるお方に自分を明け渡しましょう。

2015年7月5日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師をお招きし、日曜学校、礼拝で宣教メッセージを語ってくださいました。弟子としなさいとのキリストの大命令を実行する教会となるようチャレンジをいただきました。お礼状が届いています。

【部会報告】
☆7月2日(木)ドルカス会の聖書の学びを行いました。
☆7月4日(土)青年会の聖書の学びを行いました。

【祈り】
☆兄姉で癒しを必要としている方々のためにお祈りください。

【宣教報告】
☆各地から最新の宣教報告が届いています。海外からインドネシア(メダン)入江一義宣教師、インドネシア(ビンジェイ、スタバッ)広瀬憲夫宣教師、バングラデシュ富岡宣教師、ウガンダ佐藤一彦宣教師、国内から長泉伝道所・道下義嗣師、アガペー教会・マイケルバーゲット師、上越教会・加治佐清也師、掲示板にてお読みいただき、宣教のお祈りください。

【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆7月11日(土)9時30分から運営委員会を行います。
☆7月12日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

2015年6月28日 マタイ28章18-20節 イエス・キリストの大命令

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイ28:18-20

申命記20章から(6月24日祈り会説教)

 これは民の戦いについての規定が教えられています。いつでも何処でも戦うというものではなく、カナンの地の6つの原住民族(いわゆるカナン人)に限定された戦いです。イスラエルの民にとってカナンの地の目的は、旧約における神の国の支配の拡大です。神に背き続ける難敵との戦いも神の宣教戦略の一つです。教会時代の現在においても御国の拡大は継続しています。そこで、20章1-4節から戦いにおける心構えを学びます。敵の馬や戦車という武力は脅威だったでしょう。第一の心得は、戦いは非常に厳しいものであるということです。民の最初の偵察で「あの民のところに攻め上れない」(民数記13:31)とほとんどの人があきらめた敵の強さは事実です。戦い方さえ知りません。第二の心得は、戦いに主がともにおられることを覚えることです。(カナンの地を)占領することができると判断したヨシュアとカレブも「しかし主が私たちとともにおられるのだ。」と堅く信じていました。マタイ28:20を見ると、共にいてくださる約束は、宣教における約束です。霊的戦いに参加した者だけが味わうことができる約束です。ともにいてくださるだけではありません、第三の心得は、主が戦われるということです。「…敵と戦い、勝利を得させてくださるのは、あなたがたの神、主である」(4)青年だったダビデもペリシテ軍を前に、「この戦いは主の戦いだ」と宣言されました。無力でも恐れる必要のない心得を学びました。もし、宣教の戦いを躊躇している人がいるなら、その戦略を一から練り直してください。学んだ心得をしっかり会得しましょう。


2015年6月28日 週報より報告

【タイ宣教の泉浩一宣教師】
☆本日の礼拝はタイ宣教の泉浩一宣教師をお招きしています。日曜学校でも説教してくださいました。以下にご紹介します。
1960年大阪生まれ。高校2年の時、千里ニュータウンバプテスト教会で、イエス様を信じ、救われる。1990年、宣教師の召しを受け献身、1995年、関西単立バプテスト神学校卒業、タイ宣教師の召しを受ける。同年綾子夫人とご結婚、翌年タイへ出発。1998年サーイマイバプテスト教会開拓。2000年長男健太君誕生。2001年ナコンパトムバプテスト教会協力牧会。2006年ラーム2バプテスト教会開拓伝道開始、現在に至る。

【来会】
☆6月21日(日)に新来者が多数来会されました。ようこそ。祝福を祈ります。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆7月2日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆7月4日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。

【インドネシア宣教 広瀬憲夫宣教師】
☆インドネシアの広瀬憲夫宣教師から宣教報告が届いています。一ヶ月ほどインドネシアに戻ることが可能となりました。すみやかにビザを取得することができるように、現地でみことばの宣教が直接できるように祈りましょう。

【祈りから】
☆家族のために、これまでにお連れした友人のために、来会された方々のために、毎日他者のために、聖霊の助けを頂きつつ祈りましょう。

2015年6月21日 ルカの福音書 -聞く耳のある者は聞きなさい-

また、別の種は良い地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスは、これらのことを話しながら「聞く耳のある者は聞きなさい。」と叫ばれた。
ルカ8:8

講解説教No.34
ルカ8章4-15節

 イエスのもとに大ぜいの人の群れ、方々の町からの人々がやって来たとき、イエスはたとえをお話になりました。たとえは、神の国の奥義とはどういうものか、考えるきっかけを与えるものです。「種蒔きのたとえ」がまずされました。これは、イエスの同じメッセージを聞いてもある人は信じて他の人々は信じないということが、どうしてなのかを明らかにしたものです。そして最終的に、神の国としての実を結ぶことをイエスは求めておられます。「聞く耳のある者は聞きなさい」とは結局、実を結ぶように聞きなさい!ということです。道ばたに落ちた種の意味は、神のことばを聞いた人の心にみことばが結びつかなかったことを示します。結果その人は変えられることなく、実を結ぶに至りません。岩の上に落ちた種の意味は、一時的な信仰であるということです。成長に欠かせないのが試練ですが、そういう神の訓練から身を引いてしまいます。訓練を通る時に欠かせない「悔い改め」をしようとしません。結果実を結びません。いばらの真ん中に落ちた種の意味は、みことばの窒息です。仕事、勉強、お金、将来…のことで心が二つに割れてしまい、実を結ぶに至りません。良い地に落ちた種の意味は、聞き続けることです。それが正しい、良い心です。弟子たちだけがみことばの意味をイエスに尋ねただけで他の人はしませんでした。自分の予定が狂い思い通りにならなかったとき、主が自分に何を求めておられるのかを思い巡らし、人間関係が上手く行かなかったとき、相手に対して「なぜ?」を問うのではなく、主の前にどうあるべきかを求めます。忍耐を要しますが、そうやってじっくりと聞き続けるのです。毎日聖書を読むことです。聞こうとする意思のある人は聞きなさい!と主は言われます。実を結ぶ生活のために、毎日聖書を読みましょう。

2015年6月21日 週報より報告

【来会】
☆6月14日(日)日曜学校および礼拝に新来の兄姉が出席されました。

【部会】
☆6月18日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。マタイ18:1-4で「教会の中でいかに歩むべきか」と題して、自分を低くすることが語られました。
☆6月20日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【神学校卒業式】
☆6月19日(金)神学校の卒業式が行われました。説教者ジェームススミス師(若葉教会牧師)から、卒業生向けに、卒業してから益々①へりくだること、②学び続けること、③キリストを常に中心に、強調されました。当教会の神学生が3学年目を祝福のうちに終了しました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆昼食片付け後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校では第一テモテ2章4節「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」を中心に語られ、礼拝では下記のテーマにて語られます。また近年のタイ宣教をプロジェクターで報告されます。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)の参加申込は本日で締め切ります。申込書を提出してください。

2015年6月14日 ルカの福音書 -神の国の福音に携わる人々-

その後、イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。十二弟子もお供をした。
ルカ8:1

講解説教No.33
ルカ8章1-3節

 「イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝え…」(1)「神の国」とは「神の支配」のことです。神が世界を創造されたとき、それは完全なものでした。なぜ完全なのか?立てられた神の主権と支配のもとに造られたからです。ところが、人間が神に反逆した結果、造られたすべてのものに混乱が生じました。人間は皆自分のためだけに他者を傷つけて生きるようになりました。被造物全体も呪われ、土地も祝福をもって実りを生み出さなくなりました。自然の混乱、いのちの混乱、労働の混乱、人間関係の混乱…なぜでしょう?神がお造りになられた主権と支配のもとにこの地上が動いていないから混乱しているのです。今地上はサタンの支配のもとにあります(エペソ6:12)。混乱しているこの世界を、神の支配のもとに回復させようと、神が贖いの歴史の中で動き出されたのです。その最大の動きが、神が人となられて地上に来られたことです。神の国の到来です。そしてキリストの十字架の贖いです。このキリストを信じる者のただ中に神の国が現臨するだけではなく、キリストが再び地上に来られるとき神の国は完成します。まさに実在する天国のことです。イエスはこの神の国の福音を宣べ伝えていたのです。この働きにお供をしていたのが十二弟子で、著者ルカが特に紹介したいのは、その一行にご一緒した婦人たちです。この人たちは神の国の福音のためにどこまでも協力したい人たちです。協力したいときだけ行ったのではなく、自分の都合に合わせて協力下のでもありません。今まで自分を必要とされてこなかったが、ここで必要とされたから嬉しくて!協力したのでもありません。熱意から出たものでもありません。彼女たちは神の国の福音の素晴らしさを知っていたから、それを宣べ伝えることに協力しているのです。「イエスによって悪霊や病気を直していただいた人たちで、つまりイエスの救いと罪の赦しを受けたから自発的に仕えています。神の国の福音に仕える奉仕は、まずイエスの絶大な救いの恵みを信じ、受けてからです。

2015年6月14日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆6月6日(土)、7日(日)三谷浩司先生(平塚BBC牧師)を説教者に迎え、聖書講演会が行われました。イザヤ書41章10節を中心に、創造者が私たちを子として守ってくださること、私たちとともにいて完全な守りを与えてくださること、弱い私たちを強めて、大切な人を守る力を与えてくださることが語られました。教会員がお誘いした方、案内を見て来られた方、再来者と与えられました。救いのために継続した祈りが必要です。お祈りください。
☆三谷先生からお礼状が届いています(1階に掲示)。
☆メッセージCDを希望の方は牧師まで。

【本日の予定】
☆本日は会議月(第二週)のため午後礼拝はありません。
☆昼食片付け後、聖歌隊の練習を行います。
☆清掃後に日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆10月18日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆10月18日(木)19日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。宣教学特別講義としてジェームススミス先生(若葉教会牧師)が奉仕されます。参加希望者は牧師まで。19日(金)牧師は、神学校の同窓会(昼から)と卒業式に出席します。
☆6月20日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。掲示されているタイ宣教報告をお読みいただき祈りに覚えましょう。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)の参加者を募っています。希望者は申込書を6月21日(日)までに提出してください。

【インドネシア】
☆インドネシアの田村成幸宣教師から「正式にビザの発給が決まりました」との連絡が滝山教会にありました。主が宣教の道を再び開いてくださいました。お祈りを感謝します。

2015年6月7日 聖書講演会 -守れますか?あなたの大切な人-

~わたしはあなたを守る~  わたしはあなたとともにいる

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
イザヤ41:10

 ある人が、日曜学校に通っている小さな女の子に尋ねました。「もし、家に一人で留守番している時に泥棒がやってきたらどうする?」すると女の子は、「もちろんイエス様にやっつけてもらうわ!」とニコニコしながら答えました。そうです。この女の子は、神であるイエス様がともにおられて、自分を守ってくれることを堅く信じていたのです。神様は「わたしは、あなたを守る」「恐れるな。わたしはあなたとともにいる」と聖書において確かな約束をしてくださっています。詩篇121篇には、私たちを守る神様は「まどろむこともなく眠ることもない」「すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる」「行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる」と書いてあります。神様は24時間いつでも、私たちがどこにいても守ることができます。また私たちをいかなる危険や困難からも守ることができます。それは、神様が天地万物を創造された全知全能なるお方だからです。その神様は、どんなことがあっても「あなたを見放さず、あなたを見捨てない」と言われます(申31:8)。まさに神様こそ私たちの最高・最強のボディーガードです。でも神様が私たちとともにおられて私たちを守ってくれるという保証はどこにあるのでしょうか。それは神様が私たちに永遠のいのちを与えるためにご自分のひとり子のイエス様を与えるほどに私たちを愛してくださったという事実にあります(1ヨハネ4:9-10)。イエス様は私たちを罪による永遠の滅びから救うために、ご自分のいのちを十字架で捨ててくださいました(1ヨハネ3:16)。そして三日目によみがえられて「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」と約束されました(マタイ28:20)。あなたがこのお方を心から信頼するならば、もはやどんなわざわいも恐れる必要はありません。 (文責:三谷浩司師)

2015年6月7日 週報より報告

【聖書講演会】
☆講師紹介:三谷浩司先生 平塚聖書バプテスト教会牧師、1964年岡山県生まれ。大学進学のため18歳で横浜へ、23歳のとき横浜聖書バプテスト教会にて信仰告白、翌年受浸。大学卒業後、日本バプテスト聖書神学校に入学。1994年神学校卒業後、翌年横浜教会平塚伝道所を開所、伝道師として派遣。2003年3月に按手礼、同年9月に教会独立、平塚聖書バプテスト教会牧師に就任し現在に至る。ご家族は奥様克美先生、長女愛果さん、次女百加さん、長男鷲司(しゅうじ)くん
☆昨日新来者が数名いらっしゃいました。

【部会報告】
☆6月4日(木)ドルカス会で聖書の学びを行いました。
☆昨晩青年会はたこ焼、お好み焼き、沖縄料理を皆で作り、楽しい時を持ちました。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は聖書講演会です。上記のテーマに基づいて聖書から語られます。
☆午後3時からは右記のテーマから、「神様は、どうしようもなく弱い私たちに、大切な人を守るための勇気と力を与えてくださる。」との内容が聖書から語られます。
☆午後の聖書講演会終了後、日曜学校教師はキャンプのための祈りの時を短く持ちます(打合せはありません。昨日送信の議事録をご確認ください)。

【予定】
☆6月18日(木)、19日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。宣教学特別講義としてジェームススミス先生(若葉教会牧師)が奉仕されます。参加希望者は牧師まで。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)参加希望者は申込書を6月28日(日)までに提出を。

2015年5月31日 ルカの福音書 -罪赦された者の姿-

そしてその女のほうを向いて、シモンに言われた。「この女を見ましたか。わたしがこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。
ルカ7:44

講解説教No.32
ルカ7章36-50節

 イエスはパリサイ人シモンの家に招かれました。食卓に着かれたとき、ひとりの罪深い女が入って来て、イエスに最高の礼儀を示しました。ユダヤの律法では罪人と称される者とつき合ってはいけないことになっています。イエスがこの女のすることを受入れているのを見たシモンは心の中でイエスを批判しました。彼の心を見抜いたイエスは、二人の債務者が赦されたたとえを話されて、『罪に対する赦しを知ることによって、愛と感謝が生じる』ことを教えました。神に赦された結果、愛と感謝が生じるのです。シモン自身も「よけいに赦してもらったほうが金貸しを愛する」と正しい判断をしたにもかかわらず、自分にあてはめることをしませんでした。シモンは「あなたの罪は赦されています」と罪を赦す権威を持つ神の御子が目の前にいるのに気づくことができませんでした。これは女へのメッセージであると同時に、シモンへのメッセージでもあったのです。彼は自分を罪人と自覚しなかったのです。確かに彼は社会的な立場は保証されていましたが、彼のうちには愛も平安もありませんでした。そのため、人を人として扱うことをせず、人前では立派にふるまっても他者を批判していました。なぜでしょうか?罪を認めない彼は、神に赦されていなかったからです。一方、社会的立場がゼロに等しい女には愛と感謝が溢れていました。周囲から批判を浴びることを承知でイエスに会いにパリサイ人の家に行きました。しかし彼女は自分の罪と弱さを隠そうとはしませんでした。いや、隠す必要がなかったのです。すべてが赦されていたからです。シモンと罪深い女、あなたはどちらの立場でありたいですか?

2015年5月31日 週報より報告

【聖書贈呈】
☆5月24日(日)4週連続礼拝出席者に聖書が贈呈されました。おめでとうございます。「…聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです」(Ⅱテモテ3:15)柴原さんの救いのためにお祈りを。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー6月号が印刷されています。日ごとの聖書箇所(現在使徒の働きとネヘミヤ記)と祈りの課題が掲載されています。ご活用ください。

【今週末から聖書講演会】
☆6月6日(土)15時、7日(日)11時、15時、説教者三谷浩司先生(平塚教会)を迎え聖書講演会が行われます。テーマ『守れますか?あなたの大切な人』 初回は「わたしはあなたを守る-わたしがあなたの神だから-」との副題から、神様はご自分のかたち(子ども)として造られた私たちを大切な存在として、いのちがけで守ってくださるとの聖書のメッセージがあります。ご家族、ご友人をお誘いください。主の救いを祈りましょう。

【本日の予定】
☆昼食後に聖歌隊の練習を行います。
☆第五週のため午後礼拝はありません。
☆トラクト配布を行います。(本日の兄弟会もトラクト配布です)
☆日曜学校キャンプの打合せを行います。

【予定】
☆6月4日(木)10時30分からドルカス会の聖書の学びを行います。
☆6月6日(土)17時30分(聖書講演会後)から青年交わり会を行います。夕食を共にします。メニューはお好み焼き、たこ焼、沖縄料理などです。兄姉の友人が集います。祝福をお祈りください。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。

【日曜学校キャンプのお知らせ】
☆7月30日(木)、31日(金)御代田キャンプ場で日曜学校キャンプを行います。テーマ「神さまから見た私~神さまは私をどう見ているの?」講師は小林太(だ)秀(びで)先生です(仁戸名教会伝道師)6月7日から申込みスタートです。

【特別伝道献金】
☆いよいよ今週末から聖書講演会の開催です。祝福があるように。またこの伝道のための特別伝道献金を募っています。献金される方は指定の袋に入れ、献金時におささげください。

2015年5月24日 ルカの福音書 -主を認めない人々-

では、この時代の人々は、何にたとえたらよいでしょう。何に似ているでしょう。
ルカ7:31

講解説教No.31
ルカ7章24-35節

 聖書にある神のメッセージは救いをもたらす希望にあふれたメッセージです。しかしすべてがそうではありません。同じ神のメッセージとして、旧約の預言者は自国イスラエルが滅びると語らなければならないこともありました。きょうのテキストにおいても、決してイエスを信じようとしない人々のことをメインに語っておられます。それは自分に都合よく動く群衆を指しています。彼らはヨハネを慕ってヨルダン川に集まりましたが、単なる預言者としか見なさず、主イエスを指し示す特別な預言者とは受け止めませんでした。神の計画の中のヨハネを受け止めなかったのですから、結局イエスキリストをも信じていなかったことになります。ユダヤの指導者たちもヨハネのバプテスマを拒み、人々を救うために計画された神を拒んだということになります。イエスは「この時代の人々を」市場にすわっている子どもたちにたとえました。親たちの買い物の最中、広場で子どもたちが皆いるわけです。皆で遊ぶために誰かが笛を吹いて呼びかけるのですが、それぞれがしたいことを勝って気ままに行っています。この時代の人々はヨハネのメッセージもイエスのメッセージも勝って気ままに拒否しているとの指摘です。質素に暮らすヨハネを悪霊につかれたと言い、取税人、罪人を受け入れるイエスを大酒のみと言うのです。彼らは決してそのメッセージの真意を汲み取らず、ただイエスを信じない口実を見つけようと懸命です。そういう人たちが沢山いる中で「だが、知恵(キリスト)の正しいことは、そのすべての子どもたち(弟子たち)が証明します。」子どもたちとは私たちのことです。大部分がキリストを拒否しても、私たちが愛と献身に満ちた生活を送ることで、イエスの教えの正しさを証明していくことになります。

2015年5月24日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆5月17日(日)滝山教会から姉方が出席、また教会のご近所の方々も多く出席され、47名で礼拝をささげました。
☆5月17日(日)バプテスマ式が祝福のうちに行われました。おめでとうございます。今後のみことばによる成長とともに、教会生活が祝福されるようにお祈りください。

【ドルカス会】
☆5月21日(木)ドルカス会で、フラワーアレンジメントの会が行われました。聖書のメッセージでは「いのちの大切さ」から子育てや地域とのかかわりについて考えました。素敵なフラワーアレンジメントを作ることができました。お子様が幼稚園に通い始め、手が離れたお母様方が増え、より集中してみことばに耳を傾けておられました。教会員の友人、その友人の友人と輪が広がり、18名のご婦人たちが参加、講師、教会員含めて27名が参加しました。お祈りを感謝します。

【トラクト】
☆聖書講演会用のトラクトが完成しました。配布に、ご家族、ご友人への伝道に活用しましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布に出かけます(昭島、つつじヶ丘団地配布予定)。ご協力ください。
☆日曜学校キャンプミーティングを行います。

【特別伝道献金】
☆特別伝道献金を募ります。この献金はトラクト作成費用、聖書講演会説教者の交通費などの伝道のために使われます。伝道に重荷を持つきっかけであり、恵みのささげものです。指定の袋に入れ、献金時におささげください。


礼拝時の携帯電話をオフかマナーモードに!神のことばを大切に聞くためです。

2015年5月17日 ルカの福音書 -イエスにつまずかない者は幸い-

そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり聞いたりしたことをヨハネに報告しなさい。目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者に福音が宣べ伝えられている。
ルカ7:22

講解説教No.30
ルカ7章18-23節

 「イエスは私を助けてくれるのだろうか?信じていても無駄なのではないだろうか?」イエスにつまずくとはこういうことで、イエスの先駆者であり預言者であったバプテスマのヨハネがイエスにつまずく恐れがありました。獄中に1年近くも入れられていて、助けてくれないからなのか?多くの人たちがイエスを受入れないで拒否し続けている中にあって、なぜイエスはそういう人たちをおさばきにならないのか?とつまずいていたのかもしれません。彼はイエスのさばき主としての姿を強くイメージしていたようです(ルカ3:17、イザヤ61:1)。確かにイエスは裁き主です。それは再臨のときであって、初臨における姿はしもべであり、十字架に従う贖い主の姿です。イエスの律法違反(イエスが律法の制定者だ)、さばくべき罪人たちと食事をする…ヨハネの抱くイエスのイメージとイエスの実像が一致しなくなって来たのです。イエスはヨハネに「私こそ救い主だ」と言わず、見聞きしているイエスのわざが聖書の預言どおりであることを確信させたかったのです。聖書があらかじめ語っていたことと、今行っているイエスの働きとわざをヨハネ自身に結びつけさせたかったわけです。聖書のことばをしっかりベースにして、イエスのことを考える作業がほしいのです。「みことばに書かれているとおりだ」と自らが、イエスが御子であると確信するプロセスが大事です。自分の期待でイエスのイメージをつくっても、正確ではありません。まず聖書にあるイエスを理解してから、そこからイエスを見たいのです。そうすれば決してイエスにつまずくことがなく、問題の中にあっても平安を保つことが出来ます。

2015年5月17日 週報より報告

 【聖餐式、教会会議】
☆5月10日(日)聖餐式および教会会議が行われました。バプテスマを希望されている方々の救いの証しを伺い、それぞれ受浸することが承認されました。各部、委員会の報告がされ、決議事項として以下が承認されました。3、4月の会計報告、駐車場に接している旧ゴミ集積所を市から購入すること。

【部会】
☆5月17日(金)日曜学校キャンプ予定地である軽井沢御代田町のカンファレンスセンターを下見に行ってきました。
☆5月16日(土)青年会の聖書の学びが行われました。同日、兄弟会を中心にバプテスマ式の準備を行いました。

【告別式】
☆5月16日(土)牧師は、故市村直実伝道師夫人(上田晃師次女)の告別式に参列しました(名古屋聖書バプテスト教会にて)。教会とご遺族に主の慰め、支えがあるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆本日、バプテスマ式を行います(礼拝プログラム中)。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆日曜学校キャンプミーティングを行います。

【予定】
☆5月21日(木)10時からフラワーアレンジメントの会を行います。聖書のおはなし:牧師

【特別伝道献金】
☆聖書講演会を前に、特別伝道献金を募ります。これを通して伝道への思いを押し上げ、ていきましょう。教会指定の袋に入れ、献金時におささげください。


礼拝時の携帯電話をオフかマナーモードに!神のことばを大切に聞くためです。

2015年5月10日 ルカの福音書 -死をも制する権威-

主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい。」と言われた。そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」と言われた。
ルカ7:13,14

講解説教No.29
ルカ7章11-17節


 イエスのあわれみの行為の中に神のことばの権威を見ていきます。

 イエスはナインという町でひとり息子を亡くし葬儀の最中だったやもめをかわいそうに思われました。夫も亡くし(もしくは離婚)生きる支えを失ったのですから確かにかわいそうです。しかしイエスのあわれむ思いは、息子の死の背後にある見えない罪の支配を見たため抱かれた深い感情だったのです。「死のとげは罪であり…」(Ⅰコリント15:56)人に死をもたらすのはその人のうちにある罪です。イエスを信ぜず罪が赦されていないとすれば、その罪が死の恐怖をもたらすことになります。人の死は永遠の刑罰の始まりであって、単に寿命ではありません。身体の機能がすべて停止することが死なのではありません。神に背き、また神の要求する基準に達しないことが罪です。神は愛なるお方であって、その愛をもって神と人とを愛することを望んでおられます。しかし自分本位な人間はその基準に全く達しません。この罪が人に死のとげを受けさせるのです。ですから、イエスは息子を失ったやもめをかわいそうに思われたのです。「泣かなくてもよい…青年よ。あなたに言う。起きなさい」彼は起き上がっただけではなく、物を言い始めたのです。この出来事を信じがたい空想的な話と考える人もいるでしょう。ただそのように考えるのなら、その根拠が何かを答えられないといけません。聖書が、死人が生き返る出来事を語るのには、相応の根拠があるからです。科学的な見地に立つ医者ルカが迷わずこの出来事を記録しているのは根拠に基づくことだからです。その根拠は、イエスの死を制する権威にあります。イエスには死をも支配する権威があり、万物を創造する権威があり、また罪を赦す権威があります。イエスには病をいやす権威があり、自然を支配する権威があります。それらをおことばを発するだけで意のままにされる権威と力があるのです。それは人間には決して与えられていない神としての権威です。死者を生かす…イエスを神と認めて初めて成り立つ出来事です。イエスを信じて罪が赦されたことを知っていれば、私たちは安心して死と向かい合うことができます。その人にとって、死はもうとげではなく、終わりでもないからです。この出来事は私たちに現実となる復活の前味です。イエスが再び来られた時、必ず実現します。

2015年5月10日 週報より報告

【青年キャンプの祝福】
☆5月4日(月)~6日(水)青年キャンプが祝福のうちに箱根で行われました。長江師のメッセージを通して、明確な主のみこころが語られ、多くの青年たちが信仰の一歩を踏み出しました。また分科会別のテーマを学び、青年同士の交わりも恵まれものとなりました。お祈りを感謝します。礼拝後に青年たちから証しと賛美があります。

【部会】
☆5月7日(木)ドルカス会で聖書の学びが行われました。牧師が青年キャンプで担当した「デボーション」(その目的、行う理由)について学びました。レジメがあります。必要な方に差し上げます。

【墓前礼拝】
☆5月9日(土)奥多摩霊園にて墓前礼拝を行いました。みことばから、天の御国を確認することが墓前礼拝の目的であることが語られました。21名が参加しました。御国の民こそマイホームである天国を地上にて覚えつつ、地上での役割を果たしていきましょう。

【本日の予定】
☆本日は教会会議のため午後礼拝はありません。
☆13時30分から教会会議を行います。会議の冒頭に3名のバプテスマ希望者に救いの証しをしていただきます。会議承認後、5月19日(日)礼拝後にバプテスマ式を予定しています。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆5月11日(月)牧師はJBBF理事会に出席します(会場:船橋聖書バプテスト教会)。
☆5月15日(金)御代田カンファレンスセンター(キャンプ場)の下見に行きます。参加者は教会を7時30分に出発します。