2019年1月13日 2019年教会ヴィジョン・メッセージ -神があがめられるため-

語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。  
Ⅰペテロ4:11



 教会における全員の働きとして、それぞれ違う賜物が与えられています。おのおの与えられた賜物が違うがゆえに互いに補い合い、いたわり合うことができます。それぞれにどのような賜物が与えられているのかを知り、生かすなら調和します。知らなければ違いを受け入れることが難しくなります。聖書は賜物の種類を大きく二つに分けています。語る賜物と奉仕の賜物です。種類については配布した一覧を参考にしてください。語る賜物だけで5つもあります。神のことばに関する賜物の重要性がわかります。語る賜物の人が教会にもっと必要です。祈り求めなければなりません。主のみこころですから必ず与えられます。次に奉仕の賜物ですが、これを二つに分けると、管理運営する(リーダーシップ)賜物と仕える賜物です。初代教会で問題が生じたときに、リーダーシップを取る7人の人たちが選ばれました(使徒6章)。全体を管理し、責任を持つ人たちです。これにより語る賜物の人たちが助けられました。このようにして互いに仕え合っています。管理運営の賜物が管理することに関心が向くのに対し、仕える賜物は人そのものに関心が向く傾向があります。兄弟の重荷を負うこと、人の必要を満たすこと、人に寄り添うことなどがその賜物の特徴です。これらの賜物に優劣はありません。賜物の取り扱い注意として、語る賜物は、自分の考えや意見を述べるのではなく、神からのメッセージをそのまま伝えます。奉仕の賜物は、奉仕のために神が力を与えてくださっているという謙遜な思いで仕えます。いずれも与えられた賜物で高慢の罪に陥らないためです。
このような聖書の指示通りに賜物を用いて仕え合うなら、その教会を通して神があがめられます。まず、ひとりひとりが自分に与えられた賜物を知るところから始めましょう。