2015年12月27日 ルカの福音書 私たちの罪をお赦しください

私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します…。
ルカ11:4前半


講解説教No.58
ルカ11章1-4節

 上記の祈りをあまり祈る必要はないと思われる人がいるかもしれません。しかし主の祈りは「祈るときには、こう言いなさい」と主が命じておられるように、例外なくクリスチャンに必要な祈りです。自分のうちにある感覚で祈る必要性を判断するのではなく、イエスの教えを軸として動かさず「こう祈ることを必要としているのだ、自分に罪があることを認めていかなくてはならない」とすべきです。「罪とは何か?」ということを自らの力で認めるのではなく、聖霊の働きによって認めていかなければならないほど人は弱いのです。ですから聖霊の助けを頂きながら罪理解を深めて行きたいものです。私たちの知るところと聖書の語るところの「罪」という言葉の認識のずれもあるかもしれません。聖書は罪を①的を外す(本来なるべきものになれない②踏み越える(正と不正の一線を越えてしまう)③謝って踏み外す(ついうっかり)④不法(ルールを知っているのに犯したいという衝動を抑えられない)⑤負い目(支払うべき義務を怠る)と非常に範囲が広いです。このように私たちは天の父に、或いは他人に対しても負い目をたくさん負っているのです。もう一点大事なことは、(神に)赦されることと(他人を)赦すことの関連です。赦しを請う祈りは「私たちも負い目のある者をみな赦します」と他の人を赦すこと密接な関連があるのです。これは、神に赦されていることを心から知っている人は、人を赦すのに何も障害がないと言いたいのです。赦されることと赦すことが完全に調和されています。私たちは神の前に赦されなければ絶対に存在し得ない者です。それがわからないと人を赦し思いやることは出来ません。自分の罪を神に告白しながら一方で人を赦すことを拒むなら、「私は他人にするつもりはありませんが、私にはそれをしてください」と極めて調和のない矛盾したことを祈っていることになるのです。これは偽善です。主の祈りをする人は、他の人を赦すという強いチャレンジを受けます。逃げずに主が祈れと命じられたこの祈りを祈ろうではありませんか?そうすれば人を赦すことのできない自分の無力さにぶつかり、こんな身勝手な私を主が赦してくださったのだと主の愛と赦しに気づかされるのです。そうすれば、人を赦すことができるようになります。

2015年12月27日 週報より報告

【クリスマスの祝福】
☆12月20日(日)クリスマス礼拝が行われました。ガラテヤ4章から律法の下から贖い出す救い主について語られました。近隣の方々が出席されました。午後には祝会が行われ、主のご降誕を礼拝(午前)と交わりを通して祝いました。救いのためにお祈りください。
☆12月24日(木)クリスマスイヴ礼拝が行われました。ヨハネ1章からやみの中の光について語られました。聖歌隊によるカンタータ「愛の王」の賛美、キャンドルサービスが行われました。

【本日の予定】
☆14時から年末感謝会を行います。「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」(詩篇103:2)と、私たちも自分のたましいに言い聞かせ、2015年の主からの恵みを思い起こしましょう。午後礼拝はありません。
☆感謝会のあと清掃を行ないます。清掃時に一階多目的室の椅子とテーブルを折りたたんでください。翌日床のワックスがけ(残り半分の面)を行いますので、その準備です。

【予定】
☆12月30日(水)通常通り、祈り会を行います。今年最後の祈り会にご出席ください。旧約聖書からのメッセージで現在は士師記からです。
☆2016年1月1日(金)11時から元旦礼拝を行います。新年を礼拝からはじめましょう。昼食はありません。
☆1月3日(日)11時から新年礼拝を行います。午後は昼食、午後礼拝と通常通り行います。
☆1月5日(火)、6日(水)国内宣教委員会主催の国内宣教カンファレンスが静岡県富士宮市で行われます。テーマ「失敗からの回復」講師は浜谷勉先生です(瀬戸BBC牧師)。
☆1月11日(月・祝)横浜聖書バプテスト教会主催の全国聖歌コンサートが行われます。

2015年12月20日 クリスマス礼拝 特別なクリスマス

しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。
ガラテヤ4:4


ガラテヤ人への手紙4章4-5節

 律法の下にある者を贖い出すためにお生まれになったのがイエスキリストです。律法とは、人間が隣人と共に生きるための基本的な教えです。殺してはならないという律法があって初めて人は殺すことはいけないことがわかります。「律法の下にある」というのは、私たちが真に生きるために必要な律法を守ることができない状態にあります。悪い仕打ちを他人から受けたとしても「赦しなさい」と律法は教えます。しかし人は仕返しするのが当然のように行動します。怒る権利さえ持っていると。しかしその権利を使えば使うほど、その人は束縛され、支配されていきます。赦しがたい思いから解放されて、自由になるためにはどうしたら?その唯一の方法が「赦す」です。別の言い方をすれば、赦しがたい怒りの権利をイエスキリストに明け渡す」のです。もし人が真に生きるための律法を守らないと、その代償は死です。イエスは死の状態から私たちを贖い出すために、このクリスマスにお生まれになったのです。イエスが私たちのためにしてくださったことは、人となられて律法が要求する完全な生活、生き方を私たちの代わりにしてくださいました。またイエスは律法が要求する死の刑罰を代わりに受けられました。私たちは贖い出された結果神の子どもとされました。子は親に似ます。神に似た私たちは、すでに自由を奪う怒りの権利をキリストに預けたので、真に人を赦すことができるようになります。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネ1:12)もし、この方を救い主として信じるなら、あなたは律法の下から贖い出されます。特別なクリスマスが待っているだけです。

2015年12月20日 週報より報告

【部会、奉仕】
☆12月19日(土)青年会で聖書の学びが行われました。また、同日に聖歌隊の練習、祝会のための準備がそれぞれ行われました。
☆平日につつじヶ丘団地、大山団地、教会周辺の集合住宅にトラクトが配布されました。

【クリスマスカード】
☆諸教会から、支援先の宣教地からクリスマスカードが届いています。ホワイトボードに掲示しています。
☆立川教会から諸教会、宣教地、個人にクリスマスカードを送りました。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は主イエスキリストのご降誕を記念するクリスマス礼拝です。聖歌隊の賛美がささげられ、クリスマスメッセージが語られます。
☆本日の昼食時はクリスマス祝会となります。主イエスの御誕生を喜ぶひと時にご参加ください。プレゼント交換用のプレゼントは箱の中に入れてください。参加費(食事代)は大人600円、子ども300円です。
☆本日の午後礼拝は祝会のためお休みとなります。

【予定】
☆12月24日(木)19時30分からクリスマスイヴ礼拝を行います。聖歌隊賛美、クリスマスメッセージ、キャンドルに火をともし賛美をささげます。
☆12月27日(日)14時から年末感謝会を行います(午後礼拝時)。2015年の恵みを振り返り、互いに主への感謝を言い表しましょう。
☆2016年1月1日(金)11時から元旦礼拝を行います。昼食はありません。
☆1月3日(日)11時から新年礼拝を行います。午後は昼食、午後礼拝と通常通り行います。
☆1月5日(火)、6日(水)国内宣教委員会主催の国内宣教カンファレンスが静岡県富士宮市で行われます。テーマ「失敗からの回復」講師は浜谷勉先生です(瀬戸BBC牧師)。
☆1月11日(月・祝)横浜聖書バプテスト教会主催の全国聖歌コンサートが行われます。立川教会が初参加しますので、祝福をお祈りください。

2015年12月13日 ルカの福音書 日ごとの糧を与えたまえ

私たちの
日ごとの糧を毎日お与えください。
ルカ11:3


講解説教No.57
ルカ11章1-4節

 神についての二つの祈りを終えて、第三の祈りに入ります。ここからの3つの祈りが私たちの必要のための願いになります。これらは私たちのからだ(肉体)、心、霊の必要を網羅した祈りで、私たちの全生活がこの3つの願いに含まれています。きょうは「日ごとの糧を毎日お与えください」についてです。糧と言っても食べ物だけに限らず、人が生きるに必要なものの願いです。私たちの必要を神に祈るわけですが、祈った結果、神が必要と思われるものを与えてくださるわけです。私たちが必要と思うこととは限りません。まして欲深い罪の性質を持っていますので必要以上のもの、有害なものを求めてしまうことが多々あるわけです。この祈りは不思議です。全宇宙の創造者であり、今もなおそれを保っておられる偉大なお方が、日ごとの必要といった小さなことまで配慮してくださっているのです。私たちへの神の愛は宇宙よりも広く深いのです。日ごとの必要と言っても今は一通りの物が揃っているので、この祈りをする必要性がないのでは?と考える人もいるでしょう。しかしもしこの祈りをしなくなると、神の御名があがめられなくなります。なぜなら、これは単に必要を頂戴するためだけの祈りではないからです。マタイ6:32を見ると、天の父は私たちの必要の全部を知っておられることがわかります。そうすると、私たちが日ごとに求めるまでもないということになります。しかしその上でイエスは「毎日お与えください」と祈りなさいと教えておられるのです。その心は、神は私たちと交わりを求めておられるということです。私たちが神に語りかけるのをいつも待ち望んでおられるのです。願えばいいのではありません。祈る相手を祈り以上に知りたいものです。だから、日ごとの糧を毎日与えられるように祈るのです。また、この祈りをささげるもう一つのことは、自分が神に全面的に依存していることを自覚するということです。私たちは神なしには一日であっても生きられません。「日ごとの糧を毎日お与えください」と少なくとも一日一回は、私たちの時間、健康、存在自体が、神に依存し、その神の御手の中にあることを、祈ることで思い起こすべきです。

2015年12月13日 週報より報告

【ドルカス・クリスマス会】
☆12月10日(木)ドルカス会のクリスマスが行われました。メッセージは「怒りや憎しみから自由になるには?」とのテーマで、憎む権利をキリストに明け渡す、すなわち「赦す」ということが教えられました。憎しみで束縛されている私たちを救うためにお生まれになったキリストが示されました。今年はホワイトリース作りをしました。来会者32名、立川教会員と滝山教会の婦人方を含めて44名が参加しました。

【子どもクリスマス会】
☆12月12日(土)子どもクリスマス会が行われました。ヨハネ3:16から福音が語られました。私たちのために父なる神がイエスキリストをプレゼントしてくださったことが語られ、みことばに応じる子どもたちが与えられました。楽しくゲームをし、一階に移動してミニリース作りを行いました。教会スタッフ、保護者を含めて39名が参加しました。

【本日の予定】
☆昼食後に聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、トラクト配布を行います。教会と西武立川駅周辺を配布します。ご協力ください。本日の会堂清掃と並行して行います。
☆配布後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆12月19日(土)13時から青年会を行います。
☆12月20日(日)11時からクリスマス礼拝を行います。昼食時に祝会を行ないます(午後礼拝はありません)。祝会参加費大人600円、子ども300円。「プレゼント交換」参加者は500円程度のプレゼントをご用意ください。ビンゴ景品のご協力をありがとうございました。
☆12月24日(木)19時30分からクリスマスイヴ礼拝を行います。クリスマス礼拝、イヴ礼拝ともに聖歌隊によるクリスマス賛美がささげられます。
☆12月27日(日)14時から年末感謝会を行います(午後礼拝時)。2015年の恵みを振り返り、互いに主への感謝を言い表しましょう。

2015年12月6日 ルカの福音書 御国が来ますように

そこでイエスは、彼らに言われた。
祈るときには、こう言いなさい。
『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。』
ルカ11:2


講解説教No.56
ルカ11章1-4節

「御名があがめられますように」と祈るということは、あがめられていないこの世の現状があるということです。「やみはこれに打ち勝たなかった(共同訳:暗やみは光を理解しなかった)」人間の罪ゆえに、サタンに支配された結果が光を理解しない状態です。人間の苦しみの根源はサタンの支配にあります。クリスチャンは御名があがめられることを願いますが、それと全く反対のものが厳然と存在することに気づくのです。私たちは霊的洞察力を持ってサタンの支配に気づいていなければなりません。それはクリスチャンの責任でもあります。その見抜く力は、御名があがめられることを祈るクリスチャンが神よりいただくのです。御国には二つの内容があります。一つは、キリストが早く再臨され、神の御国が完成されますようにということです。初代のクリスチャンたちは「マラナ・サ(主イエスよ、来てください)」と言って、互いに挨拶ことばとして交わしながらイエスの再臨を待ち望みました。これはあらゆる罪や悪、神に敵対するすべてのものが最終的に打ち負かされる日を待ち望むべきであるという意味です。この願いを持っていることによって、クリスチャンは初めて確かな歩ができます。どこに向かうかという最終的なゴール(目標)が定まっているからです。しかし、もしこの願いを持っていなかったり、曖昧であったら、そのあと、「日ごとの糧をお与えください」と祈るわけですが、欲望に任せ切りの当てのない虚しい生活を送ることになってしまいます。クリスチャンは自分の個人的な必要を願う前に御国が来るように願うべきなのです。そうすれば、第一番目の御名があがめられますようにという祈りは益々かなえられます。「主の祈り」をしっかりと学び、すぐ実践に移し祈りの生活を変えましょう。

2015年12月6日 週報より報告

【大掃除】
☆先主日の午後に大掃除を行いました。外回りの草取り、多目的室と礼拝堂はワックスがけの準備としてフローリングの汚れ取りを中心に行いました。
☆12月5日(土)午後から床のワックスがけを行いました。礼拝堂、左準備室、ベビールーム、二階ホールを二度塗り、一階は部分的に塗ってあり、残りは近日中に行います。

【青年会】
☆12月5日(土)青年会が行われました。「祈り」について学びました。学びのあと諸教会へのクリスマスカード作りと床ワックスがけ奉仕を行いました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校クリスマス会の打合せを行ないます。教師たちは1階に集まってください。

【ドルカスクリスマス会】
☆12月10日(木)10時からドルカスクリスマス会を行います。大勢のご婦人たち(姉方のご友人)が参加予定です。キリストの福音が届くように、心動かされて信じる方が起されるようにお祈りください。

【日曜学校クリスマス会】
☆12月12日(土)14時から日曜学校クリスマス会を行います。子どもたちにキリストの福音が語られます(小宮山姉)。救いのためにお祈りを。また、ゲームやミニリース作りも行います。このための案内がありますので、家族、友人をお誘いください。

【クリスマス礼拝、祝会】
☆12月20日(日)11時からクリスマス礼拝、昼食時に祝会を行ないます。祝会参加費大人600円、子ども300円。「プレゼント交換」参加者は500円程度のプレゼントをご用意ください。(ビンゴ景品のご協力を)

【クリスマス・トラクト】
☆クリスマス用のトラクトは次週、教会、西武立川駅周辺の戸建てに絞って皆で配布予定です。(平日に団地配布)

2015年11月29日 ルカの福音書 御名があがめられますように

そこでイエスは、彼らに言われた。
祈るときには、こう言いなさい。
『父よ。御名があがめられますように…。』
ルカ11:2


講解説教No.55
ルカ11章1-4節 

「祈るとき、こう言いなさい」と5つの祈りを教えられました。どれも重要です。一つ一つの祈り以上に、祈りの順序が重要です。神についての祈りが第一にあって、その次に「私たち」についての祈りが来ています。私たちは自分の信じている神が「アバ、父」であることを自覚しています。従って、御名があがめられるようにとの祈りが、第一番目の祈りになるはずだとイエスは言っておられるのです。この祈りは言葉の意味から見ていくと、「神の名が神のために選び分けられ(聖別)ますように」となります。要するに神を神としてあがめるように!ということです。現実の人間は神を神として認めず、神の名を汚しています。神でないものを神として崇め、造られたものを神としています。だから、神ご自身が造られたすべてのものから、しっかり区別されなければならないためにこの祈りがあるのです。イエスご自身も御名があがめられることを切望されていました(ヨハネ17:4-6)。イエスは御名の栄光を知っておられ、神の栄光の意識に満ちていました。そのイエスの第一の願いが、人類が御名の栄光を知るに至ることだったのです。私たちが祈るとき、たとい失望の状況があったとしても、神が崇められることが最大の願いでありたいのです。もっとこの神を知り、祝福されたいと願うなら、この祈りから出発しなければなりません。私たちの置かれている状況が何であったとしても自分自身のことから祈り始めるのではありません。私たちの望むことが何であれ御名があがめられることから祈るのです。神についての祈りは賛美であり、感謝であり礼拝です。父を神として崇める礼拝者にとって、この祈りは最もふさわしい祈りです。自分の様々な必要を祈るだけよりも、より多くの変化を自分のうちに経験することができます。

2015年11月29日 週報より報告

【祈りのカレンダー12月号】
☆祈りのカレンダー12月号が出来ています。日々の祈りとみことばのために活用してください。生活の多忙さが尽きないからこそ、なくてならない主イエスとの交わりを第一に優先させましょう。

【祈り】
☆教会員のお母様が脳梗塞のために現在入院中です。2週間の入院とのことです。回復され通常の生活に戻ることができるようにお祈りください。

【衛生】
☆ウィルス性の腸炎が流行しています。教会内の予防のために、お互いが常に手を清潔にしておきましょう。せっけん、消毒液を使用してください。

【本日の予定】
☆礼拝後、バングラデシュ報告を行います。先主日報告しましたが、まだご覧になっていない方はお残りください。
☆13時30分から年末大掃除を行います。普段の汚れとは違う部分を集中的に清掃します。高い部分、窓、サッシ、床、収納庫整理、カーテンなど。分担して行います。物品施設管理委員会の指示に従って行動してください。
☆大掃除時間中に、クリスマスの飾りつけを行います。
☆大掃除のあと、聖歌隊、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆11月30日(月)牧師はJBBF理事会に出席します(打ち合わせ場所は横浜聖書バプテスト教会)。

【クリスマスの予定】
☆救い主誕生をまず主の民である私たちが喜び記念しましょう。そこに同じ祝福に預かっていただきたい家族や友をお誘いしましょう。
□12/10(木)10時 ドルカス会クリスマス
□12/12(土)14時 日曜学校クリスマス
□12/20(日)11時クリスマス礼拝/午後祝会(午後礼拝なし)
□12/24(木)19時30分 燭火礼拝

【年末、年始の予定】
☆12月27日(日)14時年末感謝会、30日(水)祈り会通常通り、1月1日(金)11時元旦礼拝(昼食なし)、1月3日(日)11時新年礼拝

【聖歌コンサート】
☆1月11日(月・祝)聖歌コンサートが行われます(神奈川県立音楽堂・横浜BBC主催)。立川教会聖歌隊が初参加です。祝福をお祈りください。

2015年11月22日 ルカの福音書 祈りを教えてください

そこでイエスは、彼らに言われた。
祈るときには、こう言いなさい。
『父よ…。
ルカ11:2


解説教No.54
ルカ11章1-4節

 「祈りを教えてください」と頼む弟子たちは、祈るイエスに魅力を感じたのでしょう。イエスの活動の力は祈りではないか?と考えたのかもしれません。弟子たちにはオリジナルな祈りのイメージがすでにあったようです。祈りを教えてほしいと願ったときに「ヨハネが弟子たちに教えたように」と条件をつけています。私たちにもそれぞれ祈りのイメージが聖書の教えとは別にあるかもしれません。第一にイエスは祈りを「父よ」との呼びかけで始めることを教えておられます。アラム語の「アッバー(アバ)」で、幼い子が父を呼ぶときのことばです。「お父さん、パパ、ダディ!」と言ったところでしょう。この呼びかけは、すでに祈りのイメージを持っていた弟子たちの期待を裏切るものでした。ユダヤ人が神の名を呼ぶとき、「神」の前に長い修飾語を必ずつけます。「天地万物の創造主よ、イスラエルから贖い出された神よ」というふうに。彼らの動機は、①そう祈ることによる祈りの効力、②人にりっぱに聞かせたいというものです。これらの祈りをイエスは禁止しています(マタイ6:5、7)。これらの祈りと、「父よ」との呼びかけの祈りとの決定的な違いは、神への信頼の度合いが違います。幼子にとって父親がどんな肩書きを持っているか、そんなことは無関係、パパはパパです!幼子は人に聞かせるのでもなく、言葉を取り繕うのでもありません。クリスチャンはイエスと同様に、アバと親しげに呼びかけることができる立場にあって喜んでいます。祈りを始められる方々、まず祈り方ではありません。神なる父と子どもである自分を意識し始めていただきたたいのです。信頼をもって神によびかけるとき、神は喜ばれます。

2015年11月22日 週報より報告

【部会報告】
☆11月19日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。ピリピ4:4から、「いつも喜んでいる秘訣」について語られました。
☆11月21日(土)青年会で小林太秀先生をお招きして修養会が行われました。テーマが「献身」午前に基礎編、午後に実践編とレジメに添って有意義な学びの時が持たれました。

【食器棚】
☆一階多目的室に食器棚が提供されました。配置を試験的に行っています。

【JBBF機関紙】
☆海外宣教委員会からの「宣教クォータリー」が届いています。今年行われた青少年宣教キャンプ(香港)の証集も届いています(一冊のみ)。
☆国内宣教委員会からの「かいたく」が届いています。委員会の関東諸教会訪問報告、各伝道所の祈りの課題など掲載されています。

【本日の予定】
☆礼拝後、バングラデシュ報告を行います。先週と先々週と準備不十分で映像を届けられずご迷惑をおかけしています。本日ご覧になれない方のために次週にも行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆11月29日(日)昼食後、年末大掃除を行います。ぞうきん、古新聞のご提供をお願いします。

【クリスマスの予定】
☆来月のクリスマスの祝福をお祈りください。
□12/10(木)10時 ドルカス会クリスマス
□12/12(土)14時 日曜学校クリスマス
□12/20(日)クリスマス礼拝/祝会
□12/24(木)19時30分 燭火礼拝

*祝会にてビンゴを行います。ご自宅に景品となるものがありましたらご提供お願いします。

2015年11月15日 ルカの福音書 みことばに聞き入る

しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。
ルカ10:42


講解説教No.53
ルカ10章38-42節

 マリヤが主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた姿というのは、ユダヤにとって驚きの光景です。ユダヤには婦人が師から詳しく学ぶということはないからです。教師になれない婦人に学びは必要ないというのがユダヤ的考えでした。このユダヤの伝統をマリヤが知っていたとすれば、よほどみことばの教えを受けたかったということになります。一方姉のマルタはイエスを喜んでもてなしました。ユダヤの伝統に従って学ぶことをせずに、自分の役割を果たしていたのです。マルタには自分は正しいことを行っているという自負がありました。それがイエスへの強い主張となったのです。自己義認の態度が見えます。①自分を正しいとし、②他者を間違っていると見なし、③自己義認から怒りの感情が生まれてきます。イエスをもてなすという仕える奉仕が批判に変わってしまいました。イエスはマルタの名を二度も呼ばれ、丁寧に戒められます。そして重要な真理として、どうしても必要なことは一つだけと教えられました。それはまずイエスの教えを受けるということです。イエスに仕える奉仕も必要で良いことです。しかしまずイエスの教えを受けることは、仕える奉仕をすることよりも重要だと諭されたのです。イエスの教えを受けることを優先することです。イエスから教えを受けずして、他の人に与えることは難しいことです。神を愛することは、隣人を愛することよりも優先されることです。神を愛した人が隣人を愛することができるようになるからです。
いろいろな心配ごとはありませんか?批判の心はありませんか?そうであれば、自分の中の優先順位を見直しましょう。まずみことばに聞き入り、イエスの教えを受けましょう。そうすれば、主の望まれる奉仕を継続することができるでしょう。

2015年11月15日 週報より報告

【宣教報告】
☆広瀬宣教師からメールがあり、11月11日(水)にビザが発給されたとのことでした。お祈り感謝します。
☆富岡宣教師から宣教レポートが届いています。牧師がナトール教会に滞在時行われたバプテスマ式において、ムスリムからの回心者の信徒が受浸されました。このことで政府から非難を受けています。宣教がなおも前進するようにお祈りを。
☆田村宣教師から宣教レポートが届いています。インドネシアでもイスラムの迫害が教会全般にあります。宣教のためにお祈りを。
☆佐藤宣教師から宣教レポートが届いています。按手礼が行われ、パイキ新牧師(現地人)が誕生しました。牧師館の建設に取り掛かっています。カコバの新体制に祝福があるように。

【本日の予定】
☆礼拝後、バングラデシュ報告を行います。(先週、操作不具合でできませんでした)
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆11月19日(木)10時半からドルカス会の礼拝を行います。
☆11月21日(土)青年会の修養会を行います。小林太秀先生がメッセンジャーです。テーマは「献身」祝福をお祈りください。
☆11月29日(日)昼食後、年末大掃除を行います。ぞうきんのご提供をお願いします。

【クリスマスの予定】
☆来月のクリスマスの祝福をお祈りください。まず信仰者が降誕を記念し喜び、人々に主イエスを知らせましょう。
□12/10(木)10時 ドルカス会クリスマス
□12/12(土)14時 日曜学校クリスマス
□12/20(日)クリスマス礼拝/祝会
□12/24(木)19時30分 燭火礼拝
*祝会にてビンゴを行います。ご自宅に景品となるものがありましたらご提供お願いします。

2015年11月8日 ルカの福音書 神を愛せよ、隣人を愛せよ

彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」
ルカ10:28


講解説教No.52
ルカ10章25-37節

 イエスの有名なたとえの中の一つ「良きサマリヤ人」が語られているところです。きょうはこのたとえを話されたきっかけとその意図をしっかり汲み取ります。それを考える中心的なことばが「実行しなさい」(28節)、「幼子たち」(21節)です。たとえ話のきっかけは律法学者の質問からです。「何をしたら永遠のいのちを得ることが出来ますか(救われるか、或いは天国に行けるか)」(25節)イエスをためして質問している彼の心に謙遜さはありません。イエスの逆に受けた質問に即座に答えている所を見ると、すでに彼は質問の答えを持っています。彼は、律法を守るなら永遠のいのちを得られると知ったうえで質問し、自分の正しさを誇示したいのです。律法とは旧約聖書のことで、律法の教えを要約すると「神を愛せよ、隣人を愛せよ」となります。イエスも認めているところでマルコ12:29,30で語っておられます。神が人間に要求している生き方の水準がこれです。イエスはそれを実行すればいのちを得るといわれました。しかし聖書はそれを否定しています。律法によっては人は決して義と認められないと(ローマ3:20)。イエスが間違っていないとしたら、その意図はなんでしょうか?それは律法を行うことができると思っている相手の誤りを認めさせようとしているのです。私の隣人は誰かと尋ねられたイエスの答えも同じ意図を持っています。たとえ話の中で怪我をしたユダヤ人の隣人となったのは二人の同じユダヤ人ではなく、犬猿の中であったサマリヤ人でした。ユダヤ人にとっての隣人は同じユダヤ人です。サマリヤ人はランク外の最下位です。イエスはそのたとえの隣人愛と同じように、「あなたも行って同じようにしなさい」と命じました。その人を愛すのは不可能です。実は律法の役割は人を救うのではなく、罪を意識させるものです(ヘブル10:1-4)。もしキリストによって罪を意識することができたなら、キリストの救いの絶対的な必要性を覚えるでしょう。「自分には何の正しさもなく罪しか行うことのできない絶望的な者です。神にすがるほかありません。どうかこんな者をお救いください」と。律法を守ることのできる完全な人はひとりもいません。つまりあなたにもイエスの救いが必然なのです。

2015年11月8日 週報より報告

【聖書講演会の恵み】
☆10月31日(土)、11月1日(日)鹿毛独歩師を説教者に迎え、「安らぎへの手引き」と題してみことばが語られました(3回)。①人はなぜ安らぎを求めるのか?②安らぎを求める方法、③安らぎが生みだすもの、とご自身の生きた証しを交えて語ってくださいました。新来者、再来会者と集われた方々に救いの恵みがあるようにお祈りください。CDが必要な方はお申し出ください。

【召天】
☆11月2日(月)鹿児島県の長島バプテスト教会の岸本先生が天に召されました。5日(木)に告別式が行われました。長島バプテスト教会の母教会は小川先生が牧会される大阪の千里ニュータウン聖書バプテスト教会です。岸本先生のご長女がカンボジア宣教の芝山尚子宣教師夫人です。ご家族、教会に慰めがあるようにお祈りください。

【部会報告】
☆11月5日(木)ドルカス会の聖書の学びが行われました。マタイ18:15-20から教会の仲間に対して取るべき態度について学びました。
☆11月7日(土)青年会の聖書の学びが行われました。テキストはマルコ9:14-29です。

【本日の予定】
☆礼拝後、バングラデシュのナトールバプテスト教会訪問をプロジェクターで報告します。
☆13時30分から聖餐式及び、教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆11月21日(土)青年会で小林太秀先生を招き、「献身」について、昼食を挟んで午前、午後と学びます。

【道路標示】
☆教会に入って来る所に、停止線のある「止まれ」の道路標示が新しく表示されました。注意しましょう。駐車場内も常に注意して運転してください。

2015年11月1日 聖書講演会(第二回)安らぎへの手引き

そういうわけだから、
何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、
などと言って心配するのはやめなさい。
マタイ6:31


マタイの福音書6章26-34節

 第一回目の聖書講演会は「人はなぜ安らぎを求めるのか?」について鹿毛師から語られました。「空の鳥を見、(考え)」また、「野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえる」(マタイ6:26,28)ところに答えの糸口があります。鳥も野のゆりも神の創造のわざの一部です。創造の摂理に思いを寄せるならば、安らぎへの道があることに気づきます。人は鳥や野の草よりもはるかに優れたものです。神がそれらを創造されたのであれば、人こそ神が造られたということは明らかです。その人が鳥や動物たちよりも優れたものとして造られたとは、人が人格的な交わりを持つように造られたということです。それは神に愛されるために造られたということであり、安らぎを求めるように造られたということです。人は神を見失うことが悩みの始まりです。そういえば、私たちの周囲は神を見失う要素が多くあります。携帯電話やパソコンによる情報社会の波がその一つであり、極めて多忙な毎日もその一つです。人が造ったもの、己の力は安らぎの根源である神を見失います。人は自分の力で生きるという観念を強いられる社会に生きているのかもしれません。そうではなく、人は神の創造のわざの中に「生かされている」のです。人がどうがんばっても、神の造られた自然の循環の中でしか生きることができません。それを空の鳥を見てよく考えるのです。鳥や花を見て考えることよりももっと効果的なのが聖書です。聖書のことばを考えることはまったき安らぎへの直結した道です。まずは神を認めるところからはじめていただきたいのです。その神を排除したところに安らぎはあり得ません。安らぎに似たものはいくらでもあるでしょう。しかし本物は一つです。

2015年11月1日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆10月25日(日)重村健太先生(港北BBC)が礼拝、午後礼拝でメッセージしてくださいました。奥様の言葉先生、ご長男しもん君もおいでくださいました。

【ナトールバプテスト教会奉仕】
☆10月19日(月)~26日(月)牧師と姉方はバングラデシュのナトール教会のリバイバル・ミーティングに出席しました。牧師の5回のメッセージと姉方は子どもたちにそれぞれ2回のメッセージを行いました。終始危険から守られ、みことばの恵みに溢れた1週間でした。お祈りを感謝致します。富岡宣教師ご夫妻が教会の兄姉によろしくとのことです。次週映像を交えて報告をします。

【聖書講演会】
☆本日は聖書講演会です。講師は港北ニュータウン聖書バプテスト教会の鹿毛独歩先生です。一回目は「人が安らぎを求める理由」について語って頂きました。昨日は奥様の美枝子先生もおいでくださいました。
☆初来会者が与えられました。ようこそおいでくださいました。

【本日の予定】
☆昼食時に鹿毛先生を中心に交わりの時を持ちます(青年会が担当)。
☆15時から聖書講演会の第三回目です。引き続きご出席ください。

【予定】
☆11月5日(木)10時30分からドルカス会の聖書の学びを行います。
☆11月7日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆11月8日(日)13時30分から聖餐式および教会会議を行います。
☆11月21日(土)青年会で小林太秀先生を招き、「献身」について、昼食を挟んで午前、午後と学びます。

2015年10月25日 『書いてある』という信仰 

イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』と書いてある。」
マタイ4:4


マタイ4章1-11節

(スポルジョン著「朝ごとに夕ごとに」から) 
「わたしの力は、弱さのうちに完全に現われる」(Ⅱコリント12:9) 神に仕えて、その奉仕を勝利のうちに成し遂げるための第一の条件は、私たち自らの弱さを知ることにある。神の戦士が「私は勝利を得る自信がある…」と豪語し、自らの力により頼んで戦いに出るなら、敗北は遠からずして訪れる。神はおのれの力を頼む者とともには行かれない。このような方法で勝利を期待するのは誤りである。なぜなら「万軍の主は仰せられる、これは権勢によらず、能力によらずわたしの霊によるのである」と記されている。おのれの勇気を鼻にかけて戦いに臨む者は、そのはなやかな旗を泥にまみれさせ、武具を恥辱によりけがして帰るだろう。神に仕えんとする者は神ご自身の方法で、また神ご自身の力によって仕えねばならぬ。さもなければ神は決して彼らの奉仕を受入れられまい。人が神の力の助けなくしてなしたことを、神は決して承認されない。地が産み出した果実を神は退けたもう。神が収穫されるのは、その種子が天よりまかれ恵みによってうるおされ、神の愛の太陽によって熟した果実だけである。神はご自身のものをあなたの中に入れる前に、まずあなたの持てるすべてのものを取り出して空にされる。神は最上の小麦をもってあなたの穀倉を満たす前に、まず倉をくまなく清掃される。神の川には水が満ちている。しかし、その中の一滴たりとも地上の泉からわき出たのではない。神はその戦いにおいて、ご自身が与えられる以外の力は用いられない。あなたは自らの弱さを嘆くのか。勇気を出せ、希望を抱け。なぜなら主があなたに勝利を与えたもう前に、あなたは自らの弱さを意識しなければならぬから。あなたが空虚であるのはあなたが満たされる準備である。

2015年10月25日 週報より報告

【バプテスマ式】
☆10月18日(日)バプテスマ式が祝福のうちに行われました。ご家族の方々も礼拝から出席され、ともに恵みに預かりました。受浸者が幼子のように主の教えに従って行くことができるようにお祈りください。

【祈り会】
☆10月21日(水)に行われた祈り会は、使徒の働き3,4章を出席者で輪読し、ともに祈りました。「もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」(マタイ18:19)

【ナトール教会カンファレンス】
☆牧師と姉方はナトールバプテスト教会のバイブルカンファレンスに出席中です。19日から開始、全7日間のカンファレンスで、牧師は本日4目の説教です。祝福をお祈りください。

【本日の説教者】
☆本日の礼拝説教者は重村健太先生です。昨年11月に行われた聖書講演会の説教者としておいで頂いた以来です。港北ニュータウン聖書バプテスト教会の伝道師として奉仕中、本日は言葉先生、しもん君もご一緒です。

【本日の予定】
☆14時からの午後礼拝は、引き続き重村師にみことばを取り次いでいただきます。ご出席を。
☆午後礼拝後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布を行います(清掃と並行して)。

【予定】
☆10月26日(月)教会車の車検です。
☆10月27日(火)、28日(水)神学校で「異端について」のオープンカレッジが行われます。参加希望者は神学生まで。
☆牧師は10月28日(水)早朝に帰国します。同日の祈り会は通常通り行います。

【聖書講演会】
☆今週末の31日(土)15時から1回目の聖書講演会が開催されます。鹿毛師のために、来会者の救いのために強力に祈りましょう。

2015年10月18日 ルカの福音書 あなたの名が天に書き記されていることを喜べ

だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。
ルカ10:20


講解説教No.51
ルカ10章17-24節

 イエスが弟子たちの前で喜びあふれている姿を見せるのは珍しいことです。何を喜んでいるかというと、弟子たちのことを喜んでいます。彼らが神から特別なお取り扱いを受けていることを喜んでいます。「彼らの名が天に書き記されている」すなわち天国の一員であることを主は喜んでおられるのです。ところが弟子たちが喜んだことは違うところにありました。彼らは悪霊が自分たちに屈服したことを喜びました。自分のうちにある特別な力で成功したかのような喜びようです。それは間違いです。敵のあらゆる力に勝つ権威と力はイエスキリストから与えられたはずです。悪霊は弟子たちに従ったのではなく、イエスの権威に従ったのです。誰かに証することができたり、伝道して救いに導くことができると、自分の功績のように喜ぶことがキリスト者のうちにあるということを知っていなければなりません。そうではなくて、私たちは主イエスの命じられるまま福音を宣べ伝えるだけで、神の支配が悪霊にまで及ぶ偉大なことが起こるのです。それは私たちがイエスの命じられたことを幼子のように聞いて、行った結果生じたことなのです。幼子、神がおられなければ何もできない無力な者をいいます。しかしこの者こそ御国に入ることができる者であり、神から大事なことを示される者です。世の知者たちには知らせません。神の幼子たちは旧約聖書の預言者や神に仕えた王たちよりも、神の近くにいます。この幼子たちによって、神のことばが広められ、神の支配が確かに広がっていくのです。かつての信仰者が望んでも見ることの出来なった神の支配の中に、幼子である私たちは入れられているのです。イエスはその人を見て大喜びです。私たちも天に名が記されていること(御国の一員)、神の支配の中にあることを喜びましょう。

2015年10月18日 週報より報告

【部会報告】
☆10月15日(木)ドルカス会で「聖書のお話とお料理の会」が行われました。聖書から「自分の子どもを尊敬する」というメッセージが語られ、また美味しい和食料理を教わりました。来会された十数名のご婦人たちの救いのためにお祈りください。
☆10月17日(土)青年会の聖書の学びが行われました。

【本日の予定】
☆礼拝後、バプテスマ式を行います。
☆午後礼拝後聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布を教会清掃と分担して行います。

【予定】
☆10月21日(水)の祈り会は1階で行います。使徒3、4章を読んだ後、祈ります(迫害下、なお福音が前進することを覚えよう)。
☆10月25日(日)礼拝および午後礼拝の説教は重村健太先生(港北教会)です。ご家族でおいでくださいます。
☆10月26日(月)教会車の車検です。
☆10月27日(火)、28日(水)神学校で「異端について」のオープンカレッジが行われます。参加希望者は神学生まで。

【バングラデシュ奉仕】
☆牧師と姉方はバングラデシュのナトールバプテスト教会で行われるバイブルカンファレンスに出席します。それぞれの奉仕のため、健康と安全のためにお祈りを。出発20日深夜~帰国28日早朝です。現地への贈り物の品々を感謝します。カンファレンスのスケジュールと緊急連絡先を掲示してあります。

【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福のために毎日祈りましょう(10/31、11/1)。人々を誘いましょう。祈りは宣教の原動力です。鹿毛師のため、家族、友人のため。伝道特別献金を募っています。教会の指定献金袋に「伝道」と明記、献金時におささげください。

2015年10月11日 ルカの福音書 弟子の派遣

そして、彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。さあ、行きなさい…。
ルカ10:2、3


講解説教No.50
ルカ10章1-16節

 70人の弟子がイエスによって定められました。12弟子は北へ(ガリラヤ周辺)、70人は南へ(エルサレム方向)遣わされました。宣教の働きにおいて、イエスがまず命じられたことは、「祈りなさい」ということです。実りは多いのに働き手が少ないという現状を、おそらくガリラヤ伝道の中でお感じになられたのでしょう。人々を天の御国へ招き入れる収穫が多いとのことですが、天国に入る準備の出来ている人が大勢いるということです。悔い改めなったガリラヤの町を責められたにもかかわらず(12-16)、それでも救われるべき人々が大勢いるとは、私たちにとって励ましです。収穫の主に…働き手を送ってくださるように、とは収穫の働きの主導権が神にあることを示しています。その方にまず祈ることが重要です。もし祈ることをしなかったら、主権者を差し置いて自分たちだけで宣教の働きを行うことになります。ただちにサタンに負けるでしょう。祈りこそ宣教の働きを推し進めて行く原動力であることを知らなければなりません。次にイエスは「行きなさい」と命じました。主が責任を持って遣わしたのですが、それは狼の中に小羊を送り出すようなものと。敵に対して何もなす術なしという羊の特性を宣教者に見立てました。外的な迫害や偽教師などから来る内的な迫害が敵の攻撃です。宣教の厳しさを自覚させると共に、全面的に主を認め、主に頼り切ることを求めてられます。宣教者とはいえ無力だからです。幾つかの宣教の諸注意の中で、福音を拒んだ者に対する裁きの厳しさを語っておられます。神のみわざを見て、恵みを知った者が拒んだ場合、そのさばきは厳しいのです。福音を伝える者のこの仕事は実に重要です。救いかさばきからのどちらかを迫られる決断です。その知らせを黙って知らせないことは罪です。

2015年10月11日 週報より報告

【トラクト】
☆聖書講演会のトラクトが出来ました。今回8,000枚用意しました。家族、友人にお渡しください。また配布にご協力ください。

【本日の予定】
☆本日は第二週のため(会議月)、午後礼拝はありません。
☆昼食後、受浸予定者のシュミレーションを行うため、バプテスマプールを礼拝堂に出します。ご協力を。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布を行います。ご協力ください。
☆日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆10月15日(木)10時からドルカス会の「聖書のお話しとお料理の会」が行われます。料理講師:横田慧子姉、メッセージ:井口師。福音がしっかり届くようにお祈りください。
☆10月17日(土)13時から青年会の聖書の学び、14時からバプテスマ式の準備を行います。準備室の中にあるものを出す作業、プール設置、床へのビニール養生作業を行うので協力を求めます。
☆10月18日(日)礼拝後、バプテスマ式を行います。
☆10月25日(日)礼拝および午後礼拝の説教は、港北ニュータウン聖書バプテスト教会の重村健太先生が奉仕してくださいます。

【バングラデシュ】
☆牧師はバングラデシュのナトールバプテスト教会で行われるバイブルカンファレンスの説教者として招かれています。カンファレンスは「キリストとの交わり」とのテーマで19日から25日の間に行われ、牧師の他にネパール人のサムエル宣教師も説教されます。集会の祝福、道中、滞在時の守りをお祈りください。(出発20日深夜―帰国28日早朝)

【聖書講演会】
☆聖書講演会の祝福のために毎日祈りましょう(10/31、11/1)。鹿毛師のため、家族、友人のため。伝道特別献金を募っています。教会の指定献金袋に「伝道」と明記、献金時におささげください。

【神学校】
☆10月27日(火)、28日(水)神学校で「教会への警鐘―異端について」偽りの教えは聖書の時代も今も世に満ちています。自らの信仰を保つため、偽りに束縛されている人を救い出すために有益な学びです。

2015年9月27日 ルカの福音書 -御顔をまっすぐに-

さて、天に上げられる日が近づいて来たころ、イエスは、エルサレムに行こうとして御顔をまっすぐ向けられ、
ルカ9:51


講解説教No.48
ルカ9章51-56節

 ガリラヤ地方での巡回伝道から、エルサレムへの旅に転じて行かれるイエスがおられます。宣教中心の働きから弟子教育、弟子訓練に力を注ぐようになりました。それは、イエスが天に上がられる日が迫る中、真っ向から反対者たちに立ち向かって、神のみこころを遂行していく真の弟子たちを急速に養成しなければならなかったからです。ここではまず、イエスの決意に見られる信仰について学びます。上記のみことばにイエスの決意が見られます。「天に上げられる日」とは正確には複数の「日々」です。その日々とはエルサレムへの旅が十字架の苦難だけではなくて、それに続く復活と昇天という一連の出来事を指します。向かう先でイエスは殺されます。そこに向かって御顔をまっすぐにされている姿に悲壮感を覚えません。明確な目標に向かって迷いがない姿です。苦難だけでは悲劇があるだけです。十字架という苦難は復活と昇天という輝かしい未来があるからこそ意味があります。苦難の先に希望を見ないなら、人は絶望するしかありません。苦難の先に希望を見せてくれるものは、信仰です。「イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました」(ヘブル12:2)。イエスの信仰とは十字架という絶望の先に輝かしい未来を見たというものです。自分の前に置かれた喜びをまず見ることです。私たちの前に置かれた喜びはイエスと同じ、復活の希望です。喜びの確かな未来があるからこそ、現在の苦難にも意味があるのです。苦難のための苦難にはなりません。その苦難は喜びに至るための経路となります。皆さんの人生、最終的に希望でしょうか?まだであれば頂いてください。また、希望がないかのような生活をしていたら、悔い改めましょう。

2015年9月27日 週報より報告

【フェローシップ】
☆全国ジュニアキャンプの第二報が届いています(ポスター、スケジュール等)。テーマ「つながっていますか」講師「山宮利忠師」
☆全国青年フェローシップキャンプの第二報が届いています。開催地:北海道、参加費2泊3日で15,000円プラス交通費、申込み占め切り来年2月8日。
☆港北教会から20周年記念証し集が届いています。
☆佐藤葉子宣教師からロシア宣教レポートが届いています。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【10月の予定】
☆10月3日(土)滝山教会、船橋教会、立川教会合同の青年交わり会(礼拝と運動会)が滝山教会で行われます。
☆10月15日(木)10時からドルカス会の「聖書のお話しとお料理の会」が行われます。料理講師:横田慧子姉、メッセージ:井口師
☆10月18日(日)礼拝後、バプテスマ式(三浦胡桃姉、井口在人兄、荒井夢沙志兄)を行います。17日(土)に式のための準備を行います。
☆10月19日(月)~28日(水)牧師はバングラデシュ(富岡宣教師)の教会で行われるバイブルカンファレンスの説教者として招かれています。テーマ「神との交わり」青木浩子姉と佐藤恵子姉が同行され、証と子供集会でメッセージ奉仕をされます。祝福をお祈りください。
☆10月21日(水)の祈り会は1階多目的室で聖書の朗読と祈りの時をもちます。
☆10月25日(日)礼拝および午後礼拝の説教は重村先生が奉仕されます。

【聖書講演会】
☆10月31日(土)、11月1日(日)聖書講演会を行います。テーマ「安らぎへの手引き」講師「鹿毛独歩師」 伝道特別献金を募ります。

2015年9月20日 ルカの福音書 -十字架の道を歩むとは-

彼らに言われた。「だれでも、このような子どもを、わたしの名のゆえに受け入れる者は、わたしを受け入れる者です。また、わたしを受け入れる者は、わたしを遣わされた方を受け入れる者です。あなたがたすべての中で一番小さい者が一番偉いのです。」
ルカ9:48


講解説教No.47
ルカ9章46-50節

「だれが一番偉いか?」弟子たちの心の中でいつも抱いていることであり、根底には利己心というものが根深くあります。自分が得することだけを考え、他人のことは考えません。互いに利益があれば表面上問題ないのでしょうが、どちらかが損失すると、関係が悪くなります。ですから主の教えではない所では、ある程度距離を置いて、深入りしないで…と。教会でそのような付き合い方をしていると、愛が希薄になり、逆に苦しくなってきます。兄姉にはお互いに、心の中を知っておられる主が共におられるからです。行くべき真理の道を逆走することは危険で痛みが伴うのです。利己的な心は、いろいろ姿を変えて表に出てきます。うそをつくこと、悪いことばを口からだすこと、これらは決して他の人のことを配慮しません。自分のことだけです。しかし私たちは偽りではなく真実を語り、悪いことばではなく人の徳を養う言葉を話すのです。イエスは「子ども」を通して十字架への道を教えられました。一人で何もできない、自分の言いたいことも表現できない…つまり自分の力で生きることの出来ないのが幼い子どもです。そのような存在をイエスの名のゆえに受け入れる者が一番偉い人だと教えられました。私たちは神の前に無力で、罪を犯すことしかできない存在です。そのような小さな者を十字架における罪の代償を払ってくださったゆえに、受入れてくださったのです。その主の名の上に、個人的な状況がどのようなものであれ、イエスがその人を愛されている事実の上に立って、小さい者を受入れていくのです。イエスは私たちの心の中の考えを全部知っておられる全知の神です。その方に知られていることは幸いです。もし隠し続けていたら罪の道に迷い続けます。しかし主に知られているなら十字架への道に案内してくださいます。

2015年9月20日 週報より報告

【教会会議】
☆9月13日(日)聖餐式および教会会議が行われました。会議に先立ち、バプテスマ志願者から救いの証しを伺いました。これに対して教会は3名のバプテスマを承認しました。証しを通して主イエスキリストの御名を共に崇めました。
☆会議において、各部(ドルカス会、青年会、兄弟会、日曜学校)の7、8月の活動報告がされました。会計担当からの7,8月会計報告が承認されました。各委員会から活動報告がされました。運営委員会から、牧師のバングラデシュでの説教奉仕の際、バングラデシュ宣教に献金をささげることが承認されました。牧会報告では、複数の諸教会(6教会)で土地や会堂を取得されていることが報告されました。

【部会報告】
☆9月17日(木)ドルカス会で礼拝が行われました。マタイ24:1-14から、「終末への備え」と題してみことばが語られました。 
☆9月19日(土)青年会で聖書の学びが行われました。聖書の語られる意図を考え、実際生活に適用させていくことを目的とした学びが続けられています。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月17日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆9月19日(土)13時から青年会を行います。
☆10月3日(土)滝山教会、船橋教会、立川教会合同の青年交わり会(礼拝と運動会)が滝山教会で行われます。
☆10月18日(日)礼拝後、バプテスマ式を行います。

2015年9月13日 ルカの福音書 -心の鈍感さ ~しっかりと耳に入れておきなさい~ -

「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます。」
ルカ9:44


講解説教No.46
ルカ9章37-45節

 イエスの力と権威を授けられているにもかかわらず(9:1)、悪霊を追い出すことが出来なかった弟子たちに対して、イエスは「不信仰」と言って嘆かれました(9:41)。マタイ17:20によると、「なぜ…追い出せなかったのですか」とイエスに尋ねる弟子たちがいます。「できるはずなのに?」と出来なかったことを驚いている様子です。彼らは授けられた権威を誤解していました。このあと、イエスが汚れた霊を追い出したのを見て、みな「神のご威光に驚嘆」します。パンを増やす奇蹟のときに人々が「世に来られるはずの預言者だ」とイエスを讃えた状況とよく似ています。その時イエスをむりやり政治的な王に仕立て上げようとしたのと同じように、弟子たちはイエスにこの世の力と権威を見ていました。神のキリストと告白しつつも「自分たちに利益をもたらしてくれる特別な対象」として見ていました。そのような弟子たちに、イエスは「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます」と(44)。悪霊を追い出されたイエスは、ご自分の力に決しておごり高ぶることなく、仕えられるためではない、仕えるために来られた救い主として、謙虚に主張されました。弟子たちがどうしても受難のイエスキリストを理解することができなかったのは、自分たちの願望があまりにも強すぎたためです。だから、その自分に反するどんな考えも受け入れることができなくなっているのです。ここに心の鈍さがあります。「このみことばの意味は、わからないように、彼らから隠されていた」(45)とは、彼ら自身がかたくなに信じることを拒んでいたことの強調的な表現です。逆に言うと、弟子たちはこの世的な力と権威を堅く信じていたのです。人は信じた通りに考え、信じたとおりに行動します。そんな不信仰な者がまず取り組むことは、「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい」ということです。理解できなくても、得と思えなくても、しっかりとみことばを耳に入れるのです。不信仰な鈍感な心は自覚が難しいものです。それをご承知の主は、愛と忍耐をもって私たちを教え続けてくださいます。

2015年9月13日 週報より報告

【ナースフェロシップ】
☆先週八王子教会で行われたナースフェロシップに牧師と佐藤恵子姉が参加しました。医療に携わるクリスチャンの証しとキング先生によるメッセージがありました。参加していた美浜教会の内藤牧師と交わる機会が与えられ、お帰りに際に立川教会へ立ち寄りました。

【自然災害】
☆大雨により河川が決壊した地域の被害が心配されています。人命の救助と復興のために祈りましょう。
☆昨日の早朝の地震により、教会内の額が落下し、ガラスが破損しました。可能な限り安全の備えをしておきましょう。終末が近いことを想定した霊的備えは常にしましょう。

【宣教報告】
ウガンダの佐藤宣教師から、桶川の内島先生から宣教報告が届いています。掲示板をご覧ください。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式および教会会議を行います。本日はバプテスマ希望者3名の証しがあります。教会員は出席してください。
☆会議のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、日曜学校教師会を行ないます。

【予定】
☆9月17日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆9月19日(土)13時から青年会を行います。

2015年9月6日 ルカの福音書 -彼(イエス)の言うことを聞きなさい-

すると雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしの選んだ者である。彼の言うことを聞きなさい。」と言う声がした。

ルカ9:35


講解説教No.45
ルカ9章28-36節

 イエスは弟子たちがイエスを「神のキリスト」と告白してから、ご自分の職務としての受難(十字架と葬りと復活)を弟子たちに教え始められました。神であられるお方が人となられ、苦しみ卑しめられることによって人間を罪からお救いになること、死者の中から最初によみがえられて、罪に勝利されたことによって、信じる私たちも、罪の勝利と永遠のいのちが与えられました。十字架なくして栄光はないのです。イエスに対して神、王としてのイメージは強く持っていましたが、受難のイメージを全く持っていないのが弟子たちでした。それを正しく確認させるのが変貌の山と呼ばれる今回の機会でした。祈りのうちにイエスのご様子が変わり、着ているものが白く光輝いて見えたのは、イエスのご人格とご性質とが神の栄光そのものだったからです。また、モーセとエリヤが現れて、イエスと「エルサレムで遂げようとしておられるご最期について(十字架)」話し合われたことも、弟子たちは聞きました。8日前、ペテロはイエスが殺されるなど、「そんなことが、起こるはずはない」(マタイ16:22)と断言していました。ところが、このイエスの栄光の輝きと「ご最期」の話題を見聞きしたペテロが発した言葉は「すばらしい」でした。実に頼りない確信の抱き方です。私たちは人に対しても「あの人はこういう人だ」と思い込みや偏見によって間違った確信を持つことがありますが、ましてイエスキリストとなればなおさらのことです。私たちの判断、確信は頼りないということをまず知るべきです。ではどうしたら良いのでしょう?答えは「彼の言うことを聞きなさい」です。イエスの苦難の意義を理解出来なかったとしても、イエスこそ神の御子であって、救い主として選ばれたお方なのですから、イエスのみことばに耳を傾け、それを信じなさい!というのが父なる神の命令です。ペテロはこの経験によって信仰が強められました。Ⅱペテロ1:16-18を確認しておいてください。彼の言うことを聞く…、今私たちはそれをすべて聖書によって可能です。しっかり主イエスキリストの言うことを聞きましょう。

2015年9月6日 週報より報告

【来会】
☆8月30日(日)一番町在住の方が初来会、礼拝に出席されました。久しぶりの参加者の方もおられました。祝福をお祈りください。

【ゴミ集積場跡地】
☆駐車場に面しているゴミ集積場跡地購入のため、立川市に申請書を提出しました。現在価格設定のための審査中(2ヶ月ほど)で、審査終了後、購入の手続きに入ります。

【階段昇降機】
☆リモコン操作の周波数移行に伴い、椅子部分とリモコン部分の部品無料交換が行われました。

【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月7日(月)牧師は船橋聖書バプテスト教会にて、JBBF理事会に出席、8日(火)八王子聖書バプテスト教会で行われるクリスチャンナース・フェローシップに参加します。
☆9月13日(日)13時30分から聖餐式および教会会議を行います。各部・委員会は必要に応じ、報告、提案の準備をお願いします。

【宣教レポート】
☆インドネシア広瀬宣教師、カンボジア芝山宣教師、タイ泉宣教師から、宣教レポートが届いています。掲示板をご覧ください。

2015年8月30日 ルカの福音書 -自分の十字架を負いなさい-

イエスは、みなの者に言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。
ルカ9:23


講解説教No.44
ルカ9章22-27節

「十字架」…今でも自分に課せられた苦難にたとえて、「その十字架を背負って生きなければならない」というふうに使われる言葉です。この時、イエスの弟子たちが聞いた「十字架」という言葉の響きはそれとは違っていました。彼らは実際に十字架を担がされた犯罪者を見ていましたから。彼らにとって無惨な死が十字架という言葉の内容でした。そんな言葉をイエスはこの時初めてお使いになりました。「わたしについて来たいと思うなら、自分の十字架を負い」この重く厳しい命令を投げかけることで、イエスの弟子としての覚悟を抱かせることが目的です。イエスを信じて救われた者は皆弟子ですが、私たちにこの覚悟がありますか?
まず「自分を捨て」なければいけません。自分の存在、考えを持つなということではなく、自己中心な自分、利得や誇りを求める自分を捨てよということです。「それは自分にとって損か得か?」という発想をやめることです。イエスは神のあり方をお捨てになられ、ご自分を無にして、十字架の死に至るまで従われました(ピリピ2:6,7)。このイエスについて行き、このイエスを宣べ伝えるのです。「日々」自分の十字架を負うとは、毎日その決断、覚悟を更新するということです。そうしないで、そのまま放っておくと「損だ、得だ、主よ、私の生活どうしてくださいます?」という所へすぐ逆戻りしてしまうからです。自分を捨てることはやはり損…自分の利益を守りたいという欲求が出てきてしまったら―それはイエスとイエスのことばを恥と思うこと―イエスが地上に再び来られることを思い出しましょう。その時、自分の十字架を負った人の真の報いがあります。弟子たちはこのときイエスから、十字架の死、よみがえり(22節)、地上に再び来られる再臨(26節)と、聖書をトータルに聞きました。再臨はこれからのことだからと言って関心を向けないと、「今」のためだけに夢中になり「損得」の考えに陥りやすくなります。気をつけましょう。
十字架を負う生き方を毎日確認しましょう。「損か、得か」の考えを今日も捨てられるか?「損でも不名誉でも、イエスさまさえ頂くことができれば問題ない!」と学校や職場、家庭で考えることが出来るか?「イエスさまから受けたものを大事にしたい」と思えるか?

2015年8月30日 週報より報告

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー9月号が出来ています。礼拝堂うしろの棚からお持ちください。毎日の祈りとみことばの時が保たれ、霊的に養われますように。『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』(マタイ4:4)

【祈り会】
☆祈り会では創世記から順に、聖書全体を知る目的でみことばが語られています。先週からヨシュア記に入りました。

【本日の予定】
☆本日、第5週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、兄弟会を行います。

【予定】
☆8月31日(月)14時から神学校で入学式が行われます。男性2名(高槻教会、徳島教会)が4年課程に入学されます。式の説教者はジョージ・キング先生(高槻教会牧師)です。
☆9月3日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆9月5日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。
☆9月7日(月)牧師は船橋聖書バプテスト教会にて、JBBF理事会に出席します。
☆9月7日(月)-9日(水)クリスチャンナース・フェローシップが八王子聖書バプテスト教会で行われます。講師はジョージキング先生です(高槻BBC)。牧師は9月8日(火)に参加します。
☆9月13日(日)13時30分から聖餐式および教会会議を行います。各部・委員会は必要に応じ、報告、提案の準備をお願いします。

2015年8月23日 ルカの福音書 -イエスをだれだと言うか-

イエスは、彼らに言われた。「では、あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」ペテロが答えて言った。「神のキリストです。」
ルカ9:20


講解説教No.42
ルカ9章18-22節


 パンの奇蹟の後、イエスは弟子たちに「わたしをだれだと言うか?」との質問を投げかけました。群衆はイエスを、バプテスマのヨハネ(がよみがえった)、またエリヤの再来、或いは昔の預言者のよみがえりと。弟子たちはイエスを、神のキリストと告白しました。イエスはこれまでに、みことばと目に見える行為によって、ご自分が神であられることを示して来られました。弟子たちはその事実を信仰によって受け止めました。イエスを真の意味で知る方法は信仰のみです。人の知識や経験、能力によっては決して知ることは出来ません。事実群衆は、イエスを偉大な者と見なし、最大でも王までで(ヨハネ6:15)、神との認識はありませんでした。私たちがイエスを神と認識できるのは、イエスを単純に信じる信仰によるのです。聖書の読み方は人それぞれですが、原著者である神が各筆者を通して、ご自身神であられることを知らせようと意図しておられます。それを無視した読み方は適切ではありません。さて、イエスの意図したとおりのイエス観を告白した弟子たちに、イエスは「このことをだれにも話さないように」戒めて命じられました。それは弟子たちが「神のキリスト」ということばの意味しているすべてを理解しているわけではなかったからです。その無理解がイエスの受難(22節)の部分です。神であられるお方が人として十字架の苦しみを受けられる、これが聖書の示す神のキリストです(ピリピ2:6,7)。イエスを神と告白したその時から、イエスはご自分の受難を示されました。つまり、神のキリストがどのように、ご自分の職務を果されて行くかを教え始められたのです。これまで地上に生きて来た中で、ただ一人罪のない正しい方によって、苦しみ、死、よみがえりという言葉が語られたことを忘れないようにしましょう。罪のない方、つまり神が私たちの救い主であられ、罪の身代わりとなられるために人となられた方が神のキリストです。物事を正確にとらえるためには、認識していく順序が大切です。イエスを神のキリストと信じることがまず第一。そのことが十分受け止められて、次にキリストがどのように贖いのわざを果されて行かれるかということが問題になります。

2015年8月23日週報より報告

【先聖日の恵み】
☆8月16日(日)礼拝に井上様が初出席されました。祝福をお祈りください。

【季節の贈り物】
☆季節の贈り物が届いています。先日は福島から桃が、本日は山梨からぶどうが届いています。また兄姉たちから各地のお土産を頂き、ありがとうございます。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆8月31日(月)14時から神学校で入学式が行われます。男性2名(高槻教会、徳島教会)が入学されます。式の説教者はジョージ・キング先生(高槻教会牧師)です。神学生は明日から入寮、最終学年(4年)に臨みます。祝福をお祈りください。
☆9月7日(月)牧師は船橋聖書バプテスト教会にて、JBBF理事会に出席します。
☆9月7日(月)-9日(水)クリスチャンナース・フェローシップが八王子聖書バプテスト教会で行われます。講師はジョージキング先生です(高槻BBC)。パンフレットを参考に、参加希望者は牧師まで。

【新学期】
☆子どもたちの新学期開始が間近です。新たな学校での学びが祝福されるように、主のみことばの実践の場としての守りと祝福があるようにお祈りください。

2015年8月16日 ルカの福音書 信仰の再確認 ~パンの奇蹟から~

しかしイエスは、彼らに言われた。「あなたがたで、何か食べる物を上げなさい。」彼らは言った。「私たちには五つのパンと二匹の魚のほか何もありません。私たちが出かけて行って、この民全体のために食物を買うのでしょうか。」 
ルカ9:13


講解説教No.41
ルカ9章10-17節

 パンの増える奇蹟は、4つの福音書すべてに記録されている大切な出来事です。多くの群衆がイエスを求めてついて来たのですが、人里はなれたところで日が暮れてしまいました。弟子たちは群衆の食事を心配して、彼らを解散させてくださいとイエスに頼みました。群衆はイエスの話に夢中、そのイエスの一言で解散できると。考えました。弟子たちは、「群衆は自分たちで食事を用意すべき」と判断しました。男だけで5千人もいました。弟子たちの判断は常識の範囲でしょう。しかし、イエスには別の計画がありました。「あなたがたで、何か食べる物をあげなさい」(13)でした。常識を基準に考えるなら、イエスの指示は極めて非常識と言わなければなりません。しかしイエスには特別な意図があります。なるでしょう。常識と自分の計算でイエスの言動を見ていたら、いつまでも理解できません。宣教の働きをするときには、「何も持っていかないようにしなさい」というのがイエスの教えでした(3)。宣教に必要なすべてのものは、神によってそなえられると信じて実行することが求められました。今、弟子たちは多くの群衆を前に、それを実践すべきだったのです。「あなたがたで」とは、「あなたがたの力で」ということではなく、「イエスの権威と力を授けられたあなたがたで」のが正しいでしょう。そもそも、「あなたがたで、何か食べる物をあげなさい」は、イエスの絶対的な権威あることばではありませんか。自分に到底不可能なことであれば、それを認めて、権威ある方のところに行くべきです。これまでイエスはそれぞれの分野で権威を示されてきました。自然界、霊的世界、病、死に対してまで。そうであれば、人間の肉体の必要においても、イエスには権威があるのではないでしょうか。弟子たちは一度、イエスのおことばを躊躇しましたが、従いなおしました(14,16)。わずかなパンが5千人以上の人々を満足させるに至るまで増えるなど?もしこれを私たちが説明できるような内容であったら、イエスなど、もともと信じるに価しない者となるのではないでしょうか。神でない者をどうして信じなければ?ということに。しかし、聖書はこの方こそ、一切の権威を持ち、すべてを支配しておられる神の御子であることを証言しているのです。

2015年8月16日 週報より報告

【調布教会キャンプ奉仕の恵み】
☆8月13日(木)~15日(土)牧師夫妻は調布教会のキャンプでメッセージ奉仕を行いました。テーマはクリスチャンの交わりについて、テーマ聖句は「…あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエスキリストとの交わりです」(Ⅰヨハネ1:3)でした。50名ほどが参加され、恵みのときを持ちました。お祈りを感謝します。
☆キャンプ中、ラージャス先生が足を捻挫されました。腫れと痛みが取れるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆8月17日(月)-19日(水)牧師は夏季休暇で、19日(水)の祈り会はお休みとなります。
☆8月20(木)ドルカス会は夏休みです。

【JBBF】
☆9月7日(月)-9日(水)クリスチャンナース・フェローシップが八王子聖書バプテスト教会で行われます。講師はジョージキング先生です(高槻BBC)。パンフレットを参考に、参加希望者は牧師まで。
☆栢下献先生の按手礼式のお知らせが来ています。9月21日(月)札幌聖書バプテスト教会にて。主任諮問者はマイケルバーゲット先生です。

2015年8月9日 ルカの福音書 派遣、みことばの実践

イエスは、十二人を呼び集めて、彼らに、すべての悪霊を追い出し、病気を直すための、力と権威とをお授けになった。それから、神の国を宣べ伝え、病気を直すために、彼らを遣わされた。
ルカ9:1,2


講解説教No.40
ルカ9章1-9節

 弟子たちは、これまでに、イエスが神としての権威を持っておられる神の御子であることを、①言葉(講義)をもって教えられました。②そのあと、イエスと行動をともにして奇蹟や現場のおしえを見て実物教育を受けました。③そして、彼らが本当に主の権威を認めているかの確認テストが行われました。ガリラヤ湖上で(波と荒波を制した出来事)、悪霊を追い出す現場で(レギオン)、死人を生き返らせる現場で(ヤイロの娘)。これらの主の権威と力を示して来られた理由は、弟子たちがその権威と力を授けられて、福音を宣べ伝えるためであることが9章1節でわかります。宣教は主の権威によって行います。なぜなら、神との交わりを破壊するサタンとそのしもべである悪霊との戦いが宣教だからです(エペソ6:12)。霊的戦いにおいて人間的な力は全く無力です。だから、私たちは主の権威と力を認めなければなりません。自分自身の信仰の安定のために認めるのではなくて、滅びに向かう人たちを救いに導くこととして認めなければならないのです。狂気と混乱から救われて正気に返ったレギオンは、今与えられた安定のために生きるのではなく、イエスに勧められて、神が自分にしてくださった大きなことを証するために生きました(8:35-39)。福音を伝えるときの教えとして、①福音を伝える人は、宣教に必要なすべてのものが神によって備えられると信頼することが大切です。この人は神にのみ頼る生活を誰よりも深く経験することのできる恵み豊かな人です。②伝道先で、まず受入れてくれる人を探します。パウロもヨーロッパ伝道のまず最初に、ルデヤの家を拠点としました(使徒16:15)。当時の宿屋は道徳的にいかがわしい評判を立てたりすることが少なくなかったようです。今の宣教も、福音を大胆に伝えるために、受け入れてくれる人、拠点を第一に探すことです。個々の伝道もこの原則に従って行いましょう。③もし相手が福音を決定的に受入れない場合は、足のちりを払い落とします。これは無関係を公言するジェスチャーです。確かに福音を伝えた私には責任がないということです。それは主の責任の範囲のことなので、私たちが扱うべきではありません。私たちの重大な責任は福音をはっきりと伝えることです。はっきりと、というのは、答える側が受け入れか拒否かの二つから選ぶということです。イエスの求める宣教は決断を迫るものなのです。

2015年8月9日 週報より報告

【キャンプ】
☆日曜学校キャンプでメッセージ奉仕をしてくださった小林太秀先生からお礼状が届いています。掲示板をご覧ください。
☆証集が出来ています。家庭数でお持ちください。

【国内宣教】
☆宣教報告が届いています。松江聖書バプテスト教会の柳谷先生から、救いの決心者が与えられたこと、チラシで来会者が与えられたことが報告されています。上田聖書バプテスト教会の小川先生から、バプテスマ受浸者が与えられたこと、また会堂についての祈りの要請が来ています。

【本日の予定】
☆第二週(会議月)のため、午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆8月13日(木)-15日(土)牧師は御代田キャンプ場で調布教会のキャンプ説教奉仕(4回)です。奈保美先生が子供集会のメッセージの担当です。テーマ「主にある交わりの恵み」です。祝福をお祈りください。
☆8月15日(土)の青年会は夏休みです。
☆8月17日(月)-19日(水)牧師は夏季休暇で、19日(水)の祈り会はお休みとなります。

【神学校】
☆神学校次期校長推薦委員会からアンケートが届いています。委員会は石川実現校長の継続推薦が出されました(任期3年、代議員の中から選出、再選を妨げない)。今後の神学校のためにお祈りください。
☆8月31日(月)14時から神学校の入学式が行われます。小宮山姉は24日(月)に入寮です。

2015年8月2日 ルカの福音書 死をも制する権威

これを聞いて、イエスは答えられた。「恐れないで、ただ信じなさい。そうすれば、娘は直ります。」
ルカ8:50


講解説教No.39
ルカ8章40-56節

 自然界を支配し、霊的世界を支配し、病をも支配されるお方が最後に支配されたのは死です。だれも勝つことの出来ない敵を制するのです。ヤイロは死にかけている娘を助けてほしいとイエスに願い出たのですが、家を出たイエスは大勢いた群衆に押し迫られます。さらに行く手を阻まれることが起きます。長年病気に悩まされた人がイエスのもとに行きます。ユダヤ社会では汚れるとされる病気で、他の人に触れたり関わったりすることが禁止されている女性です。医者からひどい目に会わされ、そのためにお金も失います(マルコ5:26)。希望抱くことが難しい状況下で、なおも良くなることを願うことができることは、非常に大切なことです。多くの場合、失望となることを信じてしまい願わないからです。この本来行きたくない人々がひしめき合っている場所に自ら出向く勇気と力はどこから来るのでしょう?これこそ信仰です。「(イエスの)お着物に触れることもできれば、きっと直る」(マタイ9:21)とイエスに対する単純で素朴な信仰を抱いていました。イエスの権威を単順に認めたからこその判断です。信仰か(不)信仰か?「良くならない」と信じるか、「きっと直る」と信じるか?

 ヤイロは法律に引っかかるこんな女性のために、阻止されないといけないなんて」と考えたかもしれません。しかしこの出来事は彼にとって益と変わりました。それはイエスの計り知れない神としての能力を、自分にとって邪魔と思えた女性を通して見ることができました。ヤイロにとっては損失としか見えませんが、人の考えというのは、抱く可能性も含めて実にわずかです。女性に対しては「邪魔」と、解決策としてもイエスを家に呼ぶくらいしか考えられません。まして死を突きつけられたら、そこですべてが終わりになってしまいます。しかし、イエスのお考えと可能性は無限大です。イエスはこの女性をお癒しになったと同時に、ヤイロにご自分の偉大な力を相手の信仰を通してお示しになりました。彼はイエスの「恐れないで、ただ信じなさい」のみことばを実行に移さなければなりません。私たちも死をも制する権威がある方だと信じ、みことばを実行しましょう。

2015年8月2日 週報より報告

【日曜学校キャンプ報告】
☆7月30日(木)、31日(金)御代田(西軽井沢)キャンプ場で日曜学校キャンプが行われました。森の木陰と沢のせせらぎが備えられたキャンプ場で恵みをいただきました。太秀先生を通してみことばが語られるたびに、少数で分かち合い、おしえを行動に移すための働きかけがされました。実を結ぶように続けてお祈りください。各部屋やレクレーションで、いつも以上に親しく交わりを共にしました。参加者の証集を作成中です。

【青年会】
☆8月1日(土)青年会が行われました。8名が参加し、「社会人クリスチャンとしての証」をしていただきました。参加者が自分自身に置き換えて、信仰のチャレンジと励ましを頂きました。主にある交わりが祝福されたことを感謝します。

【本日の予定】
☆礼拝後、キャンプ報告があります。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆昼食後に伝道委員会を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆8月6日(木)のドルカス会の聖書の学びは夏休みです。
☆8月13日(木)-15日(土)牧師は調布教会のキャンプ説教奉仕です。テーマ「主にある交わりの恵み」です。説教準備のためにお祈りください。

【JBBF機関紙、宣教レポート】
☆JBBF機関紙「かいたく」最新号が届いています。一部ずつお持ちください。
☆インドネシア宣教の田村宣教師から宣教レポートが届いています。

2015年7月26日 ルカの福音書 あなたの内を変えられる主

彼はイエスを見ると、叫び声をあげ、御前にひれ伏して大声で言った。「いと高き神の子、イエスさま。いったい私に何をしようというのです。お願いです。どうか私を苦しめないでください。」
ルカ8:28


講解説教No.38
ルカ8章26-39節

 自然界を支配された方は霊的世界も支配されます。イエスが悪霊につかれた男に「この人から出て行け」と命じられて、汚れた霊を追い出されました。「長い着物も着けず、家には住まないで、墓場に住んでいた」男の悲惨な生活を見てもわかるように、悪霊は人を肉体的にも人格的にも破壊しようとする存在です。「盗人が来るのは…滅ぼしたりするだけのためです」(ヨハネ10:10)とあるとおり。人は神のかたちに造られました。神は愛ですので、愛をもって人を造られたので、人は神及び人を信じ、愛するようになったのです。悪霊はこのような人を不能にしようと働くのです。それが人格を失って動物的な生活を強いられたこの男に見ることができるわけです。人格的なものを排除した生活をしている人は今でも大勢います。墓場にすまないにしても、悪の支配のもとに置かれています。そういう人を救いに来られたのがイエスです。「神の子イエスキリストが現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです」(Ⅰヨハネ3:8)人々が幸せになるためには、暮らしが良くなること、政治や教育といった知恵と力が必要でしょう。しかしそれらにどんなに力があったとしても、霊的な部分に働きかけをするものは一つもありません。見えないところにこそ、問題の根源があります。イエスはその見えない霊的世界においても絶対的な主権を持っておられます。悪霊はただ底知れぬ所に行かないようにイエスに願うのが精一杯で、出て行けと言われれば、出て行くほかないのです。人間の力で霊を制することは出来ません。しかしイエスは霊を制するだけではなく、この男の心の内から変えることのできるお方です。彼は破壊的な生活から、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを人々に知らせる世の光としての生活に変えられたのです。残念ながら、ゲラサの町の人たちは変えられたいと願わないばかりか、イエスに町から立ち去るように願ったのです。見えるところの利益ばかりに心奪われ、見えない霊的な部分に目を留めることができませんでした。人がイエスによって変えられたのを見ているのに、人間の本質的な部分には目を閉ざしています。それこそサタンの支配下にある現象ではないでしょうか。イエスは悪霊の支配から、私たちを変えてくださるお方です。

2015年7月26日 週報より報告

【食中毒防止のため】
☆先主日の昼食時に、食中毒の防止のための冷蔵庫の管理方法、昼食の余りの処理方法について説明がされました。冷蔵庫に説明書が貼ってありますので、ご確認ください。主にある交わりと福音宣教が継続していくために協力し合いましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行います。

【日曜学校キャンプ】
☆7月30日(木)、31日(金)西軽井沢の御代田カンファレンスセンター(キャンプ場)で日曜学校キャンプが行われます。テーマ、「神さまから見た私 神さまは私をどう見ているの?」、説教者は仁戸名聖書バプテスト教会の小林太秀先生です。参加する子どもたちが、自らの積極的な信仰が養われ、みことばを実行する者と成長できるようにお祈りください。キャンプのために献品をしてくださった兄姉たちに感謝します。

【予定】
☆8月1日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆8月13日(木)-15日(土)牧師は調布教会のキャンプ説教奉仕です。テーマ「主にある交わりの恵み」です。説教準備のためにお祈りください。

2015年7月19日 ルカの福音書 あなたがたの信仰はどこに?

イエスは彼らに、「あなたがたの信仰はどこにあるのです。」と言われた。弟子たちは驚き恐れて互いに言った。「風も水も、お命じになれば従うとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」
ルカ8:25


講解説教No.37
ルカ8章22-25節

 イエスが語られた二つのことばをしっかり受け取るなら、私たちはあらゆる困難に打ち勝つことができるようになります。第一のことばは「あなたがたの信仰はどこにあるのです」(25)ガリラヤ湖上で嵐になり、死にそうな思いになった弟子たちがイエスを批判した時のことばです。弟子たちはすでに、真の弟子たるは?イエスこそ神の御子であることの奇蹟と教えを受けて来ました。おことば一つで自然界も、霊的世界も、或いは病さえも言うことを聞かせることのできる権威を目の当たりに学んできたのです。舟の中に一緒に、すべてを支配しておられる権威者イエスがおられるのに、まさに彼らの信仰はどこに行ってしまったのでしょう?生活の中で困難が生じたとき、私たちの心のうちにイエスの占める割合はあるでしょうか?この方を思い、信頼する信仰は「どこに?」となってしまうのでしょうか?第二のことばは、「さあ、湖の向こう岸へ渡ろう」(22)イエスのことばには絶対的な権威があります。このことばも権威あることばです。今弟子たちは、この権威あることばを実行する最善のときです。実に、困難の時にこそ、権威あるイエスを知ることとなります。エジプトを脱出する民がそうであったように、また投獄されたパウロがそうであったように、困難のときがチャンスで、主を知ることとなるのです。「前進せよ」とのことばがあれば、どんな障害物があったとしても、みことばを実行していくことで、主ご自身に打開していただくのです。自然を支配する主の奇蹟をみて、驚き恐れた弟子たちは、イエスを神として正しく判断する信仰がまだ不足のようです。彼らにとって湖上は訓練の場だったのです。イエスはあなたのことも訓練されています。主の言われることを実行するなら、必ず困難に勝利します。

2015年7月19日 週報より報告

【聖餐式、教会会議】
☆7月12日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。各部会の報告(ドルカス会:10月に聖書のお話とお料理の会の予定、青年会:新教材にて学び中、8月に社会人クリスチャンから学ぶ会予定、日曜学校:SSキャンプから食料品の献品要請があり承認。5、6月の会計報告が承認されました。伝道委員会:秋の聖書講演会について、物品施設委員会:床のワックスがけの予定、運営委員会:牧師の今後の予定について、夏季の冷蔵庫の使用方法など安全管理についての提案が承認。神学校第三学年終了にあたっての報告、牧師から今年のヴィジョンの確認がされました。

【部会報告】
☆7月16日(木)に予定されていたドルカス会は大雨による道路の冠水のためお休みとなりました。
☆7月18日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行います。

【日曜学校キャンプから】
☆日曜学校キャンプからのお願いです。以下の食品をおささげくださるようお願いします。お菓子、缶詰(ツナ、コーン、フルーツ)、海苔。献品くださる兄姉はホワイトボードにお名前の記入をお願いします。

【牧師の予定】
☆8月13日(木)-15日(土)調布教会のキャンプ説教奉仕、8月17(月)-19日(水)夏休み(19日の祈り会は休み)、10月20日(火)―27日(火)バングラデシュ・ナトールにてバイブルカンファレンス説教奉仕。

【神学校】
☆9月からの神学校入学予定者が2名与えられました(男性2名、4年課程)。お祈りを感謝します。

2015年7月12日 ルカの福音書 神のことばを聞いて行う人

ところが、イエスは人々にこう答えられた。「わたしの母、わたしの兄弟たちとは、神のことばを聞いて行なう人たちです。」
ルカ8:21


講解説教No.36
ルカ8章19-21節

 イエスをたずねて来た家族に対して一見冷たいイエスのことば、しかし、このタイミングでなければ教えることのできない大切なことがありました。霊的な家族は血筋の家族よりも大切であるということです。血筋の家族はこの世における一時的なもので、霊的家族は来るべき天の御国における永遠的なものだからです。イエスは決して家族をないがしろにされたのではなく、むしろご自分のおしえのとおりに愛しておられます(Ⅰテモテ5:8)。その霊的な家族とはどういう人たちのことをいうのかという上記のみことばに着目します。
 
 家族の住むナザレからイエスのおられるカペナウムまでは40キロほど。ちょっとした用事で来る距離ではありません。重い理由がありました。イエスのことを気が狂ったという人たちがいて、家族が連れ戻しに出て来たのです(マルコ3:21)。母マリヤとしては息子を心配してのことで、兄弟たちにとっては、自分たちも周囲から悪く見られると迷惑がってのことだったかもしれません。しかし、イエスが行っていたことは神の国の福音を宣べ伝えたことであって、父の唯一のみこころを遂行しておられます。そのためイエスは贖いの死を遂げるために「エルサレムに行こうと御顔をまっすぐ向けられ」て進んでおられるのです。彼らは神の御子としての最大の働きを止めさせようとしていることになります。彼らは「持っていると思っているものまでも取り上げられる」持たない人であり(18)、神のことばを聞いて宣教を行なわない人たちです。事実彼らはイエスのことばを聞きに、カペナウムに行ったのではありませんでした。彼らはイエスにつまずいたのです。イエスに対するつまずきは誰にでも起こります。そもそもイエスご自身不可解なお方であって、いったいこの方はどういうお方なのだろう?と驚きの連続です。自分の期待とずれることも多々あり、弟子としての変革を求められる点でも葛藤を覚えるのです。私たちはイエスの弟子として、聖書が証言するイエスをそのまま受け取るところから始めます。次にそれを証することができたら、人々に光をほんとうに見せることとなります。神のことばを聞いて行う人となりましょう。

2015年7月12日 週報より報告

【ヴィジョンの確認】
☆2015年も半年を経過しました。ヴィジョンの確認をしましょう。「キリストの弟子の使命に歩む」人々に福音を宣べ伝えることです。聖霊の力によってのみ可能な働きですから、クリスチャンであればだれにでもできる働きです。聖霊は、祈りの中の意識の変化を与え、他者のために祈らせてくださいます。また友人や家族との関わりの変化を与え、伝道できる機会を与えてくださいます。キリストから委ねられたおのおのの宣教の働きを継続させましょう。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式および教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆本日は会議月のため、午後礼拝はありません。
☆清掃後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆7月16日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆7月18日(土)13時から青年会の聖書の学びを行いいます。
☆8月13日(木)-15日(土)牧師は調布教会のキャンプで説教奉仕です。テーマ「主にある交わりの恵み」奈保美先生が子供集会にて説教奉仕、家族で招かれています。お祈りください。

【日曜学校キャンプ】
☆7月30日(木)、31日(金)、御代田キャンプ場で日曜学校キャンプが行われます。テーマ「神さまから見た私~神さまは私をどう見ているの?」罪に満ちた滅びの存在を、キリストにあって聖なる国民、神の民としてくださったクリスチャンの恵みの立場を、しっかり味わうことのできる者となることがねらいです。講師は小林太秀先生です(仁戸名BBC伝道師)

2015年7月5日 ルカの福音書 -光を人々の前で輝かせよ-

あかりをつけてから、それを器で隠したり、寝台の下に置いたりする者はありません。燭台の上に置きます。はいって来る人々に、その光が見えるためです
ルカ8:16

講解説教No.35
ルカ8章16-18節

 上記のみことばから、「あかり(光)」は、すべての人を照らすまことの光、イエスキリストのことです。イエスは人間の罪の問題と、罪に伴う死の問題を完全に解決される方として、唯一の救いの光です。その光をクリスチャンたちにともしてくださいました。御国の民はキリストを受け入れたとき、キリストの光を内に入れられるのです。クリスチャン自ら光ることはありません。キリストの光を反映させているのです。クリスチャンは光を人々に示し、みことばを宣べ伝える器です。この教えの前に、イエスは「聞く耳のある者は聞きなさい」とみことばの聞き方をおしえられました。今回はそれに基づいて、聞くことのみにとどめてはいけないことを教えています。聞くだけであったら、それはあかりをベッドの下に置くのと同じです。みことばを聞いたならば、必ず、他の人にみことばを宣べ伝えるという行為を伴います。それはあかりを燭台の上或いは天上に当然設置するように、当然のこととして証をしみことばを宣べ伝えるのです。もし証をしないなら、「隠れているもので、あらわにならないものはない」とあるように、証ししない生活が明るみに出されるとイエスは言われます。ですから、イエスは「聞き方に注意しなさい」と命じられます。その聞き方とはただみことばを聞くだけで終わらず、証しするという行動が伴うようにするのです。その証しは、その人の言葉づかい、生活態度、クリスチャンとしての品性など、全生活を含めての証しです。イエスの要求は難しいと考えてはなりません。もし自ら光を放つとなれば大変ですが、イエスの光輝きをもらい受けて反映させるのですから簡単です。ただ注意すべきは、キリストが私たちの内から輝こうとしているのを妨げないことです。私たちの内に住んでおられるお方に自分を明け渡しましょう。

2015年7月5日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師をお招きし、日曜学校、礼拝で宣教メッセージを語ってくださいました。弟子としなさいとのキリストの大命令を実行する教会となるようチャレンジをいただきました。お礼状が届いています。

【部会報告】
☆7月2日(木)ドルカス会の聖書の学びを行いました。
☆7月4日(土)青年会の聖書の学びを行いました。

【祈り】
☆兄姉で癒しを必要としている方々のためにお祈りください。

【宣教報告】
☆各地から最新の宣教報告が届いています。海外からインドネシア(メダン)入江一義宣教師、インドネシア(ビンジェイ、スタバッ)広瀬憲夫宣教師、バングラデシュ富岡宣教師、ウガンダ佐藤一彦宣教師、国内から長泉伝道所・道下義嗣師、アガペー教会・マイケルバーゲット師、上越教会・加治佐清也師、掲示板にてお読みいただき、宣教のお祈りください。

【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆7月11日(土)9時30分から運営委員会を行います。
☆7月12日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

2015年6月28日 マタイ28章18-20節 イエス・キリストの大命令

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイ28:18-20

申命記20章から(6月24日祈り会説教)

 これは民の戦いについての規定が教えられています。いつでも何処でも戦うというものではなく、カナンの地の6つの原住民族(いわゆるカナン人)に限定された戦いです。イスラエルの民にとってカナンの地の目的は、旧約における神の国の支配の拡大です。神に背き続ける難敵との戦いも神の宣教戦略の一つです。教会時代の現在においても御国の拡大は継続しています。そこで、20章1-4節から戦いにおける心構えを学びます。敵の馬や戦車という武力は脅威だったでしょう。第一の心得は、戦いは非常に厳しいものであるということです。民の最初の偵察で「あの民のところに攻め上れない」(民数記13:31)とほとんどの人があきらめた敵の強さは事実です。戦い方さえ知りません。第二の心得は、戦いに主がともにおられることを覚えることです。(カナンの地を)占領することができると判断したヨシュアとカレブも「しかし主が私たちとともにおられるのだ。」と堅く信じていました。マタイ28:20を見ると、共にいてくださる約束は、宣教における約束です。霊的戦いに参加した者だけが味わうことができる約束です。ともにいてくださるだけではありません、第三の心得は、主が戦われるということです。「…敵と戦い、勝利を得させてくださるのは、あなたがたの神、主である」(4)青年だったダビデもペリシテ軍を前に、「この戦いは主の戦いだ」と宣言されました。無力でも恐れる必要のない心得を学びました。もし、宣教の戦いを躊躇している人がいるなら、その戦略を一から練り直してください。学んだ心得をしっかり会得しましょう。


2015年6月28日 週報より報告

【タイ宣教の泉浩一宣教師】
☆本日の礼拝はタイ宣教の泉浩一宣教師をお招きしています。日曜学校でも説教してくださいました。以下にご紹介します。
1960年大阪生まれ。高校2年の時、千里ニュータウンバプテスト教会で、イエス様を信じ、救われる。1990年、宣教師の召しを受け献身、1995年、関西単立バプテスト神学校卒業、タイ宣教師の召しを受ける。同年綾子夫人とご結婚、翌年タイへ出発。1998年サーイマイバプテスト教会開拓。2000年長男健太君誕生。2001年ナコンパトムバプテスト教会協力牧会。2006年ラーム2バプテスト教会開拓伝道開始、現在に至る。

【来会】
☆6月21日(日)に新来者が多数来会されました。ようこそ。祝福を祈ります。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆7月2日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆7月4日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。

【インドネシア宣教 広瀬憲夫宣教師】
☆インドネシアの広瀬憲夫宣教師から宣教報告が届いています。一ヶ月ほどインドネシアに戻ることが可能となりました。すみやかにビザを取得することができるように、現地でみことばの宣教が直接できるように祈りましょう。

【祈りから】
☆家族のために、これまでにお連れした友人のために、来会された方々のために、毎日他者のために、聖霊の助けを頂きつつ祈りましょう。

2015年6月21日 ルカの福音書 -聞く耳のある者は聞きなさい-

また、別の種は良い地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスは、これらのことを話しながら「聞く耳のある者は聞きなさい。」と叫ばれた。
ルカ8:8

講解説教No.34
ルカ8章4-15節

 イエスのもとに大ぜいの人の群れ、方々の町からの人々がやって来たとき、イエスはたとえをお話になりました。たとえは、神の国の奥義とはどういうものか、考えるきっかけを与えるものです。「種蒔きのたとえ」がまずされました。これは、イエスの同じメッセージを聞いてもある人は信じて他の人々は信じないということが、どうしてなのかを明らかにしたものです。そして最終的に、神の国としての実を結ぶことをイエスは求めておられます。「聞く耳のある者は聞きなさい」とは結局、実を結ぶように聞きなさい!ということです。道ばたに落ちた種の意味は、神のことばを聞いた人の心にみことばが結びつかなかったことを示します。結果その人は変えられることなく、実を結ぶに至りません。岩の上に落ちた種の意味は、一時的な信仰であるということです。成長に欠かせないのが試練ですが、そういう神の訓練から身を引いてしまいます。訓練を通る時に欠かせない「悔い改め」をしようとしません。結果実を結びません。いばらの真ん中に落ちた種の意味は、みことばの窒息です。仕事、勉強、お金、将来…のことで心が二つに割れてしまい、実を結ぶに至りません。良い地に落ちた種の意味は、聞き続けることです。それが正しい、良い心です。弟子たちだけがみことばの意味をイエスに尋ねただけで他の人はしませんでした。自分の予定が狂い思い通りにならなかったとき、主が自分に何を求めておられるのかを思い巡らし、人間関係が上手く行かなかったとき、相手に対して「なぜ?」を問うのではなく、主の前にどうあるべきかを求めます。忍耐を要しますが、そうやってじっくりと聞き続けるのです。毎日聖書を読むことです。聞こうとする意思のある人は聞きなさい!と主は言われます。実を結ぶ生活のために、毎日聖書を読みましょう。

2015年6月21日 週報より報告

【来会】
☆6月14日(日)日曜学校および礼拝に新来の兄姉が出席されました。

【部会】
☆6月18日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。マタイ18:1-4で「教会の中でいかに歩むべきか」と題して、自分を低くすることが語られました。
☆6月20日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【神学校卒業式】
☆6月19日(金)神学校の卒業式が行われました。説教者ジェームススミス師(若葉教会牧師)から、卒業生向けに、卒業してから益々①へりくだること、②学び続けること、③キリストを常に中心に、強調されました。当教会の神学生が3学年目を祝福のうちに終了しました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆昼食片付け後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校では第一テモテ2章4節「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」を中心に語られ、礼拝では下記のテーマにて語られます。また近年のタイ宣教をプロジェクターで報告されます。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)の参加申込は本日で締め切ります。申込書を提出してください。

2015年6月14日 ルカの福音書 -神の国の福音に携わる人々-

その後、イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。十二弟子もお供をした。
ルカ8:1

講解説教No.33
ルカ8章1-3節

 「イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝え…」(1)「神の国」とは「神の支配」のことです。神が世界を創造されたとき、それは完全なものでした。なぜ完全なのか?立てられた神の主権と支配のもとに造られたからです。ところが、人間が神に反逆した結果、造られたすべてのものに混乱が生じました。人間は皆自分のためだけに他者を傷つけて生きるようになりました。被造物全体も呪われ、土地も祝福をもって実りを生み出さなくなりました。自然の混乱、いのちの混乱、労働の混乱、人間関係の混乱…なぜでしょう?神がお造りになられた主権と支配のもとにこの地上が動いていないから混乱しているのです。今地上はサタンの支配のもとにあります(エペソ6:12)。混乱しているこの世界を、神の支配のもとに回復させようと、神が贖いの歴史の中で動き出されたのです。その最大の動きが、神が人となられて地上に来られたことです。神の国の到来です。そしてキリストの十字架の贖いです。このキリストを信じる者のただ中に神の国が現臨するだけではなく、キリストが再び地上に来られるとき神の国は完成します。まさに実在する天国のことです。イエスはこの神の国の福音を宣べ伝えていたのです。この働きにお供をしていたのが十二弟子で、著者ルカが特に紹介したいのは、その一行にご一緒した婦人たちです。この人たちは神の国の福音のためにどこまでも協力したい人たちです。協力したいときだけ行ったのではなく、自分の都合に合わせて協力下のでもありません。今まで自分を必要とされてこなかったが、ここで必要とされたから嬉しくて!協力したのでもありません。熱意から出たものでもありません。彼女たちは神の国の福音の素晴らしさを知っていたから、それを宣べ伝えることに協力しているのです。「イエスによって悪霊や病気を直していただいた人たちで、つまりイエスの救いと罪の赦しを受けたから自発的に仕えています。神の国の福音に仕える奉仕は、まずイエスの絶大な救いの恵みを信じ、受けてからです。

2015年6月14日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆6月6日(土)、7日(日)三谷浩司先生(平塚BBC牧師)を説教者に迎え、聖書講演会が行われました。イザヤ書41章10節を中心に、創造者が私たちを子として守ってくださること、私たちとともにいて完全な守りを与えてくださること、弱い私たちを強めて、大切な人を守る力を与えてくださることが語られました。教会員がお誘いした方、案内を見て来られた方、再来者と与えられました。救いのために継続した祈りが必要です。お祈りください。
☆三谷先生からお礼状が届いています(1階に掲示)。
☆メッセージCDを希望の方は牧師まで。

【本日の予定】
☆本日は会議月(第二週)のため午後礼拝はありません。
☆昼食片付け後、聖歌隊の練習を行います。
☆清掃後に日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【予定】
☆10月18日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆10月18日(木)19日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。宣教学特別講義としてジェームススミス先生(若葉教会牧師)が奉仕されます。参加希望者は牧師まで。19日(金)牧師は、神学校の同窓会(昼から)と卒業式に出席します。
☆6月20日(土)13時から青年会で聖書の学びを行います。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。掲示されているタイ宣教報告をお読みいただき祈りに覚えましょう。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)の参加者を募っています。希望者は申込書を6月21日(日)までに提出してください。

【インドネシア】
☆インドネシアの田村成幸宣教師から「正式にビザの発給が決まりました」との連絡が滝山教会にありました。主が宣教の道を再び開いてくださいました。お祈りを感謝します。

2015年6月7日 聖書講演会 -守れますか?あなたの大切な人-

~わたしはあなたを守る~  わたしはあなたとともにいる

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。
イザヤ41:10

 ある人が、日曜学校に通っている小さな女の子に尋ねました。「もし、家に一人で留守番している時に泥棒がやってきたらどうする?」すると女の子は、「もちろんイエス様にやっつけてもらうわ!」とニコニコしながら答えました。そうです。この女の子は、神であるイエス様がともにおられて、自分を守ってくれることを堅く信じていたのです。神様は「わたしは、あなたを守る」「恐れるな。わたしはあなたとともにいる」と聖書において確かな約束をしてくださっています。詩篇121篇には、私たちを守る神様は「まどろむこともなく眠ることもない」「すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる」「行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる」と書いてあります。神様は24時間いつでも、私たちがどこにいても守ることができます。また私たちをいかなる危険や困難からも守ることができます。それは、神様が天地万物を創造された全知全能なるお方だからです。その神様は、どんなことがあっても「あなたを見放さず、あなたを見捨てない」と言われます(申31:8)。まさに神様こそ私たちの最高・最強のボディーガードです。でも神様が私たちとともにおられて私たちを守ってくれるという保証はどこにあるのでしょうか。それは神様が私たちに永遠のいのちを与えるためにご自分のひとり子のイエス様を与えるほどに私たちを愛してくださったという事実にあります(1ヨハネ4:9-10)。イエス様は私たちを罪による永遠の滅びから救うために、ご自分のいのちを十字架で捨ててくださいました(1ヨハネ3:16)。そして三日目によみがえられて「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」と約束されました(マタイ28:20)。あなたがこのお方を心から信頼するならば、もはやどんなわざわいも恐れる必要はありません。 (文責:三谷浩司師)

2015年6月7日 週報より報告

【聖書講演会】
☆講師紹介:三谷浩司先生 平塚聖書バプテスト教会牧師、1964年岡山県生まれ。大学進学のため18歳で横浜へ、23歳のとき横浜聖書バプテスト教会にて信仰告白、翌年受浸。大学卒業後、日本バプテスト聖書神学校に入学。1994年神学校卒業後、翌年横浜教会平塚伝道所を開所、伝道師として派遣。2003年3月に按手礼、同年9月に教会独立、平塚聖書バプテスト教会牧師に就任し現在に至る。ご家族は奥様克美先生、長女愛果さん、次女百加さん、長男鷲司(しゅうじ)くん
☆昨日新来者が数名いらっしゃいました。

【部会報告】
☆6月4日(木)ドルカス会で聖書の学びを行いました。
☆昨晩青年会はたこ焼、お好み焼き、沖縄料理を皆で作り、楽しい時を持ちました。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は聖書講演会です。上記のテーマに基づいて聖書から語られます。
☆午後3時からは右記のテーマから、「神様は、どうしようもなく弱い私たちに、大切な人を守るための勇気と力を与えてくださる。」との内容が聖書から語られます。
☆午後の聖書講演会終了後、日曜学校教師はキャンプのための祈りの時を短く持ちます(打合せはありません。昨日送信の議事録をご確認ください)。

【予定】
☆6月18日(木)、19日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。宣教学特別講義としてジェームススミス先生(若葉教会牧師)が奉仕されます。参加希望者は牧師まで。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。

【日曜学校キャンプ】
☆日曜学校キャンプ(7/30,31)参加希望者は申込書を6月28日(日)までに提出を。

2015年5月31日 ルカの福音書 -罪赦された者の姿-

そしてその女のほうを向いて、シモンに言われた。「この女を見ましたか。わたしがこの家にはいって来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。
ルカ7:44

講解説教No.32
ルカ7章36-50節

 イエスはパリサイ人シモンの家に招かれました。食卓に着かれたとき、ひとりの罪深い女が入って来て、イエスに最高の礼儀を示しました。ユダヤの律法では罪人と称される者とつき合ってはいけないことになっています。イエスがこの女のすることを受入れているのを見たシモンは心の中でイエスを批判しました。彼の心を見抜いたイエスは、二人の債務者が赦されたたとえを話されて、『罪に対する赦しを知ることによって、愛と感謝が生じる』ことを教えました。神に赦された結果、愛と感謝が生じるのです。シモン自身も「よけいに赦してもらったほうが金貸しを愛する」と正しい判断をしたにもかかわらず、自分にあてはめることをしませんでした。シモンは「あなたの罪は赦されています」と罪を赦す権威を持つ神の御子が目の前にいるのに気づくことができませんでした。これは女へのメッセージであると同時に、シモンへのメッセージでもあったのです。彼は自分を罪人と自覚しなかったのです。確かに彼は社会的な立場は保証されていましたが、彼のうちには愛も平安もありませんでした。そのため、人を人として扱うことをせず、人前では立派にふるまっても他者を批判していました。なぜでしょうか?罪を認めない彼は、神に赦されていなかったからです。一方、社会的立場がゼロに等しい女には愛と感謝が溢れていました。周囲から批判を浴びることを承知でイエスに会いにパリサイ人の家に行きました。しかし彼女は自分の罪と弱さを隠そうとはしませんでした。いや、隠す必要がなかったのです。すべてが赦されていたからです。シモンと罪深い女、あなたはどちらの立場でありたいですか?

2015年5月31日 週報より報告

【聖書贈呈】
☆5月24日(日)4週連続礼拝出席者に聖書が贈呈されました。おめでとうございます。「…聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです」(Ⅱテモテ3:15)柴原さんの救いのためにお祈りを。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー6月号が印刷されています。日ごとの聖書箇所(現在使徒の働きとネヘミヤ記)と祈りの課題が掲載されています。ご活用ください。

【今週末から聖書講演会】
☆6月6日(土)15時、7日(日)11時、15時、説教者三谷浩司先生(平塚教会)を迎え聖書講演会が行われます。テーマ『守れますか?あなたの大切な人』 初回は「わたしはあなたを守る-わたしがあなたの神だから-」との副題から、神様はご自分のかたち(子ども)として造られた私たちを大切な存在として、いのちがけで守ってくださるとの聖書のメッセージがあります。ご家族、ご友人をお誘いください。主の救いを祈りましょう。

【本日の予定】
☆昼食後に聖歌隊の練習を行います。
☆第五週のため午後礼拝はありません。
☆トラクト配布を行います。(本日の兄弟会もトラクト配布です)
☆日曜学校キャンプの打合せを行います。

【予定】
☆6月4日(木)10時30分からドルカス会の聖書の学びを行います。
☆6月6日(土)17時30分(聖書講演会後)から青年交わり会を行います。夕食を共にします。メニューはお好み焼き、たこ焼、沖縄料理などです。兄姉の友人が集います。祝福をお祈りください。
☆6月28日(日)タイ宣教の泉浩一宣教師が宣教報告に来られます。日曜学校、礼拝で説教してくださいます。

【日曜学校キャンプのお知らせ】
☆7月30日(木)、31日(金)御代田キャンプ場で日曜学校キャンプを行います。テーマ「神さまから見た私~神さまは私をどう見ているの?」講師は小林太(だ)秀(びで)先生です(仁戸名教会伝道師)6月7日から申込みスタートです。

【特別伝道献金】
☆いよいよ今週末から聖書講演会の開催です。祝福があるように。またこの伝道のための特別伝道献金を募っています。献金される方は指定の袋に入れ、献金時におささげください。

2015年5月24日 ルカの福音書 -主を認めない人々-

では、この時代の人々は、何にたとえたらよいでしょう。何に似ているでしょう。
ルカ7:31

講解説教No.31
ルカ7章24-35節

 聖書にある神のメッセージは救いをもたらす希望にあふれたメッセージです。しかしすべてがそうではありません。同じ神のメッセージとして、旧約の預言者は自国イスラエルが滅びると語らなければならないこともありました。きょうのテキストにおいても、決してイエスを信じようとしない人々のことをメインに語っておられます。それは自分に都合よく動く群衆を指しています。彼らはヨハネを慕ってヨルダン川に集まりましたが、単なる預言者としか見なさず、主イエスを指し示す特別な預言者とは受け止めませんでした。神の計画の中のヨハネを受け止めなかったのですから、結局イエスキリストをも信じていなかったことになります。ユダヤの指導者たちもヨハネのバプテスマを拒み、人々を救うために計画された神を拒んだということになります。イエスは「この時代の人々を」市場にすわっている子どもたちにたとえました。親たちの買い物の最中、広場で子どもたちが皆いるわけです。皆で遊ぶために誰かが笛を吹いて呼びかけるのですが、それぞれがしたいことを勝って気ままに行っています。この時代の人々はヨハネのメッセージもイエスのメッセージも勝って気ままに拒否しているとの指摘です。質素に暮らすヨハネを悪霊につかれたと言い、取税人、罪人を受け入れるイエスを大酒のみと言うのです。彼らは決してそのメッセージの真意を汲み取らず、ただイエスを信じない口実を見つけようと懸命です。そういう人たちが沢山いる中で「だが、知恵(キリスト)の正しいことは、そのすべての子どもたち(弟子たち)が証明します。」子どもたちとは私たちのことです。大部分がキリストを拒否しても、私たちが愛と献身に満ちた生活を送ることで、イエスの教えの正しさを証明していくことになります。

2015年5月24日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆5月17日(日)滝山教会から姉方が出席、また教会のご近所の方々も多く出席され、47名で礼拝をささげました。
☆5月17日(日)バプテスマ式が祝福のうちに行われました。おめでとうございます。今後のみことばによる成長とともに、教会生活が祝福されるようにお祈りください。

【ドルカス会】
☆5月21日(木)ドルカス会で、フラワーアレンジメントの会が行われました。聖書のメッセージでは「いのちの大切さ」から子育てや地域とのかかわりについて考えました。素敵なフラワーアレンジメントを作ることができました。お子様が幼稚園に通い始め、手が離れたお母様方が増え、より集中してみことばに耳を傾けておられました。教会員の友人、その友人の友人と輪が広がり、18名のご婦人たちが参加、講師、教会員含めて27名が参加しました。お祈りを感謝します。

【トラクト】
☆聖書講演会用のトラクトが完成しました。配布に、ご家族、ご友人への伝道に活用しましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布に出かけます(昭島、つつじヶ丘団地配布予定)。ご協力ください。
☆日曜学校キャンプミーティングを行います。

【特別伝道献金】
☆特別伝道献金を募ります。この献金はトラクト作成費用、聖書講演会説教者の交通費などの伝道のために使われます。伝道に重荷を持つきっかけであり、恵みのささげものです。指定の袋に入れ、献金時におささげください。


礼拝時の携帯電話をオフかマナーモードに!神のことばを大切に聞くためです。

2015年5月17日 ルカの福音書 -イエスにつまずかない者は幸い-

そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり聞いたりしたことをヨハネに報告しなさい。目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者に福音が宣べ伝えられている。
ルカ7:22

講解説教No.30
ルカ7章18-23節

 「イエスは私を助けてくれるのだろうか?信じていても無駄なのではないだろうか?」イエスにつまずくとはこういうことで、イエスの先駆者であり預言者であったバプテスマのヨハネがイエスにつまずく恐れがありました。獄中に1年近くも入れられていて、助けてくれないからなのか?多くの人たちがイエスを受入れないで拒否し続けている中にあって、なぜイエスはそういう人たちをおさばきにならないのか?とつまずいていたのかもしれません。彼はイエスのさばき主としての姿を強くイメージしていたようです(ルカ3:17、イザヤ61:1)。確かにイエスは裁き主です。それは再臨のときであって、初臨における姿はしもべであり、十字架に従う贖い主の姿です。イエスの律法違反(イエスが律法の制定者だ)、さばくべき罪人たちと食事をする…ヨハネの抱くイエスのイメージとイエスの実像が一致しなくなって来たのです。イエスはヨハネに「私こそ救い主だ」と言わず、見聞きしているイエスのわざが聖書の預言どおりであることを確信させたかったのです。聖書があらかじめ語っていたことと、今行っているイエスの働きとわざをヨハネ自身に結びつけさせたかったわけです。聖書のことばをしっかりベースにして、イエスのことを考える作業がほしいのです。「みことばに書かれているとおりだ」と自らが、イエスが御子であると確信するプロセスが大事です。自分の期待でイエスのイメージをつくっても、正確ではありません。まず聖書にあるイエスを理解してから、そこからイエスを見たいのです。そうすれば決してイエスにつまずくことがなく、問題の中にあっても平安を保つことが出来ます。

2015年5月17日 週報より報告

 【聖餐式、教会会議】
☆5月10日(日)聖餐式および教会会議が行われました。バプテスマを希望されている方々の救いの証しを伺い、それぞれ受浸することが承認されました。各部、委員会の報告がされ、決議事項として以下が承認されました。3、4月の会計報告、駐車場に接している旧ゴミ集積所を市から購入すること。

【部会】
☆5月17日(金)日曜学校キャンプ予定地である軽井沢御代田町のカンファレンスセンターを下見に行ってきました。
☆5月16日(土)青年会の聖書の学びが行われました。同日、兄弟会を中心にバプテスマ式の準備を行いました。

【告別式】
☆5月16日(土)牧師は、故市村直実伝道師夫人(上田晃師次女)の告別式に参列しました(名古屋聖書バプテスト教会にて)。教会とご遺族に主の慰め、支えがあるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆本日、バプテスマ式を行います(礼拝プログラム中)。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆日曜学校キャンプミーティングを行います。

【予定】
☆5月21日(木)10時からフラワーアレンジメントの会を行います。聖書のおはなし:牧師

【特別伝道献金】
☆聖書講演会を前に、特別伝道献金を募ります。これを通して伝道への思いを押し上げ、ていきましょう。教会指定の袋に入れ、献金時におささげください。


礼拝時の携帯電話をオフかマナーモードに!神のことばを大切に聞くためです。

2015年5月10日 ルカの福音書 -死をも制する権威-

主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい。」と言われた。そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」と言われた。
ルカ7:13,14

講解説教No.29
ルカ7章11-17節


 イエスのあわれみの行為の中に神のことばの権威を見ていきます。

 イエスはナインという町でひとり息子を亡くし葬儀の最中だったやもめをかわいそうに思われました。夫も亡くし(もしくは離婚)生きる支えを失ったのですから確かにかわいそうです。しかしイエスのあわれむ思いは、息子の死の背後にある見えない罪の支配を見たため抱かれた深い感情だったのです。「死のとげは罪であり…」(Ⅰコリント15:56)人に死をもたらすのはその人のうちにある罪です。イエスを信ぜず罪が赦されていないとすれば、その罪が死の恐怖をもたらすことになります。人の死は永遠の刑罰の始まりであって、単に寿命ではありません。身体の機能がすべて停止することが死なのではありません。神に背き、また神の要求する基準に達しないことが罪です。神は愛なるお方であって、その愛をもって神と人とを愛することを望んでおられます。しかし自分本位な人間はその基準に全く達しません。この罪が人に死のとげを受けさせるのです。ですから、イエスは息子を失ったやもめをかわいそうに思われたのです。「泣かなくてもよい…青年よ。あなたに言う。起きなさい」彼は起き上がっただけではなく、物を言い始めたのです。この出来事を信じがたい空想的な話と考える人もいるでしょう。ただそのように考えるのなら、その根拠が何かを答えられないといけません。聖書が、死人が生き返る出来事を語るのには、相応の根拠があるからです。科学的な見地に立つ医者ルカが迷わずこの出来事を記録しているのは根拠に基づくことだからです。その根拠は、イエスの死を制する権威にあります。イエスには死をも支配する権威があり、万物を創造する権威があり、また罪を赦す権威があります。イエスには病をいやす権威があり、自然を支配する権威があります。それらをおことばを発するだけで意のままにされる権威と力があるのです。それは人間には決して与えられていない神としての権威です。死者を生かす…イエスを神と認めて初めて成り立つ出来事です。イエスを信じて罪が赦されたことを知っていれば、私たちは安心して死と向かい合うことができます。その人にとって、死はもうとげではなく、終わりでもないからです。この出来事は私たちに現実となる復活の前味です。イエスが再び来られた時、必ず実現します。

2015年5月10日 週報より報告

【青年キャンプの祝福】
☆5月4日(月)~6日(水)青年キャンプが祝福のうちに箱根で行われました。長江師のメッセージを通して、明確な主のみこころが語られ、多くの青年たちが信仰の一歩を踏み出しました。また分科会別のテーマを学び、青年同士の交わりも恵まれものとなりました。お祈りを感謝します。礼拝後に青年たちから証しと賛美があります。

【部会】
☆5月7日(木)ドルカス会で聖書の学びが行われました。牧師が青年キャンプで担当した「デボーション」(その目的、行う理由)について学びました。レジメがあります。必要な方に差し上げます。

【墓前礼拝】
☆5月9日(土)奥多摩霊園にて墓前礼拝を行いました。みことばから、天の御国を確認することが墓前礼拝の目的であることが語られました。21名が参加しました。御国の民こそマイホームである天国を地上にて覚えつつ、地上での役割を果たしていきましょう。

【本日の予定】
☆本日は教会会議のため午後礼拝はありません。
☆13時30分から教会会議を行います。会議の冒頭に3名のバプテスマ希望者に救いの証しをしていただきます。会議承認後、5月19日(日)礼拝後にバプテスマ式を予定しています。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆5月11日(月)牧師はJBBF理事会に出席します(会場:船橋聖書バプテスト教会)。
☆5月15日(金)御代田カンファレンスセンター(キャンプ場)の下見に行きます。参加者は教会を7時30分に出発します。

2015年5月3日 ルカの福音書 -主の権威を認める者の幸い-

…ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。
ルカ7:11


講解説教No.28
ルカ7章1-10節

 限られた者しか就くことの出来ない、ローマ軍の歩兵百人の指揮官が百人隊長です。彼は部下をも重んじる人望の厚い人で、人々から信頼されていました。人生の成功者であり、周囲の人たちにとっても重要な人物でした。ところが彼は逆に、自分は重要ではないこと、価値のない人間であることを言いました。それだから彼はイエスの前に出る資格がないとして他の人に頼んでイエスのところに行ってもらいました。「わざわざおいでくださいませんように」との謙遜さも本物で、イエスの前に無価値と認めていました。その低い位置から最も高い方を見ていました。キリストのうちに権威と力を認めていました。イエスの一言で病がいやされるほどの権威と力です。「ただ、おことばをいただかせてください」そのことばは、この世界の一番初めに「光があれ」とのことばによって光が造られたことばです。「水には生き物が群がれ…」と発するだけで、すべての水の中の生き物が生じることばです。神のことばに権威があるから成り立つ話です。百人隊長はイエスのことばに神としての権威があると信じていました。ローマ皇帝の一言で世界を動かす、その権威を知っていた彼は、比にならない神の権威を認めたからこそ、必ずいやされると確信できたのです。この出来事は、6章にあった岩の上に土台を据えて家を建てた人のたとえの実例です。主の権威を認めるがゆえに、主のもとに来て救われ、次に主のおしえを聞き、主のおしえのとおりを行います。主イエスを自分なりにイメージしたり認めるのをやめ、自分なりの理解も避け、聖書に示されている事実のとおりを認めなければなりません。自分なりに主を認めることは、自分を高い位置に置きたがることです。そうすると、絶対的権威あるお方を正しく見ることができません。主の権威を認めましょう。主はただちにその信仰にこたえてくださいます。「…帰ってみると、しもべはよくなっていた」主の権威に基づく守りと祝福を生活の中で経験しましょう。

2015年5月3日 週報より報告

【部会、委員会】
☆5月2日(土)午前、運営委員会が行われました。
☆5月2日(土)午後、青年会が行われました。新しく青年会に加わった兄姉の歓迎会と青年キャンプのための作業が行われました。

【聖書講演会】
☆6月6日(土)、7日(日)聖書講演会を行います。今回のテーマは「守れますか?あなたの大切な人」です。私たちの身の周りで様々な困難、災害、事件事故が頻繁に起こり、大切な人を失ったり、傷ついたりします。何事もないかのような日常の中でも、大切な人の心を失わせてしまうこともあるでしょう。絆や友情を約束しても人には限界があります。そのような希望を抱く力を失いつつある人たちに真に人を守るものを紹介します。「主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方はまどろむこともない」(詩篇121:3)
講師は平塚聖書バプテスト教会の三谷浩司先生です。聖霊の働きを祈り、伝道していきましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆明日から6日(水)まで、富士箱根ランドにて青年フェローシップキャンプが行われます。教会車で行く参加者は、8時50分教会集合です(現地受付開始14時)。参加費19,000円を当日お釣りがないようにご用意ください。
☆5月7日(木)10時30分からドルカス会を行います。
☆5月9日(土)奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。12時20分に教会集合、12時30分に出発します。
☆5月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

2015年4月26日 ルカの福音書-主のことばを行う者-

わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行なう人たちがどんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。
ルカ6:47


講解説教No.27
ルカ6章46-49節

 私たちの人生が確かなものとなるか、失われたものとなるかを教える大切な結論部分です。イエスを救い主として信じて救われた人は、イエスを「主」とします。私たちの人生に対して絶対的な権威を持つお方とするということです。なぜ主なのか?それは私たち滅ぶべき存在のために、ご自分のいのちという代価を払って、罪の中から買い取ってくださったからです。このような恵みの立場に置かれながら、「主よ」と呼んでおいて、イエスの言うことを行わないのはどういう矛盾か?とイエスは問題提起をしています(46)。口先だけイエスの権威を認めているに過ぎない人のことです。私たちもこのように礼拝をささげつつも、主の教えを行っていないのなら、口先だけです。この人は土台なしで家を建てた人にたとえられます。イエスのもとに来て罪からの救いをいただき、イエスの教えを聞きはします。しかし、それを行おうとはしません。教えを自分なりの教訓としては受け止めますが、それを自分の人生に役立てようとします。自分が良いとおもう土台を据え、その上に自分の人生という建物を築こうとします。土台の素材はその時々の世の原則です。世は移り行くものですから、土台も移り行くような安定のないものです。イエスのもとに来て、イエスの教えを聞き、それを行う人は、イエスの教えという確たる原則の上に、自分の人生とい建物を築きます。この人は自分が貧しい者であることを認め、自分の罪も弱さも受け入れる人です。時にプライドがそれを許さず葛藤するときもあるでしょう。しかし、主の救いなしには存在し得ないことに気づき、むしろ主への感謝が増します。この人はイエスのおしえを行い、他の人を愛することをします。これは「自分に不可能」ということを知らされることなので落胆するときでもあります。しかしその時こそ、イエスの十字架の愛がその人に溢れるほど分かるときです。世の中の人は、そのような人を愚かと言い、お人よしで損ばかりする人と評価するでしょう。しかし主権者であられるイエスは、この人を賢い人と呼ぶのです。


2015年4月26日 週報より報告

【教会車】
☆4月23日(木)教会車イプサムの定期点検(トヨタ昭島店)が行われました。走行距離5万5千キロ強、至って順調です。

【教会墓地清掃】
☆4月25日(土)兄弟会を中心に奥多摩霊園の教会墓地の清掃が行われ、6名が参加しました。墓地購入から10年、当初の桜の苗木も木陰を作るほどに大きくなっています。

【神学校】
☆神学校は先週月曜日から北陸の金沢聖書バプテスト教会で伝道実習です。本日まで行われます。神学生の実習訓練のためにお祈りください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆5月2日(土)13時から青年会の新入生歓迎会と青年キャンプ用のポスター作りを行います。
☆5月4日(月)~6(水)富士箱根ランドにて青年フェローシップキャンプが行われます。テーマ:「一歩」(私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。ピリピ4:13) 説教者の長江忠司師のためにお祈りを、参加者の祝福をお祈りください。
☆5月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

【伝道】
☆6月6日(土)、7日(日)に予定している初夏の聖書講演会に向けて準備中です。今年のヴィジョンに従い、これを機会に伝道していきましょう。まず、友にために、家族のために祈り、ご聖霊の働きを求めましょう。

2015年4月19日 ルカの福音書-十分訓練を受けた者は-

あなたは、兄弟の目にあるちりが見えながら、どうして自分の目にある梁には気がつかないのですか。
ルカ6:41


講解説教No.26
ルカ6章39-45節

 このたとえは、「イエスの弟子たちが他の人たちに教えていく」ことを前提とした教えです。他の人に教える前に、自分自身をしっかり吟味する必要があります。自分が知らないことを教えることは出来ないし、また自分が成長している段階までは他の人を導くことは出来ますが、それ以上は出来ません。だから、弟子は十分に訓練を受ける必要があります。その訓練は、自分の目の中の梁を取り除くという訓練です。目の中の梁を取り除くならば、適切に教えることができます。たとえのポイントは、気づかないはずもない大きな梁!です。とても大切なことに気づかないということです。6章におけるイエスの教えを整理してみると、「貧しい者は幸い(20)、敵を愛せよ(27)、さばくな(37)、赦せ(37)、与えよ(38)」要するに、イエスの愛をもって愛しなさいということであり、それを教えるわけです。これはイエスに愛された者だけが実行可能です。しかし、盲人に盲人の手引き…とあるように、教える側が、イエスに愛され、赦された罪人であるという立場を忘れてしまっているなら教えることはできないのです。これが目の中の梁の正体です。救いようのない罪人を、ただ主が愛されたので、聖なる民とされた驚くべき恵みの立場を忘れた状態で教えるなら、目には梁があるのです。梁を取り除くためには、本気でイエスの教えに従うことです。敵を愛しなさいという教えにまず自分が真摯に取り組み、自らの力では愛することが出来ない無力さと挫折を味わいます。その時にこそ、梁があるこんな罪人の私を主が愛してくださっていることを挫折以上に味わうのです。十字架の赦しこそ私のためと知るなら感謝が溢れるでしょう。そうしたら御霊が人知を超えた力で敵を愛するようにしてくださり、そうして、梁なしで教えることができるようにしてくださいます。

2015年4月19日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆4月12日(日)礼拝説教は、安藤修司師によって取り次がれました。みことばの恵みが豊かに与えられました。安藤師からお礼状が届いています。また、イースター子ども会でみことばを語ってくださった栢下基従師からもお礼状が届いています。

【牧師就任式】
☆4月12日(日)牧師は名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会の牧師就任式に説教者として出席しました。主イエスが御教会に新しい牧師をお与えになったことを確信する式となり、御名を崇めました。祝福の按手が授けられた後、昼食時には藤野名誉牧師の退任式が行われました。長年の教会の歩みを画像で振り返りました。牧師就任報告とお礼状が届いています。

【調布BT宣教大会参加】
☆4月16日(木)ドルカス会から、18日(土)青年会から、それぞれ調布バプテストテンプルで行われた宣教大会に出席しました。斎藤雄典師(沖縄教会)を通して、力強い主にある宣教スピリットを頂きました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆4月25日(土)教会墓地の清掃を行います。出発時間等の詳細は後ほどお伝えします。
☆5月4日(月)~6日(水)箱根にて青年フェローシップキャンプが行われます。立川教会から8名参加します。牧師は分科会奉仕担当です(テーマ:デボーションについて)。
☆5月9日(土)13時30分から奥多摩霊園にて墓前礼拝を行います。

【神学校】
☆4月20日(月)-27日(月)神学校の伝道実習が金沢聖書バプテスト教会で行われます。実習テーマが「目を開いて見る」(詩篇119:18)小宮山姉が参加します。祝福をお祈りください。

2015年4月12日 もっと祈ってください

また、もっと祈ってくださるよう特にお願いします。それだけ、私があなたがたのところに早く帰れるようになるからです。
ヘブル13:19


ヘブル人への手紙13章18-19節

(4月8日祈り会説教より 申命記9章)

9章で伝えているモーセのメッセージは、自らの正しさに対して誇る危険性を警告しています。カナンの地について、8章では「何一つ足りないもののない地」と語られたのが、9章では「だれがアナク人に立ち向かうことができようか」(2)と厳しい困難に直面する地として語られています。自分の力で戦い切ることのできない相手と直面することが伝えられたのですが、同時に、主が先頭に立って戦われることが語られました(3)。主がカナンの地の人々を追い出されるのですが、そのとき心の中で「私が正しいから、主がこの地を得させてくださった」と言ってはならないことが警告されました。彼らが約束の地を得られたのは、これらの国々が悪いため(の神のさばき)と、アブラハム、イサク、ヤコブになさった誓いを果たすためです(主の契約)。民自身の正しさ、心のまっすぐさなど無関係です。事実彼らの心は正しくもまっすぐでもありません。むしろ彼らは「エジプトの地を出た日から、この所に来るまで…主に逆らいどおし」の罪人です。モーセのとりなしがなかったら、神に消し去られていたのです(9:14)。そんな彼らに約束の地が与えられるのは主の恵みとあわれみです。神が民を選び、神が道を開き、乳と蜜の流れる豊かさを与え、神が敵を征服し、民を赦し…恵みとしか言いようがありません。ここに徹底的な恵みの福音を見ることができます。パウロも「神の恵みによって、私は今の私になりました」(Ⅰコリント15:10)と言い、「最も小さい者…神の教会を迫害した…」と罪を痛いほど認めていました。罪赦された罪人となった自らの姿を知っている人は、主の恵みによってのみ生かされていることを知っています。

2015年4月12日 週報より報告

【来会】
☆4月5日(日)初来会された方がいらっしゃいました。

【復活記念礼拝の祝福】
☆4月5日(日)復活記念礼拝が行われました。使徒2章22~36節から「キリストはよみがえられた」と題してみことばが語られました。午後礼拝ではⅠテサロニケ4章13~18節から、キリストの復活に基づくクリスチャン自身のよみがえりの信仰を確認しました。

【イースター子ども会の祝福】
☆4月11日(土)日曜学校のイースター子ども会が行われました。お誘いした子どもたちも集いました。栢下基従先生を通して復活のメッセージが語られました。救いのためにお祈りください。

【説教者】
☆本日の礼拝説教者、安藤修司先生をご紹介します。1950年福岡県生まれ。生物学を大学で学び、進化論の基礎研究のゼミで、故森山扶美子師(香椎BC)の導きで、求道。横浜のソフトウェアハウスに就職し、紹介された横浜BBCにおいて信仰告白、(1983年イースター礼拝)詩篇118:17で確信を頂く。救いと同時に献身、3ヶ月後にバプテスマ。その年の夏、伝道者の召しを頂く。1990年神学校を卒業後、湘南伝道所、横浜教会において伝道師として奉仕、2014年から船橋聖書バプテスト教会の副牧師に就任、現在に至る。ご家族は奥様の倫子先生、長女のゆりさん(高3)、次女きよらさん(中3)。趣味・特技は読書、ギター、パソコン(プログラミング)。

【牧師就任式】
☆本日牧師は名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会の礼拝及び牧師就任式に説教者として出席しています。牧師として就任する小山淳也師の祝福、退任される藤野千郷先生に主の豊かなねぎらいがあるようにお祈りください。

【祈り】
☆4月13日(月)教会員のお母様が無事手術を受けられました。入院期間中のリハビリのためにお祈りください。

【予定】
☆第二週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後日曜学校教師会を行います。
☆4月16日(木)ドルカス会は調布教会の宣教婦人集会に参加予定です。同じく18日(土)青年会は調布教会の宣教青年集会に参加予定です。(詳しくは掲示板に)
☆5月4日(月)-6日(水)JBBF全国青年キャンプが箱根で行われます。テーマ「一歩」,講師「長江忠司師」立川から8名参加します。

2015年4月5日 復活記念礼拝-主はよみがえられた-

しかし神は、この方を死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。この方が死につながれていることなど、ありえないからです。
使徒2:24


使徒2章22-33節

 ペテロのメッセージの中心は「神はこのイエスをよみがえらせました」(24,32)と復活のメッセージです。「この方が死につながれていることなど、あり得ない」と、少し前までイエスを否認し、主のよみがえりも一度は疑ったペテロでしたが、実に挑戦的なことばを発しています。死に支配されることがないことを旧約聖書のことば(詩篇16:8-11)をもって説明しています。その中で「さらに私の肉体も望みの中に安らう」と語っていることばは、主イエス以外には誰もとり得なかった死に対する態度が示されています。死ぬべき肉体がよみがえりの望みに生きる!という意味です。人間の死への態度は「恐怖」のひとことに尽き、もう少し頑張っても「避けるべきもの」程度でしょう。イエスはよみがえられました。死はイエスを止めることができませんでした。イエスの復活は、イエスがまことの神の子であることを意味します。また復活は、イエスという罪のためのいけにえが神に支払われて、それが受入れられたことで、人の罪が完全に赦されることを意味します(ローマ4:25)。また復活は、私たちの救い主がいまなお生きて働いておられるということなので、私たちが窮地にあるとき助けることができることを意味しています。死に打ち勝たれた方が味方であるならどんなに心強いことでしょう。究極の助けは、私たち自身もよみがえるということです。イエスと同じいのちを頂いた者として、私たちも死に打ち勝つことができます(Ⅰコリント15:51,52)。この復活信仰に立つなら、どんな困難も耐えることができます。死者の中からよみがえられたイエスに信頼する者は、失望させられることがない、というのが聖書の約束です(ローマ10:11)。失望がなくなるわけではありません。かならず希望で終わるということです。

2015年4月5日 週報より報告

【来会】
☆3月29日(日)横溝久子さんが初来会されました。また杉山定公さんが久しぶりに来会されました。祝福をお祈りください。
【日曜学校の祝福】
☆3月29日(日)日曜学校の暗唱聖句大会および進級式が行われました。暗唱した聖書のことばが彼らの日常で思い起こされ、力となるように、また日曜学校の新クラスが開始です、生徒、教師の祝福をお祈りください。
【部会】
☆3月29日(日)午後兄弟会が行われました。4月4日(土)青年会が行われました。
【復活記念】
☆本日はイエスキリストのよみがえりを記念する復活祭です。礼拝は復活記念礼拝としてささげます。聖書のことばから主のよみがえりの意味を探り、復活信仰に立つ確かな歩みをしていきましょう。
【祈り】
☆山元弓子姉のお母様が怪我(大腿骨骨折)をされました。明日手術です。無事の手術と回復のために、また看病される弓子姉のためにお祈りください。
【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行います。(教会案内、聖書講演会について)
☆14時から午後礼拝を行います。
【イースター子ども会】
☆4月11日(土)14時から日曜学校のイースター子ども会が行われます。検見川聖書バプテスト教会の栢下基従師がメッセージされます。お誘いを(トラクトあります)。復活の主のめぐみに多くの子どもたちが預かることができるように。
☆4月4日(土)13時から青年会を行います。
【牧師就任式】
☆4月12日(日)名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会で牧師就任式が行われ、小山師が就任されます。井口師が説教者として奉仕します。祝福をお祈りください。12日(日)立川教会での礼拝説教は、船橋聖書バプテスト教会の安藤修司副牧師が奉仕されます。

2015年3月29日 ルカの福音書 -あなたの敵を愛しなさい-

しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
ルカ6:27


講解説教No.25
ルカ6章27-36節

「あなたの敵を愛しなさい」これほどに高い水準の教えはないかもしれません。あまりに高いので受け取る側は理想論としておさめて、現実と切り離している人もいるのではないでしょうか?しかしイエスはこれを実際に行うことを求めておられます。「…ほかの頬をも向けなさい」(29節)とは、仕返しできる当然の権利があったとしても、その権利を使わず、侮辱されても報復しないこととして、愛することを教えています。「上着を奪い取る者には…」不当な裁判で賠償を求められた場合、律法で取ることがないと保証されている上着さえも与えるように勧めておられます。「求める者には与えなさい…」はお金に関することで、利己的な心や出し惜しみするような愛のない生き方に警告を発しておられます。「自分を愛した者を愛したからといって、あなたがたに何の良いところが?」実に厳しいことが要求されています。これは要するに、イエスが敵を愛することを、口や理想としてではなく、実行することを求めておられるということです。改めてイエスは「ただ、自分の敵を愛しなさい」と、重要なのはそのあと、「・・・そうすれば…いと高き方の子どもになれます」と(35節)敵を愛することが救われる条件ではありません。そうであったらだれも神の子どもになれません。これは敵を愛した結果、神の子どもであることのしるしと見なされるということです。父なる神に似る神の子どもは、その性質も似ます。神の愛にも似るということです。努力して似るものではありません。努力で似ることは不可能です。そうであるからこそ、クリスチャンが与えられているご聖霊の働きによって人を愛するとき、神のこどもとしてのしるしがはっきりするのです。この教えはとりわけ、イエスの見つめる先の弟子たちに向けられました。報復こそ賞賛するこの世の人たちに、この教えを実践するためです。彼らは困惑するでしょう。私たちのうちに見るイエスの愛に立ち向かえる人など誰もいないからです。キリストの愛で彼らを支配することができますように。

2015年3月29日 週報より報告

【来会】
☆3月22日(日)初来会者が礼拝に出席されました。ようこそおいでくださいました。主の恵みとあわれみがありますように。

【ジュニアキャンプの祝福】
☆3月26日(木)~28日(土)富山県の立山でジュニアキャンプが行われました。快晴のもと立山連峰を見ることができる希少な気候も備えられ、雪山の大自然の中で行われました。「ONE MORE STEP」というテーマで、聖書から信仰のもう一歩!のチャレンジが石川実牧師によって語られました(3回)。信仰の友との交わりも楽しく、また励まされました。参加者も恵まれて戻ることができました。お祈りを感謝します。礼拝後に代表で報告をします。

【受難週】
☆今週は受難週です。受難週とは、キリストが王としてエルサレムに入場されてから(マタイ21:1-11)、キリストがよみがえる前日の土曜日までの1週間のことです。ルカの福音書の冒頭で「イエスは苦しみを受けた後」(使徒1:3)語られ、使徒たちのメッセージでも宣べ伝えられたように(使徒3:18)、主のおしえの重要な一つが受難週です。罪が赦されるための主の苦しみを、私たちも記念し、覚えながらこの週を過ごしましょう。

【本日の予定】
☆第5週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆兄弟会を行います。

【予定】
☆4月2日(木)10時30分からドルカス会を行います。
☆4月4日(土)13時から青年会を行います。

【復活祭のお知らせ】
☆4月5日(日)11時から復活記念礼拝を行います。聖歌隊の賛美がささげられ、復活信仰のメッセージが語られます。キリストの降誕記念と同様に重要な集いです。どなたでもお集まりください。
☆4月11日(土)14時から、日曜学校のイースター子ども会が行われます。検見川聖書バプテスト教会の栢下基従先生がおいでになります。

【JBBF機関紙】
☆JBBFの機関紙、「宣教クォータリー」と「神学校だより」が届いています。受付が各一部ずつ配ります。

2015年3月22日 ルカの福音書 -心の貧しい者は幸い-

イエスは目を上げて弟子たちを見つめながら、話しだされた。「貧しい者は幸いです。神の国はあなたがたのものですから。
ルカ6:20


講解説教No.24
ルカ6章17-26節

「貧しい者」とは、神の前に打ち砕かれた者として、この世的な精神のとりこにならず、それらにより頼まない人のことです。世の中の考えは、自分を実現させるために、自己信頼、自己確信、自己表現を押し進めます。職業に成功したければ自分が成功者であるかのような印象を与えることが大切になります。そのためには持てるものは持ちます。物質的な物だけではなく知識、教育、資格、名声も。これらの中にも生活の手段として必要ですが、支配されてしまっては話が違ってきます。貧しい者の生活をこの世の人々は賞賛しませんし、軽蔑さえします。世の賞賛か、主に喜ばれるかです。「いま飢えている者は幸い」とは自分の正しさを実現するのではなく、神の備えてくださった正しさ(義)を熱心に求める人のことです。自分本位な欲に従った生活ではなく、福音に生きる人です。「いま泣く者は幸い」とは、キリストのために泣く者のことです。悲しみそのものは祝福ではなく、失われた人の悲しみも祝福ではありません。その失われた人のために泣く者が幸いです。「人々があなたがたを憎むとき…幸い」とは迫害を受けた者が幸いであり、「人の子のために」という動機で苦しみを受けることが何よりも大切です。ただの忍耐では喜びが生じません。私たちがキリストを愛するがゆえに耐え忍ぶとしたら、喜ぶことができ、天においての報いは大です。これらの幸いな者に対して、「哀れな者」は幸いな者の裏返しです。この世のものにより頼み、神の義を求めず、福音を伝える自己犠牲的な生き方よりも、自分の欲に従う者のことです。「みなの人がほめるとき…哀れです」人々に賞賛されるような福音?!を語ります。弟子たちを見つめながら、教えられたイエスは、私たちが幸いな者となることを願っておられます。

2015年3月22日 週報より報告

【総会報告】
☆3月15日(日)聖餐式及び年次総会が行われました。2014年度の教会全体報告、各部、委員会報告と、新年度計画が報告されました。以下の各提案が承認されました。①運営委員会提案の新年度委員体制、②2014年度1,2月会計報告、③各行事参加時の交通費補助、④小山師の牧師就任式に際しサウスサイド教会への特別献金、⑤2015年度予算。
牧会報告として、ヴィジョンの実践とキリストのからだを建て上げるための奉仕の取り組みが語られました。

【部会報告】
☆3月19日(木)ドルカス会で礼拝が行われ、Ⅰコリント3:1-3から、肉に属するクリスチャン、御霊に属するクリスチャンについて語られました。3月21日(土)青年会で聖書の学びが行われ、マタイ14:13-21から、5千人給食の奇蹟を行なわれたイエスの理由について学びました。Ⅰ

【進路】
☆お祈り頂いた兄姉の受験、就職の進路がそれぞれ決まりました。祈りに答えてくださった主に感謝します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月26日(木)からジュニアキャンプです。参加者は教会に6時50分集合(滝山に7時30分集合)です。祝福のためにお祈りください。
☆3月29日(日)午後、兄弟会を行ないます。伝道するときの福音の伝え方を学びます。

【復活祭のお知らせ】
☆キリストの復活を記念する復活記念礼拝が4月5日(日)礼拝時に、日曜学校のイースター子ども会が4月11日(土)14時から行われます。

2015年3月15日 ルカの福音書 -イエスの心を継ぐ者-

このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
ルカ6:12-13


講解説教No.23
ルカ6章12-16節

 イエスが夜を徹して祈らずにはいられなかった理由は文脈を見るとわかります。これまでイエスはツァラアトをいやし、取税人とかかわり、安息日にいのちを救ったりと…ユダヤ人たちから見れば律法違反ばかり。イエスに対する不信感が少しずつ増していき、最終的に殺意を抱くほどに達しました。これをきっかけに祈りへと導かれたイエスは、父のみこころを具体的にどのように果たしていくかを熱心に祈られました。祈られた結果、弟子たちを選び「使徒」に任命されました。復活のイエスの目撃者で、イエスを証しするために、イエスに直接派遣された人たちのことを使徒と言います。父のみこころを実践していく手段として後継者を選び、教え、育てていかれます。「みこころ」は一つであり、キリストによって世を救おうとされる神の救いのみわざを完成させることです。「イエスを証ししていくべき、違うのか?」と明らかなみこころを求めるのは不自然であり、不要です。「主を証しするために、具体的にどうしたらいいか?」と祈るべきです。使徒に選ばれた人たちは家筋、職業、人格、能力など特筆すべきものは一つもありません。彼らの多くはその後の生涯も知られていません。選ばれた人たちが重要ではないということです。そうではなくて彼らが伝えるものが重要です。イエスの心を継ぐ人が重要なのではなく、継ぐ内容が重要です。福音を宣教する人が重要なのではなく、宣教するメッセージが重要なのです。選ばれた理由が私たち自身にないことは明らかです。ただイエスキリストご自身の中にだけ選びの理由があります。私たちにとってそれは大きすぎる恵みです。神のみこころを具体的に行なうために、ひとりひとり持ち場があります。今、それぞれが遣わされている場所、立場がそれです。すでに遣わされています。ですから、熱心に救いのみわざを完成させるためのみこころを祈りましょう。みこころからはずれた自分本位な祈りはもうやめて、イエスの心をしっかりと継ぐ者となりましょう。

2015年3月15日 週報より報告

【臨時教会会議】
☆3月8日(日)臨時教会会議が行われました。総会に先立ち、次年度の予算案について検討がされました。また今年度繰越金から牧師への臨時謝礼金が承認され、キャンプ参加の交通費補助についての提案を後日運営委員会で検討することとなりました(総会提案)。

【新年度教会奉仕】
☆2015年度教会奉仕について確認をお願いしています。新たに奉仕希望をする教会員は1階ホワイトボードにある奉仕希望表へのご記入をお願いします。奉仕の目的は「キリストのからだを建て上げること」で、それは主の救いのみわざの完成のためになくてならない働きです。御国の民として責任を持ちましょう。その責任は主を喜ぶ力と変わります。自分に与えられている賜物の発見のためにも新しい奉仕にチャレンジしましょう。

【本日の予定】
☆昼食後、短く聖歌隊の練習を行います。
☆13時30分から総会を行います。総会に先立ち、聖餐式を行います。教会員はご出席ください。
☆本日総会のため、午後礼拝はありません。

【予定】
☆3月23日(月)日曜学校教師で御代田にあるカンファレンスセンター(JBBFのキャンプ場)の下見に行きます。
☆3月26日(木)~28日(土)JBBF全国ジュニアキャンプ(北陸立山)に立川教会から8名参加します。参加者の霊的祝福のために、牧師の分科会奉仕のためにお祈りください。
☆4月12日(日)牧師は名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会の牧師就任式のメッセンジャーとして出席します。この日の立川教会礼拝説教者は船橋聖書バプテスト教会の副牧師安藤修司師です。
☆5月4日(月)~6日(水)JBBF全国青年キャンプのお申込みを。4月5日まで。

2015年3月8日 ルカの福音書 -安息日の主-

そして、彼らに言われた。
「人の子は、安息日の主です。」
ルカ6:1-11


 安息日は律法で定めた十戒の第四の戒めです。これは神が天地を創造されたことに起源を置いています。6日間で創造のわざを行い、7日目にすべてのわざを休まれ、その日を聖であるとされました(出エジプト20:9-11)。創造者を覚える日、また「エジプトから連れ出した神、主」すなわち神の救いの恵みを喜ぶ日が安息日です。神だけを覚える日とするために、その日は「どんな仕事もしてはならない」のです。ユダヤ人たちは安息日の目的を履き違え、安息日そのものを目的としてしまいました。どんな仕事も…イエスの弟子たちが麦の穂を摘んだはいいですが、それを手でもんだことは脱穀の仕事だ!とみなし非難したのです。彼らは神を崇めるよりも、安息日を守ったという自分を実現させることのほうが大事です。イエスは聖書からダビデの例を引用し、またイエス自ら、安息日に「いのちを救うこと」を行い、正しい安息日を強烈なインパクトで示したのです。その中で特にイエスが宣言されたことは「人の子(イエス)は、安息日の主です」(5) ユダヤ人は安息日の主をイスラエルの神と信じていたことから、イエスはご自分を神の位置に置かれ、ご自分への礼拝を要求されたのです。イエスの復活後、初代教会は、クリスチャンにとっての安息日を土曜日から日曜日に換えて、イエスを礼拝する日としました(今日もそう)。安息日はイエス中心の日です。今の主の日がイエス中心になっているか、よく考えるべきです。何も考えないと、簡単に人間中心の主の日に変わってしまいます。ただ主の日を守るということが目的になってはいませんか?主の日に自分の好むことをしていないですか?それは主が望んでおられますか?「安息日を『喜びの日』と呼び…自分の好むことを求めず…そのとき、あなたは主をあなたの喜びとしよう」(イザヤ58:13,14)このことばから、私たちは自分が恵まれるために主の日を守るのではないことが明らかです。私たちが主を喜ぶから恵まれるのです。この動機の違いは実に大きいです。

2015年3月8日 週報より報告

【部会・委員会報告】
☆3月5日(木)ドルカス会、3月7日(土)青年会が行われました。いずれの部会も伝道するときに相手に伝える罪とその結果、救い(あがない)について学びました。
☆3月7日(土)運営委員会が行われ、総会に提案する新年度予算の検討が行われました。

【お礼状】
☆広瀬憲夫宣教師よりお礼状が届いています。掲示板をご覧ください。

【信仰約束献金】
☆2015年の信仰約束献金が更新されました。兄姉たちが信仰によって約束された1年間の献金額(月額)は、96,000円でした。これを総会時に各宣教師、 JBBF機関などに分配したものを決定します。

【新年度教会奉仕】
☆2015年度教会奉仕について確認をお願いしています。新たに奉仕希望をする教会員は1階ホワイトボードにある奉仕希望表へのご記入をお願いします。(次週総会前までに)

【本日の予定】
☆13時30分から臨時教会会議を行います。
☆会議後、伝道委員会を行います。
☆日曜学校教師会を行ないます。

【予定】
☆3月15日(日)13時30分から教会総会を行います。各部・委員会報告を3月13日(金)までにご提出ください。14日(土)に印刷します。また、総会に先立ち、聖餐式を行います。


【JBBFキャンプ】
☆3月26日(水)~28日(土)JBBF全国ジュニアキャンプが北陸立山にて行われます。立川教会から8名参加予定です。牧師が分科会(人々に証する)を担当します。祝福をお祈りください。
☆5月4日(月)~6日(水)JBBF全国青年キャンプが富士箱根ランドで行われます。テーマ「一歩」(ピリピ4:13)説教者は長江忠司師(横浜教会)です。4月5日までにお申し込みを。

2015年3月1日 ルカの福音書 -クリスチャンのライフスタイル-

また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒は流れ出て、皮袋もだめになってしまいます。
ルカヨハネ4:24


講解説教No.21
ルカ5章33-39節

 人には二つの生き方があります。一つは御国の民としての生き方(クリスチャンライフスタイル)、一つはこの世の人々の生き方。イエスの弟子が断食しないことに疑問を抱いたパリサイ人たちに対してイエスは、たとえをもって批判しつつ御国の原則を教えられました。新しい布切れと古い服、新しいぶどう酒と古い皮袋…新しい物はイエスの教えであり、それを受けての新しい生き方、つまりクリスチャンライフスタイルのことです。この生き方は古い物では間に合いません。古い物とは自分の行いと努力によって救いを得ようとするこの世の生き方です。直接的には律法を守り行なう生き方です。律法は人々に要求します、「むさぼるな、殺すな、姦淫するな」人々はこれを守ろうとするのですが、罪ある人間は守ることができません。逆に律法がその人に禁じた時、人の堕落した性質は禁じたことをもっとしようと興奮させます。この生き方はいつも他人と比較し、自分を中心に据えます。いつまでも律法を守ることができないので悪さえも正当化し自分を保とうとします。パリサイ人に見られるように、このライフスタイルは、心のかたくなさ、ねたみ、敵意、殺意と悪循環です。しかしクリスチャンはイエスのいのちに預かります。そのいのちは本当の自由とまったき解放を与えます。膨張していく新しいぶどう酒に見られる豊かな生き方です。あのレビにも見られます。力、勢い、喜びをとどめておくことができないのです。これは古い生き方とは合わないし、共存できません。消極的には赦し合う生き方であり、積極的にはその豊かさから泉のようにあふれ出て、他の人に及んで行く宣教的な生き方です。新しい、古いどちらの生き方を選びます。か?

2015年3月1日 週報より報告

【宣教大会の祝福】
☆2月22日(日)広瀬憲夫・令子宣教師を迎え宣教大会が行われました。ヨハネ4章から語られ、宣教者である者は真の礼拝者であること、「わたしの言うことを聞きなさい」と色づいて刈り入れるばかりの宣教の実を刈り取ることが語られました。実行に移しましょう。

【JBBF総会】
☆2月23日(月)~25日(水)三ケ日でJBBF総会が行われました。各役員(理事会、神学校管理委員会、国内宣教委員会、海外宣教委員会、カンファレンスセンター運営委員会)の報告が行われました。尚牧師は理事役員残任期1年です。3回の集会が「宣教の原点」のテーマで行われ、田村宣教師、ケンボード師、大木師が語られました。総会資料があります(図書棚)。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行ないます。

【予定】
☆3月5日(木)10時30分からドルカス会を行ないます。福音の伝え方を学びます。第二回目です。
☆3月7日(土)13時から青年会を行ないます。「福音の伝え方」の第三回目の学びです。

【教会総会】
☆3月8日(日)13時30分から臨時教会会議を行います(来年度予算の検討)。3月15日(日)13時30分から総会を行います。各部・委員会は今年度報告をまとめて総会資料として牧師まで提出してください。

【ジュニアキャンプ】
☆3月26日(水)~28日(土)JBBF全国ジュニアキャンプが北陸立山にて行われます。テーマ「ONE MORE STEP 十字架の愛にこたえて、今」説教者は石川実師(調布BT)です。立川教会から8名参加予定です。

2014年2月22日 宣教大会3 広瀬憲夫師 -霊とまことによってなされる礼拝-

しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。
ヨハネ4:24


(2月19日ドルカス会礼拝説教要旨 マタイ16:13-18) 
イエスのおしえをなかなか悟ることのできない弟子がいます(16:5-12)。受難の告知を理解できず「神のことを思わないで、人のことを思っている」と指摘されるペテロがいます(16:21-23)。ところが、そんな信仰の薄い弟子であるにもかかわらず、「あなたは、生ける神の御子キリストです」と告白したペテロがいるのです。告白に込められているペテロの神理解は、いのちの根源者なる神、生ける唯一の神、「神の御子」に見る三位一体を前提とした告白です。イエスキリストを信じ、告白することは、人間の知恵や推論で導き出されることは決してないということを教えています。「このことを明らかに示したのは人間ではなく」その人間とは弱さや限界を持つ死ぬべき存在であり、上記の神など絶対に知りえないのです。「…示したのは…天にいますわたしの父です」啓示の神が明らかにしてくださって初めて知ることが出来ます。次節でイエスは「教会」について言及します(18)。教会は神の宣教戦略の重要な手段です。イエスの最大の関心は宣教にあります。その教会は、啓示によってキリストを告白したほんとうの信者の上に建てられます。実に弱い存在の集まりであるにもかかわらず、死の力であるハデスさえ打ち破る力を持っているのが教会です。なぜなら万物の支配者であるイエスの権威を委譲されたからです。その権威のもとに教会を建て上げ、宣教に励むのです。ところで、あなたは聖書を通し、父なる神よりの啓示によって、イエスをキリストと告白されたでしょうか?聖霊の助けがありますように。

2014年2月22日 週報より報告

【宣教大会最終週】
☆本日の礼拝は宣教大会です。3週に渡り行なっていますが、最終週はインドネシア宣教の広瀬憲夫・令子宣教師をメッセンジャーにお招きしています。広瀬令子師が日曜学校で語ってくださり、ヨハネ4:42から、「誰から言われるのでもなく自発的に主を信じ、従い、そして語る」とのメッセージを頂きました。礼拝、午後礼拝と広瀬憲夫師がメッセージしてくださいます。聖書から宣教への重荷を新たに抱き、行っていく者となりましょう。

【部会報告】
☆2月19日(木)ドルカス会の礼拝が行われ、マタイ16:13-18から語られました(左記説教要旨参考)。
☆2月21日(土)青年会で聖書の学びが行われ、伝道で語るべきこととして、罪とその結果について学びました。

【信仰約束献金】
☆本日、信仰約束献金更新の締切日です。更新する兄姉はご提出ください。私たちの宣教の場はイエスが命じられたとおり、全世界です。更に支援の輪を広げていきましょう。御国の民の資質は受けることにはなく、与えることにあります。

【本日の予定】
☆礼拝後、ジュニアキャンプの参加希望者は打ち合わせがあります(礼拝堂にて)。
☆14時から午後礼拝(宣教大会)が行われます。下記のテーマで広瀬先生が語られます。☆清掃後、聖歌隊の練習を行ないます。

【予定】
☆2月23日(月)~25日(水)牧師はJBBF総会に出席します(三ケ日)。スケジュールは掲示板をご覧ください。尚25日(水)19時からの祈り会は通常通り行います。

【教会総会】
☆3月8日(日)13時30分から臨時教会会議を行います(来年度予算の検討)。
☆3月15日(日)13時30分から総会を行います。

2015年2月15日 宣教大会2 -あらゆる国の人々を弟子とせよ(2)-

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイ28:18


マタイ28章19-20節

 宣教はあらゆる国の人々をイエスの弟子とすることにあります。そのための手段として、イエスは「(人々のところへ)行きなさい」と命じます。一般的には「弟子にしてください」と頼み込んで弟子入りしますが、イエスの弟子になることは自ら申し出るのではなく、招かれて初めて弟子になることができます。レビがそうでした。「イエスは出て行き、収税所にすわっているレビという取税人に目を留めて…」(ルカ5:27)私たちには、弟子としての歩みを始めさせるべき出て行く所があります。それがいつもの学校であり、職場であり、家庭であり。これまで万物の支配者であられるイエスの権威で出て行くとの認識が自分になかったのであれば、しっかり自覚して出て行きましょう。そうすればそこに弟子とする人たちが必ずいます。次に、救われて弟子となった結果、応じさせていくのがバプテスマです。キリストが私たちの罪のために十字架で死なれたこと、私たち自身も自分の罪に死んだこと、次にキリストとともに葬られたこと、次にキリストが死者の中からよみがえられたこと、私たちもキリストのいのちにあってまったく新しい歩みをすること、これを象徴的にあらわしているのがバプテスマです。弟子となった者が応じるもう一つは、イエスが命じられたすべてのことを守り行なわせることです。教えます!知的に学ぶのではなく、実践するために服従する者として教えます。この宣教の使命を果たさなければならないので、その人には特別な恵みを必要とします。「(イエスが)あなたがたとともにいます」という恵みです。イエスがともにいてくださることで初めて使命を果たすことができます。人の力や方策で宣教を進めることはできません。イエスご自身の働きによって。イエスが天に上げられたあとのみことばの言及。「そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた」(マルコ16:20)

2014年2月15日 週報より報告

【宣教大会】
☆先週に続いて宣教大会です。これは全世界に福音を宣べ伝えよとのイエスの命令を再確認し、宣教を実行しつづけるための大会です。自国、他国の区別なく、すべての人に福音を宣べ伝えていきましょう。

【信仰約束献金】
☆献金によって世界宣教に参加するのが「信仰約束献金」です。『受けるよりも与えるほうが幸いである』(使徒20:35)とのイエスのみことばを実行し、真に幸いな者となりましょう。この約束を更新される兄姉は「信仰約束献金カード」に記入の上、3月22日(日)までにご提出ください。

【委員会】
☆2月14日(土)運営委員会のミーティングが行われました。

【祈り会メッセージ】
☆祈り会でのメッセージは、創世記からはじまり、現在申命記に入りました。イスラエルの民の歩んできた神の道筋を、モーセが説教しているのが申命記です。神の真意が鋭く語られています。祈り会に参加し、みことばの恵みに預かりましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。イエスが十二弟子に語られた宣教の教えから、宣教の原則を見出し、適用して行きます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行ないます。

【予定】
☆2月19日(木)10時30分からドルカス会、21日(土)13時から青年会を行ないます。
☆2月22日(日)インドネシア宣教の広瀬憲夫・令子宣教師ご夫妻を迎えます。ご参加を。

【フェローシップ】
☆ジュニアキャンプに参加希望の方は2月22日(日)までにお申込みください。

2015年2月8日 宣教大会 -あらゆる国の人々を弟子とせよ-

イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
マタイ28:18


マタイ28章16-18節

 宣教はあらゆる国の人々をイエスの弟子とすることにあります。弟子とはイエスの主権に従い、信頼し続けて生きる人たちのことです。11人の弟子たちは死人の中からよみがえられたイエスにお会いしたとき、イエスを礼拝しました。なぜなら、イエスが復活に裏打ちされたまことの神であられたからです。ただ、その中には信仰が薄く、疑う心を持つ者もいました。イエスはその人を責めるのではなく、むしろ自ら近づかれ、いっさいの権威が与えられている万物の支配者であることをはっきりと示されました。弟子とはイエスが示されたとおりのお姿を信じ、仰いでいる人です。私たちもそのことを明確にすることができたなら、なんとなく礼拝しているかのように、顔を上げて立っているわけには行きません。「頭が高い!」と、ひれ伏さずにはいられないでしょう。私たちはイエスの絶対的支配者としての根拠を死者の中から最初によみがえられたイエスの復活に見るのです。そのイエスゆえに、すなわち、万物を支配する権威がイエスに与えられているので、人々を弟子としての歩みを始めさせよ!との宣教命令が成り立っているのです。その命令に従うイエスの弟子は、人々を新たに弟子に導くのです。その人々は社会に裏打ちされた暮らしを主としています。財産を主としています。自分本位な楽しみを主としています。自分の意思に反する人生の重荷を自分の主にさせられています。いずれにしても、その人々はイエスキリストを主としていません。ですからその人々のところに出て行き、万物の支配者であられるイエスを主とする弟子へと導くのです。宣教するといっても、イエスの権威のもとでなければ何もできません。だからこそ、「すべての名にまさる名」に免じて宣教するのです。

2015年2月8日 週報より報告

【部会報告】
☆2月5日(木)ドルカス会が行われました。人々に伝道するとき、実際に伝えるべきこととして、第一回は「罪」について学びました(先月青年会にて学びました)。雪のため参加できなかった方々もおられますので、第二回時に要点を確認します。
☆2月7日(土)青年会が行われました。聖書の読み方を学び、マタイ12章46-50節を観察、解釈、適用し、じっくり考えました。

【宣教大会】
☆本日は宣教大会です。立川教会は、全世界に福音を宣べ伝えなさいとのイエスキリストの命令に従う教会です。毎年2月に宣教の志を新たにするために宣教大会を行っています。神によって遣わされた聖徒たちによって福音が宣べ伝えられたことで、救いの恵みに預かった私たちがあります。これからは宣べ伝える側に転じて行きましょう。

【信仰約束献金】
☆献金によって世界宣教に参加するのが「信仰約束献金」です(詳しくは配布の「信仰約束献金の勧め」をご覧ください)。この約束を更新される兄姉は「信仰約束献金カード」に記入の上、3月22日(日)までにご提出ください。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー2月号が印刷されています。すでにメール配信していますが必要な方はお持ちください。

【本日の予定】
☆本日は第二週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、日曜学校教師会を行ないます。

【予定】
☆2月15日(日)の礼拝は引き続き宣教大会です(午前、午後)。午前礼拝の中で、立川教会が支援している宣教師たちを、画像を使いながらご紹介します(各宣教地の祈りの要請なども)。
☆2月22日(日)インドネシア宣教の広瀬憲夫宣教師を迎えます。日曜学校、礼拝、午後礼拝において宣教メッセージをお願いしています。祝福をお祈りください。インドネシアはテロ対策もあり、現在ビザの取得が難しくなっています。宣教師たちの宣教が阻まれることなく、主が道を開いてくださるようにお祈りください。

2015年2月1日 ルカの福音書 -罪人を招くお方-

わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです。」
ルカ5:32


講解説教No.20
ルカ5章27-32節

 罪を赦す権威を持っていること、すなわちご自分が神であられることを示されたのが中風の人のいやしの出来事でした。次に聖書が示しているのが、罪の束縛から解放された生活です。イエスに出会った人たちは常に自分の罪深さに気づかされます。「私のような者から離れてください。罪深い人間ですから」(5:8)とペテロが、パウロも「私はその罪人のかしらです」(Ⅰテモテ1:15)と。中風の人にしても、イエスと出会うなり「あなたの罪は赦されました」といきなりの罪の指摘でした。教会に来られると「心が洗われた思いだ」という人がいますが、本来は罪の問題が解決されたら、「洗われる」でしょう。その人の罪が指摘されたら、その心の思いはいたたまれないはずです。しかしこのことほど重要なことはありません。なぜなら、イエスがその罪人を招き、罪から解放してくださるからです。取税人レビもイエスの招きに答えました。イエスは今後継続的にずっと従ってきなさいとお命じになり、レビは何もかも捨て従いました。仕事を休職し一時的にではなく、自分の生涯をこの方に任せて生きる道を選んだのです。これは、レビがイエスを神の御子と認めないほかは成立し得ないことです。事実彼はローマの国家権力に比べることのできない神の権威をイエスに認めたのです。それゆえ彼が捨てたものは束縛されていた罪の生活です。自分自身を実現しようとする自分本位な生き方を置いていき、立ち上がってイエスに従いました。罪から解放された生活は、自分を罪から救ってくださったイエスのために生きるというものです。レビは「マタイ」という名も持っていました。彼は神から仰せつかり「マタイの福音書」を書きました。イエスは私たちひとりひとりに、その人でなければならない素晴らしい生き方を用意してくださっています。

2015年2月1日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆1月25日(日)聖書贈呈がありました。「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。」(Ⅱテモテ3:16,17)

【JBBF理事会】
☆1月27日(木)牧師はJBBF理事会に出席しました。JBBF総会では、JBBFの共有財産である御代田カンファレンスセンター(キャンプ場)の今後の維持運営について、方向性を打ち出します。理事会とキャンプ場の運営委員会とで維持運営案を総会に提出します。主の最善がなるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行ないます(礼拝堂)。宣教大会の確認、「教会案内」作成について検討します。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆2月5日(木)10時30分からドルカス会を行ないます。
☆2月7日(土)13時から青年会を行ないます。

【宣教大会】
☆2月8日(第二日曜)11時から宣教大会を行います(礼拝時)。2月15日(第三日曜)も宣教メッセージが語られます。2月22日(第四日曜)にはインドネシア宣教の広瀬宣教師を説教者としてお招きします。3週連続の宣教デイが祝福されるように(日曜学校もそれに準じて行われます)

【フェローシップ】
☆2月23日(月)~25日(水)浜松市の三ケ日でJBBF総会が行われます。牧師が教会の代議員として出席します。
☆ジュニアキャンプの申込みが来ています。締め切りは2月22日まで。

2015年1月25日 ルカの福音書 -あなたの罪は赦された-

人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたに悟らせるために。」と言って、中風の人に、「あなたに命じる。起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい。」と言われた。
ルカ5:24


講解説教No.19
ルカ5章17-26節


 癒されたくて連れて来られた病人に「あなたの病はいやされた」とは言わず、「あなたの罪は赦されました」とイエスが言われたのは、いやされることがイエスの第一の目的ではなかったからです。ツァラアトをいやされた人のおかげで、うわさは広がり、病気を直してもらいたい人たちが集まって来ました。イエスはこれを望まずひとり荒野に退き祈りをささげました。またイエスはいやした人に「だれにも話してはいけない」と今後の彼の社会復帰のために、或いはイエスの今後の宣教の誤解が生じないために命じられました。罪の赦しの宣言をされた目的は、ご自身がまことの神の御子であることを明らかにするためです。神のほか誰も罪を赦すことはできません。万物の創造者、いのちの神、人を造られた方に逆らい、まことの神を神としない大罪を犯したのが人間です。罪の報いとしての死はひとりも免れることはできません。そのような人間に対してイエスは「友よ。あなたの罪は赦された」と宣言されたのです。その罪に対して目をつぶられたのでも、帳消しにされたのでもありません。御子イエスが私たちの罪のいっさいを十字架で負われたために、私たちは罪のない者とみなされたのです。この方だけが人の罪を赦すことができます。人をいやすという手段をもってそれを示されました。罪の赦しは、神のさばきを免れただけでなく、神との平和を保つことが可能となりました(ローマ5:1)クリスチャンがどんな時にも平安でいられるのはこのためです。また罪の赦しは永遠のいのちの望みを抱いて生活することができるようになります。病だった人が「寝床」中心の生活をたたみ、永遠のいのちの望みに基づく、全く新しい生活が始まりました。私たちもそうです。神をあがめずにはいられません。

2015年1月25日 週報より報告

【救いの恵み】
☆先週三名の方がイエスキリストを罪からの救い主として信じ、救われました。おめでとうございます。神の子どもとされたこの方々が、みことばによって成長していくようにお祈りください。

【JBBF理事会】
☆1月22日(木)牧師はJBBF理事会に出席しました。今週27日(火)に再度行われます。(会場:東京聖書バプテスト教会 平井)2月23日-25日に行われるJBBF総会の準備の打合せです。

【召天】
☆1月13日(火)千葉聖書バプテスト教会の望月次郎牧師が召天されました。1月19日(火)に同教会からこのお知らせを頂き、望月牧師の強いご要望で教会関係者による葬儀が1月17日(土)に行われました。昨年12月21日、伝道所であるカルバリの丘教会(静岡)でのクリスマス礼拝が地上での最後の説教となりました。天での再会の希望と慰めがご家族、貴教会にあるようにお祈りください。

【予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆1月27日(火)、28日(水)神学校の冬期講座が行われます。

【宣教大会】
☆2月8日(第二日曜)11時から宣教大会を行います(礼拝時)。2月15日(第三日曜)も宣教メッセージが語られます。2月22日(第四日曜)にはインドネシア宣教の広瀬宣教師を説教者としてお招きします。3週連続の宣教デイが祝福されるように(日曜学校もそれに準じて行われます)

2015年1月18日 ルカの福音書 -わたしの心だ。きよくなれ。-

さて、イエスがある町におられたとき、全身ツァラアトの人がいた。イエスを見ると、ひれ伏してお願いした。「主よ。お心一つで、私をきよくしていただけます。」
ルカ5:12


講解説教No.18
ルカ5章12-16節

 「ツァラアト」この病は、ユダヤの法律ではきよくない者とされ(民数記5:1-)、宗教的に汚れた者とみなされました。医学的には感染の危険性が言われ、隔離されました。また聖書の誤ったとらえ方から、神に罪を犯した罰という偏見的な風潮がありました。この人の置かれた立場は、自ら望まずに負わされ、家族からも引き離され、社会的な立場を失いました。聖書はこのような立場の人こそ、天の御国が用意されていると教えるのです。聖書はこの立場を、弱く小さく、重要視されず、助けを必要とする「子ども」にたとえて教えています(マタイ18:3,4)。ます。一方世の中の人が求める大人としての立場は、年功序列、政治的手腕、経済資本、力、軍事力であり、これらを優先します。もし、ツァラアトに犯されたこの人がこれらの世の中の大人としての立場をもう一度取り戻したいと願うなら、今置かれている状態をどれほど嫌悪したことでしょうし、不満を言ったら言い尽くせなかったことでしょう。素直に直りたいという願いも持とうとはしなかったかもしれません。しかし、神の前に置かれた弱く、小さい人間の立場を認めて受け入れる人にこそ、天の御国は用意されています。彼はイエスに「お心一つで」つまり、「主よ、あなたが望まれるのでしたら、私はきよくしていただけます」と確信をもって断言しました。その根拠は自らにはなく、イエスのうちにあります。「どうか助けてください」と願わず、絶対的な権威をイエスに見、頼り切った祈りです。イエスはその彼の願いに対応され、「わたしの心だ」つまり、「わたしは望む!きよくなれ」と言って即座にいやされたのでした。このイエスの救い、御国は誰に用意されているのか?神の前に罪を認め、ただ助けを求める心の貧しい者にこそ用意されています。

2015年1月18日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆礼拝説教では教会ヴィジョンに基づいて「伝道する喜び」について語られました。
☆この日43名の方々で主を礼拝しました。新来者、求道者も多く集われました。

【教会会議】
☆1月11日(日)聖餐式および教会会議が行われました。11、12月分の会計報告が報告され承認されました。物品・施設管理委員会から、フローリングのワックス掛けの計画が報告され、運営委員会から、今後の教会行事の日程確認、牧師室のパソコンの不具合から、ノートパソコン購入の報告がされました。牧師からの牧会報告として、2015年ヴィジョンの弟子の使命である「伝道する」ことについて、今後の計画が説明されました。

【部会活動】
☆1月15日(木)ドルカス会の礼拝が行われ、ヨハネ4章から「イエスの伝道」について語られました。
☆1月17日(土)青年会が行われ、伝道するときに相手に伝える言葉をローマ人への手紙から学びました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆宣教大会に向けての聖歌隊の練習を行います。

【インドネシア ビザ】
☆インドネシアの過激派対策で、外国人宗教関係者が、一度、全員労働ビザの発給を停止となっています。そのため、田村宣教師、広瀬宣教師(2月に)が一時帰国され観光ビザで入国します。宣教が阻まれることのないようにお祈りください。

【神学校】
☆1月27日(火)、28日(水)神学校の冬期講座が開かれます。三澤先生(船橋BBC)を講師に「現代におけるバプテストの役割」とのテーマで6講義行われます。参加希望者は牧師まで。詳しくは掲示板をご覧ください。

2015年1月11日 伝道する喜び (教会のヴィジョン)

そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。
使徒16:30,31


使徒16章16-34節

 「神に祈りつつ賛美の歌を歌っている…」悪しき思惑にはめられ牢獄に入れられ、むちで傷を負い、自由を奪われたパウロが、なぜ賛美など歌うことができたのでしょうか?パウロだからといって置かれている苦しい状況を喜んでいるのではありません。彼は神のみこころのうちにいることを喜んでいたのです。パウロは今、ヨーロッパの大地を初めて踏みしめているのですが、それはどうしてでしょう?彼が伝道しようと計画していたのは「アジヤ」と呼ばれる地域で、海を渡ったヨーロッパなど考えにも及びませんでした。ひとりの協力者を連れて意気込んで伝道しようとしたのですが、アジヤでみことばを語ることを聖霊によって二度に渡って禁じられたのです(直接的なのか、困難な状況が生じて断念したのか?)。不本意にも彼が向かっていた方向はヨーロッパでした。エーゲ海の海辺まで来たところで「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」と叫ぶひとりの人の幻を見たのです。これこそ主が彼を伝道のために招いている声でした。それを確信するや、ただちに船に乗り、向かったのです。伝道の主導はイエスです。そのみこころに従うところに伝道の喜びがあります。パウロは不本意な投獄から助け出されることを喜びとしないで(彼はそれを求めてもいなかった)、たとえ獄中でも主のみこころのうちにいることを讃えたのです。私たちもみこころに従いましょう。どんな状況にも左右されることなく進むことができます。もう一点、伝道する喜びはそこに築かれる信頼関係の素晴らしさです。看守のパウロとの関係は、牢の厳重な番という仕事上の関係であってそれ以上のものはありませんでした。「死んではいけない!われわれはここにいる」との声は看守にとって神のような声だったでしょう。事実ひれ伏して救いを求める看守はパウロのうちにイエスキリストを見たのです。双方に信頼関係が生まれているのに気がつきます。このあと看守はパウロを手当てし、家に招いて食事のもてなしをし、彼も、家族もイエスを信じたことを喜んだのでした。伝道は福音を伝える人の人格を通して相手と関わっていきます。そうなると、その人でなければならない伝道というのがあるのです。ピリピではパウロに代わる者はいません。学校のクラスや職場ではどうでしょう?そこにいるクリスチャンに代わる者はいません。ひとりひとりが福音を伝えるのです。

2015年1月11日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆1月4日の礼拝で教会のヴィジョン「キリストの弟子の使命に歩む」(伝道する)が語られました。必要な方にメッセージCDもしくはメッセージ原稿をお渡しします。語られた主からのヴィジョンを確認し、共有しましょう。
☆先聖日の昼食は、餅つきをしてお餅をいただきました。近隣の方々も参加し交流を持つことができました。

【カンファレンスの恵み】
☆1月5日(月)、6日(火)浜松で国内宣教カンファレンスが行われました。80名近い先生方とご家族、神学生たちが参加しました。各集会すべてが恵まれ、先生方との交わりも有益でした。

【本日の予定】
☆14時から聖餐式および教会会議を行います。
☆本日は会議月のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、日曜学校教師会を行ないます。

【予定】
☆1月12日(月)横浜で聖歌コンサートが行われます(横浜聖書バプテスト教会主催)。
☆1月15日(木)10時30分からドルカス会の礼拝が行われます。
☆1月17日(土)13時から青年会が行われます。

【神学校】
☆1月27日(火)、28日(水)神学校の冬期講座が開かれます。三澤先生(船橋BBC)を講師に「現代におけるバプテストの役割」とのテーマで6講義行われます。参加希望者は牧師まで。詳しくは掲示板をご覧ください。

【次週説教テーマ】
☆1月18日(日)礼拝説教テーマ:
「わたしの心だ。きよくなれ。」 (ルカ5:12-16)

2015年1月4日 新年礼拝 キリストの弟子の使命に歩む

そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。
マルコ3:14,15


使徒1章3-8節

 2015年の教会ヴィジョンは「キリストの弟子の使命に歩む」です。その使命は言うまでもなく伝道することです(マタイ28:19,20、マルコ16:15、Ⅰペテロ2:9)。昨年教会は「キリストの望まれる弟子となる」を掲げ、キリストに聞き、学ぶとして「聖書の読み方」の訓練を受けてきました(今後も継続します)。次のステップが伝道です。キリストは命じるままではなく、ご自身が伝道をされています。主の模範に倣う弟子となりたいものです。使徒1章から学びます。

 第一に学ぶことは、伝道はイエスが主導であるということです。イエスがそれを動かし、進めておられます。贖罪の務めを果たされたイエスは確かに天に上られたのですが、助け主であられる聖霊によって働きは継続されるのです。イエスこれまでのような物理的、地理的制約を受けず、あらゆるところにおられるのがわかります。イエスは聖霊によって働きを前進させ、聖霊はイエスが始められたことを、教会を通して遂行されるのです。天に帰られつつ、地上にいる弟子たちに「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」と言われた意味はそういうことです。第二に、伝道は聖霊の力によって行うものです(8節)。これは伝道の根底になすもので、イエスご自身も聖霊によらずには伝道されませんでした(ルカ4:14,18)。ある人は才能を持ち、十分な訓練を受け、幅広い経験を持っているかもしれません。しかし、その人に聖霊が働かなければ、その人は無力です。反対に、教養もなく、魅力に乏しく、洗練されていない人であっても、聖霊の力に支えられるなら、伝えるべきものは確実に伝わるのです。聖霊が伝えようとしているものは神のことばそのものです。その神のことばは、イエスキリストを証言するもので、最も大切な内容は「イエスが私たちの罪のために死なれたこと、葬られたこと、三日目に死人の中からよみがえられたこと」です。この福音を人々が信じることによって、罪から救われることは人間の力では不可能なことです。救いは神に奇蹟です。ですから、伝道は聖霊の力によってのみ行なうのです。ですから、あなたもできます。そのときイエスはともにおられます。

2015年1月4日 週報より報告

【本日の礼拝】
☆新年、おめでとうございます。本日の礼拝メッセージは、2015年の教会ヴィジョンが語られます。

【先聖日の恵み】
☆新来者の方がイエスキリストを、自分の罪からの救い主として信じる告白をされました。おめでとうございます。
☆午後は年末感謝会が行われ、参加者が一年間の主の恵みを証ししました。

【祈り会の恵み】
☆12月31日(水)大晦日に祈り会が行われ、多くの兄姉が参加しました。詩篇103篇から「神への感謝」が語られました。

【元旦礼拝の恵み】
☆1月1日(木)元旦礼拝が行われました。与えられたみことばは、Ⅱペテロ1:12-21です。混乱と多忙を極める現代は益々キリストとその再臨の気配を消していきます。主が来られるまで暗い世界のともしびであるみことばに目を留め続けようとのことでした。

【本日の予定】
☆本日の昼食はお餅です。皆さんでつきたての餅を食べましょう。近隣の方々にも呼びかけました。宮城県被災地の現地の方が送って来てくださったもち米です。津波による塩害地を地道な努力によってよみがえらせ、そこで収穫したものです。その方の救いのためにお祈りください。

【予定】
☆1月5日(月)、6日(火)、国内宣教委員会主催の国内宣教カンファレンスが浜松で行われます。テーマ「キリストの教会~愛のうちに建て上げる~」、講師:近松満師(京都聖書バプテスト教会牧師)。3回の集会と、2回の婦人集会、男女に分かれた分科会と充実した内容です。子供集会が3回行われ、第一集会で小宮山姉がメッセージ奉仕をします。お祈りください。
☆1月11日(日)聖餐式と教会会議を行います。
【次週説教テーマ】
☆1月11日(日)礼拝説教テーマ:
「伝道する喜び」 使徒の働き16:19-34
(新年礼拝に続き、教会ヴィジョンについてのメッセージです)

2014年12月28日 ルカの福音書 - 主の奇蹟~弟子の召命~ -

するとシモンが答えて言った。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」そして、そのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになった。
ルカ5:5,6


講解説教No.17
ルカ5章1-11節

 信仰は成長していくものであり、私たちもそれを望んでいます。今いるところから次のステップへどのように信仰のステップアップをすれば良いか、きょうの聖書のことばは教えてくれています。「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」とのイエスのことばに対するペテロの最初の応答は「夜通し働きましたが、何一つとれませんでした」実際に漁をした経験に基づいた返答です。漁師としてのプライドもニュアンスに含まれるでしょう。人間には理性があります。その理性に従った自らの考え、理解、判断をするのです。それがペテロの最初の応答です。もう一つの応答は、最初の返答の直後に、「でも、おことばどおり、網をおろしてみましょう。」です。ペテロは依然として「魚はとれない」との考えを持っているのですが、彼は網をおろすことができたのです。自分の考えに信頼すること以上に主のみことばを信頼したからです。ペテロはこの出来事以前に、イエスが神の御子であられるしるし(奇蹟)を見ていました。会堂で語ることばの権威も、悪霊を支配する権威も、それとペテロの家で、彼のしゅうとめの熱病をしかりつけて熱をさげられたことも。この方が「網をおろしてみなさい」と言ってくださったので、自分の考えに信頼することにも勝って、そのとおりにしたのです。彼は従った結果、大漁を与えてくださり、湖の中、自然界を容易に支配する偉大なお方を益々知るに至ったのです。完全なお方を前に、罪深い自分を知らされる恵みにも預かりました。また主イエスの主権と力を確かに認めたので、この方が「こわがることはない」と招いてくださったその招きに答えて自分のいっさいをささげたのです。信仰のステップアップは主イエスを知ることのステップアップです。知れば知るほど成長します。

2014年12月28日 週報より報告

【クリスマスの恵み】
☆12月21日(日)クリスマス礼拝が行われ増した。近隣からも来会され、多くの方々で主イエスキリストのご降誕を喜びました。午後の祝会にも多くの方が集いました。
☆12月24日(水)イヴ礼拝が行われました。
☆12月23日(火)牧師は滝山教会中高生クリスマス会で説教奉仕でした。20名の中高生が集まり、2名が救いの決心をされ御名をあがめました。
☆宣教地からのクリスマスカードが新たに届いています。

【青年会】
☆12月27日(土)青年会が行われました。昼食と信仰の交わりのときを持ちました。またクリスマス装飾の片付けをしました。

【祈り】
☆千葉バイブルバプテスト教会から祈りの要請が来ています。がん治療を行なっていた望月牧師が、これまで化学療法から、今後緩和治療になるとのことです。主の最善をお祈りください。

【神学校】
☆冬期休み中の神学校は1月7日(水)から再開、神学生は1月5日、6日に行われる国内宣教カンファレンスに参加します。降雪の軽井沢です。冬季中の学生、教師たちの道の安全のためにお祈りください。

【本日の予定】
☆14時から年末感謝会を行ないます。今年一年を振り返り、ひとりひとりに主が良くしてくださったことを証しします。参加される方は主の恵みを思い返して、感謝の証しのご用意をお願いします。

【予定】
☆12月28日(日)14時から年末感謝会を行ないます。今年一年を振り返り主に感謝を。午後礼拝はありません。
☆12月31日(水)19:00から今年最後の祈り会にご参加ください。メッセージは詩篇から。
☆来年1月1日(木)11時から元旦礼拝を行います(日曜学校、昼食はありません)。
☆1月4日(日)11時から新年礼拝を行ないます。2015年のヴィジョンが語られます(日曜学校も同様)。昼食はお餅です。

【次週説教テーマ】
☆1月1日(木)元旦礼拝説教テーマ:
「明けの明星が心の中に上るまでは」 
☆1月4日(日)新年礼拝説教テーマ:
「キリストの弟子の使命に歩む」